エメ、さようなら
ミランからの公式発表。エメルソンとクラブとの契約が解除となったようです。
A.C.ミランは、サッカー選手フェレイラ・ダ・ローザ・エメルソンが個人的理由から、クラブとの関係を解除することを願いでたことを発表する。ロッソネロでの経験の間に示してくれた功績に感謝し、ミランはエメルソンの将来に善かれと祈る。
(A.C.Milan.com 09/04/21)
この時期に去るとは…ちょっと異例ですね。ケガが続き、残念ながら期待されたプレイは見せられなかったけれど、カフーがいなくなった後のパトの保父さん役、ブラジル・コロニーのまとめ役だったエメ。どういうことなのかは良くわからないけど、まずはミランでの生活、おつかれさま。
Tags: エメルソン|メルカート
地味コンビは滋味を発揮する
キエーボ戦前のアンチェロッティ記者会見から抜粋。なぜミランさんたちが『夜の男』なのかについても、アンチェなりの見解を述べていますw
「ザンブロッタの首の問題は、ボリエッロの問題と比べて異なる性質のものだ。今日診断が下るだろうが、我々にとって問題にはならないだろう。もしザンブロッタが起用できなかったら、右はボネーラがプレイする。センターバックに二人の左ききの選手がプレイするのは問題ではないかって? そう。しかし我々はネスタとマルディーニという右ききの二人が何度もプレイしているのを見て来ているからね…。アンブロは起用しない。ピルロはベンチに行かないだろう」
「シェヴァは意欲的で、起用できる状態で、良くなって来ている。だからすばらしい貢献をしてくれるだろう」
「他の全てのチームと同時刻に試合をして、夜の試合でないのは少々不利だろう。結果がわからないから、特に個人的観点からすると。夜の試合だとより集中力が増すので有利となる。おそらくすばらしい感動を思い出すからだろう…」
(先日のレッチェ戦審判へのアンチェの文句をガリがいさめた事に関連して)「ガッリアーニとの争いごとは何もない。私は私の意見を言い、彼はクラブの立場を語ったのだ」
「ボリエッロの問題はケガの再発ではない。前に膝のケガをし、それからレッジョ・カラブリアで筋肉トラブル。今度はまた他のケガだ。膝の手術では少々回復に困難をきたした。それからケガの恐れが起きないように2ヶ月後プレイを再開した時に、それは起きてしまった。たとえ昨日のケガをかんがみても、単純な疲労と診断されるだろう。このケガが他の性質の問題(訳者注:おそらくピッチ外の問題のこと)と関係しているのかはわからない。私はこの件に関してジャッジを下すべき人間ではない。私は彼を選手として、プロフェッショナルとして見ているし、その観点からすれば、非常に成長している。ジェノアではとてもうまくやっていた。彼は我々にとって重要なので、早く戻ってきて欲しい。ボリエッロ不在を見据えて、パトにプリマプンタをやらせることもできる」
「ボネーラ—ファヴァッリのコンビは驚きではない。ファヴァッリは非常に戦術理解に長けていて、ボネーラはサイドバックというよりセンターバックだ。それに彼らはお互いに理解し合っている。彼ら、特にファヴァッリは偉大な経験を持っているので、彼らを監督する必要はない。動きを良くわかり、調和することを良く知っている。今のところはセンデロスよりファヴァッリの方が信頼できる。センデロスは長い間、戦列から離れていた。今はチームと共に練習しているが、ファヴァッリと同じコンディションではない。私はえり好みはしない。ネスタは誰よりも最も強いと私は信じているので、彼が回復できることを願っている。(リハビリは)うまく行っている。しかし治るというには早過ぎる。まだ数セッションしただけなのだから」
