特攻隊長のままがいい

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↑『Sport Week』記事の写真。ミラン苦難の時ですが、アンブロパパ、がんばれ!
このインタビューのタイトルは『カカがいなくても元気出さないと』

ロッカールームが選んだ、新生ミランのカピターノ。アンブロさんの初記者会見。以下はミラン公式から。

誇りに思う

「ほんとうに感激しているし、誇りに思う。アドリアーノ・ガッリアーニとレオナルドのすばらしい言葉には感謝したい。パオロ・マルディーニの後を継ぐ事は非常に非常に重要だ。彼が僕や僕たちにしてくれた事全てに感謝する。ミランのカピターノバンドを付けるなんて、自分がとても幸運だと感じている。インテルとのギャップ? このチームは広大なポテンシャルを持っていると、自覚を持ってそれに答えるよ。それにこれはうわべだけの言葉じゃない。僕たちそれぞれがチーム内での責任をいっそう感じている。我々の中には非常にモチベーションを感じているし、新監督の下で働き始める時が待ちきれない。僕らはみんなすごく充実していて、この感じをピッチで発揮するのが待ち遠しい。僕らはそれぞれ、今季はおかしな事じゃなくて、もっとやらなくてはならないとわかっている。力を尽くさなくてはならない。僕らはそれができるんだから。その意欲はいつもどおり、いやむしろもっとだ。それぞれみんながもっと良い結果を見せられるとわかっていたシーズンの後なんだから」

「ここ数年は僕らは自分たちのポテンシャルいっぱいのプレイを見せられなかった。数人の選手たちは持つ力どおりのプレイができなかった。まずしなくてはならない事は、それぞれの選手に特別な輝きを戻すことだ。昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝では、偉大なクラスの選手たちが非常に献身的で、これは2つのチームが彼らの持つ技術的な力の全てを見せていたことを意味する。カピターノのバンド? この立場にいることは、自身を助けてくれることだと信じている。僕は15年間ここにいる。でもここには僕より2〜3年だけ短い人たちがいるし、僕と同様にミラニスタだ。僕と一緒に長い間チームに居るこれらの仲間たちとひとつになって、分け合っていかなければならないのが当然だと思っている。それは尊敬の形だが、正しいことでもある。パオロ・マルディーニ? その存在だけで物事を伝えられるそのカリスマは、1000の言葉よりも価値があった。僕のミランとの合意? そう遠くはないよ。会う機会があんまりなかった事もある」

(A.C.Milan.com 09/07/06)

レオインタと同じく、質疑応答形式を再現したRepubblica紙から。

「ガッリアーニとレオナルドに感謝します。感激し、とても誇りに思う。サッカー生活の成熟で、この経験に到達した。僕のためにかけてくれたすばらしい言葉を、結果として残せる事を願っている。僕にはパオロ・マルディーニという信じられないほどすばらしい手本がある。そしてカピターノバンドをつける栄誉を感じている」

—しかしインテルはちょっとあまりにも強くないですか?

「ミランの持つ力も相当なものだ。それぞれ全員が責任を感じていて、3位以内のトップレベルで戦うために、よりいっそうの力を尽そうと思っている」

—しかし過去はその潜在能力をフルに発揮していなかったのでは?

「何人かはそうだ。全員から最高の力を引き出すのに、レオナルド監督が適切だ。マンチェスターとバルセロナの試合を見て、カンピオーネたちがチームのために謙虚になって戦っていた。ミランもそうなるべきだ」

—あなたはカードをよくもらいますね、カピターノバンドをつけたら、それがおさまりますか?

「いいや、僕はそういうやり方でプレイしてキャリアを積んで来たから、それを続けるよ」

(Repubblica.it 09/07/06)

やっぱり公式検閲で省略されてる部分の方がおもしろいです。アンブロさん、暗にジーニョのこと言ってるよねーw そしてカピタノになっても特攻隊長マッシモなのは変わりないとはうれしいことよ。ダメダメなミランを奮い立たせるためのカードなら、それもいいじゃないか。

アンブロと数年違いの在籍になるベテランたち、特にリーノあたりが一緒になって盛り上げて、こじんまりでもいいから一体感あるチームになったら強いよきっと(いやもうホントそう願います!)。そんな事を期待させる映像を『a sheva - logue』のolgaさんが紹介してたっ! 『FOOTBALL FOR GOOD』というチャリティの映像で、ミランからは3人も参加。ひとりはもう白い人になってしまったカカだけどー(泣) みんな、股間を抜かれたまま(ミッション成功!)なのに、仕返しに盛大にブチかますリーノと、ハードなスライディングのアンブロさん。きっと今季もこんな二人の姿が見られるんだろうなあ(そしてカードコレクターな2人にw)ってニヤニヤしました。


