126回のアッズーロに感謝

今日のGazzetta dello Sportと全国紙Corrire della Seraの1ページを使って、FIGC(イタリアサッカー協会)がマルディーニへの感謝の広告を出しました。FIGCの公式サイトにもニュースがあります。下段にはデビューから、あの韓国戦までの126試合が記されています。
今日6月30日で正式にミランとの契約が切れるので、サッカー選手パオロ・マルディーニとはこれで本当にお別れです。私もまだやっぱり実感がわかないけど、マイアミで黒コゲになってるご本人はどんな気持ちなんでしょうね。
実際にFIGC会長アベーテはマルに盛大な引退試合を持ちかけたのですが断ったそうで、きっともっと時間がたって、マジ試合じゃないとプレイできない!という『選手』の気持ちが薄れた頃に行われるかもしれませんね。
あらためて、お疲れさまでした。ミラネッロに戻って来たら、自分の子供みたいな年の選手がいっぱいで、ビックリするよ!w
Tags: アッズーリ|マルディーニ
ベビー・ミラン
引き続きサルデーニャで『WORKSHOP』開催中のガッリアーニへ、記者たちが5つの質問。
1)アドリアーノ・ガッリアーニ、ジェコへの希望を失っていないというのは本当ですか?
「アッタッカンテは非常にはっきりと話した:彼はミランに来たいし、ヴォルフスブルグはミランが彼の獲得に興味がある事は公式書簡を通して非常に良くわかっている。エディンは2011年まで契約があり、彼を譲渡するかどうかを決めるのはヴォルフスブルグだ。彼らは譲らないと言い続けている。しかし私はまだはっきりした足跡がつけられるまで期待している。メルカートでは冷静さが価値を持つものだよ」
2)ヴォルフスブルグの返事をいつまで待つつもりですか?
「月曜日(今日)から48時間は待つ。木曜日からのみ、他の可能性を考える必要があるだろう。我々はとてもとても出て行きたがっている選手をとどめる事は難しいことはわかっている。しかし我々は他の人の選手をさらうようなクラブではない」
3)ヴォルフスブルグは(ミランの)より高額のオファーを前にすれば、態度を軟化できるのでしょうか?
「ノー、これは金額によるものではないんだ。ヴォルフスブルグの拒否は最初から今までずっとそうだった。だから、我々はオファーもしていなかったし、彼らから何のリクエストもなかったというのが本当のところだ」
4)いつになったらレオナルドに攻撃陣の完成品を与えられますか?
「我々は選手リストアップが終わる8月30日までは待たない。しかしお金を無理に使うわけにもいかないのだよ。財布に関しても冷静さが無くてはならない。レオナルドはコヴェルチャーノの監督コースに1日2回行っていると聞いている:彼は競争力あるチームを持つだろう」
5)それでは、他の宝石を取るのですか?
「トップチームとプリマヴェーラのために、一人の若者を。彼は非常に力がある。しかしまだ契約はしていない。ジゴーニに関しても契約はまだだ。しかしすでに彼はメディカルチェックを済ませており、大丈夫だ。もう一人の選手については、待つ事にしよう」
(Gazzetta dello Sport 09/06/29 第6面)
まったくメルカートに関するガリの話はウソばっかりなので、彼の言葉を額面どおり受け取れません!w と言って、メディアの方を全面的に信用するわけにもいかないのだけど。とりあえず報道ではジェコとクラブとの話し合いで、ミランのオファーと同等以上のオファーが出されて、ジェコはクラブ残留を説得されたという記事も。また、イタリア側の報道なので都合良く書かれているかもしれませんが、ジェコが「僕はヴォルフスブルグに残る。でも満足じゃない:残るのは、2011年の契約で縛られているからだけだ」と語ったと。ジェコは囚われのお姫様キャラですかーーー!(笑)
ガリは金額の問題じゃないと否定してるけど、これって実質、もっとお金出さないと移籍を許さないよ〜ってことですよね。ああ、お金がなければ何も買えないのはあたりまえの事ですが、とほほです。
そして、さらなる若者を取るらしいミラン。ガリがもったいぶっている彼の名前は、複数のメディアで「アルビノレッフェのベレッタ」だと報道されております。

↑ジゴーニ(左)とベレッタ(右)。かわいいじゃないかw
そんないきなりアーセナル化激しい、ミランのイタリアーノ若手路線についての記事。
