第9節 Milan-Siena
・試合前のシエナの円陣。確かに気合い入ってた。
・前半、なにこのミランの余裕。しかもシエナの放り込み攻撃も、速さが恐いマッカローネいないし、ラッキー。
・フラミニがシエナ監督やってた。
・当然、カルロさんはヌルいみんなに「何やっとんじゃー!」と叫ぶ。
・今日のセーさんはキープとクロスは良いが、ちとミスパスあり。銅のセーさんくらい?
・エメの鋭いパスがパト&ピッポにグッサリ行くも、ピッポオフサイド祭り&パト宇宙開発祭り。でも二人の持ち味は存分に出た良い動き。
・31分、この瞬間だけスピードアップ。カカ→セーさん→カカ→ピルロが乗り移ったリーノ→ピッポでゴーーーーーール! こんな省エネで勝てるなんて! さあ朝ごはんでも食べるかとくつろぐ私。

↑美しき華麗なリーノのパス再び! やっぱりリーノにはカピタノマークだ。
・と、ミランさんもおんなじように油断したんだなw 後半もなんとなく試合に入って、FKなどでギャー!と肝を冷やす。
・54分、だからいわんこっちゃ…な失点。さて、ここで必死なミランが見られるのか?!
・リーノがガツガツ行って盛り上げると、65分にはカカのゴール前を横切るクロスに飛び込んだピッポが倒されてリゴーレー!
・カカのPKはいつもちょっとヒヤヒヤするw
・アンブロと交代のエメに温かい拍手。もう守り倒す気か、カルロさん。え〜でもあと20分もあるよ〜。
・なんかこの後もヒー!ギャー!なことがあった気がするけど、またまたなぜか失点せず、終了〜。
・シェヴァはカカに貸しを作ったんでしょうかw 今度は自分で打てよ〜。
なにはともあれ、フィオレンティーナあーりーがーとーーー! これで首位!!!…かと思ったら、ウディネ&ナポリ強い! 次節ナポリ戦はきっと本気のミランが見られる?とワクワク。
Serie A Week 9 08/10/29
Milan 2 - 1 Siena
Inzaghi 31 (M), Vergassola 54 (S), Kaka pen 65 (M)
Milan: Abbiati; Antonini, Bonera, Favalli, Zambrotta; Gattuso, Emerson (Ambrosini 71), Seedorf; Kaka; Inzaghi (Shevchenko 77), Pato
Siena: Manitta; Rossettini, Zuniga, (Rossi 56) Portanova, Del Grosso; Vergassola, Codrea, Jarolim (Galloppa 62); Kharja; Ghezzal, Frick (Maccarone 77)
Ref: Celi

↑再放送ぜひ見なくては…。
Tags: 08-09campionato
マルディーニiPod持ってます
Gazztta主催のファッケッティ賞を受賞するにあたっての、マルディーニ独占インタビュー。いきなりプッと吹いちゃいます。
マルディーニ
「我々のサッカーは変わらない」
ミランのカピターノにファッケッティ賞
「僕とジャチントは似たキャリア。彼はモダンだった」ミラノ発 彼は年寄りだと感じていない。「ほらiPodだって持ってる。でも普通のヘッドフォンだけどね」。彼は20年後でもくつろぎを感じている。「もしかすると、僕と同年齢の人は僕とはちょっと違う感じ方をしているのかもしれない。僕はまだ若者のような格好をしてるし、すごく現代的だと思ってるんだ。それに見てごらんよ。ピッチの中は平等だ。僕らは同じことに熱中してるし、同じことをやっている。僕より若い人たちの場で仲間はずれに感じていない」。パオロ・マルディーニは明日(27日)ファッケッティ賞を受賞するだろう。そしてこの20年と、この自認を得るに至ったキャリアについて語る。カップやスクデットはさておき、何か特別なことがマルディーニに含まれる理由:それはもしそうでなかったら、40才にして毎日ずっと練習することは厳しいことだろう。
—ところで、マルディーニ、ネドヴェドは更衣室内で若い選手たちに囲まれて、時には自分が火星人のように感じると言っていますが。
「僕には理解できないな。それに彼らが僕とすごく違うとも思わない:彼らはより現代的だ。でも僕が最初に持っていたのと同じ困難やシャイさを持っている。それにハイレベルのサッカー選手になるには、僕がしてきたのと同じ努力をしなくちゃならない」
—ファッケッティ賞を受賞することにはどういう意味があるでしょうか?
