ブラジル疾風、別れの言葉
ミラン両翼に吹く、ブラジルのはやて。お別れの言葉。
永遠に我らが心のうちに
ブラジル人の一部が昨日、ミランチャンネルで直接ロッソネリファンたちに別れの挨拶を始めた。カフーとセルジーニョは日曜日、ロッソネロのユニフォームを着ていた年月、彼らを支えてくれたサン・シーロの観衆に別れを告げるだろう。
ミラネッロ発 これらの言葉は昨日放送のミランチャンネル『Segni Particolari』番組中でマルコス・カフーとセルジーニョから発せられたものである。
マルコス・カフー
「私が5年前にミランへ来ることを選んだのは、ミランが真面目で重要なクラブで、自分の過去のサッカー経験において修得したものをここでは全て見せることができるとわかっていたからだ。全てを勝ち取ることができたすばらしい5年間を過ごした。途方もない思い出が私にはずっと残ることだろう。2003年の夏に移籍してきた時、ミランはちょうどマンチェスターでの決勝で、ヨーロッパチャンピオンのタイトルを取ったところだった。そして今、ミランはまだ数日はアテネの決勝で得たヨーロッパチャンピオンだ。ミランと共に、私は多くのタイトルを取った。この5年間で世界チャンピオンにもイタリアチャンピオンにもなった。チームメイトたちと一緒にここで勝ち取ったタイトルの数々全てによる喜びは、ずっと私の中に残るだろうと思う。去る時がやって来た。悲しく、つらい。しかし、いずれはホームへ、自分の家族のためにブラジルへ帰る時がやって来るのだ。息子たちはここイタリアで、とりわけここミラノでとてもうまくやっている。私がミランへやって来た時、同じくローマ時代の環境を知っているカルロ・アンチェロッティがいた。ローマとの最初の対戦前には、ローマファンたちの一部からは僕らの対戦にどんな反応が見られるのか興味があったものだ。ローマではすばらしい年月を過ごした。イタリアチャンピオンとなった。そしてローマファンたちのことも、ミランファンたちのことも心に残るのは、本当にすばらしい思い出だ。
挨拶をする時がきた。ブラジルでまだプレイを続けるかどうかはわからない。日曜日が私の最後の試合になるだろう。監督が私をプレイさせるかどうかはわからない。でも私の別れの試合というだけではなく、ミランにとって重要な試合となるこの重要な一戦に向けて準備を整える。カルロ・アンチェロッティにはどんなことでも僕に期待してもらってもいい。ファンタスティックなやり方で私を迎えてくれたファンたちに別れの挨拶をするのは簡単じゃない。失望させなかったのならいいんだけど。とにかく私はミランを応援し続けるよ。
キャリアの中で、私は32のタイトルを獲得した。これは個人的に見ても、プロとして見ても、確かにすばらしい満足だ。これは私のキャリアが栄光に満ちていたということを意味する。私は全てを勝ち取り、本当にそれが幸せだ」
セルジーニョ
「2年前に発生した背中のケガの後、決して自分の最高レベルに戻ることができなかった。このためにチームに別れを告げる時が来たと思う。私は1999年の夏に、ガットゥーゾとシェフチェンコと共にミランへやって来た。私は27才で、それからすばらしい9年間を過ごした。ここで私をすばらしい環境で迎え入れてくれたクラブとファンたちに感謝しなくてはならない。ミランではイタリアの中でブラジルの一部分を見いだすこともできたから、それはすばらしかった。今は36才で、過去には一度も問題を抱えたことはなかったが、今回のこのケガを受け入れ、ホームへ帰ることを決めたんだ。ミランにはこの9年間にあったことを感謝している。私はいつだって全力を尽くし、このユニフォームに私自身の全てを捧げてきた。シルヴィオ・ベルルスコーニも僕を評価してくれた。これにはとても満足だ。だって、あんなに要求の多い人を満足させるのは簡単じゃないからね。
私はひとつの使命を完遂するため、ミランへやって来ていた。今これは終わり、とても静かな気持ちで自分のキャリアの終わりを迎えられる。日曜日は私にとって難しい瞬間となる。サン・シーロは自分のホームで、ファンたちはみんないつだってこのグループを支えてくれていたから。別れというものはなんでも難しいものだけれど、個人的にはこのチームのために自分がやり、生み出したものゆえに、穏やかな気持ちだ。どんな機会でも100%の能力を出して来たことで、落ちついて出て行くことができる。そしてまさに今はその100%がもう出せないのだから、一番インテリジェントな決断は立ち去ることだと信じている」
(A.C.Milan.com 08/05/16)
セレソンのキャプテン、ブラジル人選手たちのリーダー、パトのお父さん、頼りになるカフーのファンへの手紙。
親愛なる友人たちに書き記す…
