モウリーニョの名で十分

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↑バレージとモウリーニョ。
「今日、インテルの(100周年の)偉大な歴史の本をいただいたが、歴史は過去だ」と切り捨てたが、
副官に任命したバレージと握手するイメージは、
保守的インテリスタに安心感を与える効果があるかもしれない。

「『スペシャルワン』と呼ばないで欲しい。私はスペシャルなクラブに来た。だから私はモウリーニョと呼ばれたい、それで十分だ。自分は偉大な監督だと思うが、ここではクラブに加わった一構成員に過ぎない。ロベルトのような偉大な監督によって形造られた後に、新しいサイクルを始めるのだ。しかし私は異なる人間だ。今度は私の挑戦になる。とてもうまく仕事をできるという事は確信している。結果は当然ついてくるだろう。イタリアに来てハッピーだ。この国のファンタジックなサッカー界で働くことをずっと夢見ていた。ここにいざなってくれたモラッティとブランカに感謝したい。これはみんなが楽しめることだと思う」(Gazzetta.it 08/06/03)

尊大さと如才なさ。さっそくモウリーニョ節を披露したようで、来季は新聞読むの2倍楽しいなあ。メディアはどんな大物をたくさん連れてくるのか!とチーム総取っ替えの勢いで騒ぎましたが、「2人か多くても3人の選手が必要だ」と今の枠組みを活かす発言。そのかわりに、どんなに豪華なメルカートを成功させても、今まで(マンチーニ以前)結果に結びついてこなかったインテルの本当の弱点を的確に把握しているように見える。

第一に、腹心のトレーニングコーチ&GKコーチを連れてきて、イタリア式とは異なるボールを使った練習のみを行なうという彼のやり方を導入するらしい。一番肝心な毎日の練習は自分流をキチンと通す準備ができている。

第二に、やはり重要な仕事であるスカウト(分析の方)に子飼いのスタッフを連れてきて、相手方を徹底分析する例の彼流を通す一方、副官にはユース部門責任者だったバレージ(ミランのバレージの兄)を起用。自分が把握していないユースの力を活かすためと、さらに、外様として来た自分たちと既存の勢力の融和を狙う意味もあるのかもしれない。取り巻き全てを子飼いスタッフにするのは、孤立の恐れもある。組織内勢力争いがよく伝え漏れていたインテルでは大事な部分。

第三に、マスコミのあしらい方がうまいことはもう証明済み…というか自ら煽って注目を自分に集め、選手たちを矢面にしないので、とかくメディアをお騒がせのインテルでもチーム内に影響を与えずに乗り切れるか? 冒頭のセリフの最後、『みんなが楽しめる』とは前に並ぶ記者たちに向けたもので、つまり『お互いヤりあって楽しもうぜ』というモウの挑戦的メッセージなのですw

これが勝利に結びつくかは全然わからないけど、とにかくやっぱりタダものではない。ポルト→チェルシー時代の勝ち組モウリーニョはそのチームを統率する手並みはスゴイ!と思ったけど、ピッチ外の芝居が鼻につきすぎて好きじゃなかった。時としてヒステリー気味。でも今度は一度鼻っ柱を折られた格好になった途中解任の後、どんな感じに人柄が練れているか楽しみだ〜……ってお隣ばっかり楽しくてもなあ〜。

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↑「モウリーニョのプレゼンテーション」 看板には『優雅なgentile結びつきappaio』
インテル練習場の地名『APPIANO GENTILE』とかけているマンガ。
さて、優雅なままでいられますか……。


