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新世代トレクァルティスタなボアテング

ここ最近のミランのメインフォーメーション4-3-1-2の1の位置、いわゆるトレクァルティスタ(トップ下)がスタート位置だけど、かなり左右上下に動きPA内に飛び込み、古典的トップ下とは言いがたいボアテング。アッレグリはそのさらに後ろの中盤での起用もするけど、本人はどうやら今のポジションがお好みのようです。

こういうインタビュー訳してていつも思うのは、20代でもしっかりした考え方でしっかりした頭いい受け答えするなあ…ってこと。テング、まだ24なんて信じられない!

ボアテングは誓う「ミラン、バルサとならディフェンダーもやる」
「俺はちょっと違うトレクァルティスタだ。だからプレイできてる。カンプノウに興奮? この試合は映画のようだ」


ミラネッロ発 世界で、そしてヨーロッパでもイタリアでも踊るのは間もなく。ラツィオ戦引き分け後、しかしカンプノウへの遠征前に、ケヴィン・プリンス・ボアテングはすっきりしている:「俺たちは最初の25分眠ってた。でもラツィオはいいチームだし、俺たちは0-2から挽回した。これは物事の良い面だ」。Keep coolが彼のモットー、いつだって、チャンピオンズ・リーグとバルセロナ×ミランについて考える時も。「もしあるチームを倒そうと考えないなら、サッカーはプレイしないよ。どんなチームだって倒せるものだ」

—つまり例えば、ミランはラツィオに倒される恐れがありました。

「ラツィオは強いし俺たちは25分までうまくプレイできなかった。それから勝つチャンスもたくさんあったが、そううまくはいかなかったね」

—ある時点であなたはファンを煽りに行きましたね。5万人に満たない観客でした:もっと期待していましたか?

「正直、スタジアムは満員になると思ってた。俺たちはイタリアチャンピオンだ。金曜の夜だったし、試合はおもしろかった。ちょっと驚いてるよ。ファンたちのサポートと観客でいっぱいのスタジアムはいつだってすばらしいことだからね」

—個人的にあなたにとって、ティフォージはどれくらい価値がある?

「サッカーの最も重要な構成要素だよ。もし俺が疲れてたら、走り続けるのは彼らのためだ。彼らが俺を後押ししてくれるからだし、それはポジティブなプレッシャーだ」

—バルサとすぐに試合するのは心配それとも幸せ?

「ごめん、じゃああなたに言わせれば、なんでサッカーやるんだ? プロヴィンチャをリスペクトして、プロヴィンチャのピッチでプレイすること? 俺は子供の頃からこんな試合を夢見てた」

—バルサを抑え続けるにはミランがしなければならないことは?

「なによりもコンパクトでいること。俺たちは相手のピッチに立つわけだから。それからチームとしてプレイすること。これが有利に進めるコツだ。注意深くならないといけないし、良く守らなきゃいけない。俺たちの前線は途方もないアタッカーたちを揃えている。まずゴールを奪い、それから守る」

—彼らも途方もないアタッカーたちを持っています。

「もちろん。でもキーとなる選手はシャビとイニエスタだ。右のブレインと左のブレイン。もし彼らをブロックすれば、フォワードはゴールを決められなくなる。ブレイン無しではチームはプレイできない」

—それではミランのブレインは誰?

「イブラヒモビッチ」

—彼はミッドフィルダーじゃないですね。通常ブレインは中盤と考えられています。

「ブレインはどこにだって居られるよ。ズラタンは俺たちを引っぱり、俺たちのためにとても重要なんだ」

—8月には最初のタイトルを取りました。インテルを倒した後でもまだ、彼らがカンピオナートで競争相手の一番手だと思いますか?

