師が走る

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ちょいとプチ旅行に行ったら、(私にとっての)初雪に出会ったー! 山は紅葉と雪の競演で、ビューティホーでした。もうすぐ2009年も終わるなんて早い!

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↑コヴェルチャーノで監督コースの講習を受ける、16日のレオ様。
前には同級生のデルヴェッキオとシニョーリ。

激動の年だったレオ様。まだまだシーズンは長いですが、監督ライセンスの道もまだ長い。セリエAで監督できる最低条件のカテゴリー2の仮免許取得状態だったので、今度はカテゴリー1の監督のための『修士』取得に着手中。フィレンツェのコヴェルチャーノに行って勉強中とは、お忙しいの〜。まさに師走。


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マルカ伝説賞

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↑17日のMARCA第1面。『マドリーは全然チームとしてプレイしていない』
こんなニコヤカな顔の写真に、そんなドきっぱりなコメント付けないでっw

MARCAの表紙は連日マルの笑顔。これで売り上げは大丈夫なのかしらw 17日のトップ記事はMARCAがマルディーニに『MARCA LEYENDA』(マルカ伝説?)賞を授与したという話。これが2日のCLマドリー戦前日に、マルがなんかの受賞でホテルに行ったら、そこがレアル宿泊ホテルで、カカに会った…っていうことだったんですね。それがなぜ今頃掲載されるのか…。代表ウィークでネタがないから?

ちなみに今までの『マルカ伝説』さんたちはこちらのページで見られます。前回はカカだったのかあ。おおおー懐かしいーー!ブブカにコマネチだー! ニキ・ラウダの近影が見られてうれしいです。

みなさんが持っているゴールドのおしぼりみたいな、踏まれてへしゃげたカステラの箱みたいな記念品。これをパオロさんももらいにMelìaホテルへおもむいたのですが、その際の記事。

マルカ紙はイタリア人のめざましいキャリアを表彰する
マルディーニは『MARCA LEYENDA』を受け取る

『Il Capitano』は彼に欠けていた数少ないトロフィーのひとつを受け取る。全時代におけるベストディフェンダーのひとりと考え、マルカはトップレベルで過ごした24年間のその比類なき勝利を賞して認める。マルカ・ディレクターのエドゥアルド・インダはロンバルディアの首都(ミラノ)で賞を授与した。

「このトロフィーを受け取って光栄だ。マルカへの感謝の気持ちと共に、常にスペインの人々が私に示してくれていた尊敬と愛情によって、とてもうれしく思う。彼らへの私の愛情を見せるためにも、この賞を受け取りたいと思う」(以下、マルディーニのキャリアと、ホメ言葉なので省略)

(MARCA.com 09/11/17)

この時のインタビュー記事が少し出てますが、こんなバルサ礼賛なコメントをマドリー御用達紙のマルカに話したのか〜w

マルディーニ:ミランを変えるためには大金が必要

「ミラン? ちょっと良くなったね。マドリーでの勝利はローマ戦と同様に良い作用があった。変化が必要だ。しかし今日では多くのお金を投資する必要がある」

「ミランには不確かさがある。どこが相手でも勝てるし、負けることがあり得る。このために信じられないように見える」

「チームがきっちり出来上がっていないから、カンピオナートで多くをなし得るのは今年ではないだろう。しかし、チャンピオンズ・リーグでは様子を見てみよう」

「彼らがプレイしたい時、バルセロナはナンバーワンで、パーフェクトなチームだ。メッシは何か特別なものを持っている。信じられないことをする。彼はとても好きだよ。時々彼は、今まで見た中で最も偉大な一人であるマラドーナを思い出させる」

(MARCA.com 09/11/17)

選手の時はついぞ言えなかった、現実的なミランの見方ですねえ(笑)

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↑パオロのトロフィーコレクションにひとつ追加。


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パオロ×セルヒオのウキウキ対談 後編

前編の続き。

カルロス・カルピオ(マルカのチーフライター 以下C.C.):「あなたに関して言えば、ケガはもうひとつの大事な一面です。セルヒオは昨シーズンは不運に泣き、痛んでいたり、注射をしながらプレイする機会がたびたびあって、彼のパフォーマンスは低下しました」