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デルビーいろいろ

デルビーこぼれ話。

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最高の雰囲気だったサン・シーロ。インテル側クルヴァはスクデットと青黒で塗り分けられてた。ホームのミランが掲げる巨大幕はシンプソンズのホーマーがテレビの前で酔っぱらってる絵。壁にはヨレたスクデット。両脇の人文字はモスクワでのCL決勝が行なわれる日、『21-5 ‘08』。そして下の文字は『センテナリオ(100周年)の今年も…ずっと同じシナリオ』。今年はCL優勝を絶対する!と意気込んでいたインテルが決勝に行けず、またいつものようにテレビ観戦するしかないだろ!と煽っているわけですが、ミランだって行けてないのにねえw 今年はあんまり威勢の良いことが言えなかったらしい。インテル側のバナーにはやっぱりロナウドのあの事件をからかうものが。『’Campione dell’ano』。『’Campione dell’anno(年間チャンピオン)』のもじり。

彼女にもフラれ、スポンサーTIM(ブラジルの携帯電話会社)からも契約解除され、傷心のあまりお母さんの家に籠っていたロナウドですが、昨日ブラジルのインタビューに答えて反省の弁を述べたそうです。詳しいことは再び『ブラジル・サンパウロから世界へ、そして渋谷』さんの記事をご覧ください。この言葉と、ベルルスコーニがデルビー後に述べた「彼は本当に直すことを考えなければ、肉体的にも精神的にも」というコメントを合わせると、ミランでのロニーは6月で終わり、フラメンゴ移籍かもしれないですねえ。アホな子やなあ。Gazzettaに「彼の家族の一員が明かしたところによると、フェノーメノは聖書を読むことに捧げている、おそらくカカのアドバイスで」とあって、これには思わず笑ってしまいましたw カカ、ナイス。

そして、「あんなことしてもロナウドは僕のアイドル」と言っていたパトですが、デルビー前は「出番があると思うけど、ゴールしたらまたハートを捧げる」と自信満々。でもベル様にはそのパフォーマンスが物足りなかったらしい。

「パト、私の要求に応じてくれ…」:会長の叱責はまさにこんな風に始まった! ベルルスコーニはピッチに入る際にソフトタッチで臨んだパトを叱った。

パトへのシルヴィオ・ベルルスコーニの評価はよく知られたことだ:それはさておき、ミランが悪い流れに乗った時、ロッソネロ会長は、鳴り響くゴールの激発でブラジル人ヤングスターがチームの運命を決定づけるべきだったと主張した。にもかかわらず、デルビーデビュー戦だった18才は昨日のデルビーのピッチへ入る際に、『ソフトな』入り方だったのは、ベルルスコーニにとって全く気に入らないことなのだ。更衣室にいた者は、パトに対して長いお説教があったと語る:a Berlusconi, certi palloni regalati ai cugini proprio non sono andati giù…。

(Goal.com 08/05/05)

ベル様の説教、こわ過ぎる。


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デルビー前はドッキドキ

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デルビー前は両チームの舌戦も繰り広げられるけど、今回はやっぱりインテルさんの方が威勢がいいやね。昨日付のGazzettaにはマテラッツィ(余計なことヤる奴)対セードルフ(余計なこと言う奴)のダブルインタが掲載されてました。念のため、Gazzettaにカッコ内の言葉は実際には書いてないですよw

この二人の煽り合いはマスコミがおもしろがるネタだから、日本のニュースサイトでもたくさん出てるので省略。ちなみにこの前のデルビーでも、この二人がヤりあってた。マテ、煽り文句が前回も今回も同じじゃん! 今回のコメントの中でちょっとおもしろかったとこだけ紹介。

「ミランはチャンピオンズなし。それからガットゥーゾは俺たちんとこに来る」
マテラッツィ:「カリアリ戦で俺はベンチなんてふさわしくなかった。マンチーニ? 残るかどうか決めるのは彼の問題だ」

ミラノ発 家族とユニフォーム(La famiglia e la maglia)。マルコ・マテラッツィはこれら二つのために生きている。それを知るのには、ミランホームの最新のデルビーでの出来事を考えれば十分だ。2006年10月28日、マルコは4-1になるゴールを決めた。しかし息子の誕生日に捧げるためにアンダーシャツを見せて祝い、2枚目のイエローカードをもらった。彼無しとなってインテルはクロスに苦しみ始め、4-4になる危険もあった。これはデルビーに向けたSKYによるマテラッツィのインタビューの一部分である。(※訳者注:SKYインタビューの全文はこちら

