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アンチェルシー×モウインテル

今晩はなんといっても、アンチェルシーとモウインテルの激突。イタリア国内でのインテルへの逆風は最大瞬間風速を更新しており、メディアはアンチインテルな見出しを書き立てる。

前記事のレオナルド会見の発言も、「私はカルロを応援する」という部分だけ取り出されて、その後に続く「イタリアサッカーのためにはイタリアのチームが進むのが望ましい」という部分は無視され、「レオナルドはチェルシーを応援」なんて歪曲されて書かれるし(怒!) メディアはいたずらにアンチインテルを演出しようとしていて、それに巻き込まれるのは迷惑であります。

そして、Il Giornale紙に掲載された記事では、アンチェの言葉として以下が掲載される。

「インテリスタを除いて、全イタリアがチェルシーを応援するだろう。モウリーニョはムードやチームにプレッシャーを与えることに長けている。しかし私はそれに決して屈しない。今のインテルは近年最強のチームで、我々はカウンターアタックを受けてはいけない。準備はできているし、ドログバの調子は良い」


内心は別にして、こんな強気なこと表立って言うアンチェなんてニセモノ臭いよ!w でも、モウリーニョは律儀に返答。

「もしアンチェロッティが全イタリアが私に反した応援をすると言ったのなら、それは彼がそのことを知っているか、誰かがそう彼に言ったのか、おそらく彼がその輩に属しているからだろう。しかし私は常に自分の仕事をする。私はサッカーの試合をするためだけに、ここにいる。それは子供の頃から人生で最も楽しいことのひとつだ。これ以上のものはない」


で、案の定、アンチェロッティ本人が否定。

「そんなことは決して言っていない。私はインテルのことを常に尊敬すべき価値ある相手として考えて来た。そして、今回もそうだ。それに、イタリアのファンがチェルシーを応援するとは思わない。しかし、このビッグマッチにはとても興味があるだろうね。勝利するために、我々は100%を尽くす。しかし、彼らも同じ状況だろう」


ああ、こういう無難なコメントこそ、カルレットよ〜と安心。

(インテル側が主張するピッチ内での逆風はこの際別にして)インテル…というか、メディアによるモウリーニョに対する逆風は、イタリア人のカルチョに関する自負心とプライドの高さの見極めを間違って、言い過ぎたところにあるような気がしますよ。彼らは身内同士で苛烈に批判しあうのはいいけど、外部の人間に言われるのは大嫌いな人たちだし。そして、モウリーニョのような外からの有能な人物の意見は閉鎖的になりがちなイタリアサッカーに有用だと思うのだけど、ズケズケとけなしたり皮肉を言うのではなく、相手を尊重しながら言葉を選んで苦言を呈さないと、たとえ言ってることが正しくても、相手の耳に届かないもの…。コミュニケーションが成り立たない。なんか、両者ともに残念。

サッカーの試合をするためだけに、ここにいるというのなら、今晩は黙ってピッチで結果を出していただきましょう。セリエAのCL枠のためにも、ぜひ。

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さて、ミラノへ昨日やってきたチェルシー御一行。そこにはアンチェを訪ねて来たビリーとマルの姿があったとか。2人はサン・シーロのロッカールームでアンチェと再会のハグしておしゃべり。その後、練習をピッチ脇から見物したそうです。(MilanNews.itはマルディーニのことを『 l’indimenticato Capitano(忘れがたきカピターノ)』と書いてくれていて、くーっと涙)

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↑楽しそうである。こんな風にチェルシーで働く2人という可能性もあったのか…。


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↑「ドログバだー♪」とマルのミーハー魂が炸裂しておる。
ドログバの目が「このおっさん、練習の邪魔なんだけど」って言ってないか?


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↑「ビリ〜♥」と私のミーハー魂が炸裂します。反則的イタリアン色男。


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↑たまには渋めにもキメられます。


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↑また一皮かぶって大きくなったアンチェ。
この饅頭フェイスを見ていれば、ビッグマッチ前のプレッシャーなんて感じない安心感。


こちらが、TuttoSportのチェルシーの練習風景ギャラリー。Gettyでも3人の談笑写真が見られます。