P.M.:「もちろん、それ(ケガに注意することも大事)も真実だ。しかしケガすることはコントロールできないよ。自分のせいじゃない。セルヒオ、どうだった?すごく苦しんだ?」

S.R.:「うん、それにたくさん試合があったのも良くなかった…。それで僕は恥骨に問題を抱えて、それから腱をケガした。ストップさせられたあの3ヶ月間で、僕はそのゾーンを強化する時間を得たので、今は調子が良いんだ。今は誰もが僕をセンターバックにさせようとする。でも僕は監督に言われた場所でプレイするよ。なんの問題もない」

P.M.:「僕は最初サイドバックでプレイし、それからセンターバック、そして最後にまたサイドバックへ戻った」

C.C.:「それで、そんなにポジションを変えることで、不安定にならないのですか? センターバックになったり、サイドバックになったりで、そのポジションのために必要なオートマチズムを選手が獲得する妨げになりませんか?」

P.M.:「そうだね、僕は2つのポジションをプレイするのが好きだった。僕らは獣のように訓練されたから、とても一生懸命やって、そのことがフォーメーションをフルに理解することになった。そして、攻撃することと守備することの全てをサイドでできるとわかったんだよ。センターバックとして守備のプレイをするのとはとても違う。僕は右ウィンガーでもプレイしたことあるよ。ゴールキーパー以外は、全ポジションやったってのが真実ってとこかな(笑)」

S.R.:「僕も左ウィンガーとしてプレイしたよ。あれはバルセロナ戦だった。メッシが右から切れ込んだ。彼をカバーするために僕がそこに送りこまれて、そこでプレイしたんだ」

C.C.:「そういうポリバレントさ(複数のポジションをこなすこと)は、監督たちがサッカー選手において大きな価値を認めるクオリティですね」

S.R.:「そう、そうなんだ。僕は指示されたポジションに適応する」

P.M.:「そのとおり。でもひとつ認識すべきことは、サイドを変えてプレイすることは難しいということ。左右のセンターバックではちょっと異なるのと同じようにね。各ポジションで、それぞれのニュアンス、小さなコツがあるんだ」

C.C.:「パオロ、君が始めた頃と比べて、今のサッカーはすごく変わった?」

P.M.:「うん、とても。最近のサッカーは80年代終わりや90年代始めのサッカーとは非常に異なっている。今、チームはよりフィジカル的に強くなっている。サッキとカペッロのミランは、すでにそういう面でとても励んでいたけれどね。チーム全員が高いフィジカルレベルを持っていたんだ。あれは印象的だった。それに加えて、ファン・バステン、フリット、ライカールトや他のメンバーのテクニカルなクオリティも欠けてなかったよね?」

C.C.:「あのチームはサッカーに革命を起こしたね。誰もミランがなし得た同調性を持ってディフェンスしたところを見た事がない。練習でサッキが4人のディフェンダーを置いて、それに対してチーム全員で攻撃したっていうのは本当? 最近バレージが語ったことだけど、17人の選手たちで攻撃したと言ってましたよ。多過ぎると思うんだけど、違う?」

P.M.:「バレージの言うことはみんなほんとの事だよ(笑) まあ、実際には17人じゃなくて、10人だったって訂正しないとね。でも、試合最初の5分間は決してゴールさせなかったよ。すぐに僕らはズタズタにされた。それに、その10人は他の誰でもない、すごく良い選手だったんだから。あの実戦練習はすごかった、una palizaだった」

C.C.:「タッソッティ—バレージ—コスタクルタ—マルディーニ。サッカーファンたちはあのディフェンスラインを暗唱します。4人のサッカー選手たちが、たったひとつのように動いていました。」

