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ジャンパオロ・パッツィーニここにあり

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↑ついに!3位ですよ〜感涙


ラツィオ戦では1点目アバーテのナイスシュートをマルケッティセーブ!シャラ坊詰めててDFとつぶれて、パッツォがゲットーーー! 2点目は今度はパッツォがヘディング!マルケッティスーペルセーブ!しかーしテングが詰めてたー! さらに3点目は(名波さん解説によれば)前に行き過ぎてたチームをリッカがいったん後ろに落ちつかせたことによってスペース生まれた場所から珍しいパッツォ強烈ミドルー!…と、お互いがいい感じで動き、位置どる、いいチームになったじゃないか〜(泣)と楽しい試合でありました。

バロテッリはデルビーで発熱してて、さらに膝の炎症も発生したため、ラツィオ戦の先発がめぐってきたパッツォ。このドッピエッタで12ゴール!いつのまにw ガリに「FW取らないよ」と言われたにもかかわらずマリオ来たし…で内心穏やかではなかったでしょうが、バルサ戦でも地道にバルサ最終ラインと駆け引きやドツキアイ(笑)で身を粉にしてチームプレーしてくれたパッツォであります。試合結果のたびに評価が乱高下するイタリアメディアは当然パッツォをものすごいアゲアゲ。

ということで、メディアセットのテレビ局『Italia 2』の番組『Undici(=11)』に出演してのパッツォのロングインタビューが。

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↑インタビュー動画。クリックで動画画面へ。


このロングインタビュー内での、ラツィオ戦前の週に更衣室内で起こったカッサーノとストラマッチョーニとの間の口論が表に出たことを質問されて、「それを明かしたのが誰かはみんなが知ってることだ。でも僕は言わないよ」と答えたパッツォのコメントが例のごとく煽り盛り盛りされて記事になっております。その発言だけ抽出してるいつものGoal.comとか。

以下のインタビュー記事もパッツォのテレビでの発言に忠実かは番組見てないからわからないけれど、とにかくスポーツ報道の一字一句全てを鵜呑みにして選手をけなすのは、『ネタにマジレスカッコ悪い』とだけは言いたいな。ネタ半分で楽しめばいいじゃないかなあと私なんかは思いますよ。

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↑なんといってもこのナゾパフォーマンス!クリックで拡大。
陸揚げされたハマチか、それともトレーナーにエサをねだるアシカか?
SORPASSO(追い越し)のシャレかな。黄色い丸は奥さんのシルヴィア。
ズッコケ具合が「フ〜ジコちゃあああん」のルパンみたい


パッツィーニ「インテルでのモグラ(=スパイ)が誰かなんてみんな知ってる。(カッサーノとの)交換移籍は僕の意志。モントが一番の親友。僕の夢は…」

ラツィオ戦でカモメみたいに狂喜した理由について:「みんな理由を聞いて来るし、チームメイトたちもからかわれてるんだ。でもあれは衝動的なものだったから、わけなんてわからないよ」

シーズンの転換期について:「シーズン最初はすごく厳しかった。多くのことが変わってしまっていたし、オートマチズムがあまり無かったし、気持ちの盛り上がりもゼロだった。結果はついて来なかったし、すごく難しい時期だったよ。ナポリ戦の劣勢での引き分けと、ユーベ戦の勝利が僕らに自信を与えてくれた。まだ試合はたくさん残っているし、僕らは今の感じを続けていかないといけない」

この数ヶ月で決めたゴールについて:「もちろん全部すごくよく覚えてるよ。でもボローニャ戦の2点目はとてもすばらしかった。ボローニャ? 今年はとてもうまくいった。でも他の試合ではそうもない。ボローニャ戦でのひどい試合を覚えてる。今回は良かった」

ここ2年、あまり重要視されてないことについて:「数字はいろんなやり方で動く。昨季のインテルではひどい年だった。でも最初はたくさんゴールしてたんだ。今季の最初ドッピエッタしてもあまり僕のことは話されないけど、僕よりゴールを決めてない他の選手のことの方が話される。でも僕は10ゴールしてたんだよ。でも僕は冷静でいる分別を持ち合わせている。チームメイトとクラブのためにこのままこうして続けたい」

過去のユーベとナポリとの接触について:「ユベントス? マロッタとは昔から知り合いなので良い関係を持ってる。直接の電話連絡は一度もなかった。でもメルカートの何度かの期間に距離が近づいた時もあった。最終的には成立しなかったけどね。ナポリ? 今夏、なにか話はあったみたいだ。この数年の間にも何度かね」

バロテッリについて:「代表の時からすでに知ってた。マリオや彼の私生活についてはあまり話さないよ…。彼に関しては性格を作られ過ぎてると思う。僕にはマリオはいつも穏やかな青年に見える。ちょっと風変わりなところはあるけど、ネガティブなものはなんにもない」

