血を吐く思い
以下はミランチャンネルのキエーボ戦後コメント。
マッシモ・オッド:「すばらしいサッカーをするチームとの対戦とわかっていたから、とても難しい試合だったし、キエーボはこれからたくさんのチームを苦しめるだろうね。今日も僕らは苦難に満ちた出発となった。でもそれからピッチでみんなの意志とみんなの必要なエネルギーをつぎ込んだ結果が逆転となった。全ての力を出したんだ。
ミランは戦術的に優れた試合をした。僕らはキエーボを彼らのピッチ半分に押し込めたからね。キエーボにはリスタート時に優れた選手たちがいる。一方、僕らはチャンスをたくさん作り出していたから、先制ゴールを決められるはずだった。とにかく価値ある3連続勝利だし、これはすごく重要なことだ。
今晩僕らはフィジカル的も、精神的な観点からも、非常に消耗した。チャンピオンズ・リーグの試合から中3日という試合をプレイするのは簡単じゃないから。今夜僕らはブラボーだった、良く走った。
個人的には3トップになって、僕のクロスのポイントが増えた。カカのようなボールを受ける選手がもういないから、サイドで僕がより解決策にならなくてはならない」
アレッサンドロ・ネスタ:「これは僕の初のドッピエッタだ、すばらしいよ。自分の期待以上に物事が進んでいるのがうれしい。ケガの前にはゴールできなかったから。物事がうまく行っている時は外野からも好意的に見られる。何人かの『古株』が去って行ったから、今はより一層そういう風に見せたい。でもこれは前へと進むサイクルだ。
今日は順位的にも勝利が重要だった。我々は4位に到達した。すぐにゴールされないようにだけはしなくてはならない。そうでないと試合中ずっと走って、多くのエネルギーを消耗しなくてはならなくなる。レアル戦でもそうだったが、おそらく僕らはピッチに少々ルーズに入って行き、それで多くを費やすことになった。
今夜はジダが強烈な印象のセーブを見せた。あれがこの結果をもたらした。非常に重要だった。もし最終段階であのセーブがなかったら、きっと僕らはゴールをすることができなかっただろうから。彼はマドリードでミスをおかした。それは事実だ。しかしすでにそれは忘れられることとなり、今日は良いプレイを見せてくれた」
ルカ・アントニーニ:「長いブランクの後に、ピッチへ戻れてうれしいよ。自分のしたプレイに満足している。たくさん練習をし、苦しんだ。でも最後には練習で血を吐く思いをした者には、その報いがやって来る。試合の終盤には疲れを感じた。長い間ピッチへ降り立たなかった後では、けいれんも起こる。結果を出すには継続性が必要だった。今夜はそれを見せた。もし僕らが望むなら、どんな相手でも打撃を与えられる。
ヤンクロフスキは友だちなんだ。彼のことは残念だ。出来る限り良い形で彼の代わりを勤めたいし、すごく元気づけたい」
(A.C.Milan.com 09/10/26)
アントはイイヤツだな。ヤンクロフスキは公式発表にて、手術が決定。
サッカー選手マレク・ヤンクロフスキは2005年5月のケガ後に入れた左足首のプレートを取り除く外科手術をすることを、A.C.ミランは発表する。手術は数日のうちに、ヴァレーゼにてCherubino医師とD’Angelo医師によって行われる予定。
(A.C.Milan.com 09/10/25)
ヤンクロはキエーボ戦の招集メンバーにも入っていたし、試合映像で観客席に座る姿が映っていたので、遠征先で手術が必要な痛みでも出たのかもしれません。復帰予定は代表ウイーク中断後の11月下旬。

↑観客席でしょんぼりなヤンクロさん。お大事に。
アントニーニはがんばって走ってたので、後半足がつってしまいました。で、後半頭からアップしていたザンブロがすかさず交代。レオ監督、こんなタイミングにも慣れてきたのかも。
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意気込むアント
今季は出番が増えそうで、モチベーション高いアントニーニのインタビュー。ヴァレーゼ戦翌日の13日、Milan Channelにて。
—ルカ、昨日はミランのシーズン最初の試合でした。あなたの印象は?
