ピッチの美しき石ころ

いよいよユーロ決勝ですが、トルコかロシア、どちらかでも上がってきてくれればなあ〜な結果になったので、ガックリ気が抜けてる決勝戦です。ベンチがGKだけになったけど、残った全員でがんばるトルコなんていう決勝も見たかったなあ。もうこうなったら、美形審判ロゼッティさんの勇姿でも楽しみに見たい所存。レーマンさんも(元ミラン選手として)最後くらい大ネタふっておくれ。

ロゼッティ主審の記者会見映像はこちら

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ロゼッティ:「誇るべきイタリアンスタイル」
「しばしば異議を申し立てられたランクのリベンジのようには思っていない:イタリア審判全体への評価を証明するものだ」

ウィーン発 ロベルト・ロゼッティはプレッシャーに押しつぶされた顔をあらわにしたことはない:どんな時でも陽気なイタリアンな表情でいて、それはこのユーロで他にはそうたくさんは見られないものだ。「緊張はしている。でもイタリアを代表しているという誇りの方が上回るからね。このような重要な大会を(初戦で)開け、(決勝で)閉めることはそう何度もあることではない。でもこれをしばしば異議を申し立てられたランクのリベンジのようには思っていない:これはイタリア審判全体への評価を証明するものだ。E quando dico tutti penso anche a quelli che spesso vivono situazioni complicate sui campetti di periferia」

透明性 今、ロゼッティと彼のアシスタント、グリゼッリとカルカーニョは共に仕事をし、UEFAから選ばれることになったその透明なスタイルをずっと貫いている。「私のジャッジが正しいと話したり説明したりする考えに対しては、一度も何も持ったことはない」と、この決勝の審判は言う。しかしイタリアのランク全てのスタイルを変えることは彼には無理だ。それに例えば、アジアの記者が強調するように、ピッチでビデオ判定が使われたとしたら、彼がジャッジを決めることはできないだろう。「我々はピッチの中で指揮しなければならない。そしてピッチの外から見えるのは、また別の試合だ。ビデオテレビとの比較は試合スタートを遅らせる。なぜなら我々はテレビで映ったものは見ないのだから」。ロゼッティの選手たちへの態度は好ましく、尊敬あるもので、攻撃的ではない。「ひどい干渉のない、礼儀正しいユーロ。ファールの結果をいかに選手に念押しするか、そういう時、私は誠実さが重要な事だと信じている。この決勝の主役たちは英雄たちであり、象徴だ。彼らはすばらしくふるまわなくてはならない」。彼はそう言う。彼はただ審判として、そうふるまうだろう。

将来 しかしユーロ決勝前に審判は何をするのだろうか? ロゼッティに聞いたことは全て納得いくものだ。それは練習して、勉強すること。ロゼッティにはここまで到達する計画はなかった。しかしとにかくこうなったのだ。「なぜならカルチョと審判は私の情熱だからね。審判をすることは私の人生の重要な部分で、みんなにすすめる仕事だよ:この仕事は大人にしてくれる」。カルチョは彼にとって終わらない情熱であり、2006年W杯を開始させ、決勝を審判し、引退したElizondoの例を出した際には、ロゼッティは笑った。「Ah no、私はまだ続けるつもりだ」。そして陽気なイタリアンとして微笑んで言う。少なくとも彼は。

ALESSANDRA BOCCI

(Gazzetta dello Sport 08/06/29 第8面)

確かに画面がアップになって、ロゼッティさんの歯磨き広告みたいにピッカピカー!な笑顔が映る時以外は、目立たず透明になっている印象。これが良い審判ですよね。路傍の石ころ。しかもイタリア産は観賞にも耐えうる美しさ(笑) でもウィファルシのPA内ハンドを見逃した!ってんで、スイスメディアはまだ根に持ってるみたいで、「あいつが決勝の審判ありえない!」と。どっちかといえば流れ読まないでキッチリファール取るタイプだけに、目立ったかもしれない。