「ピルロが復帰しても、何も変わらないだろう。チームに指令を与えるという特別な特徴を持った重要な選手を1人得るだろうというだけのことだ」(訳者注:ピルロ復帰に関連して、彼が離脱してから勝ち始めた事をわざわざ書く記事(イジワルなTuttoとか)もあったので、アンチェの『変わらない』という言葉は、『ネガティブな方に変わらない』という擁護の意味かとも思われます)
「我々のアッタッカンテたちはまだ彼らの本当のポテンシャルを発揮できていないと言える。しかしそうであっても、ロナウジーニョが予想以上のゴールを決めている。これは戦いに影響を及ぼしている。重要で予想外の貢献をしているのだ。彼は最も我々に待たれていた選手だが、非常に早く溶け込み、そして、サン・シーロでプレイする時に彼の周りの創り出される雰囲気にも助けられている」
(エメルソンが『エメルソン11人チームはロナウジーニョ11人チームを打ち負かすだろう』とインタビューで語った。アンチェロッティは『アンチェロッティ11人のチームは?』と聞かれて)「エメルソンと同様に答えるよ。我々は闘争心、ずる賢さを持ち、走り、結果を家に持ち帰りたい」
(ベッカムの契約が3月以降も延長になるのでは?という報道に)「ミランとベッカムの関係は非常にはっきりしている。数ヶ月で終わるだろう」
「今夜は他人事ではいないよ。様々な視点から試合に興味がある。パレルモを見るのも興味がある。彼らとはすぐに対戦しなくてはならない。試合を見るのは楽しいんだ。昨日はマントヴァ×ピサの試合を見た。チームを率いて、好ましくない状況を変えることは、コスタクルタにとってメリットがある。それは簡単なことではないから、驚いたよ。しかし彼がうまく始められて、うれしく思う。そのふるまいという観点からも、とても好ましい。彼はとてもinglese(イギリス紳士的)だ。それにチームと一緒にうまくやっている。ミランは最高の監督たちを大量に生み出している。それはサッキから受け継いだ仕事の文化の賜物だ」
(A.C.Milan.com 08/11/15)
そうなんです!ビリーのマントヴァがまた勝利ー! しかも退場者を出し10人、さらに9人になっても2-1で勝利! この話はまた別記事で。
右ききというか、両足ききで、しかも左のポジションの方が得意のマルと、右ききネスタのコンビのことを、『右きき同士』というのはカルロってば、苦しい言い訳ですぞw ファヴァッリの(地味なボネーラ君も!)堅実な仕事っぷりを高く評価してるのはうれしいなあ。
エメルソンの言葉はMEDIASETのインタビューに答えたもので、「僕に言わせれば、10人のエメルソンでできあがってるチームは、10人のロナウジーニョのフォーメーションを打ち負かすよ。現在のサッカーでは全員が走るし、それぞれの試合が決戦だ」というもの。同じインタ中でメルカートについて、
「僕なら間違いなくチアゴ・シウバを取るだろう。みんながこのディフェンダーの良さを語るし、僕は彼と一緒にプレイする可能性があったから、彼の価値は保証する。彼のプレイスタイルには印象づけられた。スピードがあり、ヘッドも非常にすばらしい。ブラジルにはもうそんなにたくさんの若手はいない。チアゴ・シウバは印象づけられた。でもミランはすでにナンバー1タレントを獲得した:パトだ。そう、ニウマールも良いと言われているのは知ってるよ。でも僕はチアゴ・シウバとパトにとどめるね」
と、チアゴ・シウバを一押しです。
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みんなの力で行こう!