「昨晩の自分の出来には満足してるよ。負荷をかけた練習を一週間して、まだ体は重いけれど、試合にはみんな満足した。僕らはこの週に試してみたことを正確に再現する時間を得て、僕もチームもそれができたと思う。最初のプレマッチで僕は右サイドバックで先発した。これは新たなダイアグラムを試すのに有効なんだ。ミステルはたぶんこの週の僕が調子がいいと見たんじゃないかな。でもとにかく、これはチャンスだと思っている。確かにこれらの親善試合に準備することは重要だ。将来にとってとても役に立つから。責任を果たすことで、監督の信頼を得られるとわかっている」
—ミステルはサイドを押し上げるように要求しています。昨晩は満足にできましたか?
「試合後、ミステルはたぶん全体的にはサイドの押し上げには満足していなかったと思う。一週間でできる練習では、その週でできる限りやろうとしていた押し上げほどはできなかった。でも時間が経ち、もうちょっと足がほぐれて疲れがとれたら、もっと押し上げて、監督の望むことができると思う」
それからルカはレオナルドから与えられた新しいシステムと、監督への最初の印象について語った:「新しい形で、僕らは作シーズンと同じくらい走っている。でも高い位置へサイドの選手がオーバーラップすることも求められていて、配置されているサイド全員が去年と同じじゃないだろう。でもこの形は僕は好きだ。ミランより前にいたチームはこのシステムだったから、僕は経験してるしね。レオナルドは人として並外れている。全員に対して、同じレベルで接するんだ。これはすばらしいことだね。監督として、チームへのアプローチの仕方やその仕事の仕方がとても気に入った。僕たちに多くのことを見せ、多くを教えたいという意欲を持っている」
—昨日はヴァレーゼにシルヴィオ・ベルルスコーニもいました。
「そう、彼はチームのそばにいたいと言っていたけど、それをすぐにプレシーズンマッチで見せた。だから全試合ではなくても、カンピオナートのほぼ全てにそうしてくれるだろうと信じている。常に勝利へのモチベーションを上げてくれるベルルスコーニのような会長が観戦することで、より一層の意欲が沸くから、選手たちには有用だと思う」
—レオナルド監督のサッカーにピルロは欠かせませんか?
「アンドレアはミランにとって不可欠の駒だ。彼のような選手は代替不可能だし、友達であることは別にして、選手として力があり、世界でも唯一の役割を担っている。彼がここミランに残りたいことにはなんの疑問も持っていないと信じているし、もしなんのオファーもまだないのなら、なぜまだ彼の移籍の噂がささやかれているのかわからない」
—ほどなくしてアメリカツアーが始まります。何を期待していますか?
「アメリカツアーでは、おそらく昨シーズンの最後の部分で欠けることになった事を理解するために、たくさんの試合をすることを期待しているし、それからレオナルドと共に励んでいるダイアグラムを試せることだろう。昨シーズンはあんな風に満足できなくて帰国したモスクワの大会のようではなく、いくつかの試合には勝ちたい。これは正しい年になると思っている。正しい歩みでスタートすれば、これから続くシーズンにも確信が持てる」
—インテルとユベントス。どちらがより怖いですか?
「誰も怖くはないよ。でもユベントスは偉大なチェントロカンピスタであるジエゴと、ブラジル代表レギュラーで今年フィオレンティーナで非常に良かったフェリペ・メロのような選手を獲得して、強化されたね」
—ルイス・ファビアーノの加入で、ミランは完成されるでしょうか?
「クラブの選択を見てみよう。でも僕らの攻撃陣はすでに強い。ゴールすることを決して止めないピッポ、何度もケガをしたシーズンだったので、再起を図りたいと願っていて、きっとそうするだろうボリエッロがいる。パトも前よりももっと意欲を持って、ブラジルから帰って来るだろうし、それからロナウジーニョもいる。攻撃陣はたくさんいる」
(A.C.Milan.com 09/07/13)
アントニーニのことが大好きなMilan News.itでは独占インタビューがあったし、Gazzettaも独自に単独インタビュー記事を載せたし(時間があれば後で訳してみます)、とっても期待されてる感じ。シソコ君はリヨンに行ってしまったので、ここはアントがヤってくれ! ミラン育ちだから重要な選手になってくれたら、愛着も倍増です。
Tags: アントニーニ
ブラジタリアもしくはイタジルで
マルの引退も一度は覚悟して泣いた後だったから、一年間の猶予で少しは和らいだものの、それでもやっぱり悲しいものは悲しい。そしてカカの移籍も一度はシティの時に覚悟して泣いた後だから、次はレアルだと心の準備をしていたものの、それでもやっぱり悲しいものは悲しーい! 生粋のバンディエーラがいなくなった後に、チームの象徴という広い意味でのバンディエーラが続けていなくなるなんて、もう打ちのめされた気分ですよ…。