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カルロ、最大のモテ期

シソコ『歯』事件でバタバタしていたミラネッロですが、トゥラティ通りでもニュースが。アンブロの代理人とガッリアーニが契約延長の話合いをしたのですが、合意に達せず。しかし代理人Moreno Roggiは、

「ガッリアーニとは予備的な話し合いをしたまでだ。この交渉の期限までに使える時間はたくさんある。問題があるとも、有効期限が切れるとも思っていない。マッシモはあと1年、契約がある。我々の側にもミラン側にも問題はない」

と、騒ぎを大きくするのを嫌っています。こういう途中経過は知らない方が、なにかと心やすらかでいられますな。次の『ガットゥーゾがプレミア行きを希望』という歪曲記事も、玉石混淆の海外情報がなんでもかんでも日本にも伝わって来るようになったゆえの、余計な心配事なのかも。

Goal.comlivedoorスポーツの記事は、またまたイングランドのタブロイド、デイリーミラー紙が書いたもので、アヤシさ爆発もの。これはすぐにリーノの代理人Andrea D’Amicoが否定。

「ミラー紙に掲載された(ガットゥーゾの)言葉は悪く歪曲されている。リーノ・ガットゥーゾはカルロ・アンチェロッティと堅い友情の絆を持っている。長い月日が形作った関係だし、これは消し去ることなどできないものだ。しかし選手の意志はミランに残る事だ。リーノ自身が言っていたように、ミランはずっと彼のホームだったし、今もそう、そして将来もずっとそうだろう」」

(Milan News.it 09/06/17)

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↑リーノの手荒い祝福は健在です。

移籍した方が報酬を稼げるし、年俸アップのためにわざと移籍をちらつかせる代理人もいる中で、リーノの代理人Andrea D’Amicoがこう言ってるんだから、リーノは大丈夫でしょう。寂しがってはいると思うけど。以下はイタリア国営放送RAIに語ったという、『マルがチェルシー?』という噂に対するリーノのコメント。

「公式な話はまだ何もない。でもこういう事を聞くのは気分悪いぜ。パオロの事を知ってれば、彼がミラノから離れるのを見るなんて簡単にできないはずだ。俺は彼が他のクラブにいるところなんて想像したくない。だってパオロはミランだから」

(Gazzetta dello Sport 09/06/17 第15面)

気持ちはわかるけど、でもさーリーノ、パオロさんは絶対イタリアの他のクラブへは行けないし、かといってミランだけで仕事してたら、純粋培養過ぎると思うよ〜。チェルシーの青いユニ着たら、さすがにガーンとショックを受けますが、ベンチでスーツ姿だったらいいじゃん…ってマルのスーツ姿ーーー!すごく見たいw

一方、リーノにも、ピルロにも、パトにも慕われ、モテモテなカルロさんは、テベスに首ったけ…という話が、これまたタブロイド、ウソの王者『SUN』紙に。

それによると、日曜日アンチェは直々に、バカンス中のテベスに電話をかけ、チェルシーのプロジェクトとオファーについて語ったとか。「カルロス(・テベス)はアンチェロッティからの電話に印象づけられている」と、彼に近い筋からの話(すでにアヤシイ)。しかしこのネタ(そうネタですよw)での一番の注目は、アンチェがテベスの電話番号を、クレスポに電話をかけて聞き出したってことです。あークレスポの心中やいかに。彼はきっとドキドキして一抹の期待をもって、カルロの用件に耳を傾けたと思うよ。カルレットってば、なんて罪な人。エルナン、ジェノアでがんばれーーー!