ジゴーニと共にベレッタも:こうしてベビー・ミラン生まれる
ミラニスタの新若手路線。最高レベルの競争力に再び戻るためのミランの準備は、根本的に始まっている。その言葉どおりの意味において。今日、トゥラティ通り(のミラン本部)はジャンマルコ・ジゴーニの獲得の後、さらにもう一人、ユース部門を見直すためにさらなる『一撃』を記した。ミランは(ジェノアとフィオレンティーナとの)獲得競争に勝ち、前途有望なU19代表のジャコモ・ベレッタ(Giacomo Beretta 1992年生まれ)を獲得した。彼は昨シーズン、アルビノレッフェのプリマベーラで9ゴールをマークした際立ったセコンドプンタだ。こうしてジゴーニと同様、ベレッタはすぐにレオナルドのトップチームの合宿に(他の5人の前途有望なベビーたちと一緒に)加わり、それから今年からやはり元ミランの『d.o.c.』ジョヴァンニ・ストロッパに率いられるプリマヴェーラを強化するために行く。ベレッタは今のところ、92年生まれでは最優秀の選手だ。彼に加え、ミランの興味はカリアリ生まれのアッタッカンテ、9月に18才になるダニエレ・ラガツ(Daniele Ragatzu)にも向けられている。彼はすでにセリエAで6試合出場し、(フィオレンティーナに対して)1ゴールを決めている。
ミランはユースレベルではとても良く投資している。とりわけ、Berretti(17〜18才)のリーグでは昨シーズン優勝している。レオナルドはフィリッポ・ガッリと方策を共にし続けており、その責任者は休む事なく働いている。フィリッポ・ガッリがプリマヴェーラの監督だった時に一緒に互いにとても良い相互作用を及ぼしていた、CastellazziとMalderaという新監督をアシストする二人の『戦術家』を傍らに置いている。ロッソネロの『linea verde(若手路線)』は熱心に発展している。
(Corrire dello Sport 09/06/29 第4面)
お年寄りミランの若返りだ!改革だー!と叫ばれていた時、マルが「前に若手をたくさん獲得して低迷したじゃないか。急激な改革ではなくて、ミランは多少の補強で良いのだ」的なことを『ミラン生き字引』として証言してましたが、今まさにそんな状況になってますね〜。今度は低迷じゃなくて、大きな結果が待っていて欲しいけど。若さには大きな可能性があるけど、一方で全ての若者がミランレベルの選手になれるとは限らない大きな賭け。しっかし、なんでミランって徐々に変化できないんでしょ。ドラマチック好きとでも思っておこうかw
それでも、今までなおざりにされていたユース部門に力を入れるのにはワクワクしちゃう。やっぱりミラン育ちの選手が活躍してくれたら、格別に愛着がわいてくるってもんです。彼らが育つのを、勝利の舞台を知っているベテランたちがキャリアの最後まで支えてくれたら……くーーーそんなミランだったら最高です。
↓おまけ:美形度なら、既にミランレベルな二人♡


あ、それから。彼らとかわらない年齢にして、すでにスーペルなベビーフェノーメノなパト。またイングランドのトンデモタブロイド『News of the world』紙の記事なので全く気にしませんが、チェルシーが6000万ユーロのオファーを出したとか。でもこういう事から守るために、実際に今回新たに年俸アップの契約更新することになるわけで、彼の活躍と共に上がる年俸とミランの財政のバランス次第では、将来また辛い別れがあるかもしれず…。こればっかりはしょうがないことだから、今のパトのプレイを存分に楽しんどきます。
パトは7月始めにいよいよブラジルで結婚! なので、チーム合流は7月18日のアメリカだから、試合に出るのもギャラクシー戦ではなくて、ボストンのインテル戦からの予定。きっとまだメルカート話が続いているだろうから、試合に出ないと妙な勘ぐりをされそうです(笑)
Tags: オフな話|ガッリアーニ|ジェコ|パト|メルカート|ユース
プチプチニュース

↑「サルデーニャでスペイン方面からのオファーに備える」なんて
キャプション付けられてたけど、選手としてのオファーもアリですね、マンチョw
前の記事のガリ会見に補足する話題を、プチプチと。
