ミランスタイルってナルシスト?

ベル爺がメルカート大盤振る舞いする時は、政治ピンチで人気回復したい時。ベル爺がペラペラしゃべる時はちょっとミランの成績が良い時。定番であります。なのでデルビー後はもう機嫌良くしゃべるしゃべる。

ベル爺はサン・シーロには来なかったものの、デルビー試合後は官邸のあるローマからミラノへ。セーさん経営のレストランでガリ、ブライダ、セルジーニョ、ジダと一緒に祝杯。夜更けに出て来たところでこんなに上機嫌映像。パオロさんについて語った部分も判明しました。

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↑「我がミランを勝利に導いたのはいいとして、
まあ、私はこの男を婿とは認めないがね。」


ベンチの上のベルルスコーニ「バルバラはミランにふさわしい。バロテッリはノー、嫌いだね…」
「私の娘は継続性だ。マリオは私たちのスタイルを持っていない。レオナルドへの歓待(=デルビーでの非難横断幕)? みんなが私のような良き人ではない」


ミラノ発 あらゆる手を尽くして駆けつけようとしていた。しかしとうとうシルヴィオ・ベルルスコーニは現れなかった:彼のミランと共にサン・シーロの観客席にはいなかったのだ。カヴァリエーレ(=ベルルスコーニ)は夕食を共にして勝利に酔いしれた。そこでは夜がふけるまで彼の首脳陣たちの最も重要なデルビーのひとつを祝った。Finger’sのテーブルを囲んだのはガッリアーニ、ブライダ、セルジーニョ、ジダにMarzullo、それに店のオーナーであるセードルフ。1時30分にはアッレグリのグループも合流し、パーティーを本当に始める事ができた。

創作メニュー ベルルスコーニは伝統的料理を好み、創造的日本料理はあまり…と言われている。このためガッリアーニはセードルフと一緒にレストランを経営しているシェフのロベルト・オカベに首相の好みにあったメニューを学ぶように要請していた。オカベはイタリア風に料理されたソバ粉のスパゲッティである蕎麦を作って準備した。そしてベルルスコーニはそれを2度3度とおかわりするほど気に入った。それから和牛のステーキには神戸牛をセレクト。全てが様々なトーストからKrugのベースまで覆われていた。おかしなことに:ベルルスコーニは3-0となったもうひとつの試合後に、一回だけFinger’sに来たことがある。それは2007年5月2日。ミランがマンチェスターユナイテッドを破り、チャンピオンズ・リーグ決勝へと駒を進めた時(そしてリバプールに勝利)。今はカップを取るチャンスは失われた。しかしカンピオナートのためにはおめでたいと言えなくもない。

手には『Gazza(ガッゼッタ)』 ベルルスコーニはロッソネロの勝利を祝ったGazzettaを見せつつ、2時45分にはグループから去った。「スクデット? あと7試合に近づいた。うまくやる可能性を持っている。決意を持って先に進む必要がある」。パーティーの雰囲気が最も読者が読みたい質問をも許す。そして、娘バルバラとパトとの関係について聞いた時、首相は少々困り果てる:「次の質問はなんだね?」。バルバラについては置いておいて、会話はまじめになる:「バルバラはCDA(ミランの運営委員会)の中でうまくやっている(4月20日の会議で承認)。今のところはアドバイザーのようなもので、まあこれからどうなるか見てみよう。我々家族の愛がロッソネロカラーに継続的に向けられている事を、私の子供たちの誰かが保証できたという先がけとなる」。ファミリーの領分の外にも伝統的重々しさの筋道:「マルディーニ自身が興味を持てる役割を見つけられるよう期待している。ミランは友情のサロンだ。私は彼がこのファミリーの役割を担うために残れる事を願うよ。とはいっても、これは切迫した事ではない」。

ナルシスト メルカートに関してさえも。「我々は何も望んでいない。こうしてうまく行っている」とベルルスコーニは主張し、バロテッリの名前を聞いた時でさえアンテナを上げなかった。いやむしろ落第点を与える:「彼はブラボーな若者だ。しかしあまりにも何度も不注意だ。ミランにはリスペクトすべきスタイルがあり、このスタイルは彼には近しくないように私には見える」。今はそうだが、これからどうなることか:イブラに関してもベルルスコーニは、彼がミランのロッカールームに合わないという議論を一笑にふしていた。「アッレグリはすばらしいパーソナリティを持っている。とても満足だよ。彼は我々のスタイルのラインに連なっている」。レオナルドに関しての言葉は短い:「彼は裏切り者ではない。サッカーのあるチャンスを掴んだのだ。彼がうまくいって欲しいから心から願っているよ。彼が私を『ナルシスト』と言ったが、それは真実だ。彼がそう言う道理があるね…。ミランファンが彼の事をひどく扱った? 彼らみんなが私のように良い人間ではないからね…」。たとえカッサーノがイライラさせても「彼はゴールを決めた。しかしその後も起きた事は水に流そう」