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カカ先生の小説完結

さっき公園行って、頭冷やしてきたーーー! 「こんな夜に!お前に乗れないなんてぇーーー!」と大声で歌いたい気分でしたが、クサナギーニョになると困るので、おとなしく帰ってきました。

たくさんコメント頂いているにもかかわらず、お返事できなくてすみません。カカに関しての気持ちは記事に書いてあるとおりなので、お返事するまでもないかな…とも思います。そして、この件でヨワヨワになってる管理人の脇腹をえぐるような(笑)クールなコメントは、できるだけ控えてくれるとうれしいです。リアル生活であれば、とても悲しんでいる人に面と向かって「私は悲しくない」とか言わないでしょう?ね?ね?w 様々なミランを好きな方がこのブログを見ていて、それぞれの考え方があるのは尊重しますが、今の時期、その考え方全てをコメントで受け止めるのはちょっぴり辛いのです。ヒイヒイなのですw

カカの会見インタビューをブラジル『GLOBO SPORT』から。なんと今回はベル様劇場ではなく、カカ小説だったのです…。

ミランからの出発

「僕はミランにとても感謝している。僕を世に出してくれたクラブはサンパウロだ。でも僕を国際的に育ててくれたのはミラン。僕を世界に知らしめてくれ、2007年ベストプレイヤー(ブラジルではバロンドールより価値がある)となる機会を与えてくれた。それは僕がクラブのためにした全ての事と引き換える価値があるものだ。特別な愛情を持っているし、サンパウロの時と同じように、表玄関から出て行くことがうれしい」

マンチェスターシティとの違い

「彼らは異なる2つのクラブだ。状況も、時も。マンチェスターシティはミランがオファーを検討した最初の機会だった。それはシーズン半ばだったし、サポーターたちによって動かされて、とても強い感動を覚えた。それで残ることに決めたんだ。今度は違うドアがまた開いた。そしてクラブは再びオファーを検討したんだ。僕はそれに興味を覚えた。27才の自分にモチベーションを与える興味深いスポーツプロジェクトだった。自分のキャリアにおいて成功を追い求め続けるための重要な刺激になるだろうと思った」

ミランの経済的健全さ

「誰もが世界的経済危機に驚くほど捕われている。ミランのようなクラブもだ。これは僕にも及んだ。今度は移籍を受け入れることが、クラブを助けるのにおそらく最良だとわかった。最初、僕の考えはいつも話していたようにクラブに残ることだった。これはお金の問題ではなかったと、僕ははっきりさせ続けている。そうでなくて、他の選択をすることだってできたのだから。もし去る時があれば、レアルでプレイするだろうと言っていた。今のように、もしそういう事が起きる理由が何かあれば、僕はレアルでプレイしたかった」

世界最高とバルセロナ

「今年は難しいことになった。メッシが全て獲得するだろうから。彼はとても好きな選手だ。それにふさわしい。でも僕は近々、バルサの覇権を終わらせたいと思っている。レアルはクラブの歴史のとおり、タイトルを獲得することに戻るために、優勝争いできるチームになっていくよ」

小説の終わり

「読者にとっての小説は終わった。筆者としては、すでに書き終わってから長い時間が経ってたんだけどね(笑)。ディテールだけが欠けていて、この朝にすませた検査があった。僕がしなくてはならないことは発表、それだけだった。合意は前にされていて、僕はすでに知っていた。それは告げられていたから、落ち着いていた。でも移籍のことは絶対ピッチのプレイに影響させることはなかった。ウルグアイの試合でそれを見せた。今の時期はセレソンに集中している。コンフェデレーションカップが終わる28日までそれを維持し続ける」

ベッカムのアドバイス

「僕はセレソンのチームメイトたちとだけ会話をした。でもレアルにいたことがある他の友達とも。ミランではすでにレアルにいたことがあるベッカムと話をした。彼はレアルはファンタスティックで、プレイするには最高だと言っていた。僕は一週間前に彼と話をしたし、僕を勇気づけ、助け続けてくれ、ポジティブなチョイスをしたら、自分のキャリアをアップさせることだろうと言った」

レアルで引退?

「契約満了時には33才となる。それに2014年にはブラジルでW杯がある。たくさんの事が起きるよ。今日では、33才でキャリアが終わるとは思わない。ここで歴史を作りたいと思っているし、35才まで契約を延長するかもしれないだろう。ここで終われたらいいなとは思う」

(globo esporte.com 09/06/09)

これ読んで、あっぱれーっ!カカ!と、むしろ一気に爽やかな気分にw スカっとドライなヤツだなあ。そして、あーそうかー!ずっと前からこのシナリオはカカが書いていたのかー(それが彼の高いプライドからの言葉だとしてもですよ)と感心。私などが生きる平凡な世界とは全く違うところで生きている、やっぱりしたたかな、頭の良い、もちろん決定的なプレイができる、こんな男が、自分を売ろうとしたミランを見限って出て行ったのが本当に惜しい。そして、このカカの留まるところを知らない野望に答えられなくなった、ミランの力量のなさ、将来のプロジェクトの貧弱さが口惜しい。