P.M.:「そのとおりだ。でもその裏にはたくさんの練習があった、とてもたくさんの。ひとつのエピソードを披露しよう:一年前、僕らは親善試合でプレイするために集まって、信じられないことが起きた、予想していなかったことだ。僕らは4バックを組み、いつものように位置についた。僕らは前もって打ち合わせもせず、練習もしなかった。そんなことを考えることなく、試合に入って行った、まるで時が過ぎていなかったかのように。そこにはバレージがいて、ポジションを取り、真剣で、とても集中していた。全然話さなかったけど、わかるだろ? 言葉はなかった。全く。口笛で指示を与えるフランコがいた。それに他の僕ら3人も、やるべきことがわかっていた。マウロとアレッサンドロと僕は彼を見て、こんなに長年経っても、見るだけでわかり合い続けていた。言葉が足りないことはなかった。時が止まっていたかのようだったよ。すばらしかった」

C.C.:「驚嘆すべきことですね。そんな関係はもはや全く見ることができない。今はもっと忘れやすいものです」

P.M.:「だから、練習に次ぐ練習以上の秘密はないんだ。インスピレーションでプレイしないものだ。あの同調性の鍵は、僕らがしたおびただしい練習量にあった。それはとてもハード、とてもハードなトレーニングだった」

E.I.:「その成功にミランラボはどのくらい影響していますか?」

P.M.:「ミランラボは10年前に生まれたもの、いや、もっと前かな。トレーニングとケガの予防にとって非常に重要だ。ケガを避けることは難しい。鍛えられ、強化されることは運の問題でもあるから(指をクロスして、微笑む)。僕らは個別にトレーニングし始めた。最初はひとりで、それから一緒に。例えば、僕はガットゥーゾのフィジカルの特徴を持っていない。だから違う個別練習が必要だ」

E.I.:「じゃあ、現在のマドリーではどんな練習がされているの、セルヒオ?」

S.R.:「そうだね、パオロの言ってるのと同じだよ。前はそういう先進的なことをしてなかった。でも今はMadrid TEC(訳者注:ミランラボを参考にしたらしい)があって、回復と休息に関する観点が重要なんだ」

P.M.:「試合後の練習も鍵なんだ、セルヒオ。僕らはいつも試合後に走る。今は試合翌日に負荷をかけたトレーニングをしていて、これで僕の足はとても良くなったんだ」

S.R.:「僕らはしていない。試合後の日は足を解放し、ストレッチやジョギングだ…」

P.M.:「じゃあ、試してみるべきだ。役に立つこと請け負うよ」

S.R.:「君が言うんなら、とても役立ちそうだね…。ポケットに5つのチャンピオンズを入れてる君が言うんだから、気を止めなくちゃならないんだろうし、言う通りに練習したらはっきりするね(二人で笑い)」

P.M.:「それに、8回の決勝進出だ!どう? これを忘れちゃいけない、これも意味あるね(さらに笑い)」

S.R.:(憧憬の口笛を吹き)「Madre mía(なんてこったい!)、5度のチャンピオンズ優勝に8度の決勝! もうため息もんだよ。間違いなく」

C.C.:「その半分でも獲得したら、きっとため息ものなんじゃない?」

S.R.:「もちろん、もちろん。間違いない」

P.M.:「今、何才なの?セルヒオ」

S.R.:「え? 23才。でも僕にはまだ時間があるって思ってるけど?」

P.M.:「もちろん。僕の最初のヨーロッパカップ獲得は20才の時だった。僕の場合良かったことは、20年以上のキャリアをずっと通して、まんべんなく優勝カップを獲得できたということだ。そして、これは自分に多くのことを与えてくれた。これはとても重要なことだ。自分の全キャリアを通じて、トップレベルで居続けた証しなんだから。これは本当に誇るべきことだ。僕はそう思っている」

C.C.:「パオロ、最初のタイトルか、最後のか、どちらがより記憶に残っていますか?」

P.M.:「たぶんカピターノとしての、最後のだ。最初の時は若かった。また違うメンタリティを持っていたし、いつキャリアの最後が来るかさえわかっていなかったものだ。カピターノとしてビッグイヤーを掲げることは、何かとても偉大なことなんだ」