戻って来たミラン育ち2人目、ディ・ジェンナーロ。彼はミランとジェノアとの共同保有選手だったのですが、昨季はレッジーナにレンタルされてプレイ。そして、26日の期限までに共同保有クラブ同士で話し合いがつかなかった時に実施される、イタリアで『buste(封筒)』と言われる「クローズド・オークション」(双方が封筒に買い取り希望金額を入れて、高かった方が落札)にかけられ、ミランの金額が高くて買い取りに。パロスキもパルマとの間で『buste』になる可能性大だったのですが、期限前までの話し合いであと一年パルマでのプレイが決まった経過でした。

↑アバーテ21才もフケてた大人びてたが、ディ・ジェンナーロ20才もしっかりしたオトナ顔w
彼らの成長で未来のミランが作られることが理想的ですが、アバテとディ・ジェンナーロ二人とも、来季はミランでプレイするか、それともまたあらためてミランからレンタルされるのかはまだ未確定と言われています。若手はできるだけ出場して成長した方がいいわけで、彼らにとってもミランにとっても来季の処遇のどちらが良いのかは、レオ様がどれだけ若手を起用する気があるのかによりますよねえ…。売却されてミランのためのお金に変わるためだけの、完全保有でないことを祈ります。
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そして、まずはミランプリマヴェーラでのプレイが予定されているジャンマルコ・ジゴーニ18才。彼とU19代表で一緒のインテルのデストロ(同じく18才のFW)との2世対決がデルビーで見られる?なんていう夢あるエピソードがGazzettaに。

↑親子鷹ズ。左がジゴーニ、右がデストロ。
昨季はトレヴィーゾで18試合出場先発2試合2ゴール、190センチ80キロの大型FWジゴーニ。キャリアを始めたパレルモ時代の監督Luca Gottiによると、「彼はとても働き者だ。学習するスポンジだ。彼の特徴? 生まれついてのゴレアドール。例えて言えば? ローランド・ビアンキだね」。
彼の父、ジャンフランコは60〜70年代に『Zigo-gol』で知られたユーベ、ジェノア、ローマ、ヴェローナにいた元アッタッカンテ。以下は息子に対しての言葉。
「ジャンマルコは私よりブラボーだよ。彼は死ぬほど練習する一人だ。私は髪を振り乱したくなかったが…。彼は怖いような進歩のまっただ中にいる。私にはあまり支払われなかった:di milioni ne vale come minimo 5。でも私はうれしいよ:72/73シーズン、ヴェローナに居た時、私は最終節でミランからスクデットを奪い取った(1ポイント差でユーベ優勝)。息子と共に、私はそれをつぐなえる」
一方インテル若手FWのマッティア・デストロの父、フラヴィオはディフェンダーだったとのこと。デストロもインテルのトップチーム合宿に参加して、モウリーニョにアピールする予定だとか。将来、二人がサン・シーロで戦う日がくる、そんなロマンチックなカルチョが残っていて欲しい。
なお、ミランのユース部門全体の責任者はフィリッポ・ガッリで、プリマヴェーラ監督はエヴァーニが就任したはずなんだけど、26日のMilan NewsによるとエヴァーニはSeconda divisione(旧セリエC2)で戦うサンマリノの監督に就任するらしい。
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アンチェロッティがガリと会食したところを発見された件。25日木曜日の夜、いつもの『Giannino』でブライダも一緒だったそうで、すぐメディアに発見されてピルロの話だー!と騒がれるのは当然でありますw そして27日にはテレビ局『Telelombardia』の記者クリスティアン・ルイウ(サルデーニャでミランWORKSHOPを取材中)が、番組『Azzurro Italia』内で、「両クラブが移籍金2500万ユーロ、選手には4年契約の年俸650万ユーロで合意したようだ」と伝えたニュースが出ました。このロンバルディア地方局『Telelombardia』のニュースの信憑性なのですが、他の全国局よりも早かったり詳しかったりするニュースを流す一方、全く当たらないガセニュースもあるという両極端な印象なので、心配だけど待つしかないです。
