デルビー前はドッキドキ

デルビー前は両チームの舌戦も繰り広げられるけど、今回はやっぱりインテルさんの方が威勢がいいやね。昨日付のGazzettaにはマテラッツィ(余計なことヤる奴)対セードルフ(余計なこと言う奴)のダブルインタが掲載されてました。念のため、Gazzettaにカッコ内の言葉は実際には書いてないですよw
この二人の煽り合いはマスコミがおもしろがるネタだから、日本のニュースサイトでもたくさん出てるので省略。ちなみにこの前のデルビーでも、この二人がヤりあってた。マテ、煽り文句が前回も今回も同じじゃん! 今回のコメントの中でちょっとおもしろかったとこだけ紹介。
「ミランはチャンピオンズなし。それからガットゥーゾは俺たちんとこに来る」
マテラッツィ:「カリアリ戦で俺はベンチなんてふさわしくなかった。マンチーニ? 残るかどうか決めるのは彼の問題だ」ミラノ発 家族とユニフォーム(La famiglia e la maglia)。マルコ・マテラッツィはこれら二つのために生きている。それを知るのには、ミランホームの最新のデルビーでの出来事を考えれば十分だ。2006年10月28日、マルコは4-1になるゴールを決めた。しかし息子の誕生日に捧げるためにアンダーシャツを見せて祝い、2枚目のイエローカードをもらった。彼無しとなってインテルはクロスに苦しみ始め、4-4になる危険もあった。これはデルビーに向けたSKYによるマテラッツィのインタビューの一部分である。(※訳者注:SKYインタビューの全文はこちら)
家庭内デルビー 「ミラン相手にゴール決めたらどうするかって? 今回は誰も誕生日じゃないしな…。俺の息子ダヴィデは残念ながら、まだミランファンだ:先週俺はミラノ中心街の道を歩いてた。俺は合宿所へ行く格好をしてて、息子はカカのユニフォームだぜ:それを着て眠るし、遊ぶし、なんでもそれ着て、やるんだ。でもデルビーの時は、そんなのはまっぴらだ。誰をミランから盗みたいかって? カカって言うのは簡単だ。俺はガットゥーゾって言うな。ヤツは出て行きたいそうじゃないか。もしこっちに来たいなら、ノープロブレムだ。インザーギ? ヤツには試合時間3分で十分だ。絶好調に持ってって、それを見せつけるのさ。ヤツを止められるよう願ってる」(後略)
LUCA TAIDELLI
(Gazzetta dello Sport 08/05/03 第5面)
かたやセーさんのコメントはオフィシャルが一番長いので、こちらでどうぞ。以下はGazzettaのマテのコメントとペアの記事。
「マテラッツィ? エレガントな者はそんな事は言わない」
セードルフ:「彼はスクデットのことを話すが、人を傷つけるような言葉は避けるべきだ」ミラネッロ発 紳士とは生まれながらの者と、徐々にそう育っていった者がいる。クラレンス・セードルフはTotò(イタリアの詩人)を引用しない。しかしその考え方は同じだ:「エレガンスを持っている者か、持っていない者かだ」。すでに持っていれば、マンゾーニ(イタリア作家)主義者のDon Abbondioの魂も外に引き出すことができるだろう。それを持っていること、そうでなければ与えることはできない。
優先事項 このオランダ人によって、勇気をもって見逃せないことを言い、整然と主張されたことは:A)ロナウジーニョはミランの最優先事項ではない。これはガットゥーゾもSKYに表明している。B)フォーメーションは大切だ。「しかし最も大事なことはグループの要請を受け入れることだ」。C)今季はミランの批判されるべき初めてのカンピオナートだ。「なぜなら20ポイントも離された去年は例外的状況(マイナス8ポイント)だったから、あれは意味がない」。これはヴィエイラへの返答である(『すでにセリエAでひどく引き離された後なら、チャンピオンズの戦いだけに絞るのは簡単だ』とヴィエイラは言った)
