カルレット、煙に巻く

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↑プリマヴェーラのユーベ戦。パロスキ君は坊主になっていた。

プリマヴェーラのユーベ戦は1-2で負けちゃったみたい。先行されたミランはパロスキのゴールで同点。しかし再び失点。後半、オーバメヤンとパロスキが活躍したが、得点ならず。フィリッポ・ガッリのチームはアウェイのトリノで逆転を狙う。

そのガッリが来季、コスタクルタのポジションへ移動することがあきらかになった、昨日のアンチェ記者会見。そこではまたまたカルレットの軽妙トークが展開されたようで。

「モウリーニョがミラン? でも彼はボールの蹴り方を知らんだろ」
アンチェロッティはポルトガル人に関して冗談を言う:「我々はコスタクルタの代わりを見つけてしまったから、残念。ひとつのアイデアになり得たのに」

ミラネッロ発 デルビーのアリア(訳者注:オペラの独唱か空気の意味か?)、そう言えるにちがいない。しかしカルロ・アンチェロッティはマンチーニを尊敬し、ジョゼ・モウリーニョがすでに彼のベンチに居をかまえると考えたくはない。その代わりに、このポルトガル人には親しみを感じておらず、彼をインテルの次の監督と考えていないからだ。Diciamo che non gli è simpatico a prescindere。

仕事のポスト アンチェロッティとモウリーニョは、夏のアメリカでの親善試合で会った時でさえも愉快ではなかった。彼の手帳があらわしているように几帳面過ぎて、その他の事にはおおらか過ぎる(「おー、でもこれらの試合でもコーナーキックはカウントされるんだろ?」)。クラブワールドカップ前に、モウリーニョはアンチェロッティの最初の怒りの一撃となっている(「彼がミランを望む以上に、彼にはオファーがあると思うがね」)。昨日、イングランド方面からやって来るおびただしい数の憶測記事が議論に上がる一方、それには皮肉で答えた。:「ドログバとモウリーニョがミランへ? ドログバとはなんの合意にも達していない」。ではモウリーニョは? 「私にはわからない」。最初の示唆:スタッフに彼を入れるということ。「すでに我々はコスタクルタの代わり(筆者注:フィリッポ・ガッリ)を見つけた。残念だ、彼についてまず考えていれば」。2番目の示唆:キーパーコーチのヴェッキと共に仕事をすること。「彼にはできないよ:ゴールマウスに蹴るやり方を知らんじゃないか、一度もサッカーをプレイしたことがない」。そうそう。

歴史 礼儀正しいアンチェロッティのためには時間があまりない、『amarcord(私は覚えている)』のためにさえも。「20年前のサンパオロでのものは別の試合だ。あれはベルルスコーニ時代の最初の成功(スクデット)となったものだ。今回のナポリ×ミラン戦は我々にとって来季のチャンピオンズ予備戦出場権を得るためのもの。しかしこの試合が終わっても、何も確実にはならないだろう」。

好み そうこうするうちに、誰が召集され、誰が召集外で、ピルロが不在(ブロッキが代わり)でもフォーメーションは決まっているなどという事が話された後、アンチェロッティはスポーツディレクター(=ブライダ)が青ざめるような選手リストを書いた…。「私はドログバを評価している。しかし私のお気に入りはたくさんいるんだ。アマウリ、ロナウジーニョ、デル・ピエロ、トッティ、トレゼゲ、エトー」。そしてシェヴァは? 「シェヴァもだ、当然」。そしてボリエッロは? 「当然。それにアデバィヨールにクレスポ」。来季のアタッカンテの名前には煙幕が張られている。確かなことは:たどりついた4位の座を失わないために、ナポリ戦でははったりをかませないということ。そして、その言葉がしゃれであろうとなかろうと、おろそかにしない。

ALESSANDRA BOCCI

(Gazzetta dello Sport 08/05/11 第13面)

アンチェロッティは明らかにデマ憶測記事を楽しんじゃってますねw それを質問する記者もマジメな返事が返ってこないのをわかっていつつ、これまた楽しんでる感じ。こういう余裕はいいな。そういえば、肩書きが変わったはずのブライダさん。フラミニにも付き添ってたし、ドログバの代理人にも会いに行ってるし、何にも変わってないんじゃ…。