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ガリの「一律賃金カットする」宣言の時も、いち早く受ける用意があると言っていたリーノ。本当に給料ダウンしたなんて、よよよよよ。普通ならあと2年は契約のまま!と言い張ることもできますが、現状の500万ユーロの10%ダウンを受け入れ、2011年までの契約を1年延ばした模様(Corriere dello Sport 09/06/27 第5面)。リーノなどの代表招集組は7月6日の合宿開始日よりは遅れて、7月の第2週にミラネッロに合流する予定。
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『WORKSHOP』はスポンサー相手にお金を出してくれるようにいろんなアピールをする場でもあるので、ガリが「この10年間でミランは国際トロフィーを5つも取っている。他のイタリアのクラブはゼロだ。世界で素晴らしいのは我々だ」とインテルをカチンとさせる事を言う訳ですw それからマーケティング的側面からのアピールとしては、中国という巨大マーケットにおいて、Asia Sport TNSの調査によると、好きなチームがミランが38%でトップ、2位がレアル・マドリー22.4%、3位がユナイテッド21.6%とのこと。
日本は中国には数ではとうてい勝てなくて経済効率は悪いでしょうが、トヨタカップの昔からミランファンが多かったわけだし、ミランには日本への関心をもっと持って欲しいなあと思いますよ。『サッカー観戦文化』においては日本の方が成熟していると思うし。数年前、プレシーズンに上海へ行ったロッソネリが現地ファンのずうずうしさ熱さに辟易して、特にいつもはお愛想が良いマルが、日に日に機嫌が悪くなっていくのが写真や動画で丸わかりでした(笑) その意味でも、またCWC開催が日本に戻って来て欲しいです
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ガリの話に出て来た、セリエAにおける3人目のEU外国籍選手の登録を認めるかどうかの件。26日にイタリアサッカー協会が認めず現行ルール通りという結論を出しました。このルール、複雑でわかりにくいのですが、日本のwikiではこう書かれています。
EU内国籍およびEU加盟申請中の国の選手に関しては無制限に登録が可能。EU外国籍選手に関しては、2002年7月18日以前に契約した選手には適用されず、毎年8月31日までに新たに契約してセリエAに参戦する選手は、各クラブに1人のみ追加で登録することが許される。
これが確か、最近では2人まで登録可能になったと記憶しているのですが、その後ミランなどの要請で3人目の許可を願い出ていたのですよね。Gazzetta26日付の記事には、こう書かれています。
セリエAではEU圏外国出身の選手は最大2人まで加入することができる。ただし、それぞれの獲得には次のような条件がある。今いるEU外国籍の選手と入れ替わる加入であること。あるいは、6月30日で契約が切れる選手と入れ替わる加入であること。もしくは、どんな資格であろうと、EU圏内の国の市民権を持っていること。
Tags: ガットゥーゾ|セリエA|ピルロ|マンチーニ|メルカート|ユース
きっとなが〜い目が必要
スポンサーたちの会合『WORKSHOP』でのガッリアーニ会見。
若者たち
「ディ・ジェンナーロはミランに100%(完全保有で)戻って来た。私は心配だった。なぜなら彼は大きな才能を持つサッカー選手で、良い選手になることができる最中だからだ。私は彼とちょっと話したが、彼は喜んで、コオロギのように飛び跳ねて、アッタッカンテとしてもサイドでもプレイできると言った。彼はトレクアリスタもサイドアタッカーもできる」
「ジゴーニは昨日、メディカルチェックを通った。月曜日には契約を行うだろう。我々はトレヴィーゾから完全保有権を買い取って、彼はプリマヴェーラでプレイすることになるだろう。我々は競争力あるプリマヴェーラを持つことに戻りたいと思っている。フィリッポ・ガッリはとてもよく働いている。我々のユース部門はセリエAにたくさんの選手を輩出している。アストリのことは先発にするとチェッリーノ会長が私に言っている。パロスキはパルマでとても信頼され、他にもたくさんの選手たちがいる。ユース部門は(選手を売る事で)、クラブの収支にとって非常に大切なキャピタルゲインとなる。トップチームの中に、すでにユース出身の若いスターが4人も現れている。それはダルミアン、アントニーニ、アバーテ、ディ・ジェンナーロだ。ジゴーニは7月6日にはトップチームと一緒に招集されるだろう。なぜなら代表に招集されていた選手たちは、まだその日には集合しないからだ。ジゴーニの他に、7月6日にはストラッサー、アルベルタッツィ、昨年プリマヴェーラでとても良かった2人のナイジェリア人アマディとハルモニーもいるだろう。