タイトル 彼が上記のように持っているエレガンスさは、一方でインテルのスクデットの連続回数に触れる。「これが3度目のスクデットになると強調する者がいる」とオランダ人は言う。「マテラッツィはそれを認めている。最初のスクデットがあんなだったにもかかわらず」。セードルフは一息つく、そしてエレガントに話す。「選手たちは起きたこと(カルチョポリ)に巻き込まれていない。だから、俺たちの間では互いに他人を傷つけるような言葉は避ける必要がある。勝つためにこういう風に団結するものだ。とにかく俺は論争を起こしたくない:デルビーにとってはちょっとしたアクセントになるけどね」。(後略)
ALESSANDRA BOCCI
(Gazzetta dello Sport 08/05/03 第5面)
アレッサンドラ女史はセーさんのエレガントさについてマジに書いてるんでしょうけど、ちょっとプってしちゃうなw ああ、どこまでも高いセーさんのプライド。それにしても、イタリアのスポーツ紙、時々こういう風に詩人や芸術家を知らないとわからん記事が出て来て、教養のあり方が日本と違うのかな?と思います。日刊スポーツに宮沢賢治や正岡子規の野球の詩が引用されるのとはちと違うしね。それとも記者がインテリ具合を披露したいだけなんだろか?w ああ、でもデルビー名物の巨大応援幕に、ダンテの詩やムンクの絵のパロディが使われるようなお国柄だからなあ。今日はどんなのが出るのか楽しみですよ。
SKYのダービースペシャルページのことは前にご紹介しましたが、そこにミランのアニメ新作があった! 題して「モウリーニョとイングランドの旅ーデルビーを見据えて、出張中のミランとインテルは『英国マエストロ』に案内される」。もしかしたら来週には見られなくなってしまうかも…の動画はこちら。顔が激似なのがもう爆笑ですが、モウリーニョのしゃべり方もソックリで笑える。

↑モラちゃんはビデオマニアなのだろうか。
マンチョが持ってるブラジル版Gazzetta『Gazeta do Brazil』にはロニーのあのニュースがw

↑イングランドに逃亡したリーノを捕獲したのか?!
しかもガリに噛み付いてるし、皮肉が利いてます。

↑雨降るロンドン名所を案内するモウリー。
Special Oneなバスガイドをしてるんでしょうか。
そして今日のGazzettaにあった『デルビー、100人に聞いてみました!』。各ブックメーカーもミランやや有利と見てるんだけど、100人アンケートの結果は以下の通り。左から勝敗予想、ミランの得点者、インテルの得点者。

わーアンケートでももうなんでもいいから、すがりたい! カカ&ピッポがゴーーーーール!に、まあクロスからマテ公かリバスにヘッドで一発ってとこで、2-1で私はお願いしますw てか、インテル得点者ジュリオ・セーザル7%ってどゆことw
ちなみにサッキの予想はカカ、インザーギ、アンブロジーニでミラン勝利。応援隊ボバンさんも当然ミラン勝利予想なんだけど、得点者が『la squadra(チーム)』…カッコいい…。
以下が絶対これだろっていう予想フォーメーション。先発で出て来るバロテッリ17才が怖いです。ミラン・クルヴァはロッソネロのユニフォームを着て応援するとのこと。

とにかくミラン勝て勝てーー!カリアリも勝てーーー!