マルコス・カフーは熱烈で感動的な公開レターを書いて、ミランとそのファンたちに挨拶する:「忘れ難く感動的な年月。これに対して私と私の家族の名前において感謝いたします」ミラネッロ発 彼の笑顔と陽気さ。それは偉大なプロ精神と結びつき、ブラジル代表やミランで『疾走して』きたそのサイドラインでの走り、そのクラスは世界の頂点をも極めた。これがマルコス・カフーを思い浮かべるといつでも心に浮かぶことだろう。しかしマルコスも我々やあなた方のことで思い浮かぶことがある。日曜日にはサン・シーロにもいとまごいをするだろうこのブラジル人カンピオーネは、彼を応援してくれた人々全員に公開レターを書く。ミランファンとローマファンに向けて:我らが『Pendolino(超特急)』に向けられたものであり、彼らに捧げられたもので、真摯で強い言葉である。
親愛なるロッソネロ・ファンへ
日曜日の試合は私にとって、ミランのユニフォームを着る最後の試合となります。5年間を過ごし、私は偉大なロッソネロ・ファミリーの一員となり、イタリアへ来て11年にもなります。
私と家族にとっては忘れ難く、言い表せない感動豊かな年月でしたし、スポーツと人生において起きることとして、あまり幸せではない感情が巡って来た時も、プロとして大きな満足の年月でもありました。思い出にずっと残る瞬間の長いリストを、私は作れることでしょう:まずはサン・パウロやパルメイラスで起きたことから、ローマでスクデットという途方もない偉業、セレソンのキャプテンとして2002年日本でワールドカップを掲げた瞬間から、我々の(ミランの)色と共に獲得した2004年のスクデット、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグまで。
しかし、訳のわからないイスタンブールの夜のようなことも同様に降り掛かる、運のない経験も忘れることはできない。全てのゴールは、唇に微笑みを浮かべ、慎み深さ、厳しい練習、犠牲的精神の美しい積み重ねで、最終的に勝ち取って来ました。実際このような特徴は私だけのものではなく、グループ全体でこの5年間働いたことの特典です。ピッチの中でも外でも偉大なカンピオーネたちによって構成されているひとつのチームです。彼らとはすぐにすばらしい了解が得られ、最高に美しい思い出をたくさん分け合うことができました。
私と私の家族の名において、会長、監督、チームメイトたち、マネージャー、私によかれと思ってくれたクラブの全ての人々、私の『イタリア』の年月に出会う幸運を持てたたくさんの友人たち、そしてとりわけ私をいつも支え、励ましてくれたミランとローマのたくさんのファンたち全員に感謝を捧げたいと思います。
マルコス・カフー
(A.C.Milan.com 08/05/17)
ガリによると、カフーはサンパウロでプレーを続けるかもしれない。息子は引き続きミランユースに所属。セルジーニョはミランのブラジル方面オブザーバーとして7月から働き始める。ミランのこういう人材有効活用は素敵なとこです。
来季の人事ということで付け加えると、バレージがセリエC1の監督(チーム名失念)になるとのニュースも。
Tags: カフー セルジーニョ バレージ
『想定内』が流行ったのは05年
←ジェントルマン受賞式でもスーツにスニーカー。ニューヨーカー気取りではなく、もしかして生まれてこのかた、革靴履いたことないんじゃないか疑惑。アドちゃんのカワイコポーズはいつでも完璧だ。
ミラノの2チームがシーズン終盤に慰労会する良い口実…それはサンシーロ・ジェントルマン賞パーティー。ご多忙になりがちな受賞者は出席しないで、出席するのはヒマな宴会好きだけなのでは?な疑いが…。その証拠に、ミランの受賞者出席はケガ中でヒマなパオロさん(ミランのジェントルマン賞)と、受賞式には妙に義理堅いピッポ(最優秀ゴール)二人で、子供生まれそうでソワソワなカカ(ヨーロッパのジェントルマン賞)は欠席。そのかわりにオッドとブロッキが出席だもの。ミランユース同期の宴会トリオ(もうひとりはココ)健在。ちなみにインテルもサネッティ(インテルのジェントルマン賞)は欠席。いつも美しい奥様と一緒の、やはりケガ人フィーゴ(インターナショナル・ジェントルマン賞)は出席。こちらの宴会要員はヒメネスだった。君はそういう立ち位置だったのか。
で、その席で記者たちにとっつかまって、「シミッチが『マルディーニが来季も続けるからDF人員いっぱいだし、本来CBな俺はガマンの限界ですし、今度こそ出ちゃります!』って言ってましたよ〜ホント?」と言われたらしく、「シミィィッチ↑?」と思わず声が裏返るパオロさん。その映像はこちら。で、しょうがないから白状しちゃいました。マルディーニ、引退しません!40才ヨレヨレでもやっちゃいます!パオロ、ほんとサッカーしかできないから!
