『想定内』が流行ったのは05年

080516a.jpg←ジェントルマン受賞式でもスーツにスニーカー。ニューヨーカー気取りではなく、もしかして生まれてこのかた、革靴履いたことないんじゃないか疑惑。アドちゃんのカワイコポーズはいつでも完璧だ。

ミラノの2チームがシーズン終盤に慰労会する良い口実…それはサンシーロ・ジェントルマン賞パーティー。ご多忙になりがちな受賞者は出席しないで、出席するのはヒマな宴会好きだけなのでは?な疑いが…。その証拠に、ミランの受賞者出席はケガ中でヒマなパオロさん(ミランのジェントルマン賞)と、受賞式には妙に義理堅いピッポ(最優秀ゴール)二人で、子供生まれそうでソワソワなカカ(ヨーロッパのジェントルマン賞)は欠席。そのかわりにオッドとブロッキが出席だもの。ミランユース同期の宴会トリオ(もうひとりはココ)健在。ちなみにインテルもサネッティ(インテルのジェントルマン賞)は欠席。いつも美しい奥様と一緒の、やはりケガ人フィーゴ(インターナショナル・ジェントルマン賞)は出席。こちらの宴会要員はヒメネスだった。君はそういう立ち位置だったのか。

で、その席で記者たちにとっつかまって、「シミッチが『マルディーニが来季も続けるからDF人員いっぱいだし、本来CBな俺はガマンの限界ですし、今度こそ出ちゃります!』って言ってましたよ〜ホント?」と言われたらしく、「シミィィッチ↑?」と思わず声が裏返るパオロさん。その映像はこちら。で、しょうがないから白状しちゃいました。マルディーニ、引退しません!40才ヨレヨレでもやっちゃいます!パオロ、ほんとサッカーしかできないから!

いろんなコメントバージョンがあって、めんどくさいので全部書いておきますよ。マルとピッポだけは『自分で引退時期が決められる』とクラブから白紙委任状が出ているとはいえ、こうコメント並べて一気に読んでみると『パオロ特別扱いだも〜ん』臭がかなりムカつくねw

(『マルディーニは現役続行する』というシミッチの発言について問いかけられて)「そういう決断の方向に向かっていると思うし、そのことについて話し合うために週内には席に着く。そうしたら、このごたごた(tormentone)は終わるだろう」

「続けるという僕の選択は自分のフィジカルコンディションが改善されたことから来るものであって、もう一年プレイできるのではないかと多かれ少なかれはっきりと、クラブが僕に尋ねていたことだ」

「数日中にガッリアーニと話すだろう。でも問題があるとは思わない。去年、ケガをして松葉杖をついていた時期にも僕と契約更新したんだからね」(Mediaset Sport 08/05/12)

「公式なものでは全然ない。だって契約(更新)していないから。でもその必要はないと思う、ガッリアーニとは合意してるから。もしプレイしたい意欲があれば、どんなレベルにおいてもプレイしたいものだ。それにチャンピオンズ・リーグだろうと、UEFAカップだろうと、ミランのレベルはいつだって最高に高い」(Eurosport+SKY Sport 08/05/12)

「続けたいと思っているし、もしそういう望みを持っている者なら、望みがあるんだ(se uno ha voglia ha voglia)。でもミランとはまだ話していないし、なんの契約もない。だから公式なものはまだ何もないんだ。でも週内にはガッリアーニと会って、そうすればこの話に決着がつく。チャンピオンズ? 4位を失って大変な失望を味わった。でも問題ない。ミランはとにかくいつだってトップレベルでプレイするんだ」(Gazzetta dello Sport 08/05/13 第18面)

(サン・シーロジェントルマン賞のミラン賞を受賞した席で)「このように長くプレイできる可能性を与えてくれた人たちに感謝したい。この賞を受け取ってとてもうれしい。この賞の初回から受賞していると記憶しているけど、今まだ僕がここにいるなら、これには幾ばくかの意味があると思っている。ピッチ内でだけ良い行いをしたのではないという証拠として、意味深い賞だ。それにサッカーがリスペクトとフェアプレイの同義語でもあるという証しでもある」

(「来年もプレイすると決めましたか?」の問いに)「それはまずなによりも自分のフィジカルコンディションによるんだ。今シーズン始めと比べて良くなっている。周り、つまりクラブと監督は、一緒にもう一年行けるだろうと僕にはっきりと尋ねてきていた。でもとにかくこの決断は、まだサッカーをしたいという自分自身の熱望によるものだ」(A.C.Milan.com 08/05/13)