カッサーノとストラマッチョーニとの間の口論が表沙汰になったことについて:「それを明かしたのが誰かはみんなが知ってることだ。でも僕は言わないよ」

カッサーノについて:「誰がこういうことを問題にするんだ? このこと(カッサーノとの交換移籍)をあなたたちはヤジ馬的に見てるね。はっきりさせとくが、これは僕自身が強く望んで決めたことで、移籍には満足している。僕はこのミランというすばらしいチームで楽しんでいるし、ここでうまくやっていきたいと思っている。僕は何も知らないし、本当に良く知らないことについて意見を述べることはみっともないし、正しくないと思う」

カッサーノとのサンプドリア時代について:「あれはとてもすばらしい2年間だった。僕も彼も最高に楽しかった。でもチームメイト全員もだ。僕らは良いグループだったし、すごく充実してた」

(カッサーノ非招集で)インテルがカターニア戦に勝利したことについて:「追撃のためにも勝利すべき試合だった。あれは確実にすばらしい勝利だったよ」

ファヴィーニについて:「彼はとても重要な人物だ。僕を成長させてくれた。サッカー選手にしてくれたんだ。感謝の言葉しかない。彼はサッカーの偉大な精通家という以上に偉大な人物だからだ」

モントリーヴォについて:「トーニと同様に、モントリーヴォは僕のサッカー界での一番の親友だ。モントとはユースで一緒にやってきて、最初のチーム(アタランタ)で一緒で、僕らはフィオレンティーナでも代表でもミランでも一緒だ。多くの時間を過ごしている」

(今季CL決勝の地)ウェンブリーについて:「あんな重要なスタジアムの(改装工事明けの)落成試合で、初ゴールを決めただけじゃなく、ほんとトリプレッタだなんて…(wikpedia注:2007年3月10日、改装工事明けのウェンブリー・スタジアムで行われたU-21イングランド代表対U-21イタリア代表のフレンドリーマッチに先発出場。スタジアム史上最速(試合開始28秒後)で先制点を挙げ、トリプレッタ(3得点)の活躍を見せた。後半に交代しベンチに退く際には、敵地のイングランドサポーターからスタンディングオベーションを受けた)。今年はウェンブリーでなにか興味深いものがあるって? もちろんそれはコンサートじゃないね…(笑)。それは夢だ、考えたくない(注:イタリア人は夢を口にださないジンクスがある)」

プランデッリについて:「フィレンツェで長年一緒に過ごした。それから道を別れた。代表でまた出会い、再会となった。彼のことはとても良く知っているし、彼も僕のことをとても良く知っている」

コッパイタリア決勝のラツィオ戦について:「僕ら(2009年サンプドリア時代)はPK戦で負けた。あれはファンタスティックな夜だった。僕らはインテルを敗退させていて、優勝したら僕らにとってもファンにとってもすばらしい功績になるはずだった。PK戦っていうのは時にうまくいき、時にうまくいかない。僕らは悪い結果となった」

2010年のローマ戦でのゴールについて:「前半で2〜3対0になる可能性もあった。後半はすばらしい挽回を見せ、CL出場圏内に到達できるとわかった。そのためには勝利することが必須だった。スタジアムではパーティーの用意がしてあったな。この試合にローマが勝てば、スクデットを取れただろう試合だった」

サンプドリアでの4位について(09/10シーズン):「サンプでのスクデットとは4位になることだ。あれは信じられない年だった。最初から突撃してた。人々のお祭り騒ぎを思い出すよ。すばらしい満足感があった。残念ながら僕らはCL出場できなかった。でもあれは僕らにとって、会長にとって、多くのサンプドリアファンにとってすばらしい日だった」

ヴェルダー・ブレーメンとの予備戦での敗退について:「ケーキの上にサクランボは無かった。すごく残念だ。CL出場にふさわしいチームだったから。予備戦2試合もパーフェクトな出来だった。僕らが勝ち抜けするに違いないように思えた」

インテルへの移籍とパレルモ戦でのドッピエッタについて:「デビュー戦ではいつもすごく幸運なんだ。あれはすばらしい日だったな。チームは2-0で負けてたけど、僕がドッピエッタして、それからPKもゲットしたんだから」

インテルとの別れについて:「僕のインテルでの冒険を終えるにあたっては、ある人に関する意見が影響した(注:ミランへ移籍後の8月、「キャンプの前夜に電話があって、僕は構想から外れていると言われた。次の日、『君は親善試合に一切出さない』とも言われたよ。ただストラマッチョーニ監督からじゃない」とパッツィーニ談)。移籍して僕を信頼してくれる世界最多タイトルの重要なクラブへ。すぐに僕を手助けしてくれる重要なスタッフや監督、チームメイトに出会えた。だからここでうまくやりたいし、この信頼に応えたい」

バルセロナとの第二戦について:「この試合がみんなの心の中にずっとあるのは当然のことだ。でも幸運なことにその前にジェノア戦がある。次の試合に集中すべきだ。初戦の結果、僕らは大きなアドバンテージを持っていると言える。長い夜になるだろうと想像するけど、それは望むべき夜。バルセロナへ行って、満員のスタジアムで、2-0のアドバンテージを持って行くなんて、子供の頃から夢見ていた夜だ」