よく論争になるこういうファールの見逃しって、ロゼッティさんも言ってるけど、ピッチ内で見える試合と、テレビで見える試合には違いがあるってことで、ピッチ上の判断を優先するのはしょうがないと私は思うんだけどな。ボールがゴールに入ったかどうかは、ボール内にチップを入れることで、試合を止めないで正確な判断ができるから機械導入は良いと思うんだけど。ゆるぎのない正確さを追求していくと、本来遊びであるスポーツがギスギスして、どんどんおもしろくなくなっていく気がするのです。時々ゆるくたっていいじゃない。

Gazzettaはロゼッティさんの奥さんにもインタビュー。ただのノロケ話かも。

まさに今日は結婚記念日
ディレッタ夫人:「スタジアムで彼を応援します」

起床したらすぐにウィーンへのフライト:ディレッタ・ロゼッティは今晩、夫の応援をしにスタジアムへ行く。最初の試合、バーゼルのスイス×チェコ戦を支えた後、ロゼッティ夫人は決勝を欠くことはできないだろう。こうして8才のカミッラの手を取った。幼い娘は興奮してこう言った:「私たちはまたパパに会いに行くの」。

—どんな風に感じておられますか?

「とてもうれしいです。待ちきれません。それに私たちにとって、とにかく特別な日なんです」

—どうしてですか?

「私たちはまさに12年前の6月29日に結婚したんです。運命のマジックですね」

—審判の妻でいることは難しいですか?

「ある見方からすればイエスですね。彼はたびたび家から離れていますし、私は一人で多くの責任を負わなくてはなりませんから。でも彼はそれ以外はいつも家に居てくれますし、家に帰った時は素敵なパパでもあるんです。彼は実用的なことをしてくれる人で、それにカミッラと宿題をする時は厳しくもあります:彼女にイエローカードとレッドカードを出すんです(笑)」

—一日に何回くらい連絡しますか?

「SMSと電話で10回。それとインターネットが悪くなければ、彼に写真をアップロードします。le feste dell’anno scolastico e lo tengo al corrente di tutto」

—彼と知り合った時、彼はすぐにあなたを自分が審判する試合へ連れていったとか…

「ロベルトは誠実で、表裏なく、明るい人間です:私たちが一緒に過ごして行く人生とはどんなものかをすぐにわかって欲しかったんだと思います。その時わたしは審判とはどういうものか全く知りませんでした…。とても魅かれて、試合を山ほど見ました。私は今でも魅了されていますが、残念ながら(と、微笑んで)彼は他のところにも連れて行くんです」

—あなたの旦那さんのクオリティとは?

「彼はとても心が広い、他の人を助けるのがとても好きです」

—欠点は?

「整理整頓がヘタですね。それに怒りっぽい」

—嫉妬深い?

「ええ、でも大げさじゃないですよ。それは彼も」

—彼がくれた一番すばらしい贈り物は?

「3年前、フェデリーカが生まれた時の指輪です」

—あなたの小さな娘さんたちは、テレビでお父さんを見るとどういった反応を?

「彼が最初に画面に映るのを、彼女たちは試合前から待っています:そしてそうなると、テレビにキスをして、それから試合が始まります」

—なにかゲンかつぎはありますか?

「ええ。試合前に私たちみんなで彼に電話をして、『In bocca al lupo!(がんばって!)』と叫びます。そうすると彼は『Crepi!(大丈夫!)』と答えます。連絡がとれなかった時は、SMSを送ります」

—今夜は心配してますか?

「ええ。テレビの前でなら(解説があるので)、ロベルトの審判が良いのか悪いのかわかりますから。私はサッカーのことを全く知らないので、今夜のような観客席からではわかりませんので。質問し続けると思いますよ『何か起きているの?』って。幸い、私にメッセージを送って、全て教えてくれる友人がいます…」

そしてそれが終われば、共に夕食を取る。そして予定されたバカンス。最後の瞬間:あなたは審判の妻、それともそうではない?

GABRIELLA MANCINI

(Gazzetta dello Sport 08/06/29 第8面)

ロゼッティさんの娘になって、イエローカード出されたい(笑) 2つとも記事書いてるのが女性記者なところはさすがモテ男。

モテ男といえば、無事ファースト・カテゴリーの監督ライセンスを卒業することとなったビリー。最終口頭試験が女性博士相手だったなんて読むと、最後にウインクでも一発したんじゃないだろうなと思ったりするw なにはともあれおめでとうです! 来季のチームが楽しみ。


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ファンタジーあふれるミラン?

