地味コンビは滋味を発揮する

キエーボ戦前のアンチェロッティ記者会見から抜粋。なぜミランさんたちが『夜の男』なのかについても、アンチェなりの見解を述べていますw

「ザンブロッタの首の問題は、ボリエッロの問題と比べて異なる性質のものだ。今日診断が下るだろうが、我々にとって問題にはならないだろう。もしザンブロッタが起用できなかったら、右はボネーラがプレイする。センターバックに二人の左ききの選手がプレイするのは問題ではないかって? そう。しかし我々はネスタとマルディーニという右ききの二人が何度もプレイしているのを見て来ているからね…。アンブロは起用しない。ピルロはベンチに行かないだろう」

「シェヴァは意欲的で、起用できる状態で、良くなって来ている。だからすばらしい貢献をしてくれるだろう」

「他の全てのチームと同時刻に試合をして、夜の試合でないのは少々不利だろう。結果がわからないから、特に個人的観点からすると。夜の試合だとより集中力が増すので有利となる。おそらくすばらしい感動を思い出すからだろう…」

(先日のレッチェ戦審判へのアンチェの文句をガリがいさめた事に関連して)「ガッリアーニとの争いごとは何もない。私は私の意見を言い、彼はクラブの立場を語ったのだ」

「ボリエッロの問題はケガの再発ではない。前に膝のケガをし、それからレッジョ・カラブリアで筋肉トラブル。今度はまた他のケガだ。膝の手術では少々回復に困難をきたした。それからケガの恐れが起きないように2ヶ月後プレイを再開した時に、それは起きてしまった。たとえ昨日のケガをかんがみても、単純な疲労と診断されるだろう。このケガが他の性質の問題(訳者注:おそらくピッチ外の問題のこと)と関係しているのかはわからない。私はこの件に関してジャッジを下すべき人間ではない。私は彼を選手として、プロフェッショナルとして見ているし、その観点からすれば、非常に成長している。ジェノアではとてもうまくやっていた。彼は我々にとって重要なので、早く戻ってきて欲しい。ボリエッロ不在を見据えて、パトにプリマプンタをやらせることもできる」

「ボネーラ—ファヴァッリのコンビは驚きではない。ファヴァッリは非常に戦術理解に長けていて、ボネーラはサイドバックというよりセンターバックだ。それに彼らはお互いに理解し合っている。彼ら、特にファヴァッリは偉大な経験を持っているので、彼らを監督する必要はない。動きを良くわかり、調和することを良く知っている。今のところはセンデロスよりファヴァッリの方が信頼できる。センデロスは長い間、戦列から離れていた。今はチームと共に練習しているが、ファヴァッリと同じコンディションではない。私はえり好みはしない。ネスタは誰よりも最も強いと私は信じているので、彼が回復できることを願っている。(リハビリは)うまく行っている。しかし治るというには早過ぎる。まだ数セッションしただけなのだから」

「ピルロが復帰しても、何も変わらないだろう。チームに指令を与えるという特別な特徴を持った重要な選手を1人得るだろうというだけのことだ」(訳者注:ピルロ復帰に関連して、彼が離脱してから勝ち始めた事をわざわざ書く記事(イジワルなTuttoとか)もあったので、アンチェの『変わらない』という言葉は、『ネガティブな方に変わらない』という擁護の意味かとも思われます)

「我々のアッタッカンテたちはまだ彼らの本当のポテンシャルを発揮できていないと言える。しかしそうであっても、ロナウジーニョが予想以上のゴールを決めている。これは戦いに影響を及ぼしている。重要で予想外の貢献をしているのだ。彼は最も我々に待たれていた選手だが、非常に早く溶け込み、そして、サン・シーロでプレイする時に彼の周りの創り出される雰囲気にも助けられている」

(エメルソンが『エメルソン11人チームはロナウジーニョ11人チームを打ち負かすだろう』とインタビューで語った。アンチェロッティは『アンチェロッティ11人のチームは?』と聞かれて)「エメルソンと同様に答えるよ。我々は闘争心、ずる賢さを持ち、走り、結果を家に持ち帰りたい」

(ベッカムの契約が3月以降も延長になるのでは?という報道に)「ミランとベッカムの関係は非常にはっきりしている。数ヶ月で終わるだろう」

「今夜は他人事ではいないよ。様々な視点から試合に興味がある。パレルモを見るのも興味がある。彼らとはすぐに対戦しなくてはならない。試合を見るのは楽しいんだ。昨日はマントヴァ×ピサの試合を見た。チームを率いて、好ましくない状況を変えることは、コスタクルタにとってメリットがある。それは簡単なことではないから、驚いたよ。しかし彼がうまく始められて、うれしく思う。そのふるまいという観点からも、とても好ましい。彼はとてもinglese(イギリス紳士的)だ。それにチームと一緒にうまくやっている。ミランは最高の監督たちを大量に生み出している。それはサッキから受け継いだ仕事の文化の賜物だ」

(A.C.Milan.com 08/11/15)

そうなんです!ビリーのマントヴァがまた勝利ー! しかも退場者を出し10人、さらに9人になっても2-1で勝利! この話はまた別記事で。

右ききというか、両足ききで、しかも左のポジションの方が得意のマルと、右ききネスタのコンビのことを、『右きき同士』というのはカルロってば、苦しい言い訳ですぞw ファヴァッリの(地味なボネーラ君も!)堅実な仕事っぷりを高く評価してるのはうれしいなあ。

エメルソンの言葉はMEDIASETのインタビューに答えたもので、「僕に言わせれば、10人のエメルソンでできあがってるチームは、10人のロナウジーニョのフォーメーションを打ち負かすよ。現在のサッカーでは全員が走るし、それぞれの試合が決戦だ」というもの。同じインタ中でメルカートについて、

「僕なら間違いなくチアゴ・シウバを取るだろう。みんながこのディフェンダーの良さを語るし、僕は彼と一緒にプレイする可能性があったから、彼の価値は保証する。彼のプレイスタイルには印象づけられた。スピードがあり、ヘッドも非常にすばらしい。ブラジルにはもうそんなにたくさんの若手はいない。チアゴ・シウバは印象づけられた。でもミランはすでにナンバー1タレントを獲得した:パトだ。そう、ニウマールも良いと言われているのは知ってるよ。でも僕はチアゴ・シウバとパトにとどめるね」

と、チアゴ・シウバを一押しです。


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