Tags: 07-08Campionato インテル セードルフ マテラッツィ
リーノの行く末はまだ霧の中
これだけ問題になっているのに本人が否定しないところを見ると、リーノがこのままミランに居ることに揺れているのは間違いなさそうです。ただその原因はこちらでは計り知れないし、たぶん複数の要因がごちゃごちゃになってるんだろうとも思う。
このブログは、自分が知りたいと思った記事、おもしろいと思った記事を自分で訳しているうちに、僭越ながら一緒にミランを応援してる方々にお裾分けしたい!できればどう感じたか他の人の感想が知りたいです!ってことで始めたことなので、あやふやなネガ記事やメルカート情報を載せて、不安な気持ちにさせるのは本意ではないです。できるだけ楽しくサッカーを見たいのに、それは本末転倒だし。ただ、このリーノの進退という重要事項に関しては憶測記事であっても、自分の記録のために書いておきたい。読んでイヤな気分にさせたらごめんなさい。後で『こんなこともあったっけー!リーノったらー!』と笑う結果になって欲しいですが。もちろん全てが決まるまで、誰の言葉であっても確かなことは何もないんですけどね……。
ガウショへのミランの攻勢
ロナウジーニョへブレーキ
ガッリアーニ:「我々は関わっているところだが、あちらの要求とこちらのオファーとの間には大きな開きがある」。(ロナウジーニョ関連の記事は省略)
ガットゥーゾ・クライシス ミラニスタであるガッリアーニは、このカラブリア出身ミッドフィルダーの別れの申し出を止めた。「私はリーノが、ミランがいい時も悪い時もとどまった偉大な選手だと記憶している。そうは言っても、今は世界チャンピオンなのだから悪い時期ではない」。アンチェロッティと口を揃えて、ガッリアーニは別れの恐れの可能性について否定した。「彼は自分をあきらめるように願いでてはいないし、そうするだろうとも信じていない」。しかし、その疑いについて、ガットゥーゾは確かに更衣室内で話した。実際カカとセードルフはそれを隠していないし、衝撃的な別れの声を与える。「リーノは僕にとっては兄弟みたいなもんだ。でももし出て行かなくてはならないのなら、それを理解しなければ」とセードルフは言った。一方、もっとはっきりしていたのはカカだ。彼はガットゥーゾの申し出があったことを明らかにわかっていた:「ガットゥーゾの心を変えるのは難しいよ。でも僕に言わせれば、彼の心を変える余地はある:いろんなことが起きる可能性があるし、このミランに残る動機はたくさんあるんだ」。
Pietro Guadagno
(Corrire dello Sport 08/04/21 第15面)
リンギオと共にいるティフォージ
リッキー:ガットゥーゾを引き止めるのは難しい
セードルフ:彼のモチベーションはあるだろうミラノ発 リーノ『リンギオ』ガットゥーゾのいないミランなんてアリ? 彼が腕にカピターノバンドをつけてサン・シーロのピッチに『いる(arava)』間、ティフォージは彼に賞讃の声(『俺たちのひとり(uno di noi)』)を上げる一方、囁かれている問題がなくなることを願っていた。しかし、もし彼が話した『malessere(気分が悪いこと)』と倦怠がこの最終的な結論を導かなければならないとしたら、この疑問(「ガットゥーゾなしのミランってことか?」)はひどいことに実現する可能性がある。なぜなら彼はここ数日の間にチームメイトにそう話しているからだ。例えばカカはあまり楽観的に見ていない:「ガットゥーゾを出て行かせないために、何かするのは難しいよ…。彼はまだモチベーションは持っている。でもメルカート期間は長い。彼には前に進む動機がたくさんある。僕らは残るのに十分なその動機を持つことを祈っている」。
一方、セードルフは哲学的に運命論者だ:「リーノが残ることを願っている。僕にとって彼はチームメイトというより兄弟だ。それにたとえ他の道を取らなくてはならないとしても、その評価は壊れないままだ。この決断をさせるに至らしめる動機はたくさんあるが…」。