家庭内デルビー 「ミラン相手にゴール決めたらどうするかって? 今回は誰も誕生日じゃないしな…。俺の息子ダヴィデは残念ながら、まだミランファンだ:先週俺はミラノ中心街の道を歩いてた。俺は合宿所へ行く格好をしてて、息子はカカのユニフォームだぜ:それを着て眠るし、遊ぶし、なんでもそれ着て、やるんだ。でもデルビーの時は、そんなのはまっぴらだ。誰をミランから盗みたいかって? カカって言うのは簡単だ。俺はガットゥーゾって言うな。ヤツは出て行きたいそうじゃないか。もしこっちに来たいなら、ノープロブレムだ。インザーギ? ヤツには試合時間3分で十分だ。絶好調に持ってって、それを見せつけるのさ。ヤツを止められるよう願ってる」(後略)

LUCA TAIDELLI

(Gazzetta dello Sport 08/05/03 第5面)

かたやセーさんのコメントはオフィシャルが一番長いので、こちらでどうぞ。以下はGazzettaのマテのコメントとペアの記事。

「マテラッツィ? エレガントな者はそんな事は言わない」
セードルフ:「彼はスクデットのことを話すが、人を傷つけるような言葉は避けるべきだ」

ミラネッロ発 紳士とは生まれながらの者と、徐々にそう育っていった者がいる。クラレンス・セードルフはTotò(イタリアの詩人)を引用しない。しかしその考え方は同じだ:「エレガンスを持っている者か、持っていない者かだ」。すでに持っていれば、マンゾーニ(イタリア作家)主義者のDon Abbondioの魂も外に引き出すことができるだろう。それを持っていること、そうでなければ与えることはできない。

優先事項 このオランダ人によって、勇気をもって見逃せないことを言い、整然と主張されたことは:A)ロナウジーニョはミランの最優先事項ではない。これはガットゥーゾもSKYに表明している。B)フォーメーションは大切だ。「しかし最も大事なことはグループの要請を受け入れることだ」。C)今季はミランの批判されるべき初めてのカンピオナートだ。「なぜなら20ポイントも離された去年は例外的状況(マイナス8ポイント)だったから、あれは意味がない」。これはヴィエイラへの返答である(『すでにセリエAでひどく引き離された後なら、チャンピオンズの戦いだけに絞るのは簡単だ』とヴィエイラは言った)

タイトル 彼が上記のように持っているエレガンスさは、一方でインテルのスクデットの連続回数に触れる。「これが3度目のスクデットになると強調する者がいる」とオランダ人は言う。「マテラッツィはそれを認めている。最初のスクデットがあんなだったにもかかわらず」。セードルフは一息つく、そしてエレガントに話す。「選手たちは起きたこと(カルチョポリ)に巻き込まれていない。だから、俺たちの間では互いに他人を傷つけるような言葉は避ける必要がある。勝つためにこういう風に団結するものだ。とにかく俺は論争を起こしたくない:デルビーにとってはちょっとしたアクセントになるけどね」。(後略)

ALESSANDRA BOCCI

(Gazzetta dello Sport 08/05/03 第5面)

アレッサンドラ女史はセーさんのエレガントさについてマジに書いてるんでしょうけど、ちょっとプってしちゃうなw ああ、どこまでも高いセーさんのプライド。それにしても、イタリアのスポーツ紙、時々こういう風に詩人や芸術家を知らないとわからん記事が出て来て、教養のあり方が日本と違うのかな?と思います。日刊スポーツに宮沢賢治や正岡子規の野球の詩が引用されるのとはちと違うしね。それとも記者がインテリ具合を披露したいだけなんだろか?w ああ、でもデルビー名物の巨大応援幕に、ダンテの詩やムンクの絵のパロディが使われるようなお国柄だからなあ。今日はどんなのが出るのか楽しみですよ。