もう今晩試合かー! その前にヘーレンフェーン戦後の選手コメントを。オフィシャル記事はこちら。ヘーレンフェーンではミランの練習に5000人も詰めかけ、特に歓迎を受けたセードルフはとても喜び、「とてもスポーツマンシップにあふれている。横浜でもそうだったね」とコメント。そう言ってくれると、横浜に行った甲斐があります! Gazzettaには『ヘーレンフェーンの期待』と題して、ミランを歓迎している様子の写真ギャラリーが。CLの華やかさはないけれど、こういうフレンドリーな雰囲気をミラン側も楽しんでいるようです。最初の写真、『ヘーレンフェーンのアイドルはセードルフ』ってキャプションですが、セーさんの警官コスプレかと思ったw

↑ヘーレンフェーン戦後、ピッポのことを聞かれて微笑むシェヴァ。
MEDIASETは試合後、シェヴァをインタに捕まえるのがうまいようで、ティラーナ戦後「ティラーナとは練習をしたんだ」とコメントする映像や、ヘーレンフェーン戦後に「すばらしい試合」とコメントする映像がありました。後者の映像では、たぶんピッポのヨーロッパでのゴール記録更新について聞かれている時も明るい表情を見せていて、自身の調子はまだ上がっていないものの、精神的には追い詰めらていた前とは大違いだなあと、ちょっとほっとした。
現地評価はもちろんFWが得点できなければ酷評されるので、ほぼ5.5くらいの平均以下でしたが、Gazzettaは6をつけ、「彼とインザーギの場所にはボールはたくさんは来なかった。そして常にプレッシャーをかけられない。しかしよく動き、rabdomante(占い棒で水脈鉱脈を探りあてる人)のように正しいポジションを嗅ぎ付けた。落ちついていて、ゴールがなくても有用」と評価。やさしいなあw
確かにあの試合ではピッポと重なりまくることはなく、カカがボールを持ち、いよいよ最後のパスが出そうになると、前線二人はきれいに左右前後に別れ守備陣を拡散させていました。ただ、試合感想にも書いたように、もうカカは以前のパスだけを出すMFカカではなく、自らシュートを積極的に狙うセカンドストライカー的になっているため(シェヴァが抜けた穴を埋めるためでもあったところが運命のアヤだよねえ)、良いポジション取ってる彼ら二人にパスすればいいのに!と見ている私が思う時でも自分で行くことが多かったです。ピッポが昨シーズン、カカからのパスを徐々にもらえる連携を実績で作り上げていったように、シェヴァもカカに自分がシュートするより任せる!と思うようなポジション取るとか、預ければ必ずゴールするとかの実績を(練習でも)積み重ねていくしかないでありましょう。
ほんとに薄皮をはいでいくように少しずつですが、良くなっていると思うシェヴァの状態。いきなり3年前に戻るわけがないし、年齢的にも時計の針を元に戻すのには無理があるのは本人も承知のこと。ミランの勝利に貢献している、チームの一員であると実感できるレベルまでには戻れるよう、まだまだ気長に待ちます。クレスポよりも時間はかかると思うけど、最終的には彼みたいになって欲しいな。

↑ヘーレンフェーン戦翌日のGazzetta一面。『カカ風のガットゥーゾ』
次は攻守に大活躍だったカピタノ・リーノのコメント。
「UEFAカップではすばらしい試合ができた。キャプテンマークを付けると、ゴールも決めるような幸運がやって来る」
「ヨーロッパの舞台でうまく出発できたのは良かった。俺たちはヘーレンフェーンのプレイを知っていたし、ちょっと心配してたんだ。アヤックス戦をテレビで見たら、とてもスピードがあって脅威なチームだったから。すぐに力強い出だしとなってラッキーだった。ゴールがすぐとれたのは大いに助けになった。最初は彼らも良いプレイをしていたから苦しんだが、それ以上のことにはならなかったな」
「昨日起きたようなこと(キラーパス)はもう見られないだろうね。俺の特徴はアンドレアのとは違う。でも木曜日のような調子がいい日には、なんでもするポジションにいるし、ほんとそれはうれしいね」