落ちつかせるように、いやむしろ独断的にガッリアーニ:「私はガットゥーゾがクラブの誰かと問題を抱えているかどうか知らない。そんなことは全くないと信じているし、会長とも私ともチームメイトとも絶対ない。彼はそういう申し出をしたことはないし、そうするだろうとも思わない。ある日、私は言ったんだ:君はカソリックかね? 彼はイエスと答えた。それで私は彼に、良いときも悪いときもミランにいるのが、我々の偉大な選手たちなんだ、と説明した。我々は悪い時期ではないよ。世界チャンピオンなんだから。そして我々は本当にチャンピオンズへ行きたいと思っている。ロナウジーニョはUEFAカップに出場するバルセロナへ移籍した。これはヨーロッパのビッグクラブのどこでも起こることなんだ。ミランにはそんなことが起きて欲しくないがね。しかしそうなったからといって、tsunami(津波=大災害)じゃない」。試合前にアンチェロッティの腕の中に抱かれて、バスから降りて来た彼、ガットゥーゾがもし「Lasciate stare, lasciate stare(ほっといてくれ、ほっといてくれ?)」というコメントなしに歩みを進めたとしたら。Chissà se temeva qualche scomunica…(彼が追放されることを恐れていたかどうか誰が知ろうか…?)。
(Tutto Sport 08/04/21 第14面)
ガットゥーゾは今、ジレンマに陥る
彼の代理人:「ミランとは説明がなされる」。待つバイエルンとマンチェスター。ミラノ発 試合中の戦術的分析はミランにとって目新しいことではない。過去にも日曜日のレッジーナ戦に見られたような議論がリアルタイムに見られた。リーノ・ガットゥーゾに促されたカルロ・アンチェロッティは、クラレンス・セードルフにもっとディフェンス面に参加するように言った。こういう対立でいつも問題になるのはカバーリングにおけるセードルフの義務についてである。たとえそれが常に納得していなくても。試合中しばしば(そしてそれはいつもゴールの後に)、ガットゥーゾはベンチへ近づき、監督と話す。通常の話題はチームのバランスについてだ。相手が攻撃的になった時、カカ以外にもセードルフもボールのラインより後ろに戻らなくては不安定になる。
説明 過去にガットゥーゾは「走ることは俺が考えて、他のヤツらはチャンスを作ったりゴールを決めたりしなくちゃなんねえ」と言ったことがある。しかし30才となり、リーノは犠牲になることに疲れている。特に、チームメイトたちに同じように役に立つ気が見られない時は。セードルフやカカにカバーリングの同じ仕事を要求することはできないのははっきりしている。しかしガットゥーゾはともかく確かに倦怠を表明している。そしてその戦術的不快があるチームを変えるというはっきりした願いをベースにして、要求するのは必然的なことだ。これはガットゥーゾをミランから遠ざける最初の問題ではないという意味では、その返答はノー(訳者注:日本語ではイエスの意味)。リーノは新しい経験をしたい願いを持っており、ドイツ(バイエルン)かイングランド(マンチェスター)への移籍を考えている。昨日ガットゥーゾの代理人Claudio Pasqualinは状況を明かにする:「近々、私はミランと会談する。リーノはrossonero dentro come pochi:クラブとは説明の必要がある。しかし、リーノの意向はミランに残ることだと信じている。ともかく、まずはクラブ側と話すことだ。それから様子を見ようじゃないか」。
戦術的問題 しかしなぜ説明が必要なのか? ガットゥーゾはお金を要求しないだろう(彼はすでにたくさん稼いでいる)。しかしミランの現在と未来にいささかの当惑(perplessità)を語るだろう。さらに、ロナウジーニョの獲得は戦術的パズルに一層の複雑さを加えるだろうし、おそらくガットゥーゾにオーバーワークを強いることになるだろう。ロッソネロ次期カピターノにもなる可能性があるはずのリーノは、外国での経験の希望を一度も否定したことはない。おそらくそのちょうどいい時期が来たのだ。
外国へ行くブロッキ 同じような話がガットゥーゾのミランでのサブ、クリスチャン・ブロッキにも。彼は6月にチームとリーグを変える可能性がある。ブロッキはオリンピアコスから高額オファーを受け取っており、ロンドンのチーム(フルハム、トッテナム、クイーンズパークレンジャーズ)が彼に興味を示している。32才で、まだトップレベルでできることを自覚しており、ミランでの出場機会が少ないことが確実で、高額な契約にサインできる可能性があるとなると、空気を変えるというアイデアはおそらく最良のものだろう。