メルカート
「ジェコへの関心はアリエド・ブライダが先頭となっている、我々のオブザーバーたちの情報網から生まれたものだ。世界中の選手たちほとんど全てが、我々のデータバンクの中にある。来季のレオナルドの戦術的プロジェクトのために、我々はジェコが役に立つと信じていた。しかし、まだジェコとの契約はない。彼はヴォルフスブルグの選手だ。ジェコは(ミランのオファーへの)満足を表明しているが、今のところまだ交渉中だ。我々はヴォルフスブルグへオファーを書いたが、彼を売らないという答えが返って来た。もしヴォルフスブルグが考えを変えたら、ミランに電話するということで合意している。
公式開幕戦は8月23日だ。急いではいない。ジェコとヴォルフスブルグとの間になんの緊張もない。彼らの会合が今日で、今日行われるだろうことはずっと知っていた。繰り返すが、もしヴォルフスブルグが考えを変えたら、私はすぐに立ち、狼(ドイツ語でWOLF)の街へ行く用意がある。まだ金額はない。今のところ、ジェコは非売なのだ。もし移籍可能になったら、それから我々は金額についての話を進めるだろう」
「アデバイヨールについては、電話をしただけだ。その間、ベンゲルは親切だったよ」
「ピルロに関してはなんのオファーも届いていないし、木曜夜にアンチェロッティと夕食を取ったのは、古い友人としてだ。カルレットは娘の学位論文のためにミラノにいたんだよ。一方、水曜日の夜には、私はガットゥーゾと夕食を共にし、彼は給料を下げることを了承してくれた。彼はまだ2年間の契約があり、給料を下げて3年を超えるだろう。ガットゥーゾはお手本だ。真の男、並外れている」
「シソコは来るだろうとは思わない。ベッカムは1月には戻ってくることを願っている。アンブロジーニに関しては大騒ぎすることは何もない。しかし、私は金額のバランスをとらなくてはならないし、少々の相違がある。オッドは帰って来た。彼はミランの選手だ。2年間の契約がある。もし彼と我々に興味深いチャンスがあれば、どうなるか見てみよう。ファヴァッリは09-10シーズンの契約をした。ネスタとカラーゼからは良い知らせが届いている」
経済
「ミランはより収支に目を向けて行くだろうが、その野望は捨てないし、ここにいるスポンサーたちも理解している。昨日、私はインテルをおとしめるためにミランの国際レベルでの成功について語ったのではない。まったくそうではない。しかし、我々の国際的成功はミランのユニークさであり、スポンサーたちをミランのプロジェクトにずっと結びつけていくために、この話題を使う。我々はここに働きに来ているのであって、インテルを攻撃するために来ているのではない。ブランドとはマジカルなものだ。結果の賜物だが、結果だけが必要なのではない。たとえ1966年から1998年までチャンピオンズカップで優勝しなくても、レアルの伝説は大きくなった。新たな世界経済の現実にフィットしなくてはならない。イタリアは1年前の半分の価値だ。株式市場における会社は50%の利益減だ。今は競争力あるチームを作りあげるのと同じくらい、収支のバランスをとることに有能である必要がある。ミランには収支に問題があったし、今はみんなのためにそれを一回取り除いた」
「我々の目標はいつものものだ:カンピオナートで上位3位以内に入り、チャンピオンズ・リーグでできるだけ前にすすむこと。我々は首尾一貫したやり方の減額で、サラリーキャップを設ける。ミランは通常の経営でバランスを取らなくてはならないのだし、1月1日に始まって、12月31日に終わる会計年度の間にそれができるよう願っている。我々はもう選手を売ることを余儀なくされるわけにはいかないのだ」
「我々はすでに総売り上げ高ではヨーロッパトップのチームだ。売り上げは使わなくてはならない。ここにいらっしゃるそれぞれのスポンサーは選手たち以上だ。我々が立ち向かわなくてはならない事はたくさんある。税金によって、売り上げは大幅に減額される。ミランはカカの資産益においても、IRAPを支払っている。イタリアサッカーでは、セリエAリーグは国の法律や、3人目の非EU圏内選手の移籍についての法を変えられない。スペインではブラジル人選手が3年でスペイン人になれる。イタリアではセルジーニョがミランに9年もいたのに、まだ非EU圏内だ。我々とインテルが800万ユーロを支払っているサン・シーロの賃料は、ヨーロッパで最高額の中だ」