「今ミランはこの道を続けなくてはならない。そして12月22日(年内最終戦の翌日)にはその結論を出すだろう。いま俺たちは調子がいい。まだ100パーセントじゃない。でもチームは結果を続けて出しているし、これは重要なことだ。時には美しくないプレイで試合に勝つこともある。いつだって勝つ事が重要だからだ。il bel gioco(美しいプレイ)はそれからついてくるもんだ。でもこうしていれば、正しい道筋を歩み続けられる。俺はミランがカンピオナートで優勝できると信じてる。でもそうするには、途中でここ数ヶ月みたいなプレイをして、ポイントを失ってはならない」
「俺はミランで10年プレイしているが、俺たちが4-1で勝った年は例外で、他の年ではベルガモではいつも難しい試合になってたし、このことは俺たちみんなが自覚している。ずっと苦戦させられてきたスタジアムで意気上がるチームと対戦しに行くことを考えると、日曜日にはうまくやれることを願っている」
(ベッカム移籍について)「これに関してはアドリアーノ・ガッリアーニの仕事だ。でもクラブが選手を買いたいと思う時は、いつだって重要だと俺は思うね。それはチームをもっと強くするという目的がある事を意味するから」
(Gazzetta dello Sport.it 08/10/24)
カカ風と書かれたり、ピルロばりのパスと言われたりして、おもはゆいところをジョークで返すリーノ。い〜い感じです。
次は惜しくも5試合連続無失点にはならなかったけれど、このところCBで安定したプレイでDFラインを落ちつかせているボネーラのコメント。
「残念だ。負け知らずなわけだから、悪い結果とは思わないけど。PKはちょっと余計だったね。でもディフェンスは許容範囲に良かったと思うよ。ファヴァッリとの連携は良かった。でも今は先のことを考える必要がある。ブラガの勝利で、次のポルトガルチームとの試合が決定的なものになった:もし僕たちがホームで彼らを叩けば、グループリーグ突破を手中に入れる。このミランは全てに勝利しなくてはならないんだ。カンピオナートで、僕らは優勝争いの場に立った。UEFAではより良い感じで試合をしている:事態は良くなっている…」
(Tutto Sport 08/10/24 Lombardia版 第2面)
なんか心なしか、頼れる男になってきたようなボネーラ君。昼行灯なんて言ってゴメンよw アントニーニに負けないミラニスタ魂をメラメラ燃やして、がんばってくれ! ファヴァさんも慣れないCBをご苦労さんです。
で、再び良いパフォーマンスを見せてガリからも誉められた、アントニーニとエメルソンのコメント。
アントニーニ:「僕がサイドバックをやるようになってまだ一年だけど、偉大なカンピオーネたちから学んでいるところだ。脚は試合を通して成長しているし、全てがうまく行っている」
エメルソン:「去年、僕はチームを助けられなかった。今はずっと練習できていて、こうしてうまくいった」
(Gazzetta dello Sport 08/10/24 第11面)
この調子で、いいターンオーバーで行けるといいな。
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ネスタ、一世一代のゴール
やはり、超レア物!ネスタ・ゴール大見出しの記事はメモメモしとく。ロンバルディア地方版限定記事なのが、控えめサンドロらしくていいじゃないかw

ディフェンソーレはボンバーとなる:「僕のキャリアの成就」
ネスタ:「一世一代のゴール(Il gol della vita)」
セードルフ:「このミランを誇りに」。カフー:「もうやめない」。エメルソン:「見たかい!」ストッパーは続ける:「このクラブワールドカップのトロフィーは、ドイツワールドカップ決勝を逃した苦さを払拭するものではない。でもボカにゴールしたことは信じられない喜びだ」。プーマ(エメルソン)の幸福感:「僕の元チーム・グレミオのためにもリベンジ」