これなら、ミラン以上に魑魅魍魎がうごめいていそうなレアルでも、きっとカカは白い歯を見せ笑って、胸に赤い野望、腹に黒い一物を溜め込んで(笑)、突き進んでいくことでしょう。カカの事はなんか安心して笑って見送れそう。すいません、立ち直りが早くて。直接対決する8月までに、ミランの『カカ後』のチームに希望が持てれば、きっともっと立ち直れるはず。

ということで、冒頭で弱音を吐いた私ですが、かなり気分は回復(とはいいつつ、カカは良いけど、ミランの将来は暗雲が立ちこめたままですが…まあなるようにしかならないし)。しかし、お高いミランにしては、かっこ悪い役回りを演じたものよ。チームの顔であるカカをマドリーに売るのは『お金ないから』だというのを表向きの理由にしたわけだから。ホントに貧すれば鈍す。だからベル様の選挙後の発表だったのか…。つまりカカは名も取り(ミランの財政を助け、レアルへは新たな挑戦)、実も取り(でも年俸はミランの時と同じ900万ユーロだけど)、ミランは名を捨てて、実(巨額の移籍金)だけを取ったってことかな。

以下、イタリアメディアによるカカのコメント。

「パトはミランでもセレソンでも輝かしい将来がある。現在と将来のミランの偉大な名前はパトだ。これは彼が認められた年だ。すばらしかった」

「ミランは決して今起きているような危機に陥ったことはなかった。これがクラブが選手を売ろうと考えた最初だ。(シティのオファーについて)ミランはこれを犠牲にしなくてはならなかった。そして僕はクラブが失敗したのではないと信じている。僕は完璧にミランの立場を理解している」

「常に言っていたように、ミランを離れるようなことがあれば、レアルに行くと言って来た。僕の移籍はお金の問題ではない。なぜならそれを上回るオファーを受け取っていたからだ」

「ラウールやカシージャスといった歴史的選手たちと一緒に、スペインでもヨーロッパでも再び偉大なレアル・マドリーにしたいと思う。メレンゲは良いスポーツプロジェクトを持っている。ペレス会長はとても競争力があるチームにするだろう。今僕は27才で、選手としては全てを勝ち取って来た。世界で最高の場に行くわけだけれど、そこではまだ何も獲得していない。これが僕の大きなモチベーションだ」

「背番号は5ではなくて、6でプレイすると思っている。5はジダンが付けたもので、ジダンと共にある『歴史』を考えると、僕が使うのはうまくない」

「僕のプロ選手としてのミランとのつながりは終わった。でも感情の絆は決して終わらない。今、公式に僕はレアル・マドリーの選手だと言える」

(Tutto Sport.it 09/06/09)

「僕はミランにスクデットを取ってもらいたい。それから他も全部…いや、みんな、みんなはダメだ。チャンピオンズはレアル・マドリーで僕が取る」

「ロッソネリティフォージが悲しんでいるのは知っているよ。彼らは泣いて、僕は泣く。ミラノでは全てを得た。ヨーロッパへ僕を連れて行ってくれたし、サッカープロジェクトが僕の回りに築かれて、僕を世界No1にしてくれた。ミランで僕はバロンドールを取った。ロッソネロのクラブとはプロとしての関係は終わったが、感情的つながりは続く」

—『ロッソネリティフォージが悲しんでいるのは知っているよ。彼らは泣いて、僕は泣く』 ではなぜ今回の決断となったのですか?

「世界では経済的観点から重大なことが起きている。この危機は企業に打撃を与えた。そしてミランもサッカーの企業だ。僕の移籍金がロッソネロのクラブが今難しい時期をやり過ごし、さらに重要な将来を築く助けになる」

—そしてレアルへ?

「レアルは伝説的なクラブだ。レアルへ行く可能性が差し出された時、僕はすぐに受けた。それはすばらしい挑戦だ。開いたもうひとつの扉。ミランに来た時は何も特別なことを望まれなかった。レアルでは特別な何かをしなくてはならないだろう」

—ペレス会長はあなたにジダンの5番をすすめていますね。

「それについて考えるだろう。ジダンはカンピオーネだった。レアル・マドリーの歴史を作った。僕も重要な何かを勝つことに貢献したい。ペレス会長は野心あるプロジェクトを僕に描いてみせた。でもレアルにはすでにたくさんのカンピーネがいる。ラウールとかカシージャスとかね」

—マドリニスタの願いはチャンピオンズをバルサからひきはがすことです。

「僕らはやってみるよ。確かにバルセロナは偉大なクラブであるところを見せている、メッシがいるし…」

—イタリアを出た時、あなたの考えは?