「カンピオナートはすばらしく、興奮すべき状態だ。この願いのために、トリノが日曜日に素敵にビックリなプレゼントをくれるといいな。問題は僕らの将来が自分たちだけの力によらないということだ」

「週内には次の契約のためにガッリアーニと会う予定だ。でもそれに問題があるとは思わない。日曜日になる前に会っておきたかったんだ。僕が続けるかどうかは、チャンピオンズかUEFAカップかにはよらないということははっきりしているから」(Tutto Sport 08/05/13 第11面)

ってことで週内ってことは、そろそろ公式発表?ってオフィシャル見たら、『カフーとセルジーニョが日曜日、ロッソネロのユニフォームを着たこの数年間を支えてくれたサン・シーロの観衆にお別れをする』という記事が! ウディネーゼ戦。彼らが終了間際に余裕の交代出場できるような展開(例えば5-0とか)になるといいのに。どうあがいても、4位になるには他力本願のミランさんだしー。彼らに良い別れの舞台ができますように。


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カルレット、煙に巻く

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↑プリマヴェーラのユーベ戦。パロスキ君は坊主になっていた。

プリマヴェーラのユーベ戦は1-2で負けちゃったみたい。先行されたミランはパロスキのゴールで同点。しかし再び失点。後半、オーバメヤンとパロスキが活躍したが、得点ならず。フィリッポ・ガッリのチームはアウェイのトリノで逆転を狙う。

そのガッリが来季、コスタクルタのポジションへ移動することがあきらかになった、昨日のアンチェ記者会見。そこではまたまたカルレットの軽妙トークが展開されたようで。

「モウリーニョがミラン? でも彼はボールの蹴り方を知らんだろ」
アンチェロッティはポルトガル人に関して冗談を言う:「我々はコスタクルタの代わりを見つけてしまったから、残念。ひとつのアイデアになり得たのに」

ミラネッロ発 デルビーのアリア(訳者注:オペラの独唱か空気の意味か?)、そう言えるにちがいない。しかしカルロ・アンチェロッティはマンチーニを尊敬し、ジョゼ・モウリーニョがすでに彼のベンチに居をかまえると考えたくはない。その代わりに、このポルトガル人には親しみを感じておらず、彼をインテルの次の監督と考えていないからだ。Diciamo che non gli è simpatico a prescindere。

仕事のポスト アンチェロッティとモウリーニョは、夏のアメリカでの親善試合で会った時でさえも愉快ではなかった。彼の手帳があらわしているように几帳面過ぎて、その他の事にはおおらか過ぎる(「おー、でもこれらの試合でもコーナーキックはカウントされるんだろ?」)。クラブワールドカップ前に、モウリーニョはアンチェロッティの最初の怒りの一撃となっている(「彼がミランを望む以上に、彼にはオファーがあると思うがね」)。昨日、イングランド方面からやって来るおびただしい数の憶測記事が議論に上がる一方、それには皮肉で答えた。:「ドログバとモウリーニョがミランへ? ドログバとはなんの合意にも達していない」。ではモウリーニョは? 「私にはわからない」。最初の示唆:スタッフに彼を入れるということ。「すでに我々はコスタクルタの代わり(筆者注:フィリッポ・ガッリ)を見つけた。残念だ、彼についてまず考えていれば」。2番目の示唆:キーパーコーチのヴェッキと共に仕事をすること。「彼にはできないよ:ゴールマウスに蹴るやり方を知らんじゃないか、一度もサッカーをプレイしたことがない」。そうそう。

歴史 礼儀正しいアンチェロッティのためには時間があまりない、『amarcord(私は覚えている)』のためにさえも。「20年前のサンパオロでのものは別の試合だ。あれはベルルスコーニ時代の最初の成功(スクデット)となったものだ。今回のナポリ×ミラン戦は我々にとって来季のチャンピオンズ予備戦出場権を得るためのもの。しかしこの試合が終わっても、何も確実にはならないだろう」。

好み そうこうするうちに、誰が召集され、誰が召集外で、ピルロが不在(ブロッキが代わり)でもフォーメーションは決まっているなどという事が話された後、アンチェロッティはスポーツディレクター(=ブライダ)が青ざめるような選手リストを書いた…。「私はドログバを評価している。しかし私のお気に入りはたくさんいるんだ。アマウリ、ロナウジーニョ、デル・ピエロ、トッティ、トレゼゲ、エトー」。そしてシェヴァは? 「シェヴァもだ、当然」。そしてボリエッロは? 「当然。それにアデバィヨールにクレスポ」。来季のアタッカンテの名前には煙幕が張られている。確かなことは:たどりついた4位の座を失わないために、ナポリ戦でははったりをかませないということ。そして、その言葉がしゃれであろうとなかろうと、おろそかにしない。