必死にゴールを狙う密集の中で、それを放ったのはアレッサンドロ・ネスタだった。それは後半、まさにミランにリードを与えるものだった:「あれは僕のキャリアの中でも一番重要なゴール。このような機会には僕らの豊富な経験が役に立つ」と、ネスタは試合後に語る。ボカGKのCarantaをやぶり2-1とする、力強くも正確なシュートはロッソネロのユニフォームを着てから6度目のものである。しかし昨日の勝利は、ケガのためにドイツワールドカップの決勝出場を逃さざるを得なかった時の、ベルリンで失った感情を取り戻すものではない:「あれは別のことだ。ボカ・ジュニオール戦の勝利は、2006年夏に失ったものをあがなうものではない」。ロッソネロ・ディフェンダーは、カラーゼとレデスマに出した二つの退場というメキシコ人審判Rodriguezのジャッジに対しても気にくわない:「あれは、決勝を映画のようにでっち上げた」。
セードルフは相手のGKを打ち破るよう、チームメイトたちと良く連携しているが、昨日は試合のシルバー賞にふさわしいという点で、他の意味で決定的だった:「しあわせだし、誇りに思う。このチームが適切なタイミングにピークを持ってこれるという事を示せたんだからね」と彼の並外れたキャリアにまたひとつ世界的トロフィーを加えたオランダ人は言う。「個人の賞はうれしい。でもこれはグループの後にやって来るものだ。カカがピッチで最優秀だったと選ばれたのもうれしいよ。たくさんの勝利を勝ち取ったけれど、これはモチベーション、謙譲、犠牲的精神を持ち続けるチームだからだ。我々はこれらの成功に値する、全てのことを実行している」。
その並外れた個人記録をいや増しているもう一人の選手はカフーだ。昨日の成功のおかげで、彼は南米(90年からサンパウロで2回)とヨーロッパのチームでインターコンチネンタルカプを勝ち取った一人だ。そしてヨコハマでは2002年にブラジル代表としてワールドカップも獲得している:「このトロフィーで、僕は歴史に名を刻んだ。(以下、前の記事と重複するので省略) 僕は結果を出すために手を貸し、ディフェンスに貢献するためにピッチに入った。アンチェロッティには、我々は最後まで戦わなくてはならないと言ったよ。ミステルが召集し、僕の貢献を必要とする時、いつだって準備万端だ」。カフーはすばらしい状態を過ごしており、シーズン終わりにやめる気はない:「フィジカル的には調子がいいし、メンタル的にもいい具合だ。2年間続いたひどい状態も追いやった。もしそう感じられたら、来年の6月には引退しないだろう」。
決勝はエメルソンにとって、このシーズン初めの多くの問題を取り去るための、ちょっとしたリベンジだった:「ストップの月日の後、ここヨコハマでおこなった練習はとても有用だった。現代のサッカーでは、コンディションがいいかどうかなんだ。今まではみんなを助けられなくて、ただ見てるだけだったから、簡単なことじゃなかった。今はイタリアへ戻ったら、まずコッパ・イタリアのことを考えるだろうし、それからデルビーだ」。プーマにとって二重の喜びは、試合後に『僕のグレミオのためのリベンジ』という文章が書かれたTシャツを見せたことだ。コパ・リベルタドーレス杯決勝で、ボカはエメルソンが在籍したブラジルのチーム、ポルト・アレグレのグレミオを破ったのだ。
リーノ・ガットゥーゾはいつものような戦士ではなかったが、試合の後、真のチームの男としてグループについて強調した:「これらの勝利の秘密はグループにある。多くの年月が過ぎて、俺たちはみんな、依然としてここで勝つために共にいる。この大会に向けていかに準備してきたかを見れば、俺たちのモチベーションの大きさがわかるはずだ。俺たちはみんなこのカップが欲しかった。これをホームに持ち帰るためにここに来て、それに成功したんだ」。
(TuttoSport Lombardia版 07/12/17 第1面)
Tags: 07CWC|エメルソン|カフー|ガットゥーゾ|セードルフ|ネスタ
次はモスクワへと夢広がりまくり?!
いまだ放心状態のまま、仕事仕事仕事に忘年会って感じで日常に戻り切れてません! ミランさんたちは着いたその日からミラネッロで練習してるってのに。明日はサン・シーロでCWCカップをお披露目。オフィシャルによるとコッパ・イタリア、カターニア戦出場予定選手は、ある意味すっごく見たい、以下のラインナップ。ジガンのミラン公式戦デビュー?!