「ミランに残る事。でもはっきりしよう。レアルを選んだのは経済的な理由からだけではなかった。レアルが良かったんだ(Il Real mi piace)」

—あなたのロッソネロのユニフォームは誰が引き継ぎますか?

「パトに。彼は現在と未来にとって正しい人間だ。でもミランに残してきたのはカンピオーネたちだけじゃない。たくさんの友人も残して来た。ガットゥーゾ、ネスタ、セードルフ、ロナウジーニョ。彼らそれぞれが僕をカカになるのを助けてくれた」

—そしてレオナルド。

「彼は偉大な監督になると思う」

—ロッソネロクラブについての考えを。

「ベルルスコーニとはすばらしい関係を築いていて、ガッリアーニとはいつも明確さと正直さがあった。例えば、マンチェスターシティのもくろみをダメにする事を、昨冬一緒に決めた」

—6年契約を結びましたね。

「レアルの歴史に入る時間、そして2014年のブラジルW杯で優勝するためにも」

(Gazzetta dello Sport.it 09/06/09)

ひー!黒い、黒いよカカ(とベル&ガリ)w シティの幹部が後から、「交渉は始めから始まってもいなかった」と嘆き、ロビーニョを介してカカと話した幹部は、その丁寧だけど冷淡なカカの応対にがっかりしたなんて話がありましたね。この時『も』3人の共同演出だったのねw

以下、カカのことを惜しむ同僚たちの談話。残ったこっちの方が大変だよね。

セードルフ:「ミランは競争力あるままだ」

ミランのブラジル人カカの別れについて、チームメイトたちもコメントする。その中のひとり、クラレンス・セードルフは、Champions for Children(abruzzesiの地震被害の子供たちのため)の組織レセプションの夕べでこう語った:「ミランは偉大なチームであり続ける。将来もだ。たとえカカの移籍が大きなロスだとしても。でも私もレアルでプレイした事があるから、彼が望むなら、アドバイスできるよ」

「私がチェルシー? ミランで幸せだよ」

(Milan News.it 09/06/09)

カカはセーさんよりベッカムの方が口が堅いと踏んだんだな(笑)

同じく夕食会にて、ジダにアンブロさん。

ジダ:「カカに電話した。満足して、最高な感じだった(è contento e sta benissi­mo)」

アンブロジーニ:(契約について聞かれて)「延長? うん、パスポートのね」

(Gazzetta dello Sport 09/06/09 第3面)

ジダー!ポロっとしちゃダメー!ボールもホントの事もーーー!w

アンブロさんコメントを追加。

アンブロジーニ:「リッキーは友達だ。行ってしまうなら残念だよ。でもどんなことがあっても、マドリーでの挑戦には幸運を祈っている」

(Milan News.it 09/06/09)

選手たちはこういう場面に慣れてるから、落ち着いたコメントですね。

セーさんのバカンスはいつも忙しいですが、上記の夕食会の他に、ネルソン・マンデラと会って、Mandela FoundationのLegacy Champion(チャンピオン遺産?)になったとか。それはロックフェラーやビル・クリントンと同じだそうです。へー。さらにマンデラ氏の伝記のイタリア語版の翻訳にも手を貸しているそうです。セーさん本人も、代理人もチェルシー行きの噂は否定して、バカンス行き。

一番カカ移籍の影響が心配されるのはパト。あのフィオ戦でもちょっと感きわまってましたもんね。で、気になるそぶりを見せるパトのブラジルでのインタ。

パト:「残るかって? まずはアンチェロッティと話す」
「僕の将来は6月末にははっきりする。チェルシー? 偉大なクラブだ」

レシフェ(ブラジル)発 少年の番には100人の記者が。Atlanta PalaceのDo Cesarルームは地獄だ。パトは壁にぶつかった。10個のマイクで顔をぶつけられて。ブラジルメディアは彼とニウマール、どちらがプレイするのか知りたがった:アレッシャンドレはレコードが壊れたように繰り返した:「それはドゥンガ教授が決める」。そう、本当に『professore』と言う。しかしそれからおしゃべりの番。彼は『イタリアの島』を探している。ロッソネロカンピオーネは話題を変える。その声は厳しくなる。メルカートについてだ。そしてミランにとって、ちょうどカカのレアルへの移籍が発表された日に、もうひとつ新たに熱いドアが開く。いやむしろ、茹で上がった。