ALESSANDRA BOCCI

(Gazzetta dello Sport 08/05/11 第13面)

アンチェロッティは明らかにデマ憶測記事を楽しんじゃってますねw それを質問する記者もマジメな返事が返ってこないのをわかっていつつ、これまた楽しんでる感じ。こういう余裕はいいな。そういえば、肩書きが変わったはずのブライダさん。フラミニにも付き添ってたし、ドログバの代理人にも会いに行ってるし、何にも変わってないんじゃ…。

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インテルがCL敗退した後のSKY Toon
誰もいないサン・シーロでひとり孤独にインテル100周年フェスタを続けるモラちゃん。
涙なしでは見られない。そこにスーツケース両手に出て行く気マンマンのマンチョw
スタンドにはガリ&アンチェコンビの他に、この手帳の主が「インテルorミランそれが問題だ」と呟く。

また新しいSKY Toonがアップされてた! モラ&マンチョコンビはコッパイタリアの事をなんか言ってる。ガリはフラミニ獲得でリーノ犬に殴られたようですw マテに餌付けされるリーノー! 飛んでいく大耳は不吉なので、ここには貼らないでおこ。ミランよ今晩、安心させておくれ。

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腰の低いミラニスタなボネーラ君

ボネーラさんちのダニエレ君、このごろ少し変よ!どうしたのかナ〜…ってすごく良いです。特にクロス。なんとユーロ行きも囁かれているらしい。オッド、危うし。サブメンライフ満喫男からデキる男に変身した彼のインタビューをどうぞ。でも変わらずとても謙虚。

「ミランのティフォーゾ(=ボネーラ)今や常にプレイする」
ボネーラは定位置だった観客席から脱出:「僕を取り巻いていた懐疑論に勝った」

ミラネッロ発 これは責任、謙虚さ、そしてインテリジェンスを持って、重要な選手となった普通の選手の話だ。ダニエレ・ボネーラは挑発的なことや論争を好まない:したがって、今はミランのレギュラーに加わっただとか、イタリア代表のグループの中に落ちついているなどと決して言わないだろう。しかし彼の成長を否定できる者はいない、ダニエレがたびたびプレイしているのを無視し続けられる者はいない。

—ボネーラ、2006年夏にミランへ移籍した時のことを覚えていますか? 移籍を待つ間は一瞬のように思えた?

「そう、ミランの内部でさえも、ちょっと懐疑論があった。ラツィオのオッドへのオファーがあったにもかかわらず、チャンピオンズ・リーグ予備選でディフェンスの危機を補わなくてはならないようだったから、(ボネーラ獲得で)譲歩したんだ…とね。でも僕はまだここにいる」

—それだけじゃない。今はレギュラー(正選手=titolare)だ。

「その言葉は使いたくない。とにかく僕はミランに完璧に溶け込むことができたと感じている。この偉大なクラブの一翼を担えることができるプレイを見せられてうれしいよ。始めの頃、よく観客席行きだった事は忘れない。今は観客の賞讃が誇りに思える理由となっている。ミラネッロでは破格の先生たちに『教え』を受けているんだ:もちろんアンチェロッティから。それだけじゃない、タッソッティとコスタクルタは戦術面で僕を成長させてくれた。それにマルディーニと一緒に練習する幸運も得ている」

—あなたは右サイドも左サイドもプレイできるセンターバックですね。マルチプレイヤーなのはアドバンテージですね。

「ネスタとカラーゼは世界最高のセンターバックコンビを形成している:彼らのうち誰かが不在の時じゃないと、僕にはスペースがない。だから、他のポジションでも貢献できるような事を探したんだ」

—そして、右サイドではいくつかアシストも決めた。クロスはどのようにしてうまくなったのですか?

「もっと伸ばしていける、うまくなるって自分自身に言い聞かせていたんだ。タッソッティはその教えにおいて貴重だった」

—ミランファンでもあるあなたはクラブワールドカップ決勝で先発でした:最高じゃないですか?

「僕にとってはイエス:あの試合はトップのものだ。アテネではチャンピオンズを楽しんでいた。でも僕は観客席だった。ヨコハマでは先発で、フェスタは完成した。サッキのミランがインターコンチネンタルカップに勝利したのをテレビで見た時のことを、僕は今でも覚えてる」

—6月には何をしますか?