「我々の年間予約はゆっくりとした出足だ。それは計算に入っていた。ファンたちはこの現実を理解して欲しい。経済はこの世界の全て、全てのエリア、家族に打撃を与える。ミランはこの世界の一部分だ。我々は取り壊しているのではない。歴史的瞬間を理解する知性を持つ必要があるのだ。大きな投資をしてきた23年後、24年目は一休みだ。そして経済が変わり、重要な事をすることに戻ることを願う。これはミランの我が人生の24年間のひとつに過ぎない。ミランは売りに出されていないし、ミランはシルヴィオ・ベルルスコーニ首相のハートの中にある」
(A.C.Milan.com 09/06/27)
メルカートに関する嘘半分ホント半分な話は置いといて。なにはともあれ、ファヴァさん契約延長おめでとー! これも緊縮財政のおかげかもね…ってとこが泣き笑いですが。ベテランの味で教育係もよろしく〜。
これ訳す前に、「またガリは実現不可能な目標を言うだろうから、『またまた〜』って突っ込もうかな」と身構えてたのに、あっさり現実的な目標を立てましたねw 「いつもの目標」と言えば、シーズン前は「ミランは全てを勝ち取りに行く」であって、しかしシーズンが進むごとにまずコッパイタリアをあっさり手放し、次にカンピナートがどうもうまくなくなると、「我々にはヨーロッパでの勝利のDNAがある」とか言ってCLに夢を託すのが『いつものこと』であって、「3位以内のCLストレートインとCLでできるだけ前に」というシーズン半ばくらいの現実的な目標が、最初の設定目標かあ…。
でもこれ、正直なところだとは思います、今の陣容なら。来季はこれ以上収支を悪化させないためにも来季のチャンピオンズ・リーグ出場権取得は必須。試合ごとの賞金も大切な収入なので、CLはできるだけ勝ち進み、できればベスト4、悪くてもグループリーグ突破くらいが最低ノルマ。この状態をなんとか3〜5年続け、その間にベテラン選手たちは年齢に従って段々とサラリーダウンに応じてもらい、新規加入選手は若くて年俸は抑えめにし、それに耐えられない選手は残念ながら移籍してもらい、そこでようやく以前のような『ミランは全てに勝ちに行く』と言えるような大型補強ができるかどうか…かもしれない。くー辛い現実。ジーニョは2年でいなくなりそうだし…。
去年5月、5位に終わったシーズン直後のガリの話を訳した時に、再建にあと5年はかかる覚悟をしてると私は書きましたが、それがかなり現実的なようです。ガリがミランの無駄遣い(選手を確保するための高額契約含む)を棚に上げて、この状態を全部世界不況のせいにしてるのはなんだかなあ〜ですが。そして、ベル様がお金をもう出したくないのか、それとも出せない状況なのかわからないけど、とにかく私財を以前のように投入しなくなる、その前の最後のわがままとして、ジーニョとシェヴァの趣味枠を使ったんじゃないか…と勘ぐりたくなりますよ。
ただいま話題をさらっているのが、時代に逆行するようなマドリーの巨額の投資で勝利を買いに行くチーム作り。これをイタリアで始めたのが、まさしく23年前のベルルスコーニでありました。その風潮に巻き込まれて、途中で息切れし、転落してしまったのが、ラツィオ、フィオレンティーナ、パルマなど。そして、サッカーとコマーシャリズムを結びつけて利益を生み出したのもベルルスコーニ。いわば時代の風潮を自ら作ってきたこの男のクラブが、いま、健全な収支の元でビッグクラブとして生き残る挑戦を始める(始めざるを得ない)。これが災い転じて、新たなサッカー界のモデルケースになったらいいなあ…と、妙なポジティブシンキングをするのでありますw いつまでもベル様が不老長寿なわけないから、今から頼らない経営を準備しとかないとね…。
とりあえず、若くてまだ勝利に飢えている選手を獲得し、ユース部門を強化する、ここに光を見たい!
Tags: ガッリアーニ|メルカート
値切り倒しの夏
あっついですねー! いろんな事をつれづれと。
↑ニコニコとチェルシーのオファーや先発要求などの噂を否定するパト。
クリックで動画ページに飛びます。
未来の心配はさておき、今は素直にその言葉を喜んでおこう。
リーノの事を笑いながらなんて言ってるんだろー!