—ベルルスコーニは言いました:「パトはミランに残る」と。

「Piano(まあ、待って)。まだ何も決めていない。6月の終わり、南アフリカのコンフェデレーション後、僕はロッソネロの幹部と会って、将来について話し合う。でもまず…」

—まず?

「アンチェロッティと話をするよ。彼はすっごい人だ。僕がミランとイタリアサッカーになじめたのは、アンチェロッティのおかげだ。僕の将来を決める前に、彼と話したいんだ」

—なぜブラジルに行く前にそうしなかったんですか?

「だって日曜日のフィオレンティーナ戦で、僕はドーピング検査で居残りになったから。彼と抱き合いたかった。それに彼といろいろはっきりさせたくて」

—アンチェロッティはチェルシーへ行きました。

「すごく幸せだね。チェルシーはヨーロッパサッカーの偉大なチームだ」

—そして、彼はアブラモヴィッチにパトの獲得を願い出ている。

「チェルシーのようなクラブから評価されるなんて誇りだ。とにかく僕はまずアンチェロッティと話をするだろうと繰り返す。それからミランの幹部と会うだろう。僕の将来は6月末にはっきりするだろう」

—いっぽう、カカは出て行きます。

「彼がマドリーで幸せなことを祈る。でもチャンピオンズ・リーグでの勝利は祈れないな。それは僕自身が取りたいからね」

—カカの移籍で、ミランはどれくらい失いますか?

「たくさん、すっごくたくさんだよ。でもミランはカカだけじゃない。偉大なグループだ。ロナウジーニョのようなカンピオーネがいる。彼は僕のもうひとりの伝説だ。ロナウジーニョはミランとセレソンも偉大にできる。ブラジルではみんなが彼のことを手を広げて待っている」

—ロッソネロのユニフォームを着てのカンピオナートをどう採点しますか?

「よくやったと思っている。僕は若い、まだ成長しなくてはならない。もちろん、傲慢にならないようにしないとね。まだたった19才なんだから」

(Gazzetta dello Sport 09/06/09 第3面)

ミラン、完璧にしたたかブラジル人たちになめられてますな。パト、アンチェに何を話したいんだろうなあ…って当然「チェルシーどうっすか?ミランに残っても大丈夫っすかね?」って事だろうけど。将来についてってまさか「結婚ってやっぱ人生の墓場っすか?」なんて相談じゃないだろね。あーもう何が起きてもドンと来い!だー。

あ、それから、すっかりアンチェルシーにレオミラン、さらにカカマドリーで、フィオ戦後に延期されていた引退記者会見なんて吹っ飛んでいたマルw 今日水曜日に行われる予定だということが先週のうちに決まっていました。これもちゃんとカカ移籍騒動折り込み済みなスケジュールの気がする今日この頃です…。


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来季はきっちりお返しで

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↑このお返しが…。

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↑これ。ミランさん、この旗持ってた2人をよく覚えておくように!

くやしいからスルーしようと思ったけど、また来季も因縁話が続きそうなのでメモメモ。アンブロさんの「モウ氏が言った『ミラン、ゼロタイトル』ってセリフを後悔させるようになるといいね」って発言、それとCL優勝時にアンブロが『スクデットはケツに入れろ=クソくらえ!』な旗を持っていた件で、痛烈なお返しをされたようで。

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↑こちらもしっかりお返しされてます。

ただいま各新聞WEBサイトではミラノでのインテル選手たちおよびインテリスタのフェスタの模様がたくさん見られますが、やはりあった!『ミラン? ゼロ・ティトーリ!!!』と、『アンブロジーニ、俺のケツにスクデットまた…入ったぜ!』という旗!w これナイス。

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↑ラツィオらしい野性的ブリーフ祭り。
ミラノっ子でミラン出身のせいか、ブロッキさんはひとりお品がよろしいパンツ。