カカのマドリーでのお披露目はコンフェデレーションカップ決勝後の6月30日予定。ミランとは8月のサンチャゴ・ベルナベウ杯で、早くも再会です。あーユウウツだ。
以下、遅れているカカの会見を待つ間に、記録として。『発表前』にカカから漏れ聞いていた人たちの証言。例のウルトラスリーダーが「俺の携帯にカカが『僕は出て行くと求めていなかった。レアルが獲得しようとし、ミランが僕を譲渡した』というSMSを送って来た」と言っていましたが、カカがウルトラスとそんなに親しいかどうかは疑問だけど。以下の人も私には真偽のほどはわかりません…。
Crudeli:「カカは出て行くと私に書いた」
熱狂的ミラニスタの有名歌手、Tiziano CrudeliはRadio Kiss Kissにてロッソネロファンに良いニュースを届けなかった。カカ自身が「今回は本当に行ってしまう…」というメッセージを送って来たと明かしたのだ。
(Goal.com 09/06/08 19:48)
アントニーニの言葉の方が信用できそうです。
アントニーニ:「カカを失うのは残念だ」
「彼が偉大なクラブへ行って、幸せであることを祈る」
「僕らはおかしなやり方でカカが出発するという可能性の中にいる。彼はすばらしい青年で、チームみんなは彼と結びつき、愛情を持っている。もし出て行かなくてはならないなら、偉大なクラブで気に入られたらうれしい。もしそれで彼が幸せなら、うまく行くよ。僕はとっても残念だ。僕らは世界で最も偉大な選手のひとりである、カンピオーネを失うんだからね。でもサッカーにはこういう瞬間もやってくるものだ。カカはロッカールームに公式には別れの挨拶はしなかった。フィオレンティーナ戦後、監督の別れが現実となった時、彼はちょっと落ち込んでいるようだった。僕が思うに、その悲しみはアンチェロッティへの別れのものと、チームメイトになんの別れもできないことへのものだったと思う。カカは僕のすごい友達だ。僕らはよく連絡をとっているし、彼とコンタクトがある。彼は僕に電話をしてきて、状況を説明してくれた。もしそれを公表しなくてはならないなら、それは今日になるだろうと思う」
(Sport Mediaset 09/06/08)
アントニーニは同じインタビューの中で、「レオナルド監督になって、もっと出場機会が欲しい。サイドをもっと押し上げるという意図を聞いたので、僕にはその用意がある」と言っています。
次は移籍決定前の8日当日の動きです。
ベルルスコーニ:「ロナウジーニョが『主役』」
「彼を残留させるのは私だけにかかっている」。これがレアル・マドリーへと赴くカカについて、Corriere dello Sportに語ったシルヴィオ・ベルルスコーニの言葉である。ロッソネロ会長は将来のチームに注意を向けるよう、うながす:「レオナルドのミラン? あまりサイドチェンジやハイボールを使わず、しかしテクニックをうまく使う、全てのアクションがすばらしい早いパス回しで、そこではロナウジーニョがゲームの主役となるだろう。彼には一定の試合出場に欠けていたのだよ。アンチェロッティはチームがアドバンテージを持っていた試合にそれを保つ事ができなかった。我々の対戦相手にKOの一撃を与えることをわからないで、挽回されることが多すぎた。まさにマルディーニの後継者と使命されたように見えると、チアゴ・シウヴァの事をみんなが言うのはすばらしいね。彼はすでに保証済みだ。我々はうまく働いている。私はこのチームが新たな楽しみを感じさせるだろうことを確信している」ブラジルにレアルの弁護士も到着
カカはレアルへ:ブラジルメディアは興奮
マルカ:マドリーでのお披露目は6月30日
ARCORE(ベルルスコーニ自邸)でのベルルスコーニとガッリアーニとの首脳会談
メディカルチェックは順調に
今朝、カカはマドリーのメディカル責任者Juan Carlos Hernandezと、セレソンのルンコ医師と共に、Clinica Memorial Sao Josèで心臓の検査、Clinica Iporkで整形外科的検査をする予定。『BILD』紙:ミランにジェコ
ドイツ日刊紙によると、23才のフォワード、エディン・ジェコのミランへの移籍に関して話し合うために、ヴォルフスブルグとミラン幹部との会談が近々予定されているという。ヴォルフスブルグがブンデスリーガのタイトルを獲得する牽引者となったボスニアのサラエボ生まれのボンバーは、2011年までの契約があり、ミランはそれをドイツクラブへ3000万ユーロの違約金を払うことで解除できるだろう。(Sport Mediast.it 09/06/08)
このベル様のインタビューを読んで、カカの居場所がもうミランに無いことが決定的で、来季ジーニョ中心というプランに希望が見えないことにガックリしながら昨晩は寝たのでした。ベル様の言うサイドチェンジやハイボールをより少なく、早いパスサッカーを目指すらしい『レオナルド・ミラン』。乱暴に言うと、ベル様はプレミアは嫌いで、リーガが好きって事ですね。その具体像の補足として『il Giornale』のミランに詳しいベテラン記者Franco Ordineの予想を。