「たくさん。なぜなら、僕らのキャリアは似ているからだ。彼はインテルのバンディエーラだった。僕は生涯ミランにいた。でも共通点はイタリア代表も含めてたくさんある。ファッケッティの穏やかさが好きだった。それは環境において共通というのではない。サッキが僕にいつも話してくれた思い出は、ピッチで彼がどんなだったかということ。彼は最初の攻撃的サイドバックで、現代的手法でその役割を果たした最初の選手だ」
—賞を受け取ることは、しばし自分のキャリアを思い出すことでもあります。20年間の総まとめををすると?
「最初の練習のピッチは1978年。それからウディネでデビューして、W杯は90年デビュー。それからミランで数々のカップ、とりわけ2003年のカップ」
—あなたの息子さんたちをピッチへ送り出す時、あなたは何と言いますか?
「フェアであること、自分に起こる事と敗北を受け入れることに慣れること、全力を尽くすこと、楽しみを見いだすこと。これがサッカーだ:でもさらにそこには人生がある。学校がある。友情がある」
—サッカーにおいて常に同じでいることは難しいのでは?
「何を得るか、いかに生きるかは教育によるんだ。例えば:インタビューで正直でいることは難しい。でももし誰かが僕のように言葉少なだったら、インテリジェントな事を話す可能性をもっと持てるし、少なくとも誤解されることはない」
—みんなサッカーのビジネス化を嘆きますね。
「僕はわからないよ。僕はサッカー選手という、一番素敵なヴィジョンを持っている。それにもし情熱がなく、どこにもハートがなければ、一度も成功しないだろう。サッカーの周囲には変化はある。より一層スターシステムになっている。でもそれは一番目立つ一角だけだ。なぜならこのスポーツの内部は平等のままだから」
—スターシステムといえば、ミランは今、そうなっていますよね。より銀河系で、グラマラスで、そう、特にデイヴィット・ベッカムについてですが。
「ベッカムはコンディションを維持するために、練習するために、代表でまだ重要な選手でいるために来るんだ:僕にはポジティブな理由に思える。ミランはもう若くはない選手たちに対して、門戸を閉ざさないし、いつだってイメージとコミュニケーションに価値を置いている。ベルルスコーニ時代にグーリットを獲得したのは、彼のプレイが気に入ったからだと信じてる。イメージと技術的価値が統合されれば、全てうまく行くものだ。重要なことは銀河系な側面が勝ることじゃない:もし僕らが今年も失敗したら悲惨だ」
—何が起こるとお思いですか?
「このチームは悪いスタートをした。2敗のうち、ジェノアのひとつだけが敗北に値したけれど。でも僕らはスクデットを獲得できるし、それからUEFAカップもだ」
—インテルは相手を威圧するように見えるほど、とても強い。
「ミランがデルビーで威圧されていたとは、僕には見えないけど」
—あなたは同等であることに誇りを感じていますが、なぜ…
「なぜなら僕は自分の仕事を理解しているし、それを正しいやり方で行なっているからだ。それにみんなから尊敬されていると感じているからでもある:これは最もすばらしい認識だよ」
—これが本当にあなたのラストイヤーですか?
「そう。それにすることができる一番の贈り物は、ケガなく良い練習をして過ごすこと」
—イタリアサッカーの次のバンディエーラはいますか?
「もういるよ。カンナバーロとブッフォンが二人のバンディエーラだ」
—ではミランでは?
「カカだね。彼は若い。将来がある。彼はすでに僕らのシンボルのひとりだよ」
—若い時から見ていた最も醜いことをサッカーから取り去ることを考えますか?
「それは違うサッカーだ。サッカーは醜くなんかない。サッカーはポジティブなこと、我を忘れるような情熱にあふれていて、たとえビジネスに利用されようとも、その楽しい面は決して失わないだろう。なぜなら、人々はそれを愛しているから」
—6月でやめる時、また何か私たちを驚かすようなことや、監督になるようなことは?