Kalac; Cafu, Digao, Simic, Favalli; Brocchi, Emerson, Serginho; Gourcuff; Aubameyang, Paloschi.
人手たりないからプリマベーラから8人を召集。
numero 36 Darmian, 37 Davide Ancelotti, 38 Bruscagin, 39 Caraglia, 40 Guerci, 41 Pierre Aubameyang, 42 Umunegbu, 43 Paloschi.
CWC勝利後の記事を、ぼちぼちとアップすることにいたします。

ミラン さらなる世界
不滅のマルディーニ「心置きなく引退する」
「ミランで僕は全てを勝ち取った。まだ僕は楽しんでいる。でも痛みはとてもひどいから、6月にはやめる」ヨコハマ発 幸せとは、最後に世界大会の決勝の主役となり、自分の家族みんなに挨拶しに行くため芝生の上を30メートルダッシュすること。幸せとは、過去何度もしてきたように、高々と腕を上げること。そしていつもしてきたように高く顔を上げること。なぜならパオロ・マルディーニはずっとお手本だったのだから。今一度、ミランで勝利のカップを彼の手で掲げる機会があったのだ。そしてロッソネロの記録を勝ち取ったカピターノとして足跡を残した(出場試合の、長寿の、成功の)記録の男であることを示す:2007年に世界一となっただけでなく、18ものインターナショナル・トロフィーを勝ち取った者はサッカー史上、彼以外にいないからだ。ボカ・ジュニオールは17の勝利で止まった。
別れ パオロは6月の引退までを、喜びと落ちつきを持って祝う:「この勝利は最高だ。ミランのような偉大なチームで39才までプレイすることは難しいことだと思う。このクラブは僕に重要な成果を追い求める可能性を与えてくれた、自分のしてきたことに満足している。6月には必ず引退するけれど、なんの後悔もない:僕は自分のサッカー人生から全てを得た。今は苦労してる。自分ではまだ楽しんでいるけれど、痛みはそれを凌駕し続けているんだ」。カピターノは別れ際にグループに道を示した:「僕らは勝利への多大な意欲を持ってイタリアへ戻る。デルビーでいい試合をし、カンピオナートで4位を目指したいんだ。そして2月からはチャンピオンズ・リーグが再び始まる……」。
取り決め 秘密はこれだ:成果を追い求めるために、決して留まらないこと。これはカルロ・アンチェロッティもヨコハマのロイヤルパーク・ホテルでのパーティの最中に説明する:「我々は新たな目標を置いている、ミランにとって唯一のものを。それが何なのかは選手たちとの秘密の取り決めなので、明かすことはできないがね」。アテネでのパーティは広いラウンジで、豪華なビュッフェと共に開催された。一方、ヨコハマでは小さな部屋で少人数(選手たちとその家族)のために少ないメニュー:タッリャテッレ(卵入り幅広パスタ)、薄切りサラミソーセージ、ロースト肉、ケーキ。しかしその喜びは山のようであり、ロナウドをも巻き込む:「クラブにとってうれしいよ。ケガでプレイできなかったのは残念だった。すぐにでもピッチに戻りたいと思っている」。ロナウドはヨコハマでは、ワールドカップ決勝で2ゴール、レアル・マドリー時のインターコンチネンタルカップでは1ゴール決めている。そしてマルコス・カフーは2002年、セレソンのカピターノとしてワールドカップを掲げた:「5年後に日本で勝利するなんで信じられない。最高に感激している。特にそれがミランの創立日(108周年)に成し遂げたんだからね。調子がいいので、6月以降もプレイし続けられるかもしれない。これで南米とヨーロッパのチーム両方でインターコンチネンタルカップに勝利し、歴史に名を刻んだ:これは励み続けた年月の賜物だ」。
