いつの日か、いつまでも、シウヴァ

Twitterにて細切れにつぶやいたシウヴァのロングインタビューをまとめておきます。

あっちでも言ったことだけれど、イタリアの番組に出ればヘタなことは言えないのはわかりきってることなのに、あえて出演してこういうミランへの好意を話してくれているということは、リップサービスだけじゃなくて本心もあるんだろうね…とも思うのですよ。でもカピタノとしてPSGファンに対してだいじょうぶかーー?ってつい心配になるほどの、ミランへの帰りたい願望明らかコメント。

将来カカのように帰る時のための根回しか?…などと汚れた考えを持ってしまった私を許してw(あ、でもカカはミランのことはずっと忘れないって言ったけど、いつか帰りたいとまでは言わなかったからなあw シウヴァの方が熱烈)

でもシウヴァの気持ちはうれしいのことよ ( ;∀;)

以下、イタリアSKYの番組『I Signori del Calcio』でのチアゴ・シウヴァのインタビュー。

「僕は正直者だ。あの時はミランから出たくなかった。まずはガッリアーニと話して、それから代理人にもミランに残りたいと話した。ミランに移籍してきた時から一度も移籍を考えなかった。ここで全キャリアを過ごしたかったんだ。

でもサッカーとはこういうものだとわかってるし、将来を考えることも難しい。一日ごとに考えることが必要だ。PSGとの交渉の時、レオナルドが僕に連絡してきて、パリへ行くべきだ、そして特に優勝すべきだと説得した。なぜなら偉大な選手と共に偉大なチームでプレーしてビッグタイトルを取ることが僕の夢だったからだ。

ミランの現状については残念だ、でもチームに偉大なカンピオーネたちがいることがとても大事なことで、今のミランにはそういう選手が少ない。でも彼らはもっとずっと必ずできるパーソナリティを持った選手たちだと思う。今は彼らができることの半分もしてないんだと思う。

ミランのユニフォームを着てプレーすることはそこに居るためのクオリティを持つことを意味するが、それが発揮できていないのは、この困難なシーズンのためなのかは正確にはわからない。たぶんちょっとお金が足りないのだろう、それはミランだけじゃない、全ヨーロッパ的にだ。でもミランはカンピオーネたちにふさわしいチームだし、来季はきっと大きく変わると思う。すぐにでも変わることを願っている。ミランは何かを勝ち取るべきだから。ミランはチャンピオンズリーグの蚊帳の外にいるべきチームじゃない。

セードルフはきっと世界でも最強の監督になれる。彼にはクオリティがあり、サッカーを知ってるし、なにより偉大な人物だ。でも今ミランは難しい時期を過ごしていて、内部の問題は僕にははっきりわからない。僕が見たところ、選手全員が彼と同調しているとは思えない。遠くからしか見れないので、特にどの選手にそれを感じるかは言えないけれど、ミランの試合を見てなにか内部的問題があるのを確信してる。それが選手と監督か、ガッリアーニとか、ベルルスコーニとかはわからない。でもミランはピッチ外で大きな問題を抱えている。ピッチ内のことはまた別のことだ。

いま一緒に働きたい監督はグアルディオラだ。彼はすばらしいゲームスタイルを持っていて、そのプレースタイルは自分に合っているといつも話している、とても好きなものだからだ。彼のインタビューをたくさん聞いたけど、僕について何度も良いことを言ってくれているし。彼は多くの勝利をしてきた監督だ。若くて、まだ多くのすばらしい仕事ができるし、PSGで彼と一緒に仕事ができたらうれしいだろうなあ。でも今はブラン監督が良い仕事をしてるからね。僕からすると昨季は彼の方がアンチェロッティよりも優れた仕事をしていた。プレーの正しい道を見つけたから。

イタリア代表はとても強いチームだ。クオリティ、パーソナリティ、経験を持った選手たちがいるし、同様の若い選手たちもだ。僕らの代表のように若手とベテランが一緒になれば、いつだってうまくやれる。イタリアは代表では攻撃を恐れない。でも僕らが対戦する全てのチームがとても大きなプレッシャーを持っているし、それぞれのユニフォームに大きなリスペクトを持っている。

バロテッリについては僕だけじゃない、全ての偉大な選手や監督たちが彼とプレーしたがるだろう。できれはピッチ外での行いを変えられたらなあ。時々混乱を起こすからね。でも彼は自身のパーソナリティを持ってる。ズラタンのような強いパーソナリティを。だからピッチ外の混乱を少なくするためにも、バロテッリはもうちょっと練習に励む方に頭を向ければね。ピッチでは彼はカンピオーネで、必ず世界で最高のアタッカーのひとりになれるんだから。

