激しい愛のすれ違い

ラツィオ戦の後、レオ監督から火曜日までの休暇をもらったミランさんたち。半数近くがミラノへ帰らず、そのままプチバカンスに行ったとのこと。もう今日は練習開始してるけど、短期間でもリフレッシュは大切ですもんね。

パトは2日間の休暇をマドリッドで過ごしたそうです。ステファニーと共にカカに挨拶しに行き、昨晩はベルナベウで行われた国王杯の観客席に現れたとか。

さて、ラツィオ戦でのこと。スカパーの八塚さん情報では試合前にファヴァッリ、ネスタ、オッドがラツィオの応援席クルヴァ・ノルドへ行っていたとのことでしたが、試合翌朝にはこんな記事があったのです。

彼とファヴァッリにクルヴァ・ノルドからの拍手
オッド:「フィジカルの落ち込みが問題を引き起こす」

ローマ発 ラツィオの元カピターノにとって特別な日。オッドはファヴァッリと共にオリンピコのクルヴァ・ノルドの下へと赴いた。『amarcord(=私は覚えている 北部イタリア・リミニ地方の方言)』の10分間。それからピッチは風上側を取った。(以下、オッドのインタビューはツッコミどころがなかったので省略)

(Tutto Sport 09/11/09 Lombardia版 第2面)

むむむ、まるでオッドが先頭で挨拶に行ったみたいな書き方…っていうか、ほんとにそうかもw ヤツならやりかねん。そしてネスタはいずこ。そしたら、Milan News.itにもこんな記事が。

クルヴァ・ノルドの下にファヴァッリとオッド:ネスタは挨拶し、そこには行かない

サンドロ・ネスタは対戦相手としてオリンピコに戻った最初の時を不快に思ったままで、その時からクルヴァ・ノルドへはもう挨拶をしていない。クルヴァは2002年夏にラツィオからミランへと彼が移籍した後、彼を傭兵のようだと指摘していた。あれから、さらに2人のラツィオのカピターノがロッソネロへと移った。彼らファヴァッリとオッドは、チームメイトのひとりとは反対に、ラツィオクルヴァから温かい敬意を受け取った。

オッドはこのエピソードについて、こう語る;「ネスタは俺たちと一緒に来なかった。挨拶しただけだった。彼はシャイで、控えめな性格で、あんまりおおっぴらじゃないってのを、俺は知ってるよ。たぶん、オリンピコに対戦相手として来た最初の時に彼に刻まれた出迎えのために、不快に思ったままなんだよ。でも、彼はこの環境に深く結びついているのは確実だし、きっと時が過ぎれば、物事は丸くおさまるよ」

(Milan News.it 09/11/09)

オッド、前もネスタの心情を勝手に推測してた気が…w そして、いつか丸くおさまるよ〜ん!とは、なんてお気楽なの。いや、でも、オッドの言うとおり、時だけが解決してくれる事かもしれないけどさ。

ネスタが初めてミランの選手としてオリンピコへ行った試合。クルヴァの反応は覚えてないけれど、とにかくネスタがピリピリしてて、ナイーブな感じだったのはよく覚えてる。

そして、そんな緊張感からか、足がつってしまうネスタ。それをまっさきに駆け寄って直してあげたのがクラウディオ・ロペスを始めとしたラツィオの面々。ミランのみんなはあえて近づかずに、かつてのチームメイトたちに任せているようだったのが印象的でした。

ネスタの移籍はメルカート期限ギリギリで決まり、公式な挨拶はなく、心配で練習場に集まったティフォージたちに「僕が移籍するとしたら、ラツィオのためを思ってだけだ」と言えるのがせいいっぱいで、そのまま移籍して行ったから、ラツィアーレからしたらもうショックなんてもんじゃない。愛が深ければ深いほど、それがうらぎられたという思いから、悲しみを憎しみに変えてしまうティフォージ(特に過激なクルヴァ・ノルドのウルトラス)がいて、彼らから激しいブーイングがネスタに向けられた事は容易に想像できることではあります。あの前年に、チームの不振の責任を問うティフォージのいらだちがネスタを始めとした選手たちに向けられ、ネスタがカピターノとしてそれに対して反論するという当時の状況も関係してるかもしれません。