やっぱり優勝っていいよな〜、と見てしまったラツィオのコッパイタリア祝勝ロッカールームの写真と、インテルフェスタの写真。来季はなんとしてでも『ゼロ・ティトーリ』バナーをカピタノ・アンブロさんが掲げて、この大人げない従兄弟ケンカをいつまでも続けて欲しいものです。あーそれにしても何が残念かって、またこれでビリーの息子アキッレがますますインテリスタになっちゃうことです(それか)。

プレミアはユナイテッドの3連覇!リーガはバルサ! 昨日は優勝の日でしたね。ミランオフィシャルには『TORNEO DI PORTO CERVO: MILAN CAMPIONE(ポルト・チェルヴォの大会:ミラン、チャンピオン』と題して、「Giovanissimiの96年組がPK戦の末3-2でトリノを破って、優勝」という記事が。ユースの、しかもかなり小さい子たちのニュースを書くなんて珍しいな〜あ、もしかしたら!と調べてみたら…やはり。この組にはフィオーリさん家の双子と、なによりマルの長男クリスティアンがいるのでした。気の長い話ではありますが、ミランの未来のカンピオーネたちに期待しますか。マルがユースチームの責任者になるという話もありますが、大丈夫?(笑)

なお、しょんぼりミランの話題としては、やはりアンチェ解任の噂が大きくなっており、本人は「もし出て行くとすれば、それはベルルスコーニがそう言った時だけだ。私は何も決めていない。しかし聖人たちの立場を無視して天国にはいられない。だから聖人と話し合うのを待つよ」と、ちょっぴり皮肉をこめたコメントをしています。確かにベル様の声は神の声。※このセリフ、さっそく公式で否定発表されました。でもベル様のヤツアタリ『無冠はアンチェロッティのせいだ』発言と同様、カルロの内なる声としてはとても真実味があるw

そして後任候補のひとり、ファン・バステンがこのタイミングでミラノ入り。表向きはゴルフ大会に来たとのことですが、噂になっている月曜日のベルガリ会談といい、これは嵐の予感…。そんなことになったら、セーさんはどうなる!


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ミランはいつでもネタだらけ

ユベントス戦のいろいろ。まずはキエの何が気に入らなかったのか、全然わからなかった激怒マル。試合後12日にはこんなコメント。

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↑試合後大人しくなってから、ジジにも挨拶。

マルディーニ:「やめる。もう戻らない」

ミラノ発 土曜日、アドリアーノ・ガッリアーニは最後の説得を明かしてくれた:「私はパオロに前に進むよう言ったんだが、やめると言い張るだけだ。何度もことあるごとにファヴァッリを助けてくれと言ってるんだが…。彼はもしパオロが続ける場合だけ、契約を更新すると言うんだよ。一年前よりパオロは良い。テスト結果も良くなっている。彼はここにいる一番のセンターバックなんだから、ミランのディフェンスで先発するんだ」。来る6月26日には41歳になるパオロ・マルディーニはミランのユニフォームを着て899試合。彼、パオロはいま決断し、ミラン・チャンネルにさらに念押しする:「ユベントス戦の後にはもうプレッシャーは訪れなかった…。ガッリアーニは何が現実かを見ようとしている:今シーズンはとてもポジティブなシーズンだった。僕は継続してプレイし、すばらしい結果を残したと思っている。でも決断はまったく熟考の末のことだし、美しいシーズンを戦った結果を得られた。今はもう決定的となったこの引退をとてもいい感じで迎える心構えができている」。

話は彼自身の事から、ユベントス戦へと戻り、最近の試合と比べ、違うミランが見られたと認める:「彼らのゴール? 感じとしては全てのパートが普通だった:試合開始時にこれはすばらしい夜ではないと思われたよ。フィジカル的に最近のようには輝いていなかった。でもこういうことは起こりえることだ。特にすばらしいレベルでプレイを数試合続けていた後には」。後半、パオロ・マルディーニはジョルジオ・キエッリーニとのカッと燃え盛った口論で主役となったが、すでに忘却のかなただと言う:「まったくそう忘れちゃったね。彼はブラボーな青年だ。多くの場合のように口論はあった。でも数秒後にはすでにはっきりしたんだ」。今はウディネーゼのこと:「僕らのこれから続く試合はとても難しい。だからすぐに3ポイントを取って、(CL圏を逃すような)ひどい驚きを避けないと」。

(Tutto Sport.it 09/05/12)