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インテルがCL敗退した後のSKY Toon
誰もいないサン・シーロでひとり孤独にインテル100周年フェスタを続けるモラちゃん。
涙なしでは見られない。そこにスーツケース両手に出て行く気マンマンのマンチョw
スタンドにはガリ&アンチェコンビの他に、この手帳の主が「インテルorミランそれが問題だ」と呟く。

また新しいSKY Toonがアップされてた! モラ&マンチョコンビはコッパイタリアの事をなんか言ってる。ガリはフラミニ獲得でリーノ犬に殴られたようですw マテに餌付けされるリーノー! 飛んでいく大耳は不吉なので、ここには貼らないでおこ。ミランよ今晩、安心させておくれ。

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彼にしかない魂

リーノ関連の関係者発言。まずは代理人。

「ガットゥーゾ? 全てはしかるべき時に」
ロッソネロ代理人Pasqualinは語る:「バイエルン?噂だ…」

「何が起きるのかは待ってみようじゃないか、全てはしかるべき時に」。リーノ・ガットゥーゾの代理人Claudio Pasqualinは彼がアシストするガットゥーゾの将来についてバランスを崩すようなことはしなかった。パオロ・マルディーニがほぼ確実に引退するのならば、首脳陣もコーチたちもカピターノ・バンドを彼に托す用意があるにもかかわらず、ガットゥーゾは今季終了時に空気を変えると考えられている。「ガットゥーゾはミランが4位になることだけを考えている」とPasqualinはRadio Radio Tvに語った。「そして精神的に居心地の悪さを感じているとも思わない:もしそういうことがあったとしても、りっぱなプロフェッシナル精神で隠すことをわかっている。彼はカンピオナートにだけ集中している。他のことはまた別の機会があるだろう」。

Pasqualinはガットゥーゾがもうひとりの世界チャンピオンであるルカ・トーニとチームメイトになるため、バイエルンへ行く可能性がないことも打ち明けた:「新聞を読んだが、私も噂にすぎないと感じている」というのがリンギオの代理人の短いコメントだ。

(Sport Mediaset 08/04/25)

アンチェのリボルノ戦前の記者会見記事から、発言だけを抜粋。

「ガットゥーゾはミランに残る。愛ゆえに力ゆえに」
アンチェロッティはリンギオをブロック:「彼のような魂を持つ者はいないから、譲渡できない」。そして請け合う:「もしチャンピオンズに行けなくても、絶対自殺なんかしない」

ミラネッロ発 「我々はチャンピオンズ・リーグから除外される1シーズンを過ごしても許される、唯一のクラブだよ。もしチャンピオンズに出られなくても、我々は絶対自殺なんかしない。それにどっちにしても、不出場でメルカートが左右されることはないと確信している」

「リーノはチャンピオンズがあろうとなかろうと譲渡できない。私はリーノと一日中話しているよ。この問題に真剣に向き合ってはいないけれどね。彼がチームを変えようと考えることはできる。だが、彼はミランにとって重要過ぎるほどの存在なんだ。それにもし出て行きたかったとしても、最終的にはここに残ることになるだろう:望もうと望まなかろうと。メルカートでは彼のような特徴を持った選手は他にもいる。しかし毎試合見せるあの魂を持った者はいない」。

犠牲 「高齢の選手何人かはミランを去るだろう。しかし私にはまだわからない:カフーと他の者たちの状況が考慮されるのはカンピオナートが終わってからだ」

「ロナウジーニョは偉大なカンピオーネだ。もし練習したり、責任を負ったり、犠牲を払ったりする気がなければ、我々にふさわしくないだろう。反対にグループに入って、我々のプロジェクトを分け合い、チームのプレイに彼のクオリティを注入する用意があるなら、有用だろう。ここではたくさんの選手たちが、たとえあまり承知したくないポジションであってもプレイして、犠牲を払っている:セードルフ、ガットゥーゾ、マルディーニのことを言っているんだ。これはならうべきお手本だ」

「フラミニは偉大なクラブでプレイする特徴を備えている。ディアラも同様だ。しかし彼はフラミニとは違う特徴だ」

(Gazzetta dello Sport 08/04/27 第10面)