E.I.:「キャプテンの話題ですが、セルヒオはすでにレアル・マドリーの第4キャプテンで、あと数年で第1キャプテンにもなれるでしょう。キャプテンの責務を負うために、マルディーニが彼に贈りたい助言は?」

P.M.:「ミランやマドリーのような偉大なチームのキャプテンになることは困難で、簡単なことじゃない。僕にはバレージというお手本が居た。彼は多くを語らなかった。これは僕はまったく違った。僕はチームメイトたちともっと話して、語り合い、チームに関するあらゆる彼らの意見を知る事を好んだ。どんな場合でもそれに時間を割いた。でも最も重要なことは、ピッチで、練習で、全力を尽くすこと、ピッチの内外でその行いがお手本となることだ。これが本当に重要なこと、そしてたくさん話すことを惜しまず、まず手本を示すこと。必要な状況に応じて、はっきりと話すことが必要だ。でも、チームメイトたちと話すことは必要だよ、セルヒオ。メディアとじゃなくてね(二人で笑い)」

S.R.:「ノー、記者たちとはあんまり話さないよ。新聞やラジオで、すぐにたくさん悪意のあることを言われるからね(笑)」

P.M.:「僕もメディアに批判された時期があった。君と同様に、何年間か調子を落とした。僕も恥骨炎、かかとの痛みなどのフィジカルの問題を抱えていたんだ…。僕にとってトップレベルのサッカーは終わったとみんなが言ったことを思い出す。それから、その時の僕がたった20才だったこともね!」

S.R.:「そして、今あなたがどこへ到達したか、何を獲得したかを見ると…あなたを引退させたかったなんて、信じられない!」

E.I.:「パオロ・マルディーニはセルヒオ・ラモスをミランへ連れて行きたいですか?」

P.M.:「ああ、もちろん! 疑いなく」

E.I.:「それで君は行きたい?セルヒオ」

S.R.:「ミランは偉大なクラブだ。間違いない。でも僕はレアル・マドリーで幸せだ。僕は3年間の長期契約をしているし、ここで成長していきたいという大きな望みを持っている。なるようになるさ。このクラブは僕のことをとても考えてくれている。でも先のことは誰にもわからない。もし僕がミランで現役を終えなくちゃならないとしたら、喜んでそうしたいな」

P.M.:「じゃあ、期待しておくよ、セルヒオ。迷わずにね」

(MARCA.com 09/11/16)

ミランは年とってから移籍して来る引退用養護クラブかいっ!と、ラモスにはツっこみたいw

ああ、それにしても、時が過ぎなかったかのようなグランデなディフェンスラインの話が最高。永遠のカピタノ、バレージ様が無言で吹く指示の口笛がかっこよ過ぎ。まるで1人のように動く4人がかっこよ過ぎです。


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パオロ×セルヒオのウキウキ対談 前編

※次にアップする予定のマルディーニ『MARCA Leyenda』受賞記事と、以下のMARCA掲載のマルディーニ×セルヒオ・ラモス対談については、台湾のマルディーニ大ファンpureblueさんのブログ『milanhime夜未眠』を拝見して、知りました。

ずうずうしくもいきなり日本語で書いた私のメールに、pureblueさんから大変流暢な日本語で返信していただき、さらにMARCAの原文記事と、それを翻訳した中国語記事のアドレスも教えていただきました。以下はそれを元に和訳しています。丁寧に教えていただいたpureblueさんと、彼女の素敵なブログ(ミラン以外のチームやテニスなどについても書いてらっしゃいます。あああ〜中国語が読めたらなあああ〜残念)を知るきっかけとなった『Dear』のかっぱさんに、感謝いたします(いつもこっそり楽しく拝見するだけで、すみません!)。

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↑16日のMARCA第1面。『セルヒオ、君はセンターでプレイすべきだ』
ラモス:『パオロ、僕の偉大なアイドル』
マルディーニ:『成功の秘密は獣のように練習すること』