「まだはっきりとはわからない。きっとみんなを驚かせるかもね。でも監督はやらないよ。それは賭けてもいい」
ALESSANDRA BOCCI
(Gazzetta dello Sport 08/10/26 第10面)
「若いもんから仲間はずれになってると感じない」ってのは、まさにオヤジな証拠じゃ!w とにかく気が若いってこともキャリアを伸ばした理由だろうけど。
しかし、驚かせるかもしれないって、なんだ。「また選手やっちゃうよテヘ」じゃ、もうみんな驚かないだろうし。一応、メディア予想ではミランのマネージャー(いわゆる管理職だけど、たぶんパオロさんの場合、レオ様の基金の手伝いとかいいんじゃない?)か、プラティニが誘っていたUEFA入り。
どうせなら、最終引退試合(優勝決まった後のフィオ戦がいいなw)で、あこがれのFWで堂々先発くらいのサプライズはやって欲しい。ビリーもウディネとの引退試合ではボランチだったし。で、同じようにPKを任されて、宇宙開発してはずす、と(笑) いやいやそんな昔の悪夢を呼び覚ますようなことはナシにして、左サイドバックで疾走して、ミドルを叩き込むフィナーレでお願い。
※サプライズはサン・シーロでヒップホップコンサートかもしれない…YOYOYO
Tags: マルディーニ
新米監督らしからぬ
新米監督ビリーの初陣は1-0で苦いものに。Gazzettaには、以下のような試合内容そっちのけのビリー観察記事が。
ビリーは足早にしっかりと自分のベンチへ近づいた。そこには待ち構えたカメラマンの一連隊がいた。コスタクルタはエレガントで、非の打ち所がなく、全身をダークグレイのスーツに身を包み、パープルのネクタイをしめていた。腕を組み、時には耳を触り、それからポケットに手を入れる。ちょっと座ったかと思うと、すぐ立ち上がる。いらだちを漏らしているのではない。彼の最初の注意はディフェンスのチェックだった。決して大げさな身振りをするのではなく、リミニの先取点をRicchiutiがもたらした時も平然たる態度を崩さなかった。進む状況に応じて、フォーメーションを変え、ディフェンスラインを3バックから4バックに変えた。(前監督)ブルカートの3-4-3はクラシックなフォーメーションのクリスマスツリーに変えられた
ビリーはマジシャンではない。選手を交代させることも試みたが、彼の戦術的動きは変化とはならなかった。しかし、怒ってはいない。彼はよそよそしさを選び、デビューとしては彼の96年のような足取りで終わる。その落ち着きは非常にイギリス紳士的だった。それはまさにサッキよりもカペッロを思い出させた:「緊張はしなかったよ。リミニの空気を吸うことは私にとってはとても親しみやすいものだし(妻コロンバーリはリミニ出身)、リラックスした。それに性格的に私は控えめなんだ。これは妻にはよく叱られることだけどね。とにかく、こういった結果とは異なるデビューを期待していた。今のマントヴァは冷静ではない。改良の余地は非常に大きいけれど、我々はとにかく戦術面でもっと練習しなくてはならない」
(Gazzetta dello Sport 08/10/29 第23面)

↑ポーズはすでにベテラン監督の域!
まだまだこれからですが、さっそく4バックのクリスマスツリーにしているのが、なんか微笑ましいですw
Tags: コスタクルタ|セリエB
鬼インテルの居ぬ間に
今晩のシエナ戦に向けたアンチェのプレカンから抜粋(一部、MediasetSportなどから補足)
「明日(29日)にはガットゥーゾ、セードルフ、ロナウジーニョのコンディションを判断しよう。マルディーニ? 彼の意志が全ての上となる。回復具合を見て、判断しよう」
「シェヴァはとても良く練習しているところで、コンディションを回復しているところだ。悪くはない、少々反応が欠けているだけだ」
「カンピオナートは開いている。ナポリとウディネーゼは長い間上位にいることができるだろう」
「ミランはプレイのクオリティによって評価されているし、良いプレイができないと批判される。いずれにしても、もっといろいろな面から評価される必要がある。時にミランは少々ソフトなチームだと言われる。しかし今は堅いチームだと思うよ。ボールを奪い返すことに全員集中している。我々はよりソリッドで、リスクは少ない。エメルソン、ガットゥーゾ、アンブロジーニとなら、我々の運動量は増す。しかしチームの注意力も重要だ」
「ボリエッロは重要なプレイヤーだ。彼のような特徴の選手を持ったことがない。もし彼が良いプレイをしたら、2試合連続出場もできないことはない。とにかくアッタッカンテにとって30分間が重要となる。マルコは成長している。彼の本当の意味での確信と信頼は変わりつつある」