SKYのダービースペシャルページのことは前にご紹介しましたが、そこにミランのアニメ新作があった! 題して「モウリーニョとイングランドの旅ーデルビーを見据えて、出張中のミランとインテルは『英国マエストロ』に案内される」。もしかしたら来週には見られなくなってしまうかも…の動画はこちら。顔が激似なのがもう爆笑ですが、モウリーニョのしゃべり方もソックリで笑える。

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↑モラちゃんはビデオマニアなのだろうか。
マンチョが持ってるブラジル版Gazzetta『Gazeta do Brazil』にはロニーのあのニュースがw

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↑イングランドに逃亡したリーノを捕獲したのか?!
しかもガリに噛み付いてるし、皮肉が利いてます。

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↑雨降るロンドン名所を案内するモウリー。
Special Oneなバスガイドをしてるんでしょうか。

そして今日のGazzettaにあった『デルビー、100人に聞いてみました!』。各ブックメーカーもミランやや有利と見てるんだけど、100人アンケートの結果は以下の通り。左から勝敗予想、ミランの得点者、インテルの得点者。

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わーアンケートでももうなんでもいいから、すがりたい! カカ&ピッポがゴーーーーール!に、まあクロスからマテ公かリバスにヘッドで一発ってとこで、2-1で私はお願いしますw てか、インテル得点者ジュリオ・セーザル7%ってどゆことw

ちなみにサッキの予想はカカ、インザーギ、アンブロジーニでミラン勝利。応援隊ボバンさんも当然ミラン勝利予想なんだけど、得点者が『la squadra(チーム)』…カッコいい…。

以下が絶対これだろっていう予想フォーメーション。先発で出て来るバロテッリ17才が怖いです。ミラン・クルヴァはロッソネロのユニフォームを着て応援するとのこと。

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とにかくミラン勝て勝てーー!カリアリも勝てーーー!


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ピッチ上の友だちはいいもんだ

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↑キャプション:「ガランテはロナウドが地に伏した時に最初に近寄った者たちの中にいた」

昨日、ロナウドは無事退院し、パリに10日間ほど留まった後、ミラノかマドリーかまだ未定ながら、9ヶ月以上のリハビリ生活に入ります。記者会見の記事は後にして、まずはロナウドのケガ直後にはちょっと辛くて訳せなかったものを。

ロナウドと対戦した友人はすぐにケガの重大さに気づいた
ガランテ:「こんど俺のフェスタをしたい」

フェスタには全員が揃った:「それで、ロニーが入場した時、俺もお祝いを言ったんだ。Oh via、ヤツのクルクルパーマな髪の毛をからかったんだ。だって俺たちの年齢じゃ、あれは狂気の沙汰ものだったから」。そしてフェスタは終わった。最悪な形で:「振り返ったら、ヤツが倒れてるのを見た、顔は痛みで歪んでいた。ラツィオ戦でひどい目にあった時と同じ表情だった。すぐに膝をヤっちまったんだってわかったよ。それから彼が泣き叫んでいて、そんなダチを見て、そのまま前を向くのは難しい。それで俺は自分のチームメイトたちの側ではいられなかった。だってロニーには万事OKでいて欲しいから」。ファビオ・ガランテのフェスタはこうして終わった。彼の友人ロナウドは担架で退場し、彼は脚を押さえ、泣いていた。昨日サン・シーロにて、このリボルノのディフェンダーはセリエA300試合出場を祝うはずだった。「でもどうやって俺が祝えると思う? 今はそうすることはできない。フェスタは他の機会にするよ、ロニーがピッチにいる時に。だってヤツは帰って来る、安心しろって」。