「わからないよ…。いや冗談はおいといて、言われていることはわかってるよ。ユーロに行けるかもしれない。マーリア・アッズーラは全ての選手にとって最高のものだ。長いことグループの一員だ。でも2006年ワールドカップへの出発前にカットされたのにはがっかりした。だから自分に幻想は抱かないし、ミランで最高の力を出して、それで成功することを期待しておく」。

G.B. OLIVERO

(Gazzetta dello Sport 08/05/10 第12面)

ボネに世界最高のコンビと激ホメされた二人は、おととい、彼らが出資するファッションブランドの出店発表会でインタを受け、自分でも『俺たちのディフェンスは世界最高』と言いました、常に強気なカハがw 正確には『ミランのディフェンスは世界最強』ですが。以下、カハとネスタのコメントを抜粋。

(カカのSKYインタビュー『確かにミランはディフェンス面についても考えなくてはならない。僕らのディフェンダーたちはある程度年齢を重ねているので、チームをちょっと若返らせることを考える必要もあるから』とのコメントと、先日の株主総会での株主からの抗議に関連して)

「でも誰が年寄り(i vecchi)だって? 僕は30才でネスタは31才だ。それにミランのディフェンスはヨーロッパでも最強の部類に入る。いやむしろ世界最強だ」。

「今シーズンはまだ終わっていない。まだ2試合ある。4位でいたら満足だね。それに、たびたび不可能だと言われてきたんだから(満足だ)。今はとにかく全ては僕たちにかかっている」。

「ミランと対戦する全てのチームと同様に、ナポリは僕らを迎えうつだろうし、ビッグクラブに対していい結果を残したいだろうから、最高の力を尽くしてくるだろう。彼らが順位上ではもう何も求めないというのは事実だ。でも彼らは満員のサンパオロ・スタジアムで戦うわけだし、ナポリの選手たちは彼らの観衆に大きな尊敬の念を持っているだろう。だから最高の成果を与えようとするはずだ」。

アレッサンドロ・ネスタもそれにうなずき、移籍に関しての話題には注意深く話す。しかし今後のことも。「ナポリの試合は僕たちの最後のハードルではない。これを越しても、まだ1試合残っているし、両方とも難しい試合だ。でも、僕らはコンディションがいいし、最終的には、僕らの運命を握る4位にいる」。

(Tutto Sport 08/05/09 Lombardia版 第1面)

もう何年も前から年寄りミランディフェンスって言われてきたから、働き盛りのネスタ&カハにはいい迷惑だったことでしょう(笑)。きっぱり言い返すカハ発言が良い。

080510a.jpg←カンナバーロが着ているTシャツが『Zu + Elements』ブランド。彼は前にこのブランドの広告に出てたらしい。

で、Tutto記事によると、これはファションブランド『Zu + Elements』のMontenapoleone通りのメガショップ開店発表会でのインタビュー。彼ら二人はこのブランドに少々出資しているとのこと。『Zu + Elements』はナポリ発のカジュアルブランド『Phard』と同じ系列。『Zu + Elements』のサイトはこちら。赤い十字もグルジアを思わせるし、ネオゴシな感じがカハにすっごく似合いそうだー。

そして明日のナポリ戦。ファッヴァリは全体練習に復帰したと公式に出ましたが、Gazzettaの今日付予想フォーメーションではまだダメで、ヤンクロさん先発。予想が分かれる選手に関しての欄に、他のチームはみんなA選手60%—B選手40%とか書いてあるのに、ミランは『nessuno=何もなし』一言。ガチガチです! ピルロ不在をなんとかみんなの力でカバーしてくれー。

召集:Fiori, Kalac, Offredi,
Bonera, Digao, Favalli, Jankulovski, Kaladze, Nesta, Oddo, Serginho, Simic,
Ambrosini, Ba, Brocchi, Gattuso, Kakà, Seedorf,
Gilardino, Inzaghi, Pato.

ケガ人: Dida, Maldini, Emerson, Gourcuff, Ronaldo
召集外: Cafu, Pirlo (出場停止)

※追記 今日の記者会見で、「ファヴァッリの左サイドを検討」とアンチェ発言。このポジションは変更あるかも。グルキュフは練習中に打撲でケガ人リスト入り。バを召集したことに驚かれたアンチェ。「だって彼はナイスだもん(Perché mi è simpatico)」と答えたもよう。バはやはり盛り上げ役か。

また来季、監督修行のためにミランを去るビリーのポストに、現在プリマヴェーラ監督のフィリッポ・ガッリが就くことも明かしている。(Gazzetta.itより)

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