昨日のガリのコメントと口裏を合わせるように(笑)、カルレットも獲得するのがジーニョでもアデバでもOKみたいなこと語っているGazzettaのインタビューを。クラブ側からのお仕着せの選手でなんとかチームにする調整型監督アンチェは、やっぱりミランみたいなクラブとしては貴重なのかも。だから『おめえら俺色、トルコ熱血色に染め上げたるでー!ついてこーい!』なオラオラ〜テリムは、ミランでは成功しなかったんですかねw

ロナウジーニョ、私は待っている
アンチェロッティ:「ファンタジックなミランを研究する」
「ピルロ、セードルフ、カカ、ジーニョを一緒に:可能だ。パト? 彼はprima punta(ファーストストライカー)のようにプレイすることを習うだろう」

ミラノ発 カルロ・アンチェロッティは幾何学、対角線、気が遠くなるように無限のそれを研究しながらバカンスを過ごす。そして息子ダヴィデが成長したとみると、彼を仲間としてそれを行なう。しかし監督はそれを本に記したりはしない:鉛筆を握り、フォーメーションとその対フォーメーションを描き、それを重ね合わせ、手の中にある円を四角に当てはめる試みをして、試合を仮想する。やっかいな試み。しかし不可能ではない:日ごとにアンチェロッティの頭の中で新しいミランが生まれている。相手の背後を取る動き、左右からのクロス、すばらしいパフォーマンスを記すことの倍増、常に注意深く効果的なプレッシング。

—さて、アンチェロッティ、ロナウジーニョが加入した次のミランはどうなりますか?

「まだ獲得しておらんよ…ゆっくり行こう…」

—OK、しかし第一目標は彼、ロナウジーニョですよね。

「クラブと我々はひとりのフォワード(attaccante)、もしくはひとりのトップ下(trequartista)を獲得する可能性があると見込んでいる。私は自分の意見を伝えた:そこに違いはない」

—あなたに言わせれば、アデバイヨールが来ようとロナウジーニョが来ようと、何も変わらないという意味ですか?

「フォーメーションは変わるだろう。もし純粋なフォワードを獲得したら、我々は4-3-1-2で戦う。そうでなければクラシックな『クリスマス・ツリー』4-3-2-1となるだろう。このフォーメーションは我々が良く知っているもので多くの満足な結果をもたらした」

—2002/03シーズンのように、trequartistaに満ちたミランになりますね。

「おお、そうだ。で、あの時我々が何を勝ち取ったか覚えているかね?」

—チャンピオンズ・リーグとコッパ・イタリアです。

「そのとおり。だからファンたちは落ちついていられるということだよ。クラブと契約決定者はチームを最高レベルの競争力があるように用意するべく働いているところだ」

—もしアデバイヨールタイプのフォワードが来なかったら、前線では何か変わりますか?

「我々が話したフォーメーションは別にして、3トップの動きを良く研究することが検討される。センターフォワードの役目の者はチームのためにポイントにならなくてはならないし、攻撃に厚みを与えることも必要だ」

—ちなみに、センターフォワードには誰がなるのですか? インザーギか、ボリエッロか、パトか?

「インザーギとボリエッロは1人で攻撃にいる特長を持っている。彼らは1トップができる。しかしパトはそうではない」

—それはどういう意味ですか?

「簡単なことだよ:パトはそれに適応する、たくさんのことに身を入れ、習わなくてはならないんだ。彼は若い。このことで問題があるとは思っていない」

—するべきことがあるのですか?

「時がたてば解決する。当然のことだ。しかし彼がやることはある。いやむしろ:強くなるためにそうするんだ。それは私が保証する」

—そして、カカはそのプレイスタイルを変えるのでしょうか?