ネスタはミランに移籍したその後に、当時は倒産寸前で紙くず同然のラツィオの株を自分で購入し、古巣の再建に手を貸そうともしていたっけ。ラツィオを愛する気持ちは同じように火傷しそうなくらい熱いのに、お互いに噛み合わないクルヴァ・ノルドとネスタ。なかなかに、せつないことです。

オッドに学ぶべきことなど、ないっ!とサンドロさんはおっしゃるかもしれませんが、彼のかる〜い要領の良さだけは参考にした方がいいかもしれないよw ああ、でもやっぱりそんなネスタ、想像できないな…。


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第11節 Milan-Parma

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↑ファッションも冬仕様で、ヒゲも冬毛になってたトリブーナのマル。
アヤシイいつものファッション関係の友人と、フィオーリさん&アッビも一緒。

おお!いきなりリーノが先発! そして気合いが入る大事な試合はヒゲを剃るらしいので、今日は復帰戦でガウガウしてるはず!

久しぶりの動くパロスキ、ちょっと育ってたけど、やっぱりカワイイな〜。しかしそんなノンキなこと考えてる間もなく、パルマはアウェイとは思えない出足の良さで中盤をつぶす。ジーニョにもディフェンスは厳しく、前を向けない。ナポリ戦の再現のダメジーニョかあ〜…と思ったのに! 10分にはそのジーニョがサイドからドリブルでえぐって、中にパスすると誰か飛び込んだーリーノー!惜しい。

そしてパルマのカウンター。寄宿生みたいなパルマの萌えユニが似合う美形ジェマイリが、強烈ミドルー!バーだー!ジダ触ってるー! ただ今、スーペルジダはオセロの白コマを着々と置いてる状態なので、いつ黒コマで挟まれたようなガラガラドッカーンな大ボケやらかすのかちょっと不安(笑) このまま白ジダで居て〜。

このピンチのすぐ後に、ピルロがナイスにひょいっとボールを奪い、すぐにジーニョへパス! そのままドリブルで走るジーニョ!気持ち良さそう! ディフェンスを引きつけておいて、中にパスするとボリが来たー!ナイスタイミングでゴル! レオ様もニッコニコ!

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↑ボリもジーニョのトレードマークのヒラヒラポーズ!

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↑YEAH!っと軽いな、近頃のミランさんw

ボリのお調子者っていうか、何も考えてない頭のあったかい感じが(ふはは、ごめんよw)、ミランの重圧を感じないのだね、きっと。フンちゃんもイェー!っと弾けられるといいんだけどねえ。

ベンチのアンブロさんはひとりたたずんで、孤高の人っぽくカッコいい(でも実は何にも考えてなかったりして)

この試合でも一度のステキクロス以外は、あーれークロスを送り続けて、ドイツへ行く前くらいブーイングを受けてしまったオッドが、試合後にSKYのインタでこんな事、言ってました。

「ブーイング?俺はいつだって危険なクロスをしようとトライしてて、時にはミスするし、うまく行くこともある。監督やチームメイトに信頼されてるからハッピーだもん。こういう状況をさらっとやり過ごせなかったら、俺はもうプレイしていないだろうな。でもこれもサッカーの一部分なんだ。より非難される選手がいて、そうでない選手がいる。俺の使命はいつだって良いプレイをすることだし、ティフォージの意見を変えたい。全員じゃないよ、一部のティフォージのだ。ロッカールームで、こう言ってくれたヤツがいるんだ。かつてファン・バステンもブーイングを受けたって。それで俺は機嫌が良くなった」

バステン様と同等とは恐れ多い。そんなこと言ったのは、ブーイング仲間のセーさん?(笑) この2人に共通してるのは、いわばオーケストラやオペラの晴れの舞台で、ソリストの見せ場!と観客がかたずを飲む場面で調子っぱずれの音出したり、声が裏返っちゃったりしてしまうような、そんな風に期待が大きい分だけ、ガッカリも大きい。

サン・シーロのお客さんはただ勝つだけじゃなくて、ベル様の「ピッチの支配者となり相手を圧倒し、美しく勝つ」という信念に感化されている厳しい批評家軍団だから、良いプレイには文字通りスタンディングオベーションするけど(この試合のシウヴァのプレイとか)、彼らのズッコケプレイには激しいブーイングしちゃうのも当然です。しかしそれを「俺はソリスト的見せ場を作れる偉大なプレイヤーだからこそ、ブーイングされるのだっ!」と、プライド高くやり過ごせる2人。これは皮肉でもなんでもなく、プロとして大切なズ太い精神力だと思います。でも、解説の柱谷さんもこらえきれなくて、ちょっとプってしちゃうオッドのクロスの破壊力はすごい。

