モテ審判は握手で足止め

ユーロ決勝。レーマンさんがグランデー!になって何度もナイスブロックしたり、ウッカリせっかちさんになってトーレスに絶妙シュート決められたり、PA内ギリギリでキャッチしたり、そんな激しいアップダウン楽しませていただきました。表彰式の時、すごーくうらめしそうな彼のアップ顔撮るなんて、イジワル&ナイスなカメラだ。

ロゼッティさんはそのレーマンのハンド疑惑をスルーした他にも、セルヒオ・ラモスのPA内脇腹か手か?ブロックとか、シルバのポドルスキーへの頭突きも見なかったことにしたせいで、試合後は(おそらくドイツサポーターから)盛大にブーイングを浴びておりました。ポドルスキーがラテンな人なら、頭に髪の毛が当たっただけでも、3秒くらい時間差であっても堂々と2メートルくらいふっ飛んで痛がっただろうに。

スペインリードした後は、ドイツが同点にしてさらにおもしろいことになればーと願っていたので、残り時間が少なくなるとうま〜く倒れてマイボールにして時間稼ぎをするスペインのファウルは『そこは、なーがーしーてーロゼッティ〜』とテレビの前でブーブー言ってましたw あの時間にドイツ怒濤の攻めが見たかったなあ。

案の定、レーマンはロゼッティ審判を「傲慢なジャッジ」と批判。しかしお国の首相は、そのロゼッティさんとなにやら長く話し込んでいましたよ〜と思っていたら、こんな事を言ってた…という記事が。また読唇術でも使ったんかいっ!ていう怪しげで、非常にイタリアン身びいきが激しい記事です(笑)

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メルケルとロゼッティに関する全て
首相:「権威的ではなく、注意をほどこしていた」。審判:「2つの偉大なチーム」

アンジェラ・メルケルとロベルト・ロゼッティはいったい何を話していたのか? そしてそれは何語で? 多くの人々が私に聞き、サイト内では質問に悩まされた。なぜなら、厳粛なセレモニーにおいて、あのシーンは普通ではなかったからだ。我々は逐一そこで語られたことを明らかにできる立場にいる。ロベルト・ロゼッティはそれを安心して放置する。賞讃される決勝を享受し、母ルチアーナの健康状態をひどく心配するこの時期において、とるものもとりあえず。チューリッヒへスーツケースを取りに帰った後、胸がはりさけそうになりなりながら、彼女がいる(故郷の)トリノへと向かった。

抱擁と握手 ブーイングの決勝。スペインはドイツを倒し、すばらしいいつもの彼ららしく、ロゼッティと副審のグリゼッリとカルカーニョはピッチ中央へ行く。するとその挨拶の場面ですでに通常ならざることが起きる:22人全員に(ヒートアップしないように)注意を与えるためにドイツキャプテンのバラックと共に試合中にイエローを出されていたスペインキャプテンのカシージャスは審判を抱擁して、審判はそれに微笑み返した。その次は観客席にてそれは起こった:UEFA会長プラティニからのメダル授与、そして握手:次はスペイン国王ファン・カルロス、FIFA会長ブラッター、スペイン首相ザパテロ、ドイツ首相メルケル。しかし彼女は手を長く離さず、こう語りかけた、英語で…。