「そんなに熱くなって変になることはないと思うよ…。カカは世界でも最優秀だ。君たちによれば、変えたいと思っているのはその役割、ポジション、それともその将来? カカは今までずっとやってきたことをするだろう。その本能とクオリティを伴って」

—そしてセードルフは? 彼が気に入っていたtrequartistaの役割を占領されるのを見る可能性があります。

「セードルフはインテリジェントある男だし、ユーティリティ性ある有能な選手だ。彼はtrequartistaもできるし、純粋なミッドフィルダーもできる。問題はない」

—他のポジションも見てみましょう:中盤はどうご覧になりますか?

「広くカバーできるから、堅いよ。質と量が共にある。エメルソンはフィジカルの不安を取り除いたから、大きな力になれるだろう。我々はチャンピオンズ・リーグで最優秀ミッドフィルダーのひとりだったフラミニを獲得した:彼はトップレベルの選手だ。中盤はうまくやれる」

—ボルドーへレンタルされ、もうグルキュフはいません。彼をこのまま失ってしまう方に賭けますか?

「その力を見せつけたいと願う者のためのスペースがなかった。とは言っても、ミランのようなビッグクラブではこのような不都合なこともあり得る。ボルドーへ行き、彼にとっては重要な年になる:彼は継続してプレイできることを見せなくてはならない。我々はひんぱんに彼を追っていくよ」

—ディフェンスではザンブロッタの獲得で満足ですか?

「彼は右でも左でもできるすばらしいサイドバックだ。若くはないが、非常に信頼できる。左にはヤンクロフスキがいて、さらにはファヴァッリも。それに右にはオッドもいることも忘れてはいない:少々調子が悪かったシーズンを経て、やり直す可能性を持っている。さらにはアントニーニも移籍してきた。彼は才能ある若者で、かなり成長したし、ディフェンスでも中盤でも起用できる。どちらも最高だ」

—つまり、スクデットにふさわしいミラン?

「我々がスクデットにふさわしいかどうか、今語ることはナンセンスだ。私が興味あることは(来年の)春に優勝できることであって、夏の(メルカートの)勝利ではない」

—わかりました。しかしこれでタイトルのための戦いができると思われますか?

「それは我々の第一目標だ。我々全員、チャンピオンズ・リーグ出場権を逃したことをあがなおうと、大きな意欲を持っている。出場できないでヨーロッパの舞台を外側から眺めることが、残念でないものなどいない。特別な年となるだろう。我々は全てにおいてトップで戦う、カンピオナートでもUEFAカップでも:これはpoco(少々)、しかし保証する。ミランは主役となるだろう」

ANDREA SCHIANCHI

(Gazzetta dello Sport 08/06/28 第18面)

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いやいやカルロ待て待て待てー! 02/03シーズン、確かにリバウド、ルイ・コスタ、セードルフ、ピルロと、10番タイプがぎっしりな試合もあったけど(上記参照)、リバウドさんは全然回りと絡めなくて、いつも悲しい顔しておったよ。彼はだんだんベンチになっちゃって、うまいこといってたのは宮内さん命名の『ピルロ→インザーギのホットライン』と、ルイのキラーパスでピッポのゴルゴルラッシュ、それにケガで出遅れたシェヴァが復帰した後半から、前線でドツキ合うようにしてゴールを奪い合ってた、ピポシェヴァ2トップの連携皆無なw破壊力。

それにかた〜い守備も勝利にすごく貢献してた。6年前の走り回っていたリーノとまだトップ下の楽しさを味わってなかったセーさんの中盤のカバー力。後ろはネスタ&マルの堅固な守備に、今ほど上がらなくてもいいからこれまた堅い両(本職CBなのに)サイドバック。そしてこのチームの最大の欠点は、攻撃が中に中にいって遅いことだった。だからCLでは(前年不出場で)ダークホース的に勝ち進んだけど、カンピオナートでは苦労してたのになあ。

ロナウジーニョが入った08/09シーズン版の10番タイプぎっしりミランが、02/03年のようにそううまくいくとは思えないし、なによりこのミランに慣れ切っている国内ではまたフン詰まり攻撃になる可能性大だと思うんだけどなあ。でもまだ攻撃陣一人も獲得もできてないわけだし、いろいろ考えてもしょうがないから、ま、いっか(笑)。案外始まったらうまくいった…なんてことになるといいのですが。