オッドは、「ずいぶん追加点を取れなかったですね」と言われて、「たぶんネスタがいなかったからじゃないかな」なんて、無駄にジョークも飛ばす。

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↑レオ様の指示出しポーズはちょっとフェミニ〜ン。

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↑一方、これぞグイドリンスタイル! 指示出しながら空気イスでトレーニングッ。

さて、そういうことで、後半になっても追加点が取れなくて、こっちはドキドキのヒヤヒヤ。でもカハとシウヴァのコンビできっちり止めていたし、アントニーニとオッドも行く時と守る時がバランス良くて、あまり失点の香りはしない。でも7分にアントが屈筋ヤってしまったみたいで、ザンブロと交代。ああ、せっかく先発できてたのに〜。

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↑ミラン育ち対決!

70分にはパロスキがピッポ的斜めの飛び出しで危険なシュートー!

通路の口論でイエローを受けたというリーノとパヌッチ。いったいどんな噛み付き合いがあったのか(笑)  ミランではちょうど入れ違いで、チームメイトにならなかったんですねえ。イエロー2枚目に関してはすっかり学習したレオ様は、後半30分にリーノに代えてアンブロさん。37分にはセーさんに代えてフラミニ。今日のサン・シーロはセーさんに大きな拍手。ベンチに帰ったセーさんをカメラが映すと、ピッチに吠えてるリーノ。いい気合いだ。

87分にはシウヴァが花道をずずずーっと前線まで持ち上がり、サイドのボリと美しいワンツーでヘディングキターーーーー!と思ったけど、入らなかったああああ。マドリー戦といい、きっとゴールするまであともう少しだ!きっと。

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↑最後尾から一直線に、きれーに自分はゴールインしたのにねえ、残念。

ああ、もうウノゼロでいいから早く終われ〜と思うも、ロスタイムは5分! ナポリ戦を思い出させないで〜。しっかしまたまたジーニョとボリがやってくれました! 92分、ジーニョから放たれたクロスをボリがアクロバチックシュートー! 

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↑たとえ頭を振るとカラカラ音がするようでも、女性の趣味が悪くても、
ピッチの中ではカッコいいよ、ボリ!w

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↑たとメタボ腹でも、ディスコ好きのサボリ魔でも(以下略)
ピッチの中では(時々)カッコいいよ、ジーニョ!w

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↑後ろのトリブーナ。いつもの友人とフィオーリさんの間にいるのはマルだ!

ほっとしたレオ様のキュートな笑顔とウインクにきゃーっとヤられながら、ミランの無失点勝利に幸せでありましたw 西岡&柱谷コンビにも「あまり苦しんで欲しくないですね」と言われるレオ様。守ってあげたいと思わせる、お得なキャラです。

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Serie A Week 11 09/10/31
Milan 2 - 0 Parma
Borriello 12, 93 (M)

MILAN (4-2-3-1): Dida 7; Oddo 5,5, Thiago Silva 7, Kaladze 6,5, Antonini 6 (7’st Zambrotta 6); Gattuso 6,5 (30′ st Ambrosini sv), Pirlo 5,5; Pato 5,5, Seedorf 6 (37′ sv Flamini sv), Ronaldinho 7; Borriello 7,5. A disposizione: Roma, Favalli, Huntelaar, F.Inzaghi. All.: Leonardo.

PARMA (4-4-2): Mirante 6; Zaccardo 6, Dellafiore 6, Panucci 5, A.Lucarelli 5,5; Morrone 5,5, Lunardini 6, Dzemaili 6 (16′ st Amoruso 5,5), Galloppa 6 (31′ st Budel 6); Bojinov 6 (25′ st Lanzafame 6), Paloschi 5. A disposizione: Pavarini, Paci, Castellini, D.Zenoni. All.: Guidolin.