「バルセロナのような3トップ。タワータイプとなるセンターフォワードに、右がパト、左にロナウジーニョ。こうして(カカの場所である)トップ下のポジションは取り除かれた」
(il Giolnare 09/06/08)
そしてタワータイプとして、トニよりも今は有力視されているのが、ヴォルフスブルグでグラフィッチと共に54点を決め、大ブレイクしたジェコ(自身は33試合で26得点)。193cmの長身でテクニックもあるとか。ベル&ガリの首脳会談はカカの事だけでなく、もちろんその後の事を打ち合わせたに違いなく、カカ移籍発表前にジェコ有力の話がでるのもうなずけるタイミングです。イングランドとスペインには税制の違いもあって経済的に太刀打ちできなくなっている今、ドイツはイタリアのクラブがメルカートで競え合える数少ない国だとも書いてありました。噂段階の記事ですが、こんなことも。
ジェコ:すでに合意に達した?
ヴォルフスブルグのボスニア人アッタッカンテ、エディン・ジェコはカカ後の最初の獲得となる第一候補のようだ:これはドイツ『BILD』紙による話だ。しかしここ数時間で、すでに先週の土曜日に合意に達したのではないかという噂が流れている。5年契約で、この若いアッタッカンテの移籍には年俸180万ユーロをベースに合意。
(Milan News.it 09/06/08)
それはいいんですよ。カカ移籍が決定してしまった今、新しいミランを作らなくてはならないんだから。でもミランはテクニックはあるけど、走らず足下にボールをもらいたがる人が多いから困ったことになってるのに…ジーニョー来季は走ってくれよ〜。早いパスサッカー、見れるものならほんとに見たいですが! 私は確かにブラジルのテクニックと遊び心があるプレイは好きだけど、それだけじゃイヤ。それにプラス、引いて守られた時のベッカム(前はカフー)のサイドからのクロスや大きなサイドチェンジ、ビッグマッチではしんねり守って、ピッポみたいに一撃で決めるみたいなヤらしいイタリアンな攻撃もミックスされた、『ブラジタリア(もしくはイタジルw)』なミランが見たいんじゃーーー! バルサみたいなミランを見たいなら、それよりバルサを好きになるんじゃーーー!
カカはブラジル人だけど、いわゆるブラジル的ではないシンプルなプレイで、もったりミランにスピードをもたらした。ジーニョを攻撃の中心とするらしい来季のミラン。カカがいなくなって確かにチームに影響力大なブラジル人が一人少なくなるけれど、それがミランの『プレイ上のブラジル色』が薄くなることとは反対になるって、なんと皮肉な事態。
そしてマルディーニの後継者がシウヴァってのも、晩年はCBだったマルの抜けたポジションの穴を『CB』シウヴァが埋めるってだけで、そのプレイの特性は全然違うじゃないの。彼が攻撃好きなSBだっていうなら、すごく納得するんですけどね。守備面はイタリア的堅守であって欲しい…。全ては始まってみないとわからないですが、良い意味で予想を裏切って欲しいです!
なおレオ様はこの騒動の間、サルディーニャでバカンス。ミラン公式によると、8日月曜日からコベルチャーノへ監督第2級のコースに通うことになっています。前からこの前段階のコースへ行っていたそうで、第2級の講習は6週間で終了。最後に試験があります。
とにかく、この失望感を新しいミランが魅力的であることで、少しでも癒して欲しいです。でもたぶん当分無理。
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第17節 Milan-Udinese


↑やはりこの試合の守り神はリーノ! 見守ってるオヤジたちの表情もいいねえ…。
もうこれしかフォーメーションが組めなーい!という非常事態の中、コンディション万全とは言えないカカ、ピルロ、セードルフも出場。足りない中盤にヤンクロを上げる苦肉の策。これが良かったのか、ウディネがボロボロだったからか、これでちょっと休めるから最後の力を出してがんばったのか、ミラン大勝利〜! …やればできるじゃんw

↑惜しいチャンスに思わず立ってしまったベッカム様でしょうか。
あいかわらずガリは熱い、暑苦しい。
2008年最初の試合のナポリ戦では、KA-PA-ROで同じく5点取って5-2で勝利。パトの初ゴール試合でもありました。2008年最後の試合はRO違いのKA-PA-RO、パトのドッピエッタで締めくくるとは、やっぱり何かを持ってるなあ。ちなみに、この60年間で19才でこんなに良い結果を出している選手はパト以外にいないそうです。2008年は42試合で17ゴール。しかもイタリアどころか、ヨーロッパのサッカーは初めてなのに、この馴染み方はすごい。

↑セーさん4点目のロッソネリ団子。左端でリーノも参加してる!