そういえば、代表のリッピ復帰にもそういう危うさがあるんだけど、何事も『続編』はコケる運命なのが気がかりではあります。戦術オタなカルロ様、新たなメンバーが入ったからには、新たなコンセプトで新たなミランをお願いだよー。


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あてにはならないメルカート

あいかわらず言うことがコロコロ変わって、全然あてにならないガリのメルカート発言ですが、ここらで一回インタビューを。まだまだ先は長そうです。

ガッリアーニの戦略
「ミランはロナウジーニョに焦点」
「この指令にはアンチェロッティもイエス。もうひとりフォワードを取ることがファンへの義務」

ミラノ発 「なによりもまずロナウジーニョ:カルロ・アンチェロッティも合意済み」。アドリアーノ・ガッリアーニは奇妙な夏を過ごしている。今までミランはメルカートにおいては時宜を心得ていた。ところが今は批判が危険なレベルを超えている。そして彼は悩む:「私も(ミランの)ファンなんだ。うまくいっていないことには怒っている。その中に一般的なファンのような気短さは含まれていないとしても。ミランはすでにたくさんのことを成したし、まして高いコストを費やすのを止めてもいない」。

—ベルルスコーニ会長はイタリア国民と2回合意にサインしました。あなたはロッソネロファンたちとそうできますか?

「もちろん。ミランはもう一人のフォワードを取るために全力を尽くす。これが私の義務だ」

—ロナウジーニョとアデバイヨールからようやくメッセージが届きました(訳者注:二人ともミランへ行きたいと発言)。

「まさに。うれしいよ。しかし交渉が進むかどうかはまた別だ。コストが高過ぎる」

—それで、アデバイヨールかロナウジーニョどちらかですか?

「そのとおり。アンチェロッティも知っていることだ。水曜日に我々はポイントを修正した(訳者注:ガッリアーニはアデバイヨールしか交渉を考えていないと先日発言していた)。そしてカルロはロナウジーニョがいて、アデバイヨールがいないミランを準備する用意ができている」

—センターフォワードを断念したのですか?

「一方で我々はボリエッロを再び取り戻したので、彼には大きな期待を寄せている。それにインザーギとパトを忘れてはならない。もしそれに付け加えるならカカとセードルフも。我々の攻撃能力はライバルたちをしのいでいる」

—しかしロナウジーニョの移籍で犠牲になる者がいるのでは?

「それはアンチェロッティが考える。しかし私の考えだが、ミランは4-3-3でプレイする。そして前線は全てフォワードだ…」

—ミランはロナウジーニョを待ち望むのに疲れてしまってないですか?

「君たちが見たように、私もFabio Voloの『Il giorno in più』を読んだ。特に言葉が非常に感情的だった:問題は期待することではなく、誰を期待するかだ。ロナウジーニョにはそれがふさわしい」

—要するに、あてにできるということですか?

「感触としてはあるし、変わらずとても活き活きしている。しかし愛の物語全てが常にハッピーエンドとはいかない。だから今は注意深くなっているのだ」

—それでもミランは彼の放蕩生活ゆえに(獲得を)考え直したという噂もでました。

「それはない」

—ロナウジーニョは人々に喜ばれるでしょうか?

「道で会う人ごとに望まれるのは彼だけだ。おそらくそれは科学的テストではない。しかし直感では、とてもすばらしく歓迎されるだろうと信じている」

—しかしどのくらい払うつもりですか?

「バルサの言う3500万ユーロではないことは確かだ。その値段はもっと低くあるべきだ」

—ここ最近の移籍についての懐疑論をどう判断されますか?

「それをどう説明したらいいか私にはわからんよ。ミランはすでに多くを費やしている。それに私に言わせれば、とても上手に」

—しかしインテルに21ポイントも離されたことを考えれば…

「それなら私はこう主張する。我々は国際レベルで勝利し、我々のファンはベルルスコーニが26タイトルをもたらした22年間ゆえに幸せであるべきだと」

—クラブワールドカップに関する(第一目標にするという)宣言はカンピオナートを軽視していると思わせました。

「間違っている。優先項目は毎年勝つことができないトロフィーに関係していた。次のシーズンはスクデットが我々の第一目標となることは間違いない。UEFAカップは二の次だ」

—2人目のEU外国籍選手への門戸が開かれたら(訳者注:規則を変えようとする動きがある)、さらなる獲得は?