Arbitro: Russo

Ammoniti: Ronaldinho (M), Gattuso (M), Panucci (P)


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血を吐く思い

以下はミランチャンネルのキエーボ戦後コメント。

マッシモ・オッド:「すばらしいサッカーをするチームとの対戦とわかっていたから、とても難しい試合だったし、キエーボはこれからたくさんのチームを苦しめるだろうね。今日も僕らは苦難に満ちた出発となった。でもそれからピッチでみんなの意志とみんなの必要なエネルギーをつぎ込んだ結果が逆転となった。全ての力を出したんだ。

ミランは戦術的に優れた試合をした。僕らはキエーボを彼らのピッチ半分に押し込めたからね。キエーボにはリスタート時に優れた選手たちがいる。一方、僕らはチャンスをたくさん作り出していたから、先制ゴールを決められるはずだった。とにかく価値ある3連続勝利だし、これはすごく重要なことだ。

今晩僕らはフィジカル的も、精神的な観点からも、非常に消耗した。チャンピオンズ・リーグの試合から中3日という試合をプレイするのは簡単じゃないから。今夜僕らはブラボーだった、良く走った。

個人的には3トップになって、僕のクロスのポイントが増えた。カカのようなボールを受ける選手がもういないから、サイドで僕がより解決策にならなくてはならない」

アレッサンドロ・ネスタ:「これは僕の初のドッピエッタだ、すばらしいよ。自分の期待以上に物事が進んでいるのがうれしい。ケガの前にはゴールできなかったから。物事がうまく行っている時は外野からも好意的に見られる。何人かの『古株』が去って行ったから、今はより一層そういう風に見せたい。でもこれは前へと進むサイクルだ。

今日は順位的にも勝利が重要だった。我々は4位に到達した。すぐにゴールされないようにだけはしなくてはならない。そうでないと試合中ずっと走って、多くのエネルギーを消耗しなくてはならなくなる。レアル戦でもそうだったが、おそらく僕らはピッチに少々ルーズに入って行き、それで多くを費やすことになった。

今夜はジダが強烈な印象のセーブを見せた。あれがこの結果をもたらした。非常に重要だった。もし最終段階であのセーブがなかったら、きっと僕らはゴールをすることができなかっただろうから。彼はマドリードでミスをおかした。それは事実だ。しかしすでにそれは忘れられることとなり、今日は良いプレイを見せてくれた」

ルカ・アントニーニ:「長いブランクの後に、ピッチへ戻れてうれしいよ。自分のしたプレイに満足している。たくさん練習をし、苦しんだ。でも最後には練習で血を吐く思いをした者には、その報いがやって来る。試合の終盤には疲れを感じた。長い間ピッチへ降り立たなかった後では、けいれんも起こる。結果を出すには継続性が必要だった。今夜はそれを見せた。もし僕らが望むなら、どんな相手でも打撃を与えられる。

ヤンクロフスキは友だちなんだ。彼のことは残念だ。出来る限り良い形で彼の代わりを勤めたいし、すごく元気づけたい」

(A.C.Milan.com 09/10/26)

アントはイイヤツだな。ヤンクロフスキは公式発表にて、手術が決定。

サッカー選手マレク・ヤンクロフスキは2005年5月のケガ後に入れた左足首のプレートを取り除く外科手術をすることを、A.C.ミランは発表する。手術は数日のうちに、ヴァレーゼにてCherubino医師とD’Angelo医師によって行われる予定。

(A.C.Milan.com 09/10/25)

ヤンクロはキエーボ戦の招集メンバーにも入っていたし、試合映像で観客席に座る姿が映っていたので、遠征先で手術が必要な痛みでも出たのかもしれません。復帰予定は代表ウイーク中断後の11月下旬。

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↑観客席でしょんぼりなヤンクロさん。お大事に。

アントニーニはがんばって走ってたので、後半足がつってしまいました。で、後半頭からアップしていたザンブロがすかさず交代。レオ監督、こんなタイミングにも慣れてきたのかも。


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奇跡の余韻

まだニヤニヤしちゃいます。もう今晩は次の試合だけど、いましばらく勝利に酔わせて!めったにないことなんだからー!w

以下はレアル戦直後のミックスゾーンでのコメント。まだ体からホカホカ湯気がたってる感じ。

マドリーのサンチャゴ・ベルナベウでのミランの歴史的快挙(ロッソネロの歴史上、レアルのホームで最初の勝利)を成し遂げ、選手たち全員とやまほど抱き合った後、すぐにインタビューに答えたレオナルド監督は、メレンゲの真のマタドール(闘牛士)、アレシャンドレ・パトについて語った。「パトは並外れた選手だ。とにかく今夜のような瞬間は、ひとりのサッカー選手として決定的に認められるものだ。ハーフタイムに言ったことは、宝はみんな我々のものだということ。そして、私はそれを持っている」