G.B. OLIVERO
(Gazzetta dello Sport 08/04/22 第12面)
Tags: カカ ガットゥーゾ セードルフ ブロッキ メルカート
中間管理職アンチェの腕の見せ所
レッジーナ戦でのセーさん事件(笑)について、ワイドショーネタが好きな2紙の記事を。
献身的経理:リノ子「あんた経費の使い過ぎよ! 月末の支払いのやりくりに苦労してる私の身にもなって、一緒に経費削減に協力しなさいよ!」
自称営業エース:セーさん「数字を上げるためには俺が最前線でがんばんないといけねえんだよ! 必要経費ケチケチしてたら肝心の売り上げあがんねえんだぞ! それに俺だって会社に走って帰る犠牲を払ってる!」
…などというミラン商事会社の光景が浮かんだ春の午後。いや、一般の会社をわたし知らんけど。
「ヨーロッパのための3ゴール」
カカ:「チャンピオンズに行きたい。僕らはできる」ミラノ発 (前略)
セードルフ事件 カカの重要性はアンチェロッティからも再確認されているようだ:「彼の不在は決定的試合において重みがあった。そうなったことはあたりまえのことだよ。今はいいコンディションを取り戻している」。一方、セードルフの役割とポジションをマネージすることの方が、ロッソネロ監督にとって全くもっとめんどうなことだろう。レッジーナ戦では彼を中盤のラインに留めて、もっと後ろでプレイさせたかった。「でもどうやって俺がサイドバックをやんなきゃならないんです?」と、前半オランダ人は監督に返答したらしい。カカの2点目のPKの後に、ガットゥーゾも口出ししたようだ:「でも全然戻って来やがらねえ。なんか言ってくれよ」と、アンチェロッティに言っていたようだ。賞讃とブーイングが混じったピッチから戻ったセードルフは、更衣室で彼の特徴にとっては理想的ではないポジションへの我慢できなさを認めた:「他のMFより攻撃的なんだ。だから誰かが俺を助けるべきだ。80メートル走ってから、1対1のためにしゃっきりしてはいられないよ。来シーズンは中盤(il mediano)をやるかって? 適応できるよ。だが、とにかく俺はミランがより良く戻れるように自分の意見を言う」。これを翻訳すれば、彼はトップ下(il trequartista)をやりたいということだ。最終的にアンチェロッティはこの件を終わらせる:「セードルフはカバーに回って犠牲的プレイをしている。彼は継続性あるプレイができる特徴を持ってはいない。しかしチームの意向には従うのだ」。
ジラルディーノ 一方、ロッソネロ監督は、必要とされているエリア内のセンターフォワードが本当に来るのかどうか知っている事を探られる。「今最も好調なのはインザーギだ」とアンチェロッティは言葉をかわそうとする。「彼のような特徴を持った選手を探すのは難しい。パトは適合している。現代のアタッカンテは様々なタイプがいる。エトーのようにfascia(ワイド?)にプレイする能力を持っていたり、ルーニーのようにサイドバックのように守備で追いかけたり」。このシナリオにおいて、再び落第したジラルディーノにはスペースがない:「彼が出場する余地がなかったことは私もわかっている」とロッソネロ監督はコメントする。「インザーギは彼の貢献をしていて、彼がプレイするのが妥当だ」。
Pietro Guadagno
(Corrire dello Sport 08/04/21 第14面)
記事前半に出て来る試合中の会話は全て『らしい』なので、言葉そのものは憶測ですが、どうやらそんな内容の『口論』(ミラン一家的には『議論』…て言葉にうるさいなー!イタリアーノはw)があったのは確か。これ、FWが足りなくなって、ジラピッポが最悪のコンビで、仕方なく1トップのクリスマスツリー型がデフォになった時から、『2トップに戻った時、10番の味をしめたセーさんが守備させられたら絶対文句言う…』と予想していたミラニスタも多かったでしょうが、ああ、そのとおりになっちゃったw それにしてもレッジーナ戦。4-3-2-1じゃなくて、アンチェロッティの指示は4-4-1-1だったんですね。それならセーさんがあんなに前に行ったっきりはまずいな。あんな風に4人のMFがほぼ等しく守備と攻撃にかわるがわる参加する形は、うまくいったらとても魅力的。カカとワントップFWが孤立しないでいけたなら、これからも楽しい試合が見られそう。