莫大な罰金 ベルルスコーニに別れを告げ、朝の4時までガッリアーニはまだレストランに居て、まだデルビーの雰囲気の中に居た:「チアゴ・モッタのあのヘディングはゴールだったと誰かが言ったって? はっ、他の人たちはセードルフのシュートをマイコンが防いだのはPKだったと言ってるよ。アッレグリに賞賛を。彼は優秀だ。サッキ、カペッロ、アンチェロッティの統合体になる事を願う。レオ? ファンたちは私を許して欲しいが、彼が良い事を願い続ける。バロテッリ? 我々には4人の偉大なFWがいる。したがって誰も出て行かなければ(バロテッリの獲得は)不可能だ。しかしマリオには成長を期待する」。FWに関して:「カッサーノには困ったものだ。今後ユニフォームを脱いだ者には莫大な罰金を課す」。Ibiza(ザンブロッタ、オッド、インザーギ、ボネーラ、アンブロジーニ、ソクラテス、アバーテ、ボアテング)や3 Jolie(オーナーとしてアントニーニも居た、ガットゥーゾのレストラン。)のような街のレストランに散らばった選手たちによって繰り広げられたパーティーの終わりに、この夜はガッリアーニのこの最後の言葉で締めくくられた。

(Gazzetta dello Sport 11/04/04 第8面)


どの口が言うかーーーー!とひねりあげたくなるような、ベル爺の言葉の数々でありますw こういうパーティーではチーム内の友好関係がかいま見られておもしろい。Ibizaはアンブロとビリーのお店だし、みんな仲間の店にお金を落としてるのねw ここに名前が出て来ない人たちは、『なんで会社の外でまでつきあわなきゃなんねえんだよ』という会社員のように、付き合い悪く家に帰ったんでしょうか。カサ坊はきまりが悪かったかな。

↑もちろんパトはバルバラ姐さんと一緒で、みんなと別行動でありました


保守的な食の好みのベル爺のために、ブラジル日本フュージョン料理というFinger’sのシェフがメニュー工夫してるのもおもしろかった。ミラノに長く駐在していた事があり、久しぶりに再訪問した方の記事によると、「東日本震災の影響でイタリアの日本食レストラン、ガラガラ、お客が入らず」。「イタリア人は論理ではなく、感情の国民なのでこういうことが起きます」というのも興味深い指摘です。では首相たるベル爺がわんこそばをお替わりしまくったり、小女子のカルパッチョを食べるパフォーマンスしたら…信用して…くれないだろうな、余計に。アカンw

で、「我々は何も望んでいない。こうしてうまく行っている」とか言ってたその翌々日『CLマドリー戦がある日』に、『ローマの政治家の友人からの噂として(by Gazzetta)』、ベルルスコーニが「私の夢はチームにクリスチアーノ・ロナウドを入れる事だ」と言ったなんてニュースが書かれるんだから、目立つためには(もしくは新聞や視聴率を上げるためには)なんでもアリなんだな(もちろんベル爺自身が噂をばらまいた…というより、これでおもしろがり売り上げ上げたいメディアの仕業って感じがするけど)

「私は(CR7の代理人Jorge Mendesとコンタクトを取るために)ガッリアーニに白紙の小切手を渡していた」と友人に話したという作文。2009年のローマでのCLでは当時ユナイテッドの選手だったクリロナに「遅かれ早かれ、私は君をミラネッロへ連れて行くよ」と実際に言ってたんですが、『早かれ』の方はマドリーにやられたので、ミランは『遅かれ』の方、CR7が30半ば過ぎて最後のクラブとして来るのでしょう…。

そしてこれを記者から伝えられたモウリーニョが「ベルルスコーニがロナウドを欲しがってる? 不可能なミッションだ。たとえサッカーが産業であって、何が起こるかわからないにしても。もし彼が出て行くなら、私も出て行くよ(間を置いて)でもミランじゃなくてミラノにね」…と、これまたウケを狙ったコメント出してくれる。

ルービィ嬢との未成年淫行裁判が昨日から始まったベル爺。実はこのトンデモないモロッコ人少女はミラノのホテルでロナウドと×××したなんて言ってるそうで、なんてヤーな因縁を持ってる二人なんでしょうw ベル爺の言うミランスタイルってナルシストでエロリストかい。

それにしてもANSAが「ベルルスコーニはメッシとロナウドのいるミランを望む」なんて記事をマジメに配信するのは、ワルノリし過ぎだと思います!

…とはいいつつ、あり得ない移籍をいくつも実現してきたミランだけに、数年後にこのトンデモ記事と、ミランユニのベテランになった二人の姿を交互に見くらべて、なんともびみょーな気持ちになったりするのかしらw

実際、『エージェント業を始めた元祖ロナウドがセードルフのレストランによく通っているのは、彼のコリンチャンスへセーさんを移籍させるためで、ブラジルでは移籍決定と報道されてる』なんてGazzetta記事に、イヤイヤイヤーまたご冗談をってツッコんでたのに。ほんとにロナウドは単にブラジル料理喰いに行ってたんじゃなかった可能性も…。

セーさんがRede TVに語ったところによると「単なるきっかけの会話だけど、ロナウドと話したことはある」と認めちゃいました。まさに事実は小説より奇なり。「まだリーグ戦に集中してるから話は早いけど、ミランと契約満了になったらコリンチャンスみたいなクラブのオファーを検討する。ブラジルは好きだし」。でもセーさんはほんとのところはミランと延長したいとコメントしてたので、どうなりますか。