「セルジーニョとオリヴェイラがいなくなったので、我々には2つの空きがある。何かできるだろう:たとえそれが若手であっても。ブラジルでは新たなタレントを探すために、セルジーニョがレオナルドを助けるだろう」

—他に出て行く選手はありますか?

「パロスキにはたくさんのオファーがある。しかし彼が出て行くのはビッグネームが来た時だけだ。それから、シミッチとグリミへのオファーを吟味している。アバーテとジガンも」

—それでは8月まで我々は大型移籍について待たなければならないのですか?

「もっと早いことも願っている」

CARLO LAUDISA

(Gazzetta dello Sport 08/06/27 第19面)

メルカートのまとめがこちらのSKYのページにあります。プリマヴェーラ卒業の子たちや共同保有してた選手たちが出されちゃったのが残念。よっぽどじゃないと10代20代前半ではミラントップチームに残れない厳しい世界だ…。

アンチェロッティの息子ダヴィデもプリマベーラを卒業して、Borgomaneroと契約したと公式で発表。彼が戦うことになるリーグ『Campionato Nazionale Dilettanti』とはセリエC1、C2(ここまでがプロ)の下に位置するアマチュアリーグ。親子揃ってトップリーグで活躍とは、なかなかいかないもんですねえ。

U19代表監督Francesco Roccaが7月14日にチェコで開催されるU19ユーロ決勝を視野に入れて、7月2日に召集する24人は以下のとおり。

PORTIERI: Fiorillo ( Sampdoria), Piccolo ( Torino), Pinsoglio ( Juventus).

DIFENSORI: Albertazzi, Bruscagin e Darmian ( Milan), Formiconi ( Udinese), Gentili ( Atalanta), Marchetti ( Real Montecchio), Tagliani ( Fiorentina)

CENTROCAMPISTI: Bonaventura ( Atalanta), Forestieri ( Siena), Mazzarani ( Cisco Roma), Palumbo ( Napoli), Poli ( Sampdoria), Raggio ( Genoa), Romizi ( Fiorentina), Viola ( Reggina).

ATTACCANTI: Carbonaro ( Palermo), Eusepi ( Genoa), Giovio ( Varese), Okaka ( Modena), Paloschi ( Milan), Zamblera ( Newcastle).

パロスキは当然の実力ですが、DF陣にミラン・プリマヴェーラから3人入ったのがうれしいところ。ただし、この子たちも来季はプリマヴェーラから各クラブの正チームへ巣立っていかなくてはならないだろうから、この一年の活躍いかんで次の将来が決まる正念場です。

そのパロスキ君。バカンス中もピッポおっかけ隊になっており(笑)、ミラノ・マリッティマのビーチでパパラッチされた後、恒例のVipマスターテニス大会にインザーギと共に参加。ガリによるとビッグネームが移籍してきたら、ローンで出て行くことになりそうな彼ですが、その行き先はカリアリ、トリノ、レッジーナ、ボローニャとたくさんらしい。

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↑ミラノ・マリッティマのパロスキ。
微妙な場所から飛び出すラクガキみたいな星のタトゥーってのがダサかわいいじゃないかw


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ミランなチャリティ・マッチ

スペイン×ロシア観戦中に、こんな記事発見。

ブッフォンとカカ、豪華な試合に

パリ発 7月12日にバヴァリアのミュンヘンで『Goal 4 Africa』によって開催される豪華な試合に出場の、大勢のカンピオーネたちの中にブッフォンとカカも。

企画者(大使はミランのクラレンス・セードルフ)から強く望まれたこの発案は、アフリカでサッカーというスポーツを広めることの他に、教育プログラムと発展をめざす基金を集める意図がある。2つのチームの監督としてファビオ・カンナバーロとロナウド。イタリア人の中にはネスタ、マルディーニ、ガットゥーゾ、ピルロも。

(ANSA.it 08/06/26)

以前お知らせしたマンデラ首相誕生日記念試合と同じものだと思われますが、ミランファンとしてはシーズン前にぜひ見たいチャリティマッチだ!