イブラヒモヴィッチに関して僕が好きなことのひとつは彼のパーソナリティだ。それはピッチ内だけでなく外でも。彼は控えめなヤツだよ。彼がすばらしいハートを持っていて、特にブラジル人のクオリティがあるってことを僕は知っている。彼とはいつも冗談言ってるし、彼ならブラジルでプレーできるって言ってやるんだ。彼も僕にそう言うよ。

ミランに来た時のすばらしい思い出がある。プレーしないで半年を過ごしたが、ミラノに慣れ、マルディーニのような偉大なカンピオーネたちを見るには理想的な月日だった。この練習期間中にパオロからたくさんのことを習った。マルディーニの側でいかにプレーするかを見て、勉強したんだ。それは彼のキャリア最後の6ヶ月だった。ちょっと疲れていたけれど、彼はパーフェクトなディフェンスの動きができていて、それを僕は吸収し自分のものにした。

僕に言わせれば、もし僕がいま世界最強だと言われるならば、それはマルディーニの教えのおかげだ。彼の言葉は決して忘れることはないだろう。ミラノに着いて数ヶ月の時、将来に向けて成長するのに何が必要か聞いたらこう答えてくれた。パオロは『イタリア語を学ぶことだけだよ。君はクオリティはすでに持ってるから、あとは言葉を習うだけだ』と。マルディーニとバレージはミラン史上最高のディフェンダーだし、パオロといくらかでも比べられるなんてほんとうにうれしかった。そうそうあることじゃない。

僕は親善試合だけしかプレーできなかったが、公式戦デビューだったシエナ戦でのパオロとの口げんかを思い出す。だって彼は1アクションごとに僕に話しかけるから、僕はよくわからなくて間違った答えをした。それでロッカールームではっきりさせて、今では大親友だよ。

アンチェロッティは僕にとって父のようなものだった。最初の6ヶ月、彼はいつも僕のそばにいて、いかに動いているかを見ていること、他の人たちが注目していることを話し続け、彼らは僕のクオリティを見ているから、ある種のテストをしているのだと繰り返し語ってくれた。

レオナルドはずっと僕とはパーフェクトな関係だった。彼が僕に話してくれたことは実行する。まだブラジルに居た時に彼が電話してきたことを思い出す。こう言ったんだ『ミランに行きたいか?』って。それで僕は『はい、はい、もちろん。でもインテルとの交渉があるって知ってる? 今回うまく行かなくても、その気はある』って答えた。そしたらレオナルドは『わかってる、わかってる。でも君はほんとにここへ来たいんだろ?』ってね。それから10分後に僕は電話をかけ直し、ミランへの移籍を決めたんだ。レオナルドはいつでも僕の望む良きことをしてくれる人なんだ。

僕はミラノへ来て、すぐに優勝すると思った。でも最初のシーズンはかなわなかった。2シーズン目でタイトルを取り、長年の夢であるフェスタに参加した。バスでドゥオモ広場へ行き、ファンたちと共にお祝いをした。スクデットの年はほんとうに狂乱の年だった。ミラニスタでいっぱいの広場を思い出すし、あれは一生僕の心に残ると思う。

W杯についてはとても心配し、毎日毎秒考えている。これは僕らの母国での開催だし、ホームで優勝できなかった1950年のW杯はなかったことにしたい。僕らは優勝できる。いいチームだし、いいプレーをしている。2位や3位にはなりたくない。優勝したい。セレソンのファン全員の気持ちと同様にね。

他に3つの強豪チームがある。僕の意見だけど、アルゼンチンとはいい勝負となるだろう。スペインとはコンフェデレーションカップの決勝を繰り返す必要がある。それからドイツだ。ドイツとの対戦が一番厳しい。94年W杯をまだ思い出す。僕らとイタリアとの決勝だった。バッジョのPK失敗? あのミスは完璧に覚えている。僕らが決勝に行けることを願ってる。そしてアッズーリと対戦できたらまたすばらしい試合になるだろう。

僕はミラノですばらしい年月を過ごしたし、プレーするのが好きだった。ミランファンたちにはひとつだけ言いたい:すぐに再会できることを祈っている。それは今すぐには難しいことはわかっているが、みんなにとって良かったカカの帰還のように、僕も戻ることを願っているんだ。

唯一の心残りはみんなに別れを言わなかったことだ。出て行くことになるとはわからなかったから。みんなに挨拶するよ。僕は君らロッソネリの一員だ」

(Milan News.it 14/05/23)


0 Responses to “いつの日か、いつまでも、シウヴァ”


Comments are currently closed.