マンオブザマッチ、アレシャンドレ・パトは、メディアセットプレミアムのマイクに向かって語る:「とてもうれしい。僕らはすばらしい試合をしたし、たとえ離れていても、そばにいてくれるティフォージたちのためにも満足だ。試合を通して、彼らのことは感じていた」。「ハーフタイムに、監督はローマ戦のようにプレイするように僕らに言ったんだ。僕はサポートしてくれるチームと家族を持っている。それに、みんなが僕にくれる責任がうれしいし、自分の仕事をもっとうまくするよう落ちついている」

マドリーでの11人のライオンの1人、アレッサンドロ・ネスタは顔を輝かせ、ベルナベウのミックスゾーンでも吠えた:「前半はゴールへシュートできなかったが、後半はスペースができて勝利にふさわしかった。このチームが今夜、本当の価値を見せられると信じていた」

この夜の大きな敗北のコメントも届く。リカルド・カカはミランの元チームメイトたちに対する彼のレアルの敗北についてコメントする:「パトが今夜うまくやったのは僕にとっては残念だけど、彼は最高に力がある、それを今日も見せたんだ。彼はカンピオーネだからね。たくさんの友人に再会したからすごく感動したけれど、結果はうれしくないものだった。僕らはグループリーグ突破を確実なものにするために勝ちたかったから。プレイの正確な同一性がなかった。このために困難に陥ってしまった。僕らにはたくさんのすばらしい選手がいるが、グループを創り上げることは難しいことなんだ。ミラン? 彼らと長年過ごして来て、決定的な場面では正しいガッツを出すということは知っている。驚くことじゃないよ。でも、レオナルドの攻撃的姿勢(フォーメーション)には驚いた。僕の責任は変わっていない。でも他の選手たちとそれを分け合うことはポジティブなことだ」

(Milan News.it 09/10/21)

ちょっと一段落して落ちついた感じの、ミランチャンネルによるコメント。

レオナルド:「監督とはその役割、その価値、グループをまとめあげ、モチベーションを高める能力を持つものだと思っている。しかし今夜の勝利はチームのものだ。これははっきりしている。その価値があがなえるのも、選手のみんなのすばらしい反応があったからこそ。今夜のことはローマ戦という勝利に次ぐ勝利が生まれたということだ。

我々は4-3-3で始めたが、様々な困難により今シーズンのローマ戦までそのようにプレイすることができなかった。チームは私のプロジェクトを習っているところだったんだよ。難しい状況で、今日はミスできない非常にデリケートな試合だった。

会長は常に我々のそばに居てくれ、非常に難しい状況でもクラブは常に我々と歩みをひとつにしていた。ミランがこの試合に勝利できないなんて予兆は一度も感じさせなかったことがうれしい。ゴールをされたとしても、我々は勝利を求め続ける。これが我々の本当にすばらしい精神だ」

マッシモ・オッド:「今夜のような試合ではあらゆる人たちの貢献が重要だ:ロッカールームや試合数日前から身近で助けてくれる人たちの貢献も。僕らは今夜、すごい満足を得られた。ミランがマドリーで初めて勝ったんだ。我々はローマ戦での勝利後というポジティブな時期にこの試合を迎えたんだ。

ジダ? サッカーにミスはつきもの。完璧な者が勝利するのではなく、ミスが少ない者が勝つんだ。ミスは全員が犯すもの。グループリーグの順位に関して言えば、敗北しないことが重要だった。僕らは順位トップに返り咲くことができて、チューリッヒ戦を落とすにはふさわしくなかったね。

うれしいし、満足だよ。全試合を通して、試合に入りこめていたし、ここがレアル・マドリーのホームだと決してイメージしなかった。先行された時もあきらめなかったし、攻撃を続けた。今夜のようにティフォージからのサポートを感じることができるのは、いつだってうれしい。良い時も悪い時も、彼らの歓声を受けられたらすばらしいことだ。でも、悪い試合をしてしまうのは誰にだって起こることだよ。