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↑この対談はミラノでのマドリー戦前日の2日、マドリーの宿泊ホテルにて行われたもの。

マルカが独占的にミラノにて、元『ロッソネロ』とマドリディスタを引き合わせた
マルディーニ:「ラモスは僕の後継者になれる。彼は全てを持っている」

ヨーロッパ最良のディフェンダーの過去と現在が、例外的な出来事として、マルカ記者と共に小一時間語り合った。マルディーニはカモス生まれの選手(=ラモス)に自分の後継者を見る:「彼は全てを持っている。若いし、時間がある」。ラモスは彼の横で「ずっと昔からのアイドル」。

セルヒオ・ラモス(カモス、1986年生)は彼のアイドル、パオロ・マルディーニ(ミラノ、1968年生)がドアを開け、部屋に入って来たのを見て、顔を輝かせた。マドリーの4番は、まるで夢まぼろしを見たかのように有頂天である。このイタリア人の『気さくさ』、心底スターきどりの無さで、たちまちのうちに『君と君』といった、まるでずっと昔からの知り合いのようなおしゃべりとなる。(※訳者注:イタリア語やスペイン語などでは人称代名詞を、敬意を表する間柄と、親しい間柄とで使い分ける。イタリア語ならtuとlei。スペイン語ならtúと何かな?)1時間の対談で、我々はこう結論づける:パオロは彼に後継者の可能性を見る。

セルヒオ・ラモス(以下S.R.):「¡Hola、パオロ、来てくれてありがとう。君に会えてうれしい! 心からそう言うよ!」

パオロ・マルディーニ(以下P.M.):「うれしいよ、セルヒオ、僕も同じさ。僕らは個人的に知らなかったけれど、君がレアル・マドリーに加入した時から追っている。君がすばらしいディフェンダーで、可能な限り前に行くのが好きだということを知ってるよ。ファビオ・カンナバーロが、スペインではみんな攻撃するために前に行っちゃうから、ディフェンダーにとってすごく難しいんだと、僕にたびたび言っていたことを思い出す。スペインのリーグではプレイは楽しくなくちゃならないってことが、イタリアではいつも注目されてることだ。でもそれがディフェンダーにとってはとても難しいものになることを僕は知っている。でもセルヒオはたくさんの特徴があるね。君はそういう血筋のディフェンダーだし、それが良いんだ」

エドゥアルド・インダ(マルカのディレクター 以下E.I.):「スペインでもっぱら論議されていることが、セルヒオ・ラモスはもっとできるし、彼のクオリティを全て発揮するためには、センターバックかサイドバックかということなんですよ。どっちの方が落ちついてプレイできるの、セルヒオ?」

S.R.:「センターバック。こっちの方が落ちつく。ボールにより多く触れるし。僕はこの方が好き、うん。でもシステムによるよ。今のレアル・マドリーのサイドバックには、上がるためのスペースがある。どちらにせよ、僕は監督に言われたポジションでプレイする。ペジェグリーニがそれを決める人間だ」

P.M.:「君にひとつ話そう、セルヒオ:僕もサイドバックとして始めた。君が見せるのと同じメンタリティでね。それからセンターでプレイすることに移行した。センターバックのポジションの方がフィジカル的に要求されるものが少ないのも事実だ。それに、年月を重ねて行ったなら、そういう面のことも心に留める必要がある。とても重要なことだからね」

E.I.:「それでは、マルディーニはセルヒオの特徴をもっと活かせることができるポジションはどこだと思いますか?」

P.M.:「今はセンターでプレイすべきだと思う。でも良く組織化されたディフェンスにおいて、それはシンクロナイズされるものだ。僕はテレビでマドリーの試合を見たことがあるけど、時々個人の力で守ってるね。そうするとより難しい結果になるものだから」

E.I.:「それは前線での(守備面の)助けがあるかどうかにもかかっていますね。もし前線からディフェンス面で相手にプレッシャーをかける事がなければ、相手にとっては(プレイが)簡単になるわけですから」