サンバなトリオ&アシストもしたアントニーニの試合後コメント。
ロナウジーニョ:「僕にとってもチームにとっても重要な時期だ。ミランが勝利を得るために最大限の力をそそいでいる。チーム全員が犠牲を払い、僕ら全てがチームメイトたちに確かな貢献をしたんだ。
スクデット争いはまだオープンだよ。このチームがまだ獲得できると信じているし、重要な選手たちが戻って来るシーズン最後まで戦うだろう。ドバイでの合宿はもっと成長し、シーズン最後まで戦うために準備する重要な機会だし、重要な選手たちの回復の良い機会でもある」
カカ:「この勝利はうれしいよ。ピッチに降り立つ時、僕はいつも最高レベル以上の事をやろうと求めているし、いつでも限界を超えて行こう、自分自身を改善させようとしている。そして練習だけがそれを可能にする。
今夜、僕はロナウジーニョと同じラインでプレイした。僕らになんの問題もなかったし、彼とはすごくうまくいったよ。両立しないなんてことは全くなかった。
僕はあと40で100ゴールに到達するために、ミランのユニフォームを着て、もっとゴールを決めたい。100ゴール目に早く到達したいよ。クリスマスは家族や友人とブラジルで過ごして、今は会えない息子との初めてのクリスマスになる」
パト:「勝利できて満足だし、更衣室で監督が僕に命じたことができて、これがチームの勝利に貢献できた事がうれしい。カカとロナウジーニョみたいなカンピオーネたちの前でプレイするのはすごくいい感じなんだ。彼らとはとてもわかりあえているし、彼らとだとすごく楽しい。チーム全体がこの一週間とても良く練習したし、だから5ゴールという重要な勝利ができたんだ」
アントニーニ:「この勝利はみんなすごく喜んでるよ。いいムードですごく落ちついてクリスマスを過ごせるからね。
僕にとって5ゴールというタイプの勝利に主役として参加できたことは重要だったし、ファンから受けたサポートもうれしい。こんな風に成長を続けられるよう練習し続けたいし、誇りに思う。シーズン始め、僕はこんな風にこういう地点までたどり着きたいと願っていた。でも僕が目指すところはハードに働き続けることだし、まだ成長し続けることだ。
スクデットに関して言えば、この戦いはまだ完全に終わったわけじゃないと信じている。まだカンピオーナートが終わるまでにたくさん試合は残っているし、今日僕らはまだレースにいるということを示した。インテルを恐れないし、9ポイントの差を縮めるために最後まで戦うだろう」
(A.C.Milan.com 08/12/21)

↑「これで安心してメリクリって言える〜」な前線4人組。
パトのセンターフォワード修行についての記事からコメントだけ抜粋。
ガッリアーニ:「試合中、ベッカムは私にずっとパトの事を話していたよ。とても惹き付けられていた。アレッシャンドレはピッチで滑らかに浮かんでいるようにすばらしかった」
アンチェロッティ:「カカはほんの数日しか手当しなかった鼠径部の問題があったが、この試合に非常に意気込みを持っていた。彼にとってこれ(ドッピエッタの活躍)は普通のことだよ。パトも同様にね。これが彼らが有能たる由縁だし、彼らがこういうレベルに達しない時、私は怒るのさ」
パト:(まだプリマプンタとしてのプレイを知らないという意見に対して)「それは本当のことだ。僕はフィジカル的に強くはないし、背が高くもないし、プリマプンタとしてのプレイを勉強しなくちゃならない。でもピルロ、ロナウジーニョ、セードルフといったカンピオーネたちの前ならそれが簡単なんだ。ウディネーゼ戦ではそれができることを見せた」
(4点がブラジル人のものだったと言われて)「でもミランではブラジル人だけじゃなくて、全ての選手がすごいテクニックを持っている。ベッカムも助けになるよ:彼はブラボーだし、偉大なカンピオーネだ。僕らとうまくやれると思う」
(Gazzetta dello Sport 08/12/22 第10面)
すでにチームの顔であるカカは当然としても、アンチェはパトにもハイレベルなプレイを常に求めてるんですねえ。ミランの先発FWであるなら当然の事とはいえ、プレイがまだ安定しない若い19才でそれに応えるのは並大抵のことじゃないよ。このまま(ナマイキ成分を残しつつ)がんばるのだぞ。