カカ? たぶん今夜は、なんでミランに残らなかったんだろうって考えたんじゃないかな?」

アレッサンドロ・ネスタ:「すばらしく美しい夜だった。前半はあまり攻撃できなかったが、うまく守った。それから後半、非常に攻撃を仕掛け、追いつくことに成功し、より勇気づけられ、試合に勝利することができた。最初の失点はアクシデントだ。それから後半に攻撃を仕掛け、よりスペースを見つけられるようになり、3ゴールをすることができた。

アンドレアのゴールはうれしいよ。やっと来た。彼はずっと試みていたんだけど、とうとうボールがゴールに入ったね。とにかく毎試合が試験のようなものだ。日曜日ごとの。今、僕らは2試合続けてポジティブなプレイができている。グループリーグの順位では全チームが競い合っているから、チューリッヒとのホームゲームを落としたのは残念だ。

日曜日はヴェローナへ行くが、気をつけなくてはいけない。すでにプロヴィンチャとはあまり良いゲームをしていないから。カンピオナートで我々のベストを尽くさなくてはならない。パトは2ゴールを決めて、日曜日には1ゴール。今、彼は継続性を見つけなくてはいけないね」

ジャンルカ・ザンブロッタ:「バルセロナに居た2年前にここでプレイしたが、ベルナベウでは一度も勝てなかった。ユベントス時代にCLの舞台で1度勝っただけだ。我々にとって、今夜のこの勝利は重要だ。正しいモチベーションを与えてくれるし、将来への良い予兆となる。

もう少しバランスが必要だね。我々は今こうしているのと同様に、前からすばらしいチームだったんだ。難しい時期から出発し、それを乗り越えつつある。ヴェローナでの日曜日の試合は、イタリアリーグの他のアウェイゲームと同様に難しいものだ。難しいものとなるだろう。しかし、我々はインテルに近づくようトライしなくてはならない」

アレシャンドレ・パト:「ミランがすごく良いプレイをしたから、とてもうれしい。今日はすばらしい勝利を得ることができて、重要な3ポイントを得た。今夜のような特別の夜を過ごせるミランのようなクラブでプレイしていて、僕は幸せだ。

僕の困難? ミランが難しい時期は僕にゴールが生まれなかったことから生じただけじゃない。僕は落ちついていた。練習をしていた。ミランにとってより良いことをしたいと思っているから。

ジダ? ミスはしたけれど、とにかく何度もナイスセーブをした。僕らはチームで、みんな一緒に勝利し、みんな一緒にしくじるんだ。これはグループの勝利。僕らはみんな、ハートでプレイした。

誰にゴールを捧げたかって? 今夜は僕の家族、僕の妻に捧げた。カカ? カカとは試合前に話をした。更衣室へ戻らなくてはならなかったから、試合後は急いで挨拶をしただけ。もし彼がここで幸せなら、僕らみんなにとっても幸せだよ」

(A.C.Milan.com 09/10/21)

RAIやSKYなどのマイクに語った、各人のコメント。

レオナルド:「このチームはタイミングというものを了解し、あらゆる方法でプレイするというすばらしい成熟さを持っている。強敵相手にグランデな夜だった:これは全シーズンを変えることができる勝利ではないが、謙虚でもあったミランに、確実におのれの価値を自覚させることになった。私は2-2になったとしても、引き分けで良しとは一度も考えなかった」

アドリアーノ・ガッリアーニ:「選手たちは3トップとセードルフでプレイするという監督のアイデアを信じて分け合った。レオナルドは勇敢だと言いたい。私が彼と話すと、いつも彼の教師は4-2-4でブラジルで戦った『テレ・サンターナ』だと話す。これは年間パス保有者にとっても、ベルルスコーニ会長にとっても、見て楽しいものだろう。今日、我々はほぼ4-2-4でプレイした。

我々のDNAでは引き分け狙いでプレイしない。勝利するか敗北するかの方が、より簡単だ。失点した後、セードルフはもっと前でプレイするようになった。我々には最高に効果的な組織力がある。カカが抜けただけだ。キーパーが足りないかどうかって? それはわからんね。しかし、マドリーの地で勝利に至ったのは、世界で最もタイトルを取ったクラブなのだと説明しよう。我々はチャンピオンズ・カップの時代から我々の特性であるDNAを持っている。そうでなければ、ヨーロッパで18タイトルも取れんよ。