「スクデットは大きな目標であり、もっと良くなるためのモチベーションだ。重荷ではない。もし我々がスクデットを獲得できたら、責務をまっとうするというだけだ。ミランはカンピオナートで優勝できると信じている。インテル? 多かれ少なかれ、私にとっては過去のカンピオナートと同じ収穫となるように見える。モウリーニョは有能な監督で、すばらしい。彼に関する私の意見は変わっていない」
「木曜日からネスタ、カラーゼ、センデロスは起用可能になるだろう。我々にとっては重要な選手たちだ」
(ロナウジーニョの夜遊びの話について)「彼が遅くに帰宅したって? 何時? 4時? あんまり楽しめない場所へ行ったんだろうなあ…私は5時まで外出する許可を出していたからね(と微笑む)。日曜日なんだ。彼のしたい事ができるだろう。私は彼の保護者じゃない」
(A.C.Milan.com 08/10/28)
どうやらアタランタ戦の美しくない戦い方に、ピルロとセードルフがいなかった(いわゆるファンタジーが足りない労働者的)中盤に原因があるように記者に言われたらしく、上記のような答えをしています。そんなこと言っても居ないんだから、仕方ないでないのw それでもその時出場できる選手たちで力を合わせて、なんとか勝っていけばこそ、スクデットは見えてくるのであります。
今晩の召集メンバーとGazzetta予想フォーメーションは以下のとおり。マルディーニのコンディションが整わなければファヴァッリ。セードルフは必要だけど万全とは言えないので、エメルソンと代わる可能性も。インザーギの代わりにボリエッロの可能性も少々。
Abbiati, Dida,
Antonini, Bonera, Darmian, Favalli, Maldini, Zambrotta,
Ambrosini, Cardacio, Emerson, Gattuso,
Borriello, Inzaghi, Kakà, Pato, Seedorf, Shevchenko.ケガ人: Kaladze, Nesta, Senderos, Flamini, Pirlo, Ronaldinho, Viudez.
出場停止: Jankulovski.

ジーニョの話について補足すると、アタランタ戦後の日曜日の晩、ジーニョはアドリアーノとユーベのシソッコと共にヒップホップのディスコ『Luminal』へ繰り出したらしい。ジーニョはアタランタ戦での打撲で、翌日の練習は免除、ケガの検査だけだったので、遅刻もなくミラン的には問題なかったのですが、アドリアーノは話が別だった。彼らと別れた後も、すぐ近くのディスコ『Hollywood』で4時半まで遊び、翌日の練習にはなんとか時間どおり来たものの、体調は当然不良。そして次の火曜日の練習には少々だけだけど遅刻してしまったので、そういう事には厳しいモウリーニョからフィオ戦への遠征メンバーからはずされてしまった。
インテルはこの間のジェノアとの引き分けもあって、監督とチーム内に緊張が高まっているらしい。試合中も怒りまくっていたモウリーニョの指摘する選手とは、意外にも自分の指示通り動かなかったフリオ・クルス(センターFWである彼に中盤の役割を指示したらしい)だと判明。そして、今回のアドリアーノと共に遠征メンバーからはずされています。

↑Yahooイタリアの記事写真。
そんな時のアンチェのこのジョークなので、なんだか『北風と太陽』を思ってしまったw もちろん時にはガツンと締めないとイカンでしょうが(昨シーズンのミランには必要だったと思う)、ジーニョやアドみたいな叱るとショボンとしてダメになり、誉めて育つ子にはアンチェとミランみたいな大人&プロ扱いの方が良いような気がします。それにプレイが悪ければジーニョだってさっさと交代させる『マトモさ』が、今のアンチェの采配にはあるし。ジーニョがプロなら、それに何かを感じて自主的に正すだろうし、ピッチでの結果が全てであります。

↑同じくYahooイタリアの記事写真w
でもなあ、インテルは今はそんな風にチーム内がゴタゴタしてるし、モウリーニョがこだわってるウイングを置いた3トップっぽいフォーメーションはマンシーニ&(特にモウ氏が獲得を熱望した)クアレスマがフィットしてるとはいえないし、ディフェンス陣も依然としてケガ人が多いのに、CL順調&リーグトップなんだから、これがチェルシー時代みたいにオートマチックに組織的プレイができるようになったら、どんだけ強いことか。この隙に、ミランはとっととポイント稼いでおかないと、太刀打ちできなくなるかもしれません。