いやいやいやいや!あの後マルはプンスカしながらコーナーキックに備えてたし、キエはまったく納得いかない顔で、しかもマルを遠巻きにしてたぞw それをすっかり忘れたってー!都合よくボケて物忘れするジイ様のようだ(笑)

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↑クルヴァが掲げたベル様への横断幕。
『プレジデンテ、ベロニカとの愛の危機。ミランとは経済的危機』

この試合、クルヴァには離婚を考えているベロニカ夫人との危機と、その慰謝料でますますミランへの経済的支援がなくなるのではないか!と訴えるベル様への横断幕が登場。夫人である彼女の言い分は、「18歳の小娘のパーティには行くのに、自分の息子たちの18歳の誕生日には招待しても来ないなんて!」。こちらの記事によると、すでに別居して長いのですね。慰謝料は双方が雇う弁護士によるだろうなあ。自分の身を守るために法律まで変えてしまうベル様のことだから、すんなり巨額慰謝料を払っての離婚はしないのでは。

しかしそんなことより、私が気になるのはベル様後のミランのパトロンは誰になるかですよっ! まずは先妻の息子、メディアセット副会長のピエルシルビオだろうけど、この人は有能なビジネスマンって感じで、カルチョへの情熱があるようには見えない。彼より有力視されていた後妻ベロニカ夫人との子供ルイージ。数年前の彼はベルルスコーニ杯などでマルにカップを渡したりしてた超絶かわいい美少年でした。しかし、近年はサン・シーロよりもレース会場にいることが多く、カルチョへの関心が薄れているのだとか。母ベロニカとベル様の仲がこんなでは、カルチョへの愛も難しいのか…残念であります。

ミランの将来と言えばつい最近、ドバイのアラブ資本がベルルスコーニ家の株式保有会社フィニンヴェストに介入するのではないかとの噂をGazzettaが書いた。ちなみにやはり同じくこちらの記事を参照させていただくと、ミラン資本は100%フィニンヴェストが持っている。パレルモ戦で、ガリの隣に濃い顔の青年がミランのユニを着て座っていましたが、あれがこの資本の会長の息子だったらしく、一緒に食事をしたのが交渉の手始めではないかなどと憶測されてます。一応、すぐにミラン公式で、そういう交渉はいっさいないと否定。でもオイルマネーは強大。ドバイで合宿してるうちに、そんな話も出てるかもしれませんねえ。

横断幕といえば、シェヴァへのクルヴァからの愛。まずはボローニャ戦。「Non è brasiliano però, che gol che fa. Fenomeno lascialo là, qui c’è Sheva(ブラジル人ではなくても、ゴールをする者。フェノーメノはかなたに去り、ここにはシェヴァがいる?)」。そしてレッチェ戦。「Per Sheva più rispetto(シェヴァにもっとリスペクトを)」。そしてそして今回のユーベ戦でもクルヴァ・スッドはシェヴァへの旗を掲げた。

「SHEVA: In campo o in società, il tuo posto è sempre qua(シェヴァ:ピッチでもクラブでも、おまえの場所はずっとここだ)」

まったく泣かせるセリフです。シェヴァに関しては長くなるので、また別記事で。

最後に、この試合でもスーペルなプレイとダメプレイが混在して、フィスキを浴びたセーさん。サン・シーロの観客との和解はまだされてないようです。試合後、こんなコメント。

「僕に対してちょっと不寛容すぎると思う。僕はチーム、監督、ブーイングをしないファンたちに対して責任を持っている。それに、人生の悩みが他にある。たった今、義理の母親が手術をしなくてはならなくて、病院にいるんだ」

(Corrire dello Sport 09/05/11 第3面)

確かに私だって、セーさんの時々ええええーっなポッカリプレイにはがっかりすることもあるけど、同じような事をカカやパトがやってもフィスキは浴びないんだよなあ。プレイにムラがあり、わりとインテリで正論を語りたがる『常識人』は、ティフォージには好まれないのはわかるけど、でもちょっとかわいそう。いくら鋼鉄の神経のセーさんでも、もうちょっとサン・シーロのお客さん、愛情を与えて欲しいと思う今日この頃。

セーさんの言葉どおり、人生はサッカーだけでなくピッチ外の方が大きく広がっているわけですが、アンブロさんは幸せな人生のポイントを迎えてた! 試合が終わって、すぐに駆けつけたのは病院。その日の深夜1時57分にフェデリコ君誕生!2.7kg。おめでとうー! なんともイベント満載のユベントス戦でした。


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