いろんなコメントバージョンがあって、めんどくさいので全部書いておきますよ。マルとピッポだけは『自分で引退時期が決められる』とクラブから白紙委任状が出ているとはいえ、こうコメント並べて一気に読んでみると『パオロ特別扱いだも〜ん』臭がかなりムカつくねw
(『マルディーニは現役続行する』というシミッチの発言について問いかけられて)「そういう決断の方向に向かっていると思うし、そのことについて話し合うために週内には席に着く。そうしたら、このごたごた(tormentone)は終わるだろう」
「続けるという僕の選択は自分のフィジカルコンディションが改善されたことから来るものであって、もう一年プレイできるのではないかと多かれ少なかれはっきりと、クラブが僕に尋ねていたことだ」
「数日中にガッリアーニと話すだろう。でも問題があるとは思わない。去年、ケガをして松葉杖をついていた時期にも僕と契約更新したんだからね」(Mediaset Sport 08/05/12)
「公式なものでは全然ない。だって契約(更新)していないから。でもその必要はないと思う、ガッリアーニとは合意してるから。もしプレイしたい意欲があれば、どんなレベルにおいてもプレイしたいものだ。それにチャンピオンズ・リーグだろうと、UEFAカップだろうと、ミランのレベルはいつだって最高に高い」(Eurosport+SKY Sport 08/05/12)
「続けたいと思っているし、もしそういう望みを持っている者なら、望みがあるんだ(se uno ha voglia ha voglia)。でもミランとはまだ話していないし、なんの契約もない。だから公式なものはまだ何もないんだ。でも週内にはガッリアーニと会って、そうすればこの話に決着がつく。チャンピオンズ? 4位を失って大変な失望を味わった。でも問題ない。ミランはとにかくいつだってトップレベルでプレイするんだ」(Gazzetta dello Sport 08/05/13 第18面)
(サン・シーロジェントルマン賞のミラン賞を受賞した席で)「このように長くプレイできる可能性を与えてくれた人たちに感謝したい。この賞を受け取ってとてもうれしい。この賞の初回から受賞していると記憶しているけど、今まだ僕がここにいるなら、これには幾ばくかの意味があると思っている。ピッチ内でだけ良い行いをしたのではないという証拠として、意味深い賞だ。それにサッカーがリスペクトとフェアプレイの同義語でもあるという証しでもある」
(「来年もプレイすると決めましたか?」の問いに)「それはまずなによりも自分のフィジカルコンディションによるんだ。今シーズン始めと比べて良くなっている。周り、つまりクラブと監督は、一緒にもう一年行けるだろうと僕にはっきりと尋ねてきていた。でもとにかくこの決断は、まだサッカーをしたいという自分自身の熱望によるものだ」(A.C.Milan.com 08/05/13)
「カンピオナートはすばらしく、興奮すべき状態だ。この願いのために、トリノが日曜日に素敵にビックリなプレゼントをくれるといいな。問題は僕らの将来が自分たちだけの力によらないということだ」
「週内には次の契約のためにガッリアーニと会う予定だ。でもそれに問題があるとは思わない。日曜日になる前に会っておきたかったんだ。僕が続けるかどうかは、チャンピオンズかUEFAカップかにはよらないということははっきりしているから」(Tutto Sport 08/05/13 第11面)
ってことで週内ってことは、そろそろ公式発表?ってオフィシャル見たら、『カフーとセルジーニョが日曜日、ロッソネロのユニフォームを着たこの数年間を支えてくれたサン・シーロの観衆にお別れをする』という記事が! ウディネーゼ戦。彼らが終了間際に余裕の交代出場できるような展開(例えば5-0とか)になるといいのに。どうあがいても、4位になるには他力本願のミランさんだしー。彼らに良い別れの舞台ができますように。
Tags: カフー セルジーニョ マルディーニ
みんなお大事に
これからの10試合、一戦必勝のトーナメントに強いミランの底力を信じつつ、最後まで信じつつ!UEFA杯行きになっても来季はスクデット絶対だよ〜リーノもがんばってくれよ〜と弱気にもなってる私です。てか、もう腹くくったるわーっ!(と、まだなぜか大阪人)。
カカとセードルフの出場は試合直前までチェックされる見込みですが、他の人の情報として、以下のとおり。
カフーは筋肉の問題、セルジーニョは腰痛で回復まで数週間。インザーギはここ数日練習しておらず、我慢が必要。ネスタは昨日チームメイトとの練習に予定どおり戻った。ヤンクロフスキは砂場でトレーニングを続けていたが、負荷をかけた練習に戻り、水曜日、もしくは少なくとも土曜日には準備できるだろう。