観客席で、私は死にそうに苦しんでいた。右にはペレス会長、さらにはプラティニ会長がいた。パトの3ゴール目の瞬間でも、気持ちのままに大喜びできなかったのだ。これはまったく3トップと2セカンドトップでこの場に臨んだ我らが監督の勝利だと言える。ベルルスコーニ? 会長とは試合前に連絡を取っていた。試合が動くたびに、私はSMSを送った。会長は満足だと思うよ」

セードルフ:「この満足は困難を乗り越える助けになる。しかし我々は止まってはならない。築き上げ続けなければならないのだ。我々は重要な試合に勝利した。しかしすぐにカンピオナートに集中することに戻らなくてはならない。全てのそれぞれの勝利はチームを成長させるものだ」

ピルロ:「僕のチームメイトたちはもっとひんぱんにミドルシュートを打ってみろっていつも言うし、いつもそうしているんだけどね。でももっとしなくちゃならないんだって良くわかったよ。カカと再会できたのはうれしかった。でも特に彼を打ち負かしたのが素敵だったね。リッキーは今ここにいて、満足で、それは僕らにとってもうれしい。でも今、僕らは僕らの道を行くんだ」

カカ:「レオナルドの敷いたフォーメーションが攻撃的だったのには驚いた。対戦相手とは関係なく、僕らは自分たちのゲームをしたいし、自分たちのアイデンティティを発揮したいが、今夜はそれが見られなかった。

レオナルド? 僕と彼とはすばらしい関係を持っている。彼にとって物事がうまく進んでうれしいよ。イタリアでミランとうまくやることを願っている。僕らは相互理解を深めているところで、プレイの同一性がないために苦しむことになった。正しい動きをできていないんだ。チームを創り上げることは簡単じゃない。グループを形作るのは簡単じゃないけど、最後にはできると思う。

今夜はその力を見せつけたけれど、パトみたいな若者にあまり大きな責任を負わせるのは適切じゃない。僕にとってはとても感動的な試合になった。結果は歓迎すべきものじゃなかったけれど。今日、僕らはグループリーグを安心して戦うために勝利を望んでいたけれど、それはできなかった。すぐに取り返せることを願っている」

(Mediaset Sport 09/10/21)

ほぼ同じ内容だけど、Gazzettaによるカカのコメント。

カカ:「ミランと僕の元チームメイトと再会できたのはうれしかったけど、結果は望んでいたものではなかった。僕らはチャンスを逃した」

「レオナルドの攻撃的ラインナップには驚いた。僕らはそう予想していなかった。でも僕らはいつだって自分たちのアイデンティティを保たなくてはならない」

(試合後のレオナルドとの抱擁について)「彼にとって良かったと思ったのでそうしたんだ。思うように進んでいる。僕は彼をとても評価している。マドリーの問題? 僕らは相互理解を深めているところで、でも僕らは新しいグループだから、それに苦しんでいる。何もないところからチームを創り上げることは簡単なことじゃない」

(Gazzetta dello Sport 09/10/22 第8面)

Gazzettaに語ったパトのコメント。

パト:「チームの勝利も、2ゴールもすごくうれしい。カンピオーネたちがチームにいれば、90分間通して良いプレイはできなくても、2分間でチームを勝利に導くことができる。そういう事をミランはみんなに知らしめたんだ。カンピオーネはいつだって違いを創り出す」

(Milan News.it 09/10/22)

SKY SPORT 24に語った、ミラノへ帰って来てからのジーニョのコメント。

ロナウジーニョ:「あんまり寝られなかったけど、スペインからハッピーに戻ってこられた。マドリーで勝てたこと、ミランにこの新たな記録を打ち立てたことがうれしい。チャンピオンズ・リーグでうまくやるための非常に重要な結果だ。決定的に重要な3ポイントだ。確かに僕らはまだグループリーグ突破は決めていない。しかし半ばまで来たね。今度は2つのホームゲームとなる。難しい試合だが、僕らに力を与えてくれるファンのいる前でのホームの試合だ。だから昨日の3ポイントは重要なんだ。

言われていたようにチームにとって最も困難な時期を過ごしていたかどうかはわからない。大まかにはうまくやったと思う。たぶんジダのミスは、負けをみんな彼に負わせるのを避けようと、僕らがもっと良いプレイをさせるモチベーションになったんだ。チームメイトがミスをした時、みんなが彼を助けたいと思う。そしてそうなったんだ。彼が後半見せたような、彼のベストなレベルに戻ることを期待している。

