予想ははずれた方がおもしろい

kiwamiさんの記事『Gazzetta 得点王は誰だ?』を見て、Gazzetaの読者投票のページにさっそく行ってきた。なんとなくチームから1人ずつ選んだ感じの候補者。確かにブッチギリでロナウドがトップだー! そして思う。ゴール前で待ち構える典型的センターフォワード、もしくはドッカンドッカン決めるってイメージの重量級エースタイプがあんまりいないんだなあ…って。時代は軽妙洒脱ストライカーなのか。外国人フォリクラッセが少なくなってるのもちょっと寂しい感じ。イタリア産FWがその隙にがんばってもらいましょう。

ちなみに私もわからなかった『Calaio’』という選手。ナポリ在住の方のブログに写真があった! チームと地元民との近さを感じますね〜。懐かしのダッラ・ボーナもここにいた。

そして見てしまった…同じくGazzetta投票『マルディーニとカカ、バロンドールにふさわしいのは?』の途中経過。これ、16:30に見た時は、なんとマルの方が優勢だったですよ。今は順当に(笑)逆転してるようですが、そもそもこの質問を設置すること自体がスゴイ。そりゃ心情的にはマルに金玉3つくらいあげたいけどねw

投票とはちょっと違うのですが、今シーズンを予想するという意味でおもしろかった記事をご紹介。『Punto SNAI』というイタリアのBetting agency portal(賭け代行ポータル?)による賭け率の話。

スクデット、ライバルなしのインテルとミラン

インテルが再びスクデットの優勝候補。Punto SNAIの専門家はネラッズーリがミランよりほんの少しだけ優位だと認める。賭け率は2.10 : 2.90。やっかいな3番手は新しい期待の星、しかし濃紺の血を持つユベントス(7)で、ローマ(9)を少し上回っている。その他のチームはすでにカヤの外のようで、フィオレンティーナ(40)、ラツィオ(75)、パレルモ(100)となっている。カッサーノの移籍にもかかわらず、サンプドリアは300というグループの中で250である。

興味深い賭け『Testa a testa campionato(訳者注:どうやら近い順位の2チームの組み合わせの賭け?)』では、1.65のインテルがミラン(2)を抑え、一方ユーベとローマは完全に同等(1.80):フィオレンティーナ(1.60)はラツィオ(2.05)に勝り、同様にサンプ(1.50)はジェノア(2.25)より上だ。

得点王については、昨シーズンのフランチェスコ・トッティが5と混戦をリードしている。続くのはトレゼゲ(6)、ロナウド(7)、クレスポ(10)、そしてバランスのとれた3人、ジラルディーノ、イブラヒモヴィッチ、デル・ピエロ(12)だ。スアソは15、カカは20、クァリアレッラと同様にアドリアーノが25、実にインザーギが50。

(以下第一節の賭け率の数字なので省略。下図をご覧下さい)

(Il Giornale 07/08/21 第36面)

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得点王、こちらの方が実績がある選手が揃ってるのですが、ケガがなければ、復調すれば…という条件付きな人もかなりいるのが予想の難しいところ。突然プロヴィンチャの選手が活躍する可能性もあるしね。ジラがイブラと同じ賭け率なのはええっと思いますが(笑)、昨シーズンの得点(イブラ15、ジラ12)を考えればまあ納得。 ヨーロッパでのグレートインパクトに比べ、ケガがちでカンピオナート2点だったピッポ。今季もジラとピッポは役割分担し合うのかも。


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ベルルスコーニ杯

そして、ただ今までガッチリ見ていたベルルスコーニ杯。オフィシャルにも紹介されてた『SERIE A TV』にて、なんとフルゲーム見られます。

これ見る前に、『試合を総括するラニエリ:「インザーギ2-0ユヴェントス」』っていう記事と、『勝利にも笑顔のないアンチェロッティ:「全く満足していない」』っていう記事を読んでたので、アテネ決勝戦みたいにしょっぱいシオシオ塩試合中の、ほんの一瞬のチャンスをインザーギがものにした感じなのかと想像してたけど、そうでもなかった。確かにアンチェが言うように『Poca pressione(プレッシャーがぜんぜん足りない』(@gazzetta dello sport)な試合だったけど、ケガしちゃつまらんしね。