↑ Gazzettaの風刺漫画。U.S.MARINES(アメリカ海兵隊)のパロディ

↑頭を丸めたモウ氏がどうしてもダウンタウンの松ちゃんに見えるんですけどw
Tags: 08-09campionato|アンチェロッティ|モウリーニョ|ロナウジーニョ
美しき3番ファッケッティ賞

そろそろバロンドール決定も近づいてきた受賞シーズンのトップを切るのが、全世界のサッカー選手たちの投票で決まるFifProベストイレブン選出。ミランからはDF:マルディーニ、ネスタ、MF:ガットゥーゾ、カカ、ピルロが候補者になっていましたが、カカがベストイレブン入り。去年カカが受賞した最優秀賞にはC・ロナウド。去年の記事はこちら。イタリア人がひとりもいなく、セリエAの選手もカカだけなのは寂しいですねえ。
一昨日27日にはマルディーニが『ジャチント・ファッケッティ国際賞』を受賞。その様子のギャラリーはこちら。インタビュー映像はこちら。受賞の様子はこちらです。ファッケッティの美しい現役時代のプレイとマルディーニのDVD『IL FILM』からのダイジェストも見られますが、オジさんたちの長い挨拶のせいで48分もあります。パオロさん、退屈だからって壇上で爪を噛むのはやめようね、40なんだからw

PAOLO IL GRANDE
「ファッケッティのようにすばらしいマルディーニ」
ミランとインテルのグランデたちはロッソネロのカピターノを祝う。「今回はやめる」と確言する。ミラノ発 ジャチント・ファッケッティの横にパオロ・マルディーニを横に並べるというアイデアは理にかなったものだ。パオロは同じ3番をつけていたジャチントが成したように、前に上がる左サイドバックだ。パオロはベッロで、リーダーで、ユニフォームに忠実であり、カンピオーネで、礼儀正しく、それはまさにネッラズーロの忘れられないシンボルも同様だった。サッカー選手として40才を迎えたパオロ・マルディーニは『ジャチント・ファッケッティ国際賞、il bello del calcio』を受賞した。これはヴィツェンツァの不運なパラグアイ人Julio GonzalezとイラクのキャプテンYounes Mahmoud Khalefに続く3回目のものだ。ロッソネロのカピターノへの賞は(息子の)ジャンフェリーチェ・ファッケッティとマッシモ・モラッティから手渡された。しかしネッラズーリ会長はいつもどおりイトコに辛辣な言葉を浴びせることなく、優しかった:「彼はフォルテ・デ・マルミで私の横のパラソルにいてもおかしく見えない唯一のロッソネロだよ」。この賞の受賞理由にはこう書かれている:「ファッケッティ賞はそのスポーツ的かつモラル的な価値を現すイベントにてパオロ・マルディーニの手に手渡される。これはサッカーの美しさのマニフェストである」
花園 マルディーニを祝福し、『ジャチント(イタリア語でヒヤシンス)』へのオマージュを捧げる場にはCONI会長のジャンニ・ペトルッチを先頭に、FIGC会長のジャンカルロ・アバーテ、リーグ会長のアントニオ・マトラッセ、協会副会長デメトリオ・アルベルティーニ、Raiスポーツ社長マッシモ・デ・ルーカ(以下省略)がいた。パパ・チェーザレはセリエAのデビューと初ゴールを決めた『ウディネーゼとコモ』の話を引用し、夫人アドリアーナはカピターノの偉業を祝福するサウンドトラックを聞いた時、「Coldplayは彼のお気に入りだわ」とだけ語った。
ウィナー イベント進行役であるカンディート・カナーヴォがパオロ・マルディーニをジャンフェリーチェ・ファッケッティとジャンニ・ペトルッチの横の壇上へ呼んだ時、ダークブルーのスーツに身を包んだミランの3番はぴょんと飛んだ。ガゼッタの土曜日のインタビューで明かした考えを繰り返す:「たとえ調子が良いと感じても、これが最後の年だ。私たちのキャリアは似ているから、この賞を受け取ることはとても多くのことを意味する。ファッケッティがプレイをやめた時、私は10才だった。でもすぐに彼の偉大さ、彼のスタイルを理解することができた。それにパパがオリンピックで彼と協力していたと思う。彼の穏やかさが好きだし、彼は現代のキーポイントであるサイドバックの役割をプレイした最初の選手だ」。トロフィーと共に手渡された1万ユーロの小切手をパオロはコモのMamma Orsa協会へ寄付した。