僕らはローマ戦の後半や、昨日のレアルマドリーのような偉大なチームに対して、先入観に捕われない形のプレイを見せた。自分自身は左ワイドや右ワイドでうまくプレイできていると感じている。プレイしやすいんだ。これは本当だ。本当なことと言えば、ロナウジーニョはハッピーに戻った。だからどこででもプレイできるよ。フィジカル的にも調子がいい。

レオナルドは彼自身が最高レベルでプレイしてきたひとりだ。こういったタイプの試合をどうプレイしたらいいかを良く知っているから、こういったタイプの試合をどう率いていくのかわかるんだ。

それ(レキップ紙でスペインでの夜遊びを報道され、『元選手』と書かれたこと)もモチベーションになるよ。僕の答えは試合に出て、自分のベストを尽くすことだ。偉大な選手はみんな偉大な試合でそれを見せなくてはならないと、かつて言われたことがある。

僕のアシストで、パトにバロンドールを取らせるよ。僕はミランがチャンピオンズに戻るよう助けるためにここへ来た。今年の目標はそれを続け、ミランが再び優勝することを助けることだ。今日は自分がミランの重要な選手だと感じられたし、ミランが重要なタイトルを勝ち取ることに戻るアシストをしたい。

(セレソンについて聞かれて)ミラン以外のことは考えない。ここでベストを尽くしたい。そうしたら、全て通常に戻る」

(Goal.com.it 09/10/22)

試合前にカカが言った「困難な時こそミランは力を発揮する。重要な場面ではかならずミランがいる。だから今の時点でミランを敗退させたい」。そしてネスタがそれを受けて、「カカはミランを良く知っているから、恐れている」と言ったこと。そのとおりの結果になったわけですが、これって数年間を共にした同志ならではの、実感あるコメントでした。

前半はマドリーでの新たなオートマチズムを探すように、ゴール前で自分で行かずにチームメイトにパスを選択するカカ。そして、後半、劣勢に立った後は、かつてミランでそうであったように、自分がどうにかしなくては!という責任感から自分ひとりでやろうと無理するカカ。それを、勝手知ったる旧友たちがブロックする。

ミランにとっては、カカの幻をふっきる最高の機会になりましたが、一方、あのカカなんですから、このままでは黙っていないでありましょう!w サン・シーロで高く天を指差すカカの姿、(あくまでミランが試合には勝つ前提で!)見てみたいなー。


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ミラネッロからプチニュース

オッドさんはチャリティ活動に熱心な選手のひとり。A.M.O. (Associazione Massimo Oddo Onlus) の主催で、またまた『いにしえの栄光たち』の試合が行われます。

10日18時、故郷のペスカーラのStadio Adriaticoで『Vecchie Glorie』の試合。Leo Junior、Allegri、Gasperini,、Marchegiani、Camplone、Massaraに対して、オッドのお父さんFranco Oddoに率いられたMassimo Oddo、Baresi、Maldini、Rossi、Di Canio、Ganz、Massaro、Vierchowodの面々。チャリティマッチはお客さんを呼ぶためにビッグネーム出場を予告していても、出場しないことも多いので、パオロさんは本当に出場するかアヤシイ。また、顔見せだけかしら。

スタジアムにはミランの選手たちにちなむ(ストラーリの手からジーニョの足までを彫った)アートが展示されるみたいです。

ストラーリと言えば、2012年まで延長おめでとー! 喜びの声はこちら。そろそろ復帰間近のアッビと先発の座を争うことになります。Gazzettaの推定によると、年俸は50万から70万ユーロへ。やっぱり倍増とまではいなかった緊縮財政ミランなのであった。

いよいよベル爺も年貢のおさめ時のようだものね。もうミランに愛情をかける余裕もないかもしれない。詳しいことは「イタリアたわいのない話」さんの記事でどうぞ。

2日間の休みが明けて、ミラネッロでは練習再開。代表へ行っているのはピルロ、ザンブロッタ、ガットゥーゾ、カラーゼ、ヤンクロフスキ、オニェウ、フンテラール。

ケガ人状況ですが、ボリエッロはミラネッロで練習に参加。レオナルドはパトの相棒にボリを最適と考えており、復帰を待ち望んでいます。チアゴ・シウヴァはローマ戦に先発できるように、来週火曜日にはグループ練習に戻ることを目指しています。ボネーラは走り始めたところで、復帰は11月になる模様。


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