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大事にしてくれる人希望

ベル爺がミランを売るのでは?という噂は、トンデモなデマというより、かなり可能性ある噂になって来た気がする今日この頃です。

その売却先ですが、まず前から噂にはなってましたが、カカの移籍騒動あたりで非常に言われていたのが、スポンサーにもなってるエミレーツ航空を所有するアラブ首長国連邦のAl Maktoum一族。ドバイ政府もベルルスコーニもこの話が進んでいないと否定しましたが、中東とアメリカからオファーがあったことはガッリアーニが認めています。

次にしばしば話が出てくるのが、アルバニアの石油関連実業家ターチ氏。ミランは最近、この会社主催で親善試合をしているように、クラブとの関係は緊密です。この38歳の青年実業家については詳しく後で。

さらに最近出て来たのが、リビアのカダフィ大佐! 彼の3男がペルージャに入団してたけど、出場していた記憶がありませんw サッカー好きはホンモノっぽいけど、この人、ベル爺よりクレイジーなお人だからなあ。

みんなオイルマネーな人たちなんですねえ。ま、モラちゃんもそうだしな。オイルマネーといえばプレミア。最初の頃の情熱は多少薄れたものの、それでもサッカー好きなことは感じるアブラ様のチェルシーは今も幸せそうだけど、短期間のうちに『中東オーナーから中東オーナーへ』っていうポーツマスのファンは将来不安だろうし、『プレミア4部の弱小チームを買収した中東系投資機関の胡乱な企み』と題した記事には内容もビックリだけど、なんでエリクソンがディレクターになってんですかーっ!ってビックリ。しょせんはお金なのか〜。

ベルルスコーニだって、ミランを自分の広報宣伝というか、ステイタスを高める(イタリアではサッカーチームのオーナーになるのは男のロマンw)という面があったとしても、純粋にサッカーバカなとこもあったわけだし、毎年負債を埋めながら投資をして、ミランにまずスクデット、それからヨーロッパ最高のチームにするという具体的な計画と情熱があった。だからトンデモ行動も多少は許されてたわけでしょうけど、将来ミランのオーナーが代わって、一部のオイルダラーたちのような投資の対象として経営されたらイヤンです。

で、例のアルバニアの石油王。今年の6月、クラブ売却を目指しているボローニャにモッジの息がかかった人物(チェラーボロ氏)が入るのではないか?と騒がれて(そのエントリーはこちら)、ティフォージたちの猛反対で共同経営者の噂を否定したその後に、その話とは別に、このクラブを買う寸前まで行ったのでは?と報道された人物です。

9月20日のミラン×ボローニャ戦を前に、両チームに興味を示しているターチ氏へのインタビュー記事を。

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↑ターチ氏38歳…ってえええええええー!w
ちょいアブラギッシュなただの気のいいオヤジかと思いきや、ヤリ手なんですねえ。


アルバニアの実業家はエミリアーナのクラブ(=ボローニャ)の獲得に近づいた
ターチ氏の不思議な挑戦「もしベルルスコーニが売るなら、可能性はある」
「ロッソネリは強いし、勝つだろう。しかし私はボローニャのことを考える」


心の試合。レザルト・ターチにとって。夏にボローニャの獲得へ一歩踏み出した。ずっと昔からミランのファン。つまり、アルバニアの石油業者にとって、これは非常に興奮する試合だ:「そう、これは私にとって、非常に特別な試合だ」。彼の夢がいつかミランのナンバーワンになることだとしても、ボローニャの所有者となることも可能だ。

—ターチ工学士、ミラン×ボローニャ戦のために、サン・シーロへ行きますか?

「まだわからないよ。考えているけれど、最後の瞬間に決める。でもおそらくこの試合を見に行くだろうね」

—この場合もミランのファンは議論にならない…。

「実際、私のミラニスタとしての信義には抵触しないよ。私は50%はミランファンだ」

—試合の主役は誰になると思いますか?

「インザーギとディ・ヴァイオ。2人の偉大なアッタッカンテだ。不滅で、いつでも試合を決定づける位置にいる。このために人々はチケット代を払うんだ」

—それでは、予想してみてください。

「ミランが勝つよ。間違いない。ロッソネリが2-0で終えると思う」

—あなたはたびたびミラノを訪問しており、アドリアーノ・ガッリアーニとの食事もしばしばです。近いうちにミランの中に入るに違いないと言う人もいます…。

「そんなことはない。少なくとも近いうちは。このように長年投資して来た後に、シルヴィオ・ベルルスコーニはクラブを売る意志がないからね」

—しかし長い目で見れば、何かが起こり得る…。

「ベルルスコーニもガッリアーニも、現在の所有権である大部分の持ち株、もしくはクラブの分担金の重要な部分も売ると決めた場合には、私のグループが獲得できる力があることを良くわかっている」

—あなたはずっとイタリアサッカーに参入したいと言ってきました。ミランのようなクラブの獲得をあまり複雑なことにしないよう願いながら。

「私の夢はあのクラブに入ることだ。ミランは最優先目標だ。しかし他の道も除外しない。メナリーニ(ボローニャ会長)をノックすることに戻ることも、わからないよ」

—ボローニャの所有権に関してですが、ここ数ヶ月再び連絡しましたか?