070818b.jpg←スーツが似合い過ぎるビリーさん。

ジラピッポの前線はお互いを活かす動きなど皆無で、「だーかーらージラにそんな大リーグボール養成ギブスのような『ピッポしばり』をしても、成長しないって」とアンチェにツッこみたい感じ。ジラの動きに注目してましたが、ことごとくピッポよりボールをもらいにくい場所にいて、ポジション取りに完敗し、ディフェンスから逃げる動きもなくて、チャンスにどこからともなく現れる先輩のがやっぱり何枚もうわ手。パルマの時もアドリアーノやムトゥのサブに甘んじた時期もあったから、不器用で時間がかかるタイプなのかもしれないが、ブレイクまでにはミラン上層部の相当のガマンが必要そうだ。

そんな二人なので、カカがいないゴール前は時折セーさんががんばってファンタジーを生み出すのがせいいっぱい。それでも前半は中盤でボール奪取も上回っていたけど、カウンターしてもスピードがないミランさん。『カカ以前』と『カカ以後』で一番違うのは、速攻ができるかできないか。ゴール前でスピードアップできるかどうか。ルイの芸術的パスやリバウドのテクニックはすばらしかったけど、どうしてもマッタリしちゃって、いっつも「ゴールに向えーー!」ってテレビ画面に叫んでたw だからカカいなくなるとホント困るのです。

ピッポらしいポジションと動き出しで後半早々に2点目。あれ、ジラの頭でそらしたものをゴールと思ったのか、セットプレイで上がっていたネスタが「良くやった」って感じで祝福してたけど、(オトリになってたけど)実は何もしてないジラ、複雑な気持ちかも。そしてその後はオトナバージョン・ミランの試合を読む思慮深さっていうより、『ベル様への義理はもう果たしたぜ』とばかりの流し気味な試合運び。それにつれ、徐々にユベントスらしい、手数をかけないでゴール前に迫るスピードが出て来る! 確かにこのへんはラニエリが言うように、ユーベの方が試合を有利に進めてましたよ。デルピエロのゴール前のくるくる足さばき、そしてネドベドのシューートーー!と、さすがに怖いです。

でもまあ後半のノースペクタクルなおもしろくなさは、ミランが試合をコントロールしてたとも言える。ということで、両監督の談話。負け監督は「試合内容では勝ってた」と言い、勝ち監督は「まだ満足していない」とチームを引き締める。そんな典型的談話のような気も。ま、これはなにがなんでも勝つべし!な試合じゃないので、こんなに手堅くいかずに、結果よりも内容がもっと楽しい(=ミランらしいボールポゼッションから複数選手の連携で相手守備陣を崩しての)攻撃とか、ゴール前に一歩も寄せ付けないわい!なMFとDFのグループ守備などが見たかったですが、それはまだ贅沢ってことですねw

070818c.jpg←こんなに力があるヤツが、あれくらいで転ぶかーー?!w

前半、デルピエロにちょっとひっぱられただけで転んでファウルもらうネスタ。イタリアーノらしい『こずるさ』をチラリと見せてくれました。プレイは一見優雅だけど、結構彼はファウルにならない範囲で演技しますからねw そしてひとつのミスパスからのピンチを抜かせば、パーフェクトな出来のカハ。ネスタがゴール前でユベ選手の切り返しにかわされた後、キッチリカバーしてるカハー!ナイスー! 美しいコンビっぷりでした。

最後の数分間ジガオが出て来て、ボネーラとCBコンビ。もうガクブルですw 一度、ゴール前のクリアが小さくなってティアゴに拾われ、ネドベドがシュートー!とひやりとしましたが、今日は金のジダだったので何事もなく終わり、まずはよかったです。

さあ、今晩はプレミア。ビールだ、枝豆だ、マンチェスター・ダービーだー! ああ、夏休みよ永遠に続いて欲しい……。(マンチェスター・ダービーは明日、今晩はトッテナム×『ダービー』でした〜w アホい早とちりだ。)

Milan-Juventus 2-0
MARCATORE: F. Inzaghi al 43′ p.t. e al 1′ s.t.