↑カカやジーニョに甘える時は、ナマイキ坊主パトがただの坊主に戻る時。
Serie A Week 17 08/12/21
Milan 5 - 1 Udinese
Pato 4, 18 (M), Kaka 13, 52 (M), Di Natale 17 (U), Seedorf 42 (M)
Milan: Abbiati; Antonini (Darmian 75), Maldini, Kaladze (Strasser 81), Favalli; Seedorf, Pirlo, Jankulovski; Kaka, Ronaldinho; Pato (Shevchenko 71)
Udinese: Handanovic; Ferronetti, Sala, Domizzi, Lukovic; Inler, D’Agostino, Isla; Pepe (Pasquale 81), Quagliarella (Floro Flores 39) (Sanchez 65), Di Natale
Ref: Saccani
Tags: 08-09campionato|アンチェロッティ|アントニーニ|カカ|ガッリアーニ|パト|ロナウジーニョ
大一番前に語る、語る
オフィシャルでのリーノのインタビューは日本語になってました。やっぱり膝はダマシダマシ使ってたんだあ。あんまり痛みを感じていないのか、走り出しそうになってるリーノってば! リハビリ中も更衣室でニラミをきかし続けておくれー!(お守り代わりに、当ブログのヘッダー画像にも、復帰までずっと居てもらうことにしましたw)
いよいよ大一番のユーベ戦を前に、いろんな人のコメントが出てるので、一気にアップ。まずはミランチャンネルに語ったシェヴァ。
ガットゥーゾのケガについて:「彼のケガにはみんなすごく驚いた。日曜日、リーノは試合をプレイし終えていた。いつものように重要な役目を果たして。こんなことが彼に起きるなんて、本当に残念だ。彼は僕らにとってリーダーだ。彼の不在の大きさを感じることになるだろう。僕ら選手たち、とりわけ中盤の選手たちにとって、今は重要な時期だ。でも、いま僕が最もしたいことは、リーノが出来る限り早く回復するように祈ること。リハビリの段階であっても、彼がミラネッロにいるという事が重要になるだろうと確信している」。
「2連敗の後、カターニア戦で僕らの観客の前で結果を残し、成し遂げたことはとても重要だった。今はこれを続けなくては。日曜日にトリノのユベントス戦でいい結果を残せたらすごく最高だと、みんな思っている。僕? 調子はいいよ。最高のコンディションへ近づいている。コッパイタリアでゴールを決め、カンピオナートではチャンスを作り出した。とても良くなっていると感じているし、チームに貢献できると感じている」。
ユベントス戦について:「こういう試合は勝利という意味で、イタリアで最も重要なものだ。僕らはイタリアや国際レベルで非常に多く勝利してきたチームと相対するわけだから。今、僕らは順位で並んでいる。両チームとも勝利が欲しいし、それは僕らにとっても彼らにとってもハードなことだ。僕とネドヴェドが2003年と2004年のバロンドール受賞者だって? そう、あれは重要な年だった。ネドヴェドは偉大な選手だ。すばらしいキャリアを成し遂げた。彼がチャンピオンズ・リーグ決勝で一度もプレイしていない事を非常に残念に思っているという事を、最近読んだ。それは本当にもっともなことだと思う。でも彼はとにかくチャンピオンズ・リーグでのユベントスと同様の事を、ナショナルチームに与えていると思う」。
(A.C.Milan.com 08/12/10)
Corriere dello Sportでも、ユーベ戦に向けた決意のコメント。
シェフチェンコ:「ユーベ戦で重要なゴールを」
ミランのフォワード:「僕にとっては、調子を取り戻すことがリベンジ」「ひとつ望んでいることがある。それは重要な何かをミランが勝ち取るためのゴールを決めること。絶対にたったひとつのゴールでストップなんかしたくない。必ずできる限り多くのゴールを決めたい。でもそれは個人的な目標じゃない。僕はミランのためにだけプレイし、自分自身に何かを示すためにプレイする。もし自分が納得するキレを取り戻すことに成功するだけでも、それはすでにリベンジだ」。