※28日2:00追記 参加選手は40人にのぼり、マルディーニ、ブッフォン、ガットゥーゾ、カカ、ランパード、ファン・ペルシ、アデバイヨール、ジェラード、エトー、ドログバ、エッシェン、セードルフなど。(ANSA.it 08/06/27) マルがロッカールームで愛想良くたぶらかすか、リーノが食いついて、誰かいい人ミラノに連れて帰ってきて欲しいところです。

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希少生物マルディーニ40才

ミランオフィシャルでのマルディーニ40才おめでとう記事の末尾に、「今朝、彼と彼の誕生日について考えながら起きたファンたち全ての喜びのために、マルディーニはもう一年続けることを決めた」って書いてあった。夢の中でフカフカのパンにハチミツつけたところで目が覚めて、「うーお腹すいたー」と考えながら起きた私はそんな模範的ファンではない。でもきっとパオロさんもファンのためじゃなくて、自分のためにプレイ続けることを決めたと思うから、まあいいや(笑)

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↑今日26日付Gazzettaの第1面に載ったマルディーニ顔の変遷。
左上の1985/86シーズンから右下の2007/08シーズンまでの24年間。

Gazzettaの新聞版記事はWEB版のGazzetta.itと同じもので、特に新奇なことは書いていない賞讃記事なので、省略。最後のとこだけ。

2週間ほど前にはクラブとの合意を欠き、マルディーニがサッカーに別れを告げることは確実かと思われた。ミラノのチェントロで会った時、パオロは打ち沈んだ目をしていた。しかしその2日後には事態が変わり、パオロは契約にサインし、バカンスのためにマイアミへと飛んだ。幸せな目をして:その情熱はまだ終わらない。

G.B. OLIVERO

(Gazzetta dello Sport 08/06/26 第20面)

引退確実!と書いたGazzettaのオリヴェロ記者、前も「彼に会った時、ボールを取り上げられた赤ん坊のように憂鬱だった」なんて形容してたけど、しょんぼりミラノの街を歩いていたマルの顔を見たってだけで、あんな記事書いたんじゃないだろなw Gazzetta新聞版からは気心知れたカルレットのインタビュー記事を。

アンチェロッティは語る
「彼の秘密は頭。彼にかわる他の者はいないだろう」

ミラノ発 年月の中で、カルロ・アンチェロッティはパオロ・マルディーニにとってチームメイトであり、代表での副監督であり、ミランの監督である。

—アンチェロッティ、マルディーニに関する最初の思い出は?

「私がミランへ来た時、彼は19才だった。彼はすでに偉大な選手だったよ:それはすぐにわかった」

—マルディーニの秘密はなんでしょうか?

「頭だ。常にこのサッカーという仕事を情熱と熱狂をもって行なっている」

—サイドバックとセンターバック、どちらがいいでしょうか?

「それを言うのは難しい。しかしフィジカル的な面から言えば、彼のポジションは当然センターの方だ。どちらにしても、彼は左サイドでもセンターでも消し去ることができない足跡を残している」

—あなたは代表でのマルディーニも知っています:ロッソネロのマルディーニと違いはありますか?

「いいや。パオロはいつでも同じカリスマ、同じパーソナリティを見せてきた」

—彼に何か教えたことは?

「特にあったとは記憶していない。我々は良い関係を持っていて、私が監督になってもそれは変わらない。パオロは私をとても良く助けてくれた。それに真面目で、規則を良く守るんだ。お手本だよ」

—彼をベンチに送るのに問題はないと確信していますか?

「確かだ。パオロはいつプレイできるコンディションか、できないコンディションかはわかっている。もし調子が良ければ、彼は他の者よりブラボーなのだからプレイする」

—40才で彼をまだピッチ上で見られるとは思っていましたか?

「彼が迷っていたのを見ていたから、確実だとは思っていなかった。ことによると我々の評価に助けられたのかもしれないが、その後彼は自分で決断した。それで、我々はみな喜んでいる。昨年の彼のフィジカルコンディションは明らかに改善されているよ」

—パオロがあなたを怒らせたことはありますか?