MILAN (4-3-1-2)
Dida; Oddo (Cafu dal 1′ s.t.), Nesta (Bonera dal 21′ s.t.), Kaladze (Digao dal 43′ s.t.), Favalli (Serginho dal 1′ s.t.); Gattuso (Brocchi dal 1′ s.t.), Pirlo, Ambrosini; Seedorf; Gilardino, F.Inzaghi (Gourcuff dal 13′ s.t.).
ALLENATORE: Ancelotti.
PANCHINA: Kalac, Simic, W. Aubameyang.
ESPULSI: nessuno.
AMMONITI: Ambrosini per comportamento non regolamentare.

JUVENTUS (4-4-2)
Buffon; Grygera, Andrade, Criscito, Molinaro; Salihamidzic (Olivera dal 21′ s.t.), Nocerino, Almiron (Tiago dal 1′ s.t.), Nedved; Iaquinta (Palladino dal 1′ s.t.), Del Piero.
ALLENATORE: Ranieri.
PANCHINA: Belardi, Zebina, Boumsong, Legrottaglie, Novembre, Zalayeta.
ESPULSI: nessuno.
AMMONITI: Nocerino, Criscito e Molinaro per gioco scorretto, Andrade per comportamento non regolamentare.

ARBITRO: Banti di Livorno.


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TIMカップ

あ〜、すっかり自主的夏期休暇を楽しんでおりました。あっつい昼間は録画しといたサッカー観戦三昧。日が沈み、そろそろ日焼けの心配もなくなった頃、街にイソイソと出ては友人と酒&食事という、かなりダメダメな感じの毎日。その中でも今の時期は混んでるんじゃないかと心配だった東京ミッドタウンは意外に落ちついており、芝生の上で飲む生ビールが最高!ひゃっっほー!…と、おおむね幸せでしたw

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↑VIP席で観戦中の3人組。

その間にミランさんは着々と開幕に向けて調整中。TIM杯はジラがブッフォン相手に落ちついてゴールしたという、希少なシーンも!w グルキュフも『おじさんたち(いやモッタは全然オジサンではないですけど)が来ても、俺がいるんだからね!』とばかりの活躍。しかしセルジーニョの左サイドバックは、とけたアイスのようにでろんでろんでありました。休んでる間に、DFに変身したのを忘れちゃったのか?!

当サイトはあんまり記録のために記事をアップするマメさがないのですが、一応書いておこう。


↑TIM杯 MILAN-JUVENTUS動画

MILAN-JUVENTUS 1-0
MARCATORE: Gilardino al 26′

MILAN (4-3-2-1): Dida; Oddo, Bonera, Kaladze, Serginho; Gattuso, Brocchi, Ambrosini; Seedorf, Kaka’; Gilardino. (Fiori, Cafu, Nesta, Simic, Favalli, Gourcuff, Pirlo, Aubameyang, Inzaghi). All. Ancelotti.

JUVENTUS (4-4-2): Buffon; Grygera, Andrade, Criscito, Molinaro; Nocerino, Almiron, C. Zanetti (Iaquinta dal 30′ s.t.), Nedved (Olivera dal 30′); Trezeguet, Palladino. (Belardi, Legrottaglie, Boumsong, Chiellini, Zebina, Salihamidzic, Novembre, Zalayeta, Del Piero). All. Ranieri.


↑TIM杯 MILAN-INTER動画

MILAN-INTER 0-1
MARCATORI: Recoba al 28′

MILAN (4-3-2-1): Kalac; Cafu, Nesta, Simic, Favalli; Gattuso (Ambrosini dal 28′), Pirlo, Gourcuff; Aubameyang, Seedorf (Gilardino dal 35′); Inzaghi. (Fiori, Kaladze, Bonera, Oddo, Serginho, Brocchi, Brocchi, Kaka’). All. Ancelotti.

INTER (4-3-1-2): Orlandoni (Toldo dal 21′); Maicon, Rivas, Cordoba, Cesar (Fatic dal 31′); J. Zanetti (Filkor dal 31′), Burdisso (Bolzoni dal 25′), Cambiasso (Jimenez dal 31′); Solari (Recoba dal 17′); Crespo, Cruz (Balotelli dal 15′). (Samuel, Pedrelli, Filippini). All. Mancini.


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