電話 このディフェンダーの友人は、今回もロナウドがくじけないと確信している。彼のことを10年にわたって良く知る男で、インテルで長く一緒にプレイした。「彼はあきらめないよ、まあ見てなって」。それがただひとつの気持ち。不可解なことのように見えるが、しかしガランテはロナウドにまだ電話をしていない。「時間がなかった。試合が終わった時、俺はミランの更衣室に走っていって、ガッリアーニ氏と話した。彼は俺に膝蓋腱のケガであることを話してくれた。それからすぐにヤツはパリに運ばれていった。フランスから帰ってきても、ヤツから電話は来ないだろうな。だってヤツの復帰を俺たちはきっと見られるんだから」。ミランは待つ。「リボルノもだ。ロニーはそれをわかってる:そんなヤツのような男を、俺は一緒のチームにずっといて欲しいよ。たとえ一本足になっても」。

GIAMPIERO TIMOSSI

(Gazzetta dello Sport 08/02/15 第2面)

おみまいの電話はたくさんあったみたいですが、一番奇妙なことになったのは仲良しのジダン。ヤジ馬やジャーナリストを避けるために厳戒態勢だったとはいえ、パリの病院なのに、この英雄様の電話を「ジダン?誰それ」と切ってしまった!

あと、父親のようにかわいがっていたモラちゃんが心のこもったメッセージを送っていたのはじんわりした。でも、こんなに人格者で清廉潔白なトップを持ちながら、なぜインテルは今までコストに見合う成功を収められなかったのか。それはレコバの件でもそうだけど、トップがいい人ぶっていて(実際どれだけ人格者でも)、選手に甘い顔して手を汚さない、自分が悪者になりきれないと、組織はうまくいかないと思うんだ。組織内である困難な目標に向かって行く時には、必ず温情ではなく非情さを行使しなくてはならない場面がある。モラちゃんができないのなら、他の誰かが汚れ役をしないと。ファッケッティもそういうタイプではなかったようだし。ミランでいうとガリみたいな役回り。もしくはベル様だって、一部の選手からは陰口を盛大に叩かれてそうな非情なところは確実にある。

だからインテルの場合、選手の方に非があったとしても、『モラッティは好きだけどインテルは嫌い』と、インテルというクラブの方が悪者の印象になって、縁を切られちゃう。インテルOBがクラブの財産になっていかない。そのへんがお坊っちゃまモラちゃんの限界なのかもなあ。でも効率第一よりも、そんなドンくさいインテルが好きさ!という方向のインテリスタの趣味は、とてもいいと思う。


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アキッレをミラニスタにせよ!

080131e.jpg←遊園地のコスタクルタ一家近影。3人揃えば『北のビッグ3』かいっ!

ビリーさんちのアキッレ君が、なんとインテリスタになっちゃってる!という由々しき話題w 元々奥さんのマルティナはバリバリのユベンティーナで、CL優勝パーティーではインテルをヤジる歌を合唱したっていうんだから、少なくともインテル相手には夫婦共闘できてたのに、息子がインテリスタじゃコスタクルタ家はどうなる!w なお、今回はいつも以上に良くわからず訳しているので、だいたいの意味を感じてくださいまし。『アキッレ』はかかとに弱点を持つ『アキレス』から来ている名前と思われ、記事の中にもそれにかけた文章が出て来ます。

驚くコスタクルタ「俺たちの息子はインテリスタ」
マルティナ・コロンバーリはちびアキッレの情熱を暴露「あの子、バスタブにネッラズーロのスクデット(小さい盾)を持ち込むの。それをビリーが知ったら……」

ミラノ発 Cesaroniの紹介する愉快な雰囲気、Canale 5のフィクション。1つのテーマだけを分かち合う完璧なキャストとゲストのスターたちがいる。グレイのパンツスーツに身を包んだ、目のさめるようなマルティナ・コロンバーリのような。彼女は金曜夜のステージにいるだろう。(以下、マルティナのTVの仕事関係の話で、良くわからないので省略)