P.M.:「ミランでの近年において僕もそう過ごしていたから、君が話していることはわかるよ。誰も前線で僕を助けてはくれなかった。攻撃陣に預けるボールを渡さなければならない時だけだった。でもだから、しばしば2対1の状態となって、攻め込まれた。難しかったね」

S.R.:「へえ、そんなこと良くあるって、ほんと?パオロ。どんな形でも、イタリアではきれいにディフェンスラインを2列作って、もっと助けてるんじゃないかな」

P.M.:「そうなんだよ、セルヒオ。ミランではそう多くの助けはない、思いもよらないだろ、ね(笑) 長年ずっとそうして来て、僕らはみんなそれを脇へと押しやって、ペンディング状態にしていた。今はもうそんなことはないけれど」

E.I.:「それでは、セルヒオ・ラモスにとって、マルディーニは選手としてどう見ているの? 彼が君の小さい頃からずっとアイドルだったことは知ってるけど。いつの日か、彼みたいになれたらうれしい?」

S.R.:(驚きの声を上げて笑い)「いやー、それはそうなれたらいいな、なんてもんじゃない。もう、ため息もんだ。パオロ・マルディーニは僕のアイドルだ。彼は参考にしている選手だし、全てのサッカー選手にとってのお手本で、伝説だ。いつの日か、僕の名前がパオロ・マルディーニのように残ることを願ってる。彼と同じピッチに立つ幸運を得たサッカー選手そのすべてが、マルディーニの事を尊敬と憧れと愛情を持って語る。その半分でもいいから僕の事を思い出してくれたら、満足だろう。子供の頃を思い出すよ。セヴィージャに居たんだけど、父と兄がいつも彼をお手本とさせたんだ。二人は僕に彼らの試合のビデオを見るように言った。マルディーニはみんなに思い出されるだろうな。彼はすごく偉大だ。とても」

P.M.:「わかった、わかった、セルヒオ。もういいよ、まったく、君の言葉には顔が赤くなっちゃうよ(二人で大笑い)」

S.R.:「口からでまかせを言ってるんじゃないよ。ほんとのことだ、ほんとのほんと」

E.I.:「パオロ、セルヒオはレアル・マドリーで、ミランのあなたのようになれますか? あなたの後継者になれるでしょうか?」

P.M.:「もちろん。なれないわけがないだろ? セルヒオは全てを持ち合わせている:早さ、パワー、テクニックを持ち、偉大な者としてプレイする。僕がミランでしたように。マドリーはミランと似ている。歴史、勝利のリスト、伝統、チームを持っている。セルヒオはそこで成功するための全ての条件を持ち合わせている。それに、彼は若く、まだ時間がある。それを達成するのに、なんの問題も見えないよ」

E.I.:「それではセルヒオがそのように高みに登るために与える助言とは何ですか?」

P.M.:「僕が唯一言えることは、僕が毎日なにかを学んでいたということだ。どんなに年を取ろうと、たくさんのタイトルを獲得しようと、サッカー選手として成長し続け、常に自分を高めていくことを考えなくてはならない(彼はラモスの目を見つめて語り、ラモスは深くうなずいた)。その後に、パーソナリティというものが時と共に出来上がって行く。コンディションを整え、力の配分をし、ピッチで発揮することを知りながら…。これは年月と勝利を重ねて行くことで、進んで行くものだ。しかし、それをさらに乗り越えて行くために、常に自分を高めたいと思わなくてはならない。決して自分に満足を与えてはいけないんだ、セルヒオ」

(MARCA.com 09/11/16)

※すっごく長いので、前後編に分けます。

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↑子犬のような目のラモス!

憧れの先輩に会って、もうドキドキのウッキウキなラモスがかわいいですが、彼のホメホメ攻撃に「顔が赤くなっちゃうよ」なんて、ウカレポンチになるマルはどうなのよ(笑)。その後、すかさず「ラモスはあなたの後継者になれるでしょうか?」と畳み掛けるMARCAディレクター。策士よの〜。最高に良い気分のマルはもちろん太鼓判です!