将来 マルディーニは獲得した数々のトロフィー(とりわけチャンピオンズ・リーグ、マンチェスターでのユーベとのもの)を思い出し、今のミランについて「(不調だった)2年後、順位表のトップに上がるのはどれだけすばらしいか」を語り、ベッカムを歓迎する。彼は12才の息子クリティアンについてこう指摘する:「彼を導くことはできる。でもプロへの道は長い」。彼自身の将来はまだ不確かだ。『Paooolino』は何もわからない:「サッカー以外にもたくさん仕事はある」と父は言う。「それについては話したくない」と妻は言葉少なだ。おしゃべりなマタッラーゼは衝撃の言葉:「私は彼をハイレベルのマネージャーだと見ている。サッカー協会でもね。彼は頭脳と人間性を持っている」。アベーテ、彼をイタリアサッカー協会に雇いますか? 「もちろん、しかしミランと堅く結ばれているのではないかと思う」。マッツォーラは「マルディーニはミラン男だ」。ガッリアーニ氏、あなたはなんと? 「パオロとは、誓って言うが、一度も将来のことを話したことがない。たくさんのポストが用意されている。だから例を挙げない方がいいだろう。それに今はスクデットを取ることに専念して欲しい。ミランと共に」。
(Gazzetta dello Sport 08/10/28 第5面)
ア、アドちゃんのパオロさんに負けない、我が道を行く天然さんっぷりがおかしいです。お似合いの夫婦だ。
以下はマルディーニに寄せられたホメホメの言葉。上記の映像では授賞式で誉められて子供みたいにうれしそうなパオロさんが見所。パパと一緒の時は余計におこちゃまな気が。ピッチ外では年がいもない甘ったれの坊ちゃんにしか見えないのに、ことサッカーとなるとストイックで凄いんだから、人って不思議だなあ。マルパパ、ジーンズとはお若いけど、スーツに合わせてミスマッチなのは息子のファッションセンスと同じですね。
チェーザレ・マルディーニ:(「しかしあなたはどうやって彼をあんなにブラボーに育てたんですか?」と聞かれて)「みんなママのおかげだよ。とても誇りに思っている。自分の息子のことはピッチの内外ですばらしい人間とならしめているパーソナリティを敬愛している。確かなことは、パオロは私たち家族に人生を与えてくれた」
ガッリアーニ:「パオロはミランだ。1986年からベルルスコーニ時代が始まった時、パオロは我々より前にいた唯一の選手だ。確かに今年で彼の契約は終わる。チェーザレが私に契約と給料について聞いた時のことを思い出すよ。前置き付きでね。いずれにせよ、マルディーニ家はミランから出て行かない。バレージの6番のユニフォームは永遠に引退した。一方、パオロの3番は満期ということだ。新たなマルディーニが触れば、再びほこりは払われる」
マッシモ・モラッティ:「とてもうれしいよ。あたりまえのことだ。今でもみんなが彼にバロンドールをあげたいだろう。彼は感じが良く、シンプルで、スタイルを持っている。すばらしい人間であり、私が見るミラニスタたちとは異なるから、私にとっては奇妙だよ」
バスケット選手のDan Peterson:「パオロはナンバー1だ。でも彼がバスケット選手じゃないのは惜しいね。最高のguardia tiratrice(シューティングガード)になっただろうな。パオロは4つのものを持っている:テクニック、頭脳、ハート、特質だ」
(後略)
(Gazzetta dello Sport.it 08/10/27)
この授賞式でのコメントはオフィシャルに掲載。ベッカムの件で、「もし他のことが出てくるようなら、無償で彼を迎えるのは大正解ということになる」という最後のところは、「もし何か他のことが生み出されたなら、無償であることは最高の取引となるだろうね」と言った感じで、ベッカムが実際にチームの力になったり、それで移籍したらラッキー!ってニュアンスだと思います。
以下は、「監督にならない!」って言ってる部分と、日本語版では省略されているジラの『神の手』ゴール(2試合出場停止処分になった)について語っている部分を。
将来について:「将来、監督にならないのは確実かと聞かれているけれど、それにはそう、絶対だ。僕は監督にはならない。クラブや僕の個人的生活に関連した選択をすることになるだろう。まだはっきり決まっていることは何もない」
パレルモ×フィオレンティーナ戦のジラルディーノのゴールについて:「あのゴールを見たよ。でもその他のこと(問題になっている経過)は全部は追っていない。ゴールは明らかに取り消されるべきだった。ああいう瞬間には誰でもああいう(喜びの)リアクションはする。全体的な状況を考える必要がある」
(A.C.Milan.com 08/10/27)
Gazzettaの独占インタビューについてはまた明日にでも。
Tags: カカ|マルディーニ