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中間管理職アンチェの腕の見せ所

レッジーナ戦でのセーさん事件(笑)について、ワイドショーネタが好きな2紙の記事を。

献身的経理:リノ子「あんた経費の使い過ぎよ! 月末の支払いのやりくりに苦労してる私の身にもなって、一緒に経費削減に協力しなさいよ!」
自称営業エース:セーさん「数字を上げるためには俺が最前線でがんばんないといけねえんだよ! 必要経費ケチケチしてたら肝心の売り上げあがんねえんだぞ! それに俺だって会社に走って帰る犠牲を払ってる!」

…などというミラン商事会社の光景が浮かんだ春の午後。いや、一般の会社をわたし知らんけど。

「ヨーロッパのための3ゴール」
カカ:「チャンピオンズに行きたい。僕らはできる」

ミラノ発 (前略)

セードルフ事件 カカの重要性はアンチェロッティからも再確認されているようだ:「彼の不在は決定的試合において重みがあった。そうなったことはあたりまえのことだよ。今はいいコンディションを取り戻している」。一方、セードルフの役割とポジションをマネージすることの方が、ロッソネロ監督にとって全くもっとめんどうなことだろう。レッジーナ戦では彼を中盤のラインに留めて、もっと後ろでプレイさせたかった。「でもどうやって俺がサイドバックをやんなきゃならないんです?」と、前半オランダ人は監督に返答したらしい。カカの2点目のPKの後に、ガットゥーゾも口出ししたようだ:「でも全然戻って来やがらねえ。なんか言ってくれよ」と、アンチェロッティに言っていたようだ。賞讃とブーイングが混じったピッチから戻ったセードルフは、更衣室で彼の特徴にとっては理想的ではないポジションへの我慢できなさを認めた:「他のMFより攻撃的なんだ。だから誰かが俺を助けるべきだ。80メートル走ってから、1対1のためにしゃっきりしてはいられないよ。来シーズンは中盤(il mediano)をやるかって? 適応できるよ。だが、とにかく俺はミランがより良く戻れるように自分の意見を言う」。これを翻訳すれば、彼はトップ下(il trequartista)をやりたいということだ。最終的にアンチェロッティはこの件を終わらせる:「セードルフはカバーに回って犠牲的プレイをしている。彼は継続性あるプレイができる特徴を持ってはいない。しかしチームの意向には従うのだ」。

ジラルディーノ 一方、ロッソネロ監督は、必要とされているエリア内のセンターフォワードが本当に来るのかどうか知っている事を探られる。「今最も好調なのはインザーギだ」とアンチェロッティは言葉をかわそうとする。「彼のような特徴を持った選手を探すのは難しい。パトは適合している。現代のアタッカンテは様々なタイプがいる。エトーのようにfascia(ワイド?)にプレイする能力を持っていたり、ルーニーのようにサイドバックのように守備で追いかけたり」。このシナリオにおいて、再び落第したジラルディーノにはスペースがない:「彼が出場する余地がなかったことは私もわかっている」とロッソネロ監督はコメントする。「インザーギは彼の貢献をしていて、彼がプレイするのが妥当だ」。

Pietro Guadagno

(Corrire dello Sport 08/04/21 第14面)

記事前半に出て来る試合中の会話は全て『らしい』なので、言葉そのものは憶測ですが、どうやらそんな内容の『口論』(ミラン一家的には『議論』…て言葉にうるさいなー!イタリアーノはw)があったのは確か。これ、FWが足りなくなって、ジラピッポが最悪のコンビで、仕方なく1トップのクリスマスツリー型がデフォになった時から、『2トップに戻った時、10番の味をしめたセーさんが守備させられたら絶対文句言う…』と予想していたミラニスタも多かったでしょうが、ああ、そのとおりになっちゃったw それにしてもレッジーナ戦。4-3-2-1じゃなくて、アンチェロッティの指示は4-4-1-1だったんですね。それならセーさんがあんなに前に行ったっきりはまずいな。あんな風に4人のMFがほぼ等しく守備と攻撃にかわるがわる参加する形は、うまくいったらとても魅力的。カカとワントップFWが孤立しないでいけたなら、これからも楽しい試合が見られそう。