(Gazzetta dello Sport 08/03/17 第14面)
ネタが連日満載で誌面を飾るインテルがうらやましいわいw イブラが交代時に「マンチョがやめちまえばいいんだ」って言ったと、また読心術でわかったとか、『we belong to mancio』なる横断幕が出たとか(←カカのパクリ?)。ミランなんてGazzettaたった1ページだもの。
カカとセーさんのサンプ戦復帰を祈りつつ(ネスタは確実だろうけどヤンクロもーー!)、アルマーニCMのメガネ男子カカ写真でも。

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ミラネッロ野戦病院
クルヴァとガリとの間で、どういう手打ちがあったかわかりませんが、一時期またストを起こしていたクルヴァに、年が改まってからは応援歌が戻って来た。それと同時にミランのサン・シーロでの呪縛は解けたわけです。だから今夜のラツィオ戦は勝つのだ、勝つに決まってる、勝たしてどうか、勝とうよみんな〜ともう懇願です。90/91シーズンからサン・シーロではラツィオに負けてないんだから!(02/03引き分けあるけど)わーー!勝て勝て! しかし、ガリ&アンチェが「試合多くて疲れてるから」ってブラフもなく本音弱音を吐く始末で、そんなことシーズン前からわかってたのにー!と言いたいだろうなあ、みんな。後ろから膝カックンくらいはヤっていい。
以下はネガティブな記事が得意のTuttoSportからのケガ人情報抜粋なので、これが最悪な線だとお考えくださいませ。
ピルロは膝の負傷:ミランはそれが直接、軟骨に関わるものになることを恐れて、休ませた。ブロッキもカターニア戦で膝に打撲を受けた。昨日、イタリアにいたマルテンス教授の診察を受けた。レントゲン検査で軟骨の問題は除外された。しかしケガ人リストに入ったまま。彼はここ数ヶ月、膝蓋腱の炎症を引きずっていた。
ピルロはパレルモ戦ですぐに外傷を負った。膝がたわむのを感じ、すぐに警報で飛び上がった。膝のケガはほぼ一日後にやってくる。しかし、診察はみんなを安心させた:ただの強い打撲。痛みはまだあり、おそらく明日のラツィオ戦では起用されないだろう:チャンピオンズの第2戦まであと3日では、リスクが大き過ぎる。「アンドレアには問題がある。しかしアーセナル戦には全員が回復すべきだ」と心配なガッリアーニはミラン・チャンネルに語った。
カカの膝の痛みを取り除くには2〜3週間の休みが必要だが、今はそうすることができない。またカカ、ピルロ、ブロッキの他にも、ヤンクロフスキ(膝)、ネスタ(内転筋の硬化)は回復途上にあるものの、まだ全快はしていない。ジダとセルジーニョはいつもの腰の問題だ。明日の晩はプレイできない。右人差し指の脱臼をしたカラチは影響を受けていない。彼は昨日、人差し指脱臼にもかかわらず、練習した:「私たちは緊急事態に陥っている。歯をくいしばらなくてはならない」と、ガッリアーニは苦く認める。
(Tutto Sport 08/02/29 第7面)
あーもーカラチ、頼もしいな。召集メンバーは
PORTIERI: Fiori, Kalac, Offredi;
DIFENSORI: Bonera, Darmian (n.36), Digao, Jankulovski, Kaladze, Maldini, Oddo;
CENTROCAMPISTI: Ambrosini, Caraglia (n.39), Emerson, Gattuso, Gianola (n.35), Gourcuff, Seedorf;
ATTACCANTI: Aubameyang (n.94), Gilardino, Inzaghi, Pato, Paloschi.
Gazzettaによる予想フォーメーションは以下のとおり。どこのポジションもギリギリな感じ。セーさんも足首の調子悪そうだし、すごく無理してそうなヤンクロさんも心配です。じゃあボネーラ右SBで真ん中シミッチ…っっって、マルしかイネーーーーーっ! いっそジゴン出る?

今日から『STEWARD』と呼ばれる警備員が各スタジアムに配置され、公式に働き始めるそうです。スタジアム内外の騒動などに介入して、安全を確保する役割があるらしいが、どのくらいの権限があるのかは私のイタ語理解力ではわからなかった。67500人収容のサン・シーロにはインテルが600人、ミランが571人配備すると書かれていたので、彼らの所属は各クラブらしい。年齢は18才から50才。お手本にしたのはイングランドとのこと。これで殺伐し過ぎー!ってのはなくなるといいですね。
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