(Corrire dello Sport.it 08/12/11)
ユベントス戦もかつてはシェヴァの真骨頂が発揮される相手でしたが、今回は残念ながら先発はパト(か、インザーギ)になる模様。今シーズン、これまでケガで一度も離脱していないのは、なんとアッピ、ジダ、それにシェヴァだけ! それだけ新ミランラボどうなっとんじゃー!ってことでもあるのですが、昨シーズンがケガでダメダメだったことを考えると、シェヴァに関してだけはミランに戻って来て良かった…と思いますよ。シーズン後半の救世主となるべく、このまま良いフィジカルコンディションで復活して欲しいです。
次は、これが最後(…か2番目)になるであろう、ユベントス戦に向かうマルディーニ。こちらの記事でお伝えしていたボネーラのヘルニアの手術が公式発表となり、ストップ期間は3週間。ドバイの合宿までお休みとなったので、おそらくカラーゼと共にCBコンビを組む予定。昨シーズンはぼんやりボールキープしてたところをデル・ピエロに後からかっさらわれて、ゴールされたダメパオロさんw 今回は気を引き締めてる…はず。以下はSKY Sport 24でのインタビュー。
「日曜日の結果がどうなろうとも、(ミランとユーベ)2チーム共がインテルを追走する可能性を持っていることになると思う。彼らは優勝候補だ、でも僕らだって、今は首位を走っているインテルに並ぼうとしている優勝候補だ」。
「もし僕が出場したら、デル・ピエロのマークは僕がすることになるだろう。彼のプレイはとても変化に富んでいる。ディフェンダーとアタッカーがピッチ上でクロスすることは普通のことだ。僕はアレックスと相対するのがすごくうれしいよ。彼はブラボーな青年で、普通ではない天与の贈り物を持っている。それにバカンス中の彼を見かけたけれど、夏の間でも練習に気をつけていたのを見たことがある。それからこれに加えて、このスポーツへの偉大な情熱、これが長く続けられている秘密だ」。
「ブッフォンと同様にアレックスはリーダーだ:セリエBに落ちた後は、チームにとって二つの支柱だった。彼らはチームに残り、クラブのプロジェクトを信じた。そして大きな犠牲を払っている」。
「僕らはちょっと異例なチームなんだ。フィジカルに欠ける、どちらかといえばテクニックという他の特徴をベースにしたトップレベルのチームだからね。これはある場面では限界になり得る。でもここ数年、僕らはこれをポジティブな特徴としてやってきた」。
「ロナウジーニョは確かにハイレベルのテクニックを持ちこんだ。それに、人間として本当に開けっぴろげなんだ。以前に慣れていただろう練習と比べるとハードなミランの練習に適応している」。
「敗北の後は戦術的特徴が考慮の外になるものだ。カカがミランに来た時から、ピッチでのポジションは変わっている:最初はサイドのミッドフィルダーとして、それからよりセコンドプンタのような役割に。彼の発言がそんなに重大なものだとは思わない」。
「ガットゥーゾの不在は残念ながら長くなるだろう。彼がピッチで与えるもの、試合に活気を与えるさま、チームメイトを如何に盛り上げるかを知っていること、それらゆえにリーノは重要なんだ。それに、本当に良いプレイをし続けていた時期だったから、残念だ」。
(SKY Sport.it & Mediaset Sport 08/12/11)
次はヤンクロさんのインタビュー。いつも地味ですが、じんわりするコメントをする気がするマレクであります。
ヤンクロフスキ:「僕らはスクデットにふさわしい」
「とにかくユーベとの試合を終えれば、僕らはスクデットに近づくだろう。今は素晴らしい時期を過ごしているから、確かに彼らを倒すのは難しい。でも僕らはクリスマス休暇前にインテルに9ポイント差を付けられないために、勝利を強く願っている。リーノは僕らの中盤の精神的支柱だし、力を与えてくれる。でもフラミニは似た特徴を持っているし、それにピルロとアンブロジーニも戻って来る」。
(Milan news.it 08/12/12)
お次はMilan news.itで大人気のアントニーニ。以下もMilan news.it系列であるTuttomercatowebの独占インタビューです。
アントニーニ:「勝利は信頼を与えるだろう」
—ユーベ×ミラン戦はどんな試合に?