メルケル:「シニョール・ロゼッティ、あなたと知り合えて本当にうれしい」

ロゼッティ(思いもよらなかったので驚いて):「私こそとてもうれしく光栄です、シニョーラ・アンジェラ」

メルケル:「とてもすばらしいジャッジでした。気をくばる事をよくご存知です。権威的ではなく、そこにはリスペクトがありました」

ロゼッティ:「おほめの言葉、本当にうれしいです。私やアシスタント、そしてその賞讃が本当に値するべきイタリア審判たちにとって、重要なことと思います」

メルケル(腕を広げ):「試合はすばらしかった。ドイツは勝てなかったことは残念ですが。でもすばらしかった」

ロゼッティ(彼も腕を広げ):「サッカーとはこういうものです…。決勝に進んだのは2つの偉大なチームです」

メルケル:「また個人的にお会いしたいですね。そうでなければテレビで見ます。審判の方とこういう風に知り合うなんて驚きです」

ロゼッティ:「あなたとドイツ、それにスペイン、両チーム、それぞれのお国に祝辞を」

その間、ザパテロや近くの人々は興味をそそられて、それを聞いていた。

AIA(イタリア審判協会)のグッソーニは幸せに浸っている:「審判のクオリティに対して、皆がアベーテ(イタリアサッカー協会会長)、コッリーナ、私に賛辞を述べた。今は(カルチョポリで崩壊した審判界の)再生を続けている。ファリーナ審判の除外? 50%以上だろうね…」

ANTONELLO CAPONE

(Gazzetta dello Sport 08/07/01 第18面)

ロゼッティさんのお母さん、お大事に…。ただいま、表彰式を見直してみましたよ。メルケル首相、力いっぱい手をぶん回す勢いで握手してるけど、記事みたいにたくさん話してるかなあ〜?w ただ、確かにブラッター氏他、回りの反応は「なんだなんだ?」って顔だ。

ユーロ、最初は各チームの特長が良くわからなかったんだけど、試合が進むにつれそれぞれのチームの顔がはっきりしてきて楽しかったです。そしてそれぞれの国の昔から変わらない所、変わってきている所なんかもわかってくると、さらに楽しい。これにアフリカ、南米、そしてアジアが加わった2年後W杯はやっぱり楽しみだ。南アフリカの情勢によっては開催地が変わるかもしれないというブラッター氏の発言があったのが気がかりですが。

で、ちょっと前の記事ですが、『サッカーの戦術で見えちゃった国民性の違い』っていうおかしかった。いきなりレーマンさんだしw(だよね?)

イタリアは『タイトで鉄のディフェンス、中盤のアイデアに乏しく、ストライカーへパス…そして…ペナルティ』。最後のスペイン戦ではピルロなしで、まさにこのクラシカルなイタリアに戻ってしまってましたねえ。今大会スペインが優勝できたのは、試合中にシエスタしなくなったからなのか! マジメな話、楽しく華麗なパス回ししながら、いざ得点に結びついた時の中盤から前線への展開は、今までのスペインらしくなく早く、かつパスレンジが長い気がしました。ああ、それミランに欲しいんですけど。


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2 Responses to “モテ審判は握手で足止め”

  1. ミラニスタ Says:

    ファリーナ審判の除外? 50%以上だろうね…

    ー>これってどういう意味ですかね?またなんかやらかしたのかな?ファリーナ審判。個人的に一番気に入らない審判なので(疑問のジャッジばっかり)除外されれば嬉しいのですが。。せめてビッグマッチだけでも除外されてほしい。

  2. TERZINO Says:

    >ミラニスタさん

    私も詳しくはわからないんですが、下記の6月29日付Gazzetta記事が見つかりました。ファリーナのところを要約すると、

    http://archiviostorico.gazzetta.it/2008/giugno/29/Proroga_vista_per_Farina_Palanca_ga_10_080629019.shtml

    「今週金曜日にAIA(イタリア審判協会)は来シーズンに向けて審判員の合格不合格を公式発表するが、45才なので通常なら引退するファリーナを特別に続けさせようか…とグッソーニ会長とコッリーナ審判選定委員長は考えているようだ。それは彼の経験が若手に活かされると考えているからだ」

    カルチョポリでベテラン審判が大勢やめて、セリエAでの経験が少ない、もしくはまったくなかった審判を起用せざるを得なくなったために、怪しいジャッジはなくなったかもしれないけど、未熟さゆえの誤審が多くなっているとも言われてますよね。これは時間をかけて再構築していくしかないのかもしれません。
     

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