アンチェはそのためにも4人のMFに高いラインを維持するようにも指示していたようで、カリアリ戦と同様、ディフェンスラインもかなり高い場面も確かに見られた。でもあの時よりは中盤と最終ラインとの間が間延びする瞬間も結構あって、そのせいで守備面は不安定に見えたんだなあ…と試合見直して復習しましたよ。サッカーって奥が深い…。

5-1でもミランの問題は隠せない
大勝、恐れ、それにセードルフ事件
オランダ人の役割について口論。マルディーニ:「こんな風には終われない」

ミラノ発 (前略)

口論 ミラン家では中盤での協調というような、周知の問題がいくつかある。それらはしばしばロッソネロの試合を、相互の義務について終わらぬ議論に陥らせる。「カバーのためにさっさと戻ってこいよ」。「いいや、あんたが前に行き過ぎてるんだ」。そしてこれは、誰かが(昨日は特にガットゥーゾが)アンチェロッティが仲裁をするようにプレイ中に決意するまで続く。レッジーナ戦では監督はブロッキと、特にラインをもっと『高く』するように頼んだセードルフを加えた『4MF』のラインで中盤を構成していた。ガットゥーゾによれば、オランダ人は文句がちょっと多過ぎるわがままものだ。こうして、ガットゥーゾはセードルフに個人的に呼び戻すことにうんざりして、アンチェロッティに介入を頼みに行った:「これはリーノの力をブリエンツァの左スペースへ分散させることになったからね」と監督は説明する。「それで、ファヴァッリのゾーンで何回も優位に立たれることになった…。そう、議論はあった。しかしこの問題に他の意味はない。知的なもので、ただの会話だよ」。カバーする仕事で犠牲になっているセードルフのように、誰かが不十分さを、もしくは要望を持ち続けるという事実は残る:「彼は犠牲を払っている」とアンチェロッティは彼を無罪放免する。「彼は継続性を持った特徴を持ったプレイヤーではない。しかしチームの意向に従っている」。

そして説明 クラレンス・セードルフはいかなる場合も自分をさらけ出すことを恐れない人物だ:「俺はいつだってミランはどうプレイすべきかについて自分の意見を言おうとしている。でも自分の役割は守るよ。適応し、もっとうまくやりたいと思っている。来シーズンを見てみようじゃないか。監督は選択し、選手たちはそれに適応しなくてはならない:なぜなら勝利というものは、どこのポジションでプレイするかによって得られるものじゃないからね。ガットゥーゾ? 俺も彼に戻れって注文つけたことがあるよ。でもときどきね…。俺は試合を通じて上がり下がりできるサネッティのような選手じゃない:もっと攻撃的な特徴を持っているんだ。言われた時はちゃんと犠牲になっているとしてもね」。しかしこれは明らかだ:彼はそう指示されれば中盤でもプレイできる。しかし背中にお気に入りの、ロナウジーニョには渡したくない10番をつけてそれをするだろう:「選手全員が背番号を持っていて、手にしたその番号に自分を適応させなくてはならないんだ」。

こんな風には終われない レッジーナ戦のファイルを綴じて(『Ci hanno punito gli episodi』semplifica un po’ troppo il tecnico Orlandi」)、4位を追い続けるのはさらに困難になった。どんなことになろうとも、マルディーニはいるだろう。「ノー、こんな風には終われない」と昨日スタジアムを去る際、彼はこう言った。

STEFANO SALANDIN

(Tutto Sport 08/04/21 第14面)

やっぱりリーノが吠えたのは、ファヴァさんとセーさんの左サイドが不満だったからなんだなw いつもは右サイド中盤にいるリーノ。久々の左に来てみて、ガルルと吠えた。上がりたがるセーさん(&マル)側のミラン左MFはいつも苦労が耐えないということかw 今季なら、アンブロさんお疲れ〜。パオロさんは案の定「このままじゃ終われない」て言うてますし、守備しないと評判のジーニョ来ちゃったらまたいろいろあるだろうし、来シーズンもミラン一家の中盤にはいろいろ事件が起きそうで、新聞は手ぐすね引いてネタを待ってるでしょうなあ。哀愁の中間管理職アンチェの「まあまあまあ」となだめる手腕と、イヤな仕事を彼らにさせるムチに期待ですよ。


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