アンチェはそのためにも4人のMFに高いラインを維持するようにも指示していたようで、カリアリ戦と同様、ディフェンスラインもかなり高い場面も確かに見られた。でもあの時よりは中盤と最終ラインとの間が間延びする瞬間も結構あって、そのせいで守備面は不安定に見えたんだなあ…と試合見直して復習しましたよ。サッカーって奥が深い…。
5-1でもミランの問題は隠せない
大勝、恐れ、それにセードルフ事件
オランダ人の役割について口論。マルディーニ:「こんな風には終われない」ミラノ発 (前略)
口論 ミラン家では中盤での協調というような、周知の問題がいくつかある。それらはしばしばロッソネロの試合を、相互の義務について終わらぬ議論に陥らせる。「カバーのためにさっさと戻ってこいよ」。「いいや、あんたが前に行き過ぎてるんだ」。そしてこれは、誰かが(昨日は特にガットゥーゾが)アンチェロッティが仲裁をするようにプレイ中に決意するまで続く。レッジーナ戦では監督はブロッキと、特にラインをもっと『高く』するように頼んだセードルフを加えた『4MF』のラインで中盤を構成していた。ガットゥーゾによれば、オランダ人は文句がちょっと多過ぎるわがままものだ。こうして、ガットゥーゾはセードルフに個人的に呼び戻すことにうんざりして、アンチェロッティに介入を頼みに行った:「これはリーノの力をブリエンツァの左スペースへ分散させることになったからね」と監督は説明する。「それで、ファヴァッリのゾーンで何回も優位に立たれることになった…。そう、議論はあった。しかしこの問題に他の意味はない。知的なもので、ただの会話だよ」。カバーする仕事で犠牲になっているセードルフのように、誰かが不十分さを、もしくは要望を持ち続けるという事実は残る:「彼は犠牲を払っている」とアンチェロッティは彼を無罪放免する。「彼は継続性を持った特徴を持ったプレイヤーではない。しかしチームの意向に従っている」。
そして説明 クラレンス・セードルフはいかなる場合も自分をさらけ出すことを恐れない人物だ:「俺はいつだってミランはどうプレイすべきかについて自分の意見を言おうとしている。でも自分の役割は守るよ。適応し、もっとうまくやりたいと思っている。来シーズンを見てみようじゃないか。監督は選択し、選手たちはそれに適応しなくてはならない:なぜなら勝利というものは、どこのポジションでプレイするかによって得られるものじゃないからね。ガットゥーゾ? 俺も彼に戻れって注文つけたことがあるよ。でもときどきね…。俺は試合を通じて上がり下がりできるサネッティのような選手じゃない:もっと攻撃的な特徴を持っているんだ。言われた時はちゃんと犠牲になっているとしてもね」。しかしこれは明らかだ:彼はそう指示されれば中盤でもプレイできる。しかし背中にお気に入りの、ロナウジーニョには渡したくない10番をつけてそれをするだろう:「選手全員が背番号を持っていて、手にしたその番号に自分を適応させなくてはならないんだ」。
こんな風には終われない レッジーナ戦のファイルを綴じて(『Ci hanno punito gli episodi』semplifica un po’ troppo il tecnico Orlandi」)、4位を追い続けるのはさらに困難になった。どんなことになろうとも、マルディーニはいるだろう。「ノー、こんな風には終われない」と昨日スタジアムを去る際、彼はこう言った。
STEFANO SALANDIN
(Tutto Sport 08/04/21 第14面)
やっぱりリーノが吠えたのは、ファヴァさんとセーさんの左サイドが不満だったからなんだなw いつもは右サイド中盤にいるリーノ。久々の左に来てみて、ガルルと吠えた。上がりたがるセーさん(&マル)側のミラン左MFはいつも苦労が耐えないということかw 今季なら、アンブロさんお疲れ〜。パオロさんは案の定「このままじゃ終われない」て言うてますし、守備しないと評判のジーニョ来ちゃったらまたいろいろあるだろうし、来シーズンもミラン一家の中盤にはいろいろ事件が起きそうで、新聞は手ぐすね引いてネタを待ってるでしょうなあ。哀愁の中間管理職アンチェの「まあまあまあ」となだめる手腕と、イヤな仕事を彼らにさせるムチに期待ですよ。
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