「いいや、この間の夏から私はもう連絡していないよ」

(Gazzetta dello Sport 09/09/20 第10面)


つまりはベルルスコーニが売る気があれば、すぐ買うよーというスタンスなわけです。

で、昨日5日に一般紙『Corrire della Sera』が伝えたのが、ベルルスコーニの傘下企業であるイタリアトップの出版会社『Mondadori』買収の際に問題があって、7億5000万ユーロの賠償金支払いを命じられたという事件。ベルルスコーニ側は控訴を準備中。

今日6日には、このためにミランの売却をベルルスコーニが検討している、その相手がこのターチ氏ではないか…と、Gazzettaが伝えています。確かに野心あふれる38歳というのは魅力ですが、ミランを大事にしてくれればいいけれど…。

売却は可能
ベルルスコーニはターチと通じる
『モンダドーリ』のために支払う7億5000万ユーロが重くのしかかる。そして、フィニンベストはアルバニア人実業家とクラブの取引。他の候補はアラブ。


ミラノ発 ミランの売却は家族の問題だけにとどまらない。1991年の『モンダドーリ』買収に際して『チャンスの喪失』のために、De BenedettiのCIR(ライバルのメディアカンパニーCompagnie Industriali Riunite)へ賠償金7億5000万ユーロを払うようにと、ミラノの民事裁判所がベルルスコーニグループのトップに判決を下したいま、問題はフィニンベスト(ベルルスコーニ・ファミリーの持ち株会社。Mondadori、Mediaset、Mediolanum、Milanの株を所有)の幹部のテーブル上だ。見当をつけると、フィニンベストは2008年、2億4170万ユーロの利益と、26億2780万ユーロの資産で年度を閉めた。したがって、7億5000万ユーロは非常に重い。それから、この金額をDe Benedettiが短期間のうちに受けとることを許可されたという具体的なリスクがある。(訳者注:判決の経緯はよくわからないので中略) そこで今回、フィニンヴェスト社はすぐに清算できる資金を調達するあらゆる可能性を検討している。そして、そこには、まさにミランの売却がある。今までシルヴィオ・ベルルスコーニは常にそれを除外していたが、この予想外の事態に際して、クラブの売却のためのコンタクトに関して、重要ないくつかの兆しを浮かび上がらせている。

ターチの足跡 数ヶ月前から、カルチョとロッソネリカラーに非常に魅せられている38歳のアルバニア人実業家レザルト・ターチは、トゥラティ通りのクラブを引き受ける用意があることを口にしていた。そして、ミランの相場は約7億ユーロだということは良く知られていることだ:『モンダドーリ』のために支払う額とほぼ同額である。ターチでなければ、アラブのエミレーツからも関心を寄せられている。要するに、買い手には困らない。たとえそれが外国資本であっても。この事件に基づき、全体的状況ははっきりと変わった。そして、予兆だったものが、今は全て本当にあり得る事になったのだ。そしてこれを説明するのに例えば、ターチはこの夏、ボローニャを買収することを中止した:それは彼の頭の中にはミランがあり、その7億ユーロを費やすという考えは彼にとって全く恐くはないのだ。

連帯するガッリアーニ 『モンダドーリ』の件にはアドリアーノ・ガッリアーニも介入する:「正すべきふるまいがあったという憶測はばかげた話だ。30年にわたって、フィニンベスト・グループとシルヴィオ・ベルルスコーニ会長と働いている。したがって、グループのふるまいの全てを運営する清廉潔白さと倫理性は良くわかっている」。ミランの取締役にとって「判決で決まった金額は全くどんな現実にも則していないし、前例がない。今回も司法の武器で、フィニンベストとベルルスコーニは叩かれようとしている」。

(Gazzetta dello Sport 09/10/06 第9面)


ベル&ガリは限りなく真っ黒に近いグレイな人だからな〜。叩けばホコリはバンバン出て来るのは、まさに想定内の出来事。ちょうどこのタイミングでモッジが『Sportitalia』出演中に、

「私とミランは非常に近かった:あれは2005年の9月のことで、Palace Grazioli(ローマのベルルスコーニ私邸)で私はみんなに見られた。ベルルスコーニは私に電話してきて、私にミランを率いてくれと話し、ガッリアーニと話すように言った。しかしほどなくして、カルチョポリが発覚したんだ…」

(Milan News.it 09/10/06)


と暴露していました。その当時、Gazzettaなどでベルルスコーニ邸付近でモッジが目撃され、ミラン入りの話では?とスクープされてましたので、『やっぱり…』って感じですが、当時「モッジは他の場所に用事があったのだろう」なんてとぼけてたよなーw

それにしても、カルチョポリ発覚があと少し遅れて、モッジがミランに入っていたかもしれない…なんて思うとゾっとします。選手のみんなはユベントス戦で幾多の悔しい思いをしたのに。

そうだ!ピルロ財閥のコンツェルンがミランを買収しちゃえばいいんじゃないのーっ! どうですか、アンドレアぼっちゃん!