ミックス ユベンティーナにして、ビリー・コスタクルタの妻である美しいマルティナに、viene spontaneo chiedere come si trovi nel “covo” giallorosso(いかにしてジャッロロッソ(ローマ)の『covo(巣穴)』で見つかるかを自然と頼めるようになる?)。彼女は屈しない:「問題ないわ:作品全てはCarlo Bixioから始まって、全てミラニスタのものですもの。問題はとにかく家でのことなのよ:私の夫はミラニスタで、息子はインテリスタになったのよ!」。ああ、ああ、未だかつて誰がこんなことを言っただろうか? 伝説的ビリー、ミランのバンディエラにして、今はカルロ・アンチェロッティの技術的協力者、彼がちびアキッレに『裏切られてる』って? マルティナはちょっと苦笑いする:「全ては去年のインテルのスクデット祭りから始まったわ:彼はそれをTVで見て、今は全てをネッラズーロ(青黒)にしたいのよ。信じられないでしょうけれど。あの子のバスタブにはインテルのスクデットがあるわ。あの子のパパ? 時には…何か投げつけてるかもね」と笑う。「冗談よ:今はあきらめてるわ」。こう言うではないか、fa una faccia(変節する):アキッレはまだ小さい(10月2日で満4才)。時が来れば、心変わりするだろう。

理由 そうかもしれない。しかし小さい頃からひとつのチームに夢中になると、普通はそれに忠実になるものだ。とにかく、そこに理屈はない:感情だ。それはしばしば家族から押し付けられる:当然それは認められるか、それに反発するか。たとえば他の色がもっと好きとか、好きなカンピオーネがいるとか。普通、サッカー選手の息子は父のチームを選ぶ(インテリスタなパオロ・マルディーニの息子たちを想像できるだろうか?)。しかしアキッレはパパ・ビリーにカウンターアタックの足を振る。彼が考え込むのが想像できる。Mumble、mumble、もやもやしているそれをはっきりするために聞こう:1)ミランのフェスタがおもしろくなかったから? 2)インテルのスクデットの日にTVを使わなかったから? 3)マルディーニよりマテラッツィが好きだから? そして最後に避けられない、ひねくれた質問 4)それのどこが間違ってる? 理由を見つけるのは難しい、アキッレのかかとは報いを受けるものだ。Teo Teocoliの息子のChiaraはボボ・ヴィエリのファンだったので、小さい頃からインテリスタだった。時がたつにつれて、細心の注意を払って、パパは彼をrossonera(赤黒)に改心させ、azzurro(青)の電話をかける必要はなくなった。つまりnerazzurroの……。

(Gazzetta dello Sport 08/01/31 第11面)

でもマルディーニも小さい頃はユベントスが好きだったって告白してるしなあ。一応、『あの頃のアッズーリはユベントスの選手が多くて、だからだから…ね?』とか言い訳してるけど。アキッレがインテリスタになった理由が実は3)だったら、パオロさん、コスタクルタ家に殴り込みに行っても良しw 恐い顔して、これぞ『インテルなんか好きな悪い子はいねが〜』って、イタリア版ナマハゲになりそうだ。

080131d.jpg←前のブログでも使っていた、とても好きな写真。03/04スクデットフェスタで並ぶトリプル3。

上の記事にも書いてあるけど、アキッレがインテル好きになったホントの理由はスクデットのフェスタを見たからだよなあ。やっぱり、ミランのCLフェスタは金持ち臭がして薄ら寒いのが、敏感な子供心にわかったんだなっ! いやたぶん、そうなんです。あのスクデットのフェスタの独特な高揚感が、アキッレを魅了したと思うのです。明るい陽の元で祝うスクデット獲得! そして子供はいつだって強い者たちが好き。ちび◯たちは強いミランをちゃんと見て、ミランのスクデット・フェスタをちゃんと経験してるもんなあ。あれ以降、ミランは盾からすっかりご無沙汰。ビリーが涙目にならないように!アキッレをちゃんとミラニスタにするために!ミランさんたちよスクデットを頼みますっ!!!来季か…次ぐらいに! ちび◯とちびビリーがミラノデルビーで対決、なんてのも燃え上がるけどねー。