カンプノウでの試合の戦術について:「バルサはミラノでしたよりもプレーにもっと奥行きを求めるだろう。僕らはそれを短くすることに成功した。僕らは守りに徹するチームじゃない。アドバンテージを頼りにすることなく出向き、ゴールを目指さなくてはならない」

パトについて:「たしかに僕らは論理的な問題以上のことはわからない。彼はフォリクラッセだ。実際のパトはとても強い。でも本当に不運だった。ケガが無限に続いて、いつも心理的プレッシャーがあって、毎回そのクオリティがすばらしく復活したことを示さなくてはならないから簡単じゃない」

アッタッカンテとしての質について:「ヘディングシュートは僕がずっと持ち続けてる天性の贈り物さ。チャンスに強いからね。僕はメッシじゃない。でも他のクオリティも持っている」

好きなイレブンについて:「アッビアーティ:マイコン、ダイネッリ、ネスタ、マルディーニ:パロンボ、モントリーヴォ、イニエスタ:パッツィーニ、トーニ、C・ロナウド」

(Milan News.it + Mediaset.it 13/03/04)


なかなかおもしろい11人。ベストイレブンじゃなくて『好きな』ってとこがミソかなw

カッサーノとの交換移籍で、メディアはミランとインテルどっちが得したか?なんてアホいこと報道し続けてたし、ミランのクルヴァがインテルからやって来たパッツォをあんまり支持してなくて、やっとこの間のラツィオ戦で応援歌が出たなんてウィリーさんがレポしてたけど、どっちもやれやれ…。お互い居心地が悪くなったクラブを出て、新しいクラブで新たなモチベーションで楽しくやってるんだから、どっちが得したかなんてどうでも良しと思うのに。パッツォがインテリスタだとかインテルに未練があるとか公言してるならともかく、ミランのためにチームプレーするといい、実際そうしてベンチでも文句言わずにいて、出たら活躍してくれるそのパッツォを受け入れてなかったなんて、ミランクルヴァのケ◯の穴はまったく小さいな!(お下品失礼w)

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↑パッツォのプレイ時間とゴール数、折れ線グラフは1ゴールするまでの時間。
最高のシーズンだったを09/10シーズンを上回ってる今季。


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おまけとして、『いつもの』カッサーノと報道されてしまった件を簡単に書いとくと。土曜日ラツィオ戦前の金曜日3月1日、練習の時にカサ坊が「Ecco, Mourinho ha fischiato la fine!(さあ、モウリーニョは練習終了の笛吹いたぜ!)」ってふざけて、それが原因となりロッカールーム内でカサ坊とストラマッチョーニが派手な口喧嘩ともみ合いになり、チームメイトたち(特にデキ)とコルドバ先生が引き離した。モラッティ会長が二人の間に立って沈静化するだろうとガゼッタが2日に報道。

翌日ストラマッチョーニはカターニア戦にカッサーノを招集せず。「話し合いはあった。しかしこれは懲罰での非招集ではない。私自身の選択で、それで十分だろう。木曜日のロンドン行きには招集」とストラマさんは説明。「例えばあなたの妻との家でのケンカが外に知れたら気分悪いでしょう。ロッカールーム内での話が外に出たのは遺憾」とも。お?ケンカって認めてるねストラマさんw

メディアはシーズン終わりにカサ坊はインテルにさよならとか気の早いこと書いたりしてたけど、3日のカターニア戦、インテルは2-0からの大逆転で2-3で勝利!わーーー!ってことでカサ坊騒動の報道も沈静化。カサ坊自身も「起きたことには謝罪したい」ともらして反省したらしく、ロッカールームでも謝罪して通常とおりの練習がアッピアーノで観察され、罰金4万ユーロの罰金で済むもよう。モラ会長も「カッサーノはアーティストなんだよ」と擁護。ここまで今まで何度も見て来たすばらしき様式美。

ストラマさんもSKYに「モグラ(スパイ)の疑い? 私は知らない。しかしそれは選手ではないという確信がある」と話し、スパイ探しを収束させています。ほんとにイタリアメディアはドタバタドラマがお好きだなあ。

ガゼッタでおかしかったのが、カサ坊の奥さんがツイッターで「Se cadi 7 volte, rialzati 8 volte…(七転び八起き…)」って呟いたことに関して(イタリアでも同じ言い回しなんだね、これもびっくり)、記事を以下の文章で結んでいたこと。

「チームに関連した『カッサナータ(カサ坊的お騒がせ)』の数を数えた者がいる:U21代表で、ローマで、レアル・マドリーで、サンプで、イタリア代表で、ミランで、インテルで。これで7回だ…」


えええええー。もうこれでカッサナータは無しなのかな〜寂しいな(…ヨコシマな期待はしてます)

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↑今日5日付ガゼッタ一面『カッサーノ、インテルごめーん』
まさに(>▽<)てへぺろ☆ こんな表情されると憎めないw