「彼らはメインの競争相手だよ。でももっとたくさん居る、ラツィオ、ナポリ、などなど」

—イブラヒモビッチは自分たちは昨年より強くなっていると言っていました。

「それはほんとだよ。だって俺たち一年一緒にやってきたからね。お互いをより理解し合い、監督を知り、さらに手を貸してくれる新しくて力のある選手を得た」

—おそらくファンたちはもっと違うきらめくようなメルカートを期待していたと思うのですが。

「ファンたちが欲しがり夢見るのは正しいことだ。でも毎年イブラヒモビッチは買えないよ。俺が去年移籍して来た時、『あいつは誰だ?』って言われた。でもそれから自分の価値を見せられると信じてた。ミランにさらなるスターは必要ない。チームを助けてくれる選手がふさわしい。クラブはインテリジェンスあるメルカートを行った」

—このメルカートであなたは第一トレクァルティスタのままですね。幸せでしょう。

「これは俺の好きなポジションだね。それはみんなが知っている。でも決めるのは監督だ。俺にとってはプレイすることで十分だ」

—あなたは新世代のトレクァルティスタだと言われていますね。

「そうだね、俺はちょっと違うトレクァルティスタだ。まさにこのためにアッレグリはあのポジションに俺を使ってる」

—あなたは自分をクオリティある選手かレスラータイプか、どっちだと感じていますか?

「その試合によるね。もしクオリティが必要なら、俺はクオリティあるプレイをする。もし戦いがあるなら戦う。チームに役立つように自分の役割を添わせたいんだ。でも古典的なトレクァルティスタじゃないのはわかってる」

—もうひとりのボアテング、キングスレイについてはどう思いますか?

「彼は若い。もしよく励めば、良い選手になるだろう。彼はゴールした。チームに良いインパクトを与えた。ガーナ代表でも彼を呼んでるよ」

—あなたは代表でプレイしなかった。

「彼らが俺を呼ばなかったんだ。十分な状態じゃないと思ったんだろうな」

—あまり残念がってないように見えますが。

「残念だったさ。でも俺が何ができる? 代表監督と話して、自身のことを説明したよ。監督の選択は議論しない」

—最近は性格が変わったと感じていますか?

「確かに俺は変わった。成長して、俺は一人前の男になった。ミランではみんなジェントルマンで、ピッチの外でもたくさんのことを教えてくれる:どんな風な服装でいるかとか、どんな風にふるまうかとか。俺は人々に対してよりオープンになった」

—カッサーノはそのふるまいのためにしばしば批判されてきました。カッサーノもジェントルマン?

「彼流にそうだね。なにしろ誰にでも陽気でいるんだから。いつも笑っててチームとうまくいっている。それに彼が試合でプレイしてる様子を見ただろ?

—今年はあなたの2年目ですね。ずっと満足ですか?

「ミラノでは幸せだ。街が好きだし、クラブ、ファンも好きだ。ここでキャリア最後まで居たい。少なくとも今見ていることはそういうことだ。サッカーではたくさんのいろんなことが起こり得る。でもこういうポストに居られたら、出て行く理由はなにもない」

—戦術的には変わったと感じていますか?

「たくさん練習しているところで、とても改善していってると思ってる。アッレグリはたくさんのことを俺に説明してくれる」

—火曜日、おそらくあなたはすばらしいスタジアムで世界最高のチームと対戦する、有名チームのトレクアルティスタでしょう。考えただけでも少々の興奮どころではないのでは?

「感動を経験するために生き、サッカーをプレイしているようなものだ。すべてがまるで映画のようだ」

—それはどのような終わり方を?

「1-1」

—メッシが決める?

「いいや、メッシじゃない」

—ミランはボアテングが同点にする?

「いいや。俺はディフェンスすることを考えないと」

(Gazzetta dello Sport 11/09/11 第14面)


うはは、1-1。謙虚でいいじゃない。それなら上等ですよw テングの予言、いかに! ああ!だんだん興奮してきたぞ。メッタメタにやられなければ結果には目をつぶろう。アッレグリがまたさらに進化させようとしている今季のミラン。それが完成する前なのがちょっと残念だけど、『あの』バルサとどう戦うか。こういう期待感でCL試合待つのも久々な気がする…。