トーキョーへの旅 ブラジリアンといえば、エメルソンは最高のコンディションを見いだした:「僕は長い間、この瞬間を待っていた。自分が貢献できてうれしいよ」。リーノ・ガットゥーゾは興奮する:「この勝利の秘密はグループにある。俺たちはカップを母国に持ち帰るために日本にやって来て、こうして成功したんだ」。午前2時:ホテルのホールに思いがけなくアンブロジーニ、グルキュフ、ブロッキ、カラーゼ、バが現れる。トーキョーへの小旅行というアイデアに身を躍らせた者たちは、2台の車に飛び乗った。フェスタの夜、それはあと少し、それからイタリアへと戻る。空路にはすばらしいカップを伴って。
G.B. OLIVERO
(Gazzetta dello Sport 07/12/17 第3面)
とにかく、マルお疲れさま。90分間プレイしきったなんて、それだけでも胸がいっぱいになったですよ。続けたいのに続けられない痛み…なんて本人に言われちゃうと辛いけど、それでも悔いはないと言ってくれるなら、ファンとしては納得して別れを迎えられる。あと何試合出場できるのかわからないが、確かあと6試合で公式出場記録1000になるはずだから、それをモチベーションにするかもしれない。勝手なファンの願望としては、そうあって欲しい。痛みが伴うとはわかっていても。ああ、どうかマル膝よ、持ちこたえてくれー!と願ってしまいます。
オフィシャルに出ていた選手たちの言葉以外で、新聞から見つけたものを。
マルディーニ:「(上記と同じなので前略)心燃え上がらせた事は、ここ最近の3度の敗北だった。そしてこれは僕にとって苦いことの繰り返しだった。今の望みはチャンピオンズ・リーグの決勝だよ」
ネスタ:「スペシャルな夜だ。僕が決めるなんて思ってもいなかった。今夜はうまくいった、僕たちは勝ったんだ。この勝利がドイツワールドカップ決勝に出場できなかったことの穴埋めになるかって? 僕はキャリアの中で試合の主役になる幸運に恵まれていたけれど、あの試合ではそうじゃなかったってこと。これ(クラブワールドカップ優勝)は重要なことだ。満足してるよ。でもあれ(ワールドカップ)はあれ(で、別のもの)だ」
ガットゥーゾ:「この時点でカカは世界最強の選手だ。ピッチでもそれを見せた。でもカカの後ろには、とても良く組織されたチームがあるんだ。これがカカのプレイを可能にしてる。俺たちはここで多くの日々を過ごした。それでとても良く準備が整ったと自分たちで自覚できたんだ。それで最終的に結果として、俺たちはカップをホームへ持って帰ることになったんだ」。
ロナウド:「ピッチにいることができたら、もっと良かったんだけど、そうできなかった。完璧な試合をしたみんなのことに満足だし、うれしいよ。ロナウドがミステリーだってベルルスコーニ会長が言った? いま僕らはミステリーを取り除かなくちゃならない。もし僕がミランに残るにふさわしければ、残るだけだ」
(Corrire dello Sport 07/12/17 第5面)
ミランのグループの力を語る、リーノの言葉がうれしいです。
マルディーニ:「(上記と同じなので前略)今は、僕の子供たちと競争したり遊んだりするために外に出るような、普通の生活に戻りたいと考えている。でもまだこれが最後の試合でないことを願っている。モスクワまでたどりつきたいんだ」。今、うっとりするような考えは、5月末のモスクワへの旅を予約することだ。そうして、彼は本当に満足するだろう。それを待つ、彼のクラブ内での役割は未だはっきりしていない。おそらく『Ambasciatore nel mondo(世界を舞台にした外交官)』、たとえ彼が活動的な任務を望んだとしても。しかしこのことはミランとマルディーニとの間の物語が中断するということではない。背番号3がタンスの外に出されるその時を待つということだ。
(Tutto Sport 07/12/17 第4面)
あきらめちゃって悪かった!w モスクワへの旅、パオロさんが望むなら、そう期待しますっ!
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