「すばらしい試合になると思う。カンピオナートに良い成果を与えるプレイをし、直接対決に勝つ事ができれば、信頼を大きく注ぎ込むことになる」
—日曜日のビッグマッチはどのように臨みますか?
「勝利を目指し、落ちついて臨むよ。僕らは良い練習ができている。ガットゥーゾの不在はとても痛いけれどね」
—彼の不在はどれほど重いでしょうか?
「リーノはとても重要だから、重くのしかかるだろうね。彼は牽引者だし、とても良く走る。でも彼のポジションに入る他のミッドフィルダーたちがいる」
—ロナウジーニョは復活の兆しを見せているようですが…
「彼がピッチに立てることを願ってるよ。すごい事をやるベストな時期を過ごしているところだ。彼はとても有用であり続けるだろう」
—彼とカカとの間に問題が生じているとは本当ですか?
「二人の間に問題なんて見えない。こういうタイプの問題にありがちだ…」
—ミランはチアゴ・シウバを獲得したようですね。
「彼が移籍してくるのかどうか、僕は知らないよ。みんながすばらしい選手だと言ってるのは知ってる。今ミランには強いセンターバックがたくさんいる。彼は6月に来るんじゃないかな」
—本音を言ってくださいね:日曜日のピッチに立てたらうれしいんじゃないですか?
「すごくね。でもそれは監督が決めることだ。試合途中からでも自分のポジションを得ることができたらいいなと思ってる」
—ユーベをどのように見ていますか?
「良いプレイをするチームだ。それに前線には違いを見せつけるデル・ピエロとアマウリがいる。水曜日、ジョビンコはPKを失敗したけれど、彼も良くやっている。彼は最高の試合をしたね。僕もうれしいよ。彼はまだまだすごく伸びる余地を持っている」
—来年、(ジョビンコの他に)もう一人のあなたのエンポリでの元チームメイト、アバーテがミランへやって来るかもしれません。
「僕らは友だちなんだ。良くその可能性を話してる。トリノで経験できる6ヶ月間がある。そうしたら、ここミランに移籍するためのカードを全部持てるだろう」
—インテルの2面性についてどう思いますか?
「インテルは偉大なチームだよ。国際舞台では苦労しているけれど、カンピオナートではすばらしい。今度の日曜日には僕らに希望を与えてくれるために、ヘマしてくれることを祈るだけだ」
—フィオレンティーナのCL敗退を見てしまうと、昨シーズン、ミランがヴィオラに遅れをとってしまったことを後悔しませんか?
「もちろんCLに出場したかったよ。でももう今さら何もできないんだから、今年を前に進むだけさ」
(Milan news.it 08/12/12)
11日、各メディアが一斉に「ミラン、チアゴ・シウバを1000万ユーロで獲得。4年契約で、年俸約250万ユーロ。日曜日に、メディカルチェックのためミラネッロを訪れる」と報じ、続いてガッリアーニが「パトと同様にミラネッロで練習し、親善試合に出して慣れてもらう」と発言したことから、ほぼ確定のようです。フルミネンセの24才CB。一時はヴィジャレアルに確定!とか、インテルが一歩リード!とか言われてましたが、またしてもミランのブラジルコミュニティが効いたのか。
ユーベ戦の先発フォーメーションはアッビ、ザンブロ、マル、カハ、ヤンクロは確定的。カカのコンディションが微妙なため、中盤&前線は流動的ですが、アントニーニも流れの中での出場はありそうな感じ。このあたりの話は次のエントリーで。
最後にトッティがなんとミランを応援!
スクデット争いで、トッティはミランを応援
「俺たちは現実主義者だ。スクデットはインテル、ユーベ、ミランのものだよ。俺はミランを応援するね。たくさん友だちがいるし、一番親しみを感じるから。他の2チームより、ライバル心も少ないし。ローマ? 最後には上位4チームの中にいるさ」
(Milan news.it 08/12/12)
フランチェ〜は北のクラブはどこも大っっっ嫌いだと思いますが(笑)、友だちたくさんいるからミラン応援って、いいな〜トッティ。プレイスタイルからしても、この3チームの中からあえて選ぶならミラン…っていうの、なんかわかる気がします。それに、「ベルルスコーニが『俺の』会長になればいい」なんて言ったこともあるしーw
さて、ありがたくもローマの王子にも推されてるんだから、絶対勝て勝てミラーン! そして年明けのローマ戦、いい状態で両チームがぶつかること希望。復帰ネスタとの対決、トッティが待っている。
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