ガリも「彼にはイングランドからとてつもないオファーが来たが、断った」と認めたパトの件。さらにGazzettaなどが、「パトが先発を要求し、代理人が倍の給料を求めて会談をするのでは?」などと不穏な噂記事を書きましたが、コンフェデ参加中のパト本人がカメラの前で、「僕の人生はミラン、このチームでチャンピオンズ、それからスクデットも取りたい」と話しました。
とりあえず良かった。ただし「僕の人生はミラン」が本当の事になるのは、サッカー選手にとっての大きな目標(特にビッグイヤー)がかなった後のモチベーションなんだよね。(クラブ側の思惑は別にして)シェヴァもカカもチャンピオンズ優勝とバロンドール獲得をこのミランで達成したから、多少の未練はあったかもしれないけれど、ミランでやり残したという事があまり無くて、思い切って新たな天地を求めたかったことも移籍のひとつの理由じゃないかなと思う。だから、パトがもし自分の目指している目標に到達して、さらなる挑戦をしたいと別のクラブを目指したら、スポーツマンとして当たり前のことだし、それは仕方のないこと。そして、そんな大きな目標を短期間のうちに達成できた今ベテランになりつつあるミランの選手たちは、(彼らにそういう実力があったからだとしても)本当にラッキーなサッカー人生だなあとも思う。
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ジェコに関しては、ミランと選手本人とはかなり早い段階で金銭的合意はできているものの、ミランとヴォルフスブルグとの間の合意ができていない状況。ヴォルフスブルグの選手は昨日金曜日に合宿に入る予定だったが、ジェコは現れず、今日土曜日に本人が幹部と監督との話し合いに臨む予定。
ヴォスフスブルグ会長は「ジェコは売らない」と表向きは言っていますが、他のFW探しをしているという噂もあり、水面下で金銭的合意を探っている状態らしい。先方が3000万ユーロに対し、ミランは2000万ユーロで、これは最終的には2500万ユーロあたりで落ちつくのではないか…というのが、イタリアメディアの見方。ガリはさかんに「ジェコが第一目標だが、だめなら他の目標がある、アデバィヨールがいる」と、アジアのマーケットで「あー高いから、他の店で買うわ」とフェイントかけて、値切り倒そうとする大阪のオバさんのような発言を繰り返しておりますw
まだ予断は許しませんが、ジェコ本人がもうミランしか頭にないので、ヴォルフスブルグのメルカート担当Frank Aehlih氏も「我々はジェコがここでプレイして欲しいが、誰もその意志に反してとどめることはできない」と半ばあきらめの言葉も。2週間前にサラエボでジェコ本人と会って話をしたガリの早業が、かなり効いている模様。23日にテレビ局『Antenna 3』と『Telelombardia』が入手したジェコの独占インタビューが以下のもの。
「僕の大きな望みはミランでプレイすることだとみんなが知っている。そう、みんなだ。でも今のところその決定権はヴォルフスブルグの手の中にある」
—あなたはドイツに残ると確信したいという監督Armin Veh氏の発言についてはどう思いますか?
「僕はそれには答えたくない。なぜなら来週、おそらく土曜日に彼とは会うからだ。ヴォルフスブルグの監督と幹部と会談し、それで全ての問題が解決することを願っている。僕の夢はミランでプレイすることだ。僕にとっては世界最高のクラブだから。ミランはあらゆる選手にとって信じられないような何かなんだ」
—ミランに加入したら、どんな事を望みますか?
「わからない。新しい監督と幹部と話す必要がある。まだそれを正確には話せない。とにかくそうなることを願っている」
(Telelombardia.it 09/06/23)
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ドイツから新たなニュースの電話が入ったら、すぐに飛んで行く予定のガッリアーニ。昨日からは夏恒例となっている、スポンサーたちを招待しての『WORKSHOP』をVillasimiusのTanka Villageにて開催。新たに『Nokia』と『Aventis』2社をスポンサーに加え、ベルルスコーニの私財に頼らない健全経営への道を模索する方針を打ち出しているようです。
このバカンス地でもあるVillasimiusでの会合に、トッティも招待されるとCorrere dello Sportに書いてあったのでナゾ〜と思ってたら、ビーチバレー大会があったようです。トッティを筆頭に、キーパーがSquizzi ( Chievo), ディフェンダーMandelli ( Chievo) とPaolo Cannavaro (Napoli)、ミッドフィルダーはMarcolini ( Chievo) と Cesar、フォワードはSculli ( Genoa)、 Pellissier ( Chievo) 、Di Vaio ( Bologna)。監督はStroppa(今季からユース監督)。その他のゲストとしてキーパーコーチのヴェッキ、アスレチックコーチのヴェントローネ、チームマネージャーのメンターナもゲストに。
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ガリの『WORKSHOP』での発言は長いので、別記事に。そういえばシソコの話も値切り交渉が継続したまま?
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