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クリスマスプレゼントはデルビーで

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↑アンチェロッティはクリスマスツリーを飾り付けする

いよいよインテルがセリエAで負ける日が来ましたね!(←景気づけ) Gazzetaもデルビー祭りなので、脈絡なくいろいろ貼ってみます。まずは先発予想。

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ということで、インテルさん、ミランの両翼が穴ですよっ!w この頃あまりにもインテル強いので試合を真剣に見てないのですが、最近のマンチョのチームはサイド攻撃強烈なんでしょうか。とにかく何度も最後最後うざくてすみませんが、これで最後かもしれないパオロさんデルビーなので、ドキドキしながら正座して見ます!

オッドとマルディーニ、ディフェンスの両翼

ミラネッロ発 パオロ・マルディーニはこの試合もプレイするだろう。ヤンクロフスキは昨日膝に少々痛みを感じ、これによってアンチェロッティは最後の迷いを捨てた:ディフェンスの左サイドにはカピターノが入るだろう。左の先発にはオッドが戻る。これで最後の練習前にただひとつ残った選択はリーノ・ガットゥーゾだ。ガットゥーゾはヨコハマでけがを負い、この一週間、練習をしてこなかった。昨日はチームメイトと練習し、問題は取り除かれた。しかしそれが全てではない。その不確かさを追い払うために、きょう最後のテストが行われる:試合の重要性を考慮して、アンチェロッティもガットゥーゾもリスクをおかすようなことはしたくない。

一方、攻撃陣にニュースはない:アンチェロッティはコッパ・イタリアで、避けられなかった実験的フォーメーション(大多数が休息が必要だった)の後、今回はワントップの下に2人のトップ下というクラシックなロッソネロの形に戻る。カカとセードルフと共にピッチにいるのはフィリッポ・インザーギだろう。彼はヨコハマの決勝で腿に打撲を受けたが、いまは回復している。昨日インザーギはロッソネロでの200試合を表彰された。ガッリアーニの祝いの言葉:「彼は少なくとも300試合まで到達するよ」。そしてピッポは:「僕はまだ多くのことをなし遂げたい」。

(Gazzetta dello Sport 07/12/23 第9面)

ヤンクロさんがガリの圧力で、「膝、ちょっとい、痛い、い、かな?」なんて言わされたんじゃないことを祈りますw

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↑各ゾーンでのマッチアップと、その対処方法など。ミラン前線ではインザーギとサムエル。コルドバがセードルフとカカを見ると予想。中盤ではカカの動きをカンビアッソとキブで封じ、ヒメネスがピルロを見る。インテル前線ではネスタとカラーゼでイブラ対策。ほんとは一番恐いクルス対策はどうする?! オッド、「ミランユースだったから、ずっとミラニスタだったもんね〜」なんて(見え透いたウソ)言うなら、おめえデルビーに燃えてコウモリ男を返上しろよっ!w

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↑各界100人の勝敗予想。インテル42人、ミラン34人、引き分け24人。下の方にあるマン・オブ・ザ・マッチ予想は、インテルが、イブラ(40%)、カンビアッソ(12%)、ジュリオ・セーザル(10%)、その他(スアソ、マテラッツィ、キブ、サネッティ、サムエル、コルドバで16%)。ミランは、カカ(47%)、セードルフ(17%)、インザーギ(16%)、その他(ピルロ、ジダ、マルディーニ、ガットゥーゾで20%)

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↑両者先発メンバーのいろいろデルビー。上が最高、下が最低。左から身長、体重、年齢、年俸。イブラ、あらゆる意味で凄いんだ。一番年寄りで一番少ない給料のマル、がんばれっ!w


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