ラモスのことは以前ミラン公式インタビュー(このインタビュー、マル節が最高)にて、

-君が好きな若手は?

「残念ながら、若手はどんどん少なくなっている。とりあえず、セルヒオ・ラモスと言っておこうかな。彼は非常に興味深いと思っている。フィジカルも強く、テクニックの面でも彼は重要なパーソナリティーを有している」

と、答えていて、『とりあえず』お気に入りなんて言ってましたが、MARCA関係者3人(もう一人、マドリー番記者が同席)と本人に囲まれたら、ホメないわけにはイカンですよね。これでご機嫌ラモスはミラン戦でジーニョをマークしつつも前より積極的に上がって、良いプレイをしたのだな。敵をノせたらダメじゃん、パオロさんw

マルのあの目で見つめられて説教されるラモスの気持ちになり、うひょーっと身悶えながら後編へどうぞ。


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野伏な王の帰還

ミランの期待の星、ヴェルディ君とガエタ君の区別がつきにくいので、ミラン公式のデカイ写真を見てみたら、おお、別人でしたw ちょっと前にはこっちプリマに居たジゴーニが、ちゃんと17番もらってトップチームに入ってるし!(またサンマリノ戦でゴールおめでとー!)

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↑ヴェルディとガエタの検証写真。うん、頭は似てるけど、別人だ。

今どきのイタリアーノの若者は、アイスクリームのてっぺんみたいな髪型が流行りなのか。アバーテもバニラアイスみたいになってたし。長髪ペッタリで、ヒモバンドするのはきっとオジンな旧世代なのねw

このタイプの髪型の元祖といえばベッカム様。今日のGazzettaには『ベッカムは決してモードをはずさない』と題して、新しいヘアスタイルと、カカのベタぼめ:「カペッロ(髪の毛という意味あり)は彼をワールドカップへ招集すべきだ。彼みたいな選手は他にいない。彼がミランへ戻るのはうれしいよ、僕はもういないけどね」(カカってば〜)コメントまで、ヘアな話題でまとめてありました。

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↑ハンサムな人とは、そんな自分に飽きてデストロイな気持ちになるのでしょうか。
デイヴィッド、剃りの途中で席を立っちゃダメ〜!みたいな髪型。

フンちゃんも「彼が来たら、僕らアッタッカンテ(主にフンちゃん、君だろう)にはポジティブなことだ」と、彼の到着を待ち望んでいるし、アンブロキャプテンは「彼は実質的な価値がある。マーケティングとは違う」と、モードなベッカムとピッチ内のベッカムは別物と主張して、復帰を歓迎しています。

さらに、ビリー経営のレストラン『イビザ』でもデイヴィッドを待つ者が…いや、物がひとつ。

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↑ベッカム様の玉座。
ちょっぴり人間椅子を思い出し…。座ってみたーい!w

ミラノでは彼の王座を準備

ミラノ発 サー・デイヴィッドは年末にミランへ再び合流する。しかし、ミラノではすでに彼の王座を用意している。その椅子はまさに『イビザ』の入り口に美しい姿で鎮座している。ここは最初の滞在時に、このイングランドのカンピオーネから最も愛されたレストランだ。かのミッドフィルダーの32番が付いたロッソネロのユニフォーム以外の何ものでもない背もたれは金にふちどられ、まさに王座とならしめている。誰もそこには座ることはできない。ベッカムの帰還を待ちながら、見るだけで、触ることもないものである。これはイタリアの美味しい食事を愛する選手とサッカー界への敬意。一月にはそこに彼を見ることだろう。今はギャラクシーのユニフォームを身につけ、アメリカの決勝をプレイする用意をしているところだ。

(Gazzetta dello Sport 09/11/16 第10面)

ベッカムは日曜日、MLSのタイトルをかけて、Real Salt Lakeと対戦。サー・ベッカムの帰還。ピッチでは伝家の宝足からナイスクロスを繰り出し、野伏(のぶせ)のごとく泥だらけで戦うお姿。お待ちしております…。


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