「一度も無い。ものすごく真面目なんだ。練習に遅刻したことは一度もないし、まして自分の不注意でそうなったこともない」

—新たなマルディーニは存在するでしょうか?

「いいや:パオロは希有な存在、唯一なんだ」

(Gazzetta dello Sport 08/06/26 第20面)

おめでとう!40才…って年は言われたくなくなくない? こちらにはCorrire della Seraの写真ギャラリー。


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海が呼んでいる

前回のユーロとは違い、マルペンサ空港で温かくファンたちに迎えられたアッズーリ。速攻バカンス行きです。

彼らはもう泣かない、海にいる
フォルテとサルディーニャの間でアッズーリのバカンス。ボリエッロはカプリ。独身者:フォルメンテーラ。USA:アメーリアとマトリックス。

ミラノ・マリッティマはインザーギ兄弟の王国のままだ。まぎれも無く夏の主役であるピッポがすでに立ち去ったとしても。ルカ・トーニはここに逃げ込むだろう(彼はCerviaでフットバレーをする)。しかしアッズーリの独身者の一連隊は他の場所へと向かう。

あのようにユーロが終わったことの失望はまだぬぐい去れない。しかし昨日、独身者も妻帯者も最愛の者とテーブルを共にしたり、バカンスの計画をするために電話をした。彼らはとにかく考えたくなかったのだろう。目標は海。陽に焼けようとする強迫観念なしに、バーリの海に少々滞在する事を愛するような者は(そこが故郷の)アントニオ・カッサーノだけだ。

ビーチ ポルト・チェルヴォでは2つの大会がある:Lele MoraとAlessandro Nuccetelliのものだ。ロベルト・ビアンキ、マッテオ・セレーニ、マウロ・エスポージトを満足させるために、彼らはトッティを待っている。アルベルト・アクィラーニも来るだろう。明日のシーズンを始めるSottoventoのこけら落としと共に。コスタ・スメラルダは養生中のアンドレア・バルザーリも選んだ。ポルト・チェルヴォを訪れた後、フォルテ・デ・マルミに行くのはトト・ディ・ナターレ。『フォルテ』好き。そこに家を持っているアンドレア・ピルロは、アレッサンドロ・ガンベリーニとの夕食を計画している。カッラーラに飛ぶのはブッフォンの家族。Twigaでの週末を過ごすのは独身のジョルジオ・キエッリーニ。しかし彼はフォルメンテーラも目指す。マッシモ・アンブロジーニ、マルコ・アメーリア、それに『将来』であるリッカルド・モントリーヴォもここを選んだ。

サルディーニャの他の地域 サルディーニャの南のもっと未開発の場所、Villasimiusのタンカ(彼の妻ヴァレンティーナはすでに到着し、ナポリのカライオとヤンクロフスキも日曜日のMero杯にはいるだろう)に行く予定のジャンルカ・ザンブロッタ。ずっと南ではあるが、Santa Margherita di PulaのForte Villageにはマウロ・カモラネージ(彼はユーロ前にすでに立ち寄っていた)と、明日からニューヨーク、セイシェル、マダガスカルと『lungo raggio(長旅)』を選ぶことになるダニエレ・デ・ロッシも。カラブリアの故郷の海を選んだのはジェンナーロ・ガットゥーゾとシモーネ・ペッロッタ。一方、ファビオ・クァリアレッラはアマルフィとポスティアーノ周辺。ボリエッロをベレンを連れてカプリ、それからフォルメンテーラ。ペスカーラにファビオ・グロッソは家を持っている。一方、モルガン・デ・サンクティスはフリウリとオルターナあたり。

偉大なるニューヨーク アップルはいつでも魅力的だ。クリスチアン・パヌッチは、何度もここに戻って来ているマテラッツィ一家と同様に、この地に出発する。アメーリアもニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、ラス・ベガスの予定。おそらく彼らは、幼い子供がいるアレッサンドロ・デル・ピエロに出会う。しかし彼は逃げることを好む。

FRANCESCO VELLUZZI

(Gazzetta dello Sport 08/06/25 第8面)


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