EURO:スペイン×イタリア

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試合始まってからずうっとこれはイタリアの試合!しかも、ものすごいクラシックなイタリアの勝ちパターンの試合だー!って思ってたのになあ……。すぐにDFラインまで引くんじゃなくて中盤でも一度プレッシャーかけに行って積極的に守り、隙あらば時々スペインの背筋をゾっとさせるシンプルな攻撃。ドナドーニの交代も、今大会初めて(笑)おおっ納得!って感じだったのに。PKの勝負になっちゃったら、もうどうなるかわからないですもんねえ。早いカウンターが決められなかったのが、今大会通して痛かったかも。

スペインは前半はゴール前まで入っていけないから、遠目からミドル打つしかない。後半は中盤の構成が変わったからか、きわどいパスが通るようになるけれど、イタリアが最後のところを割らせない。この展開にはキス魔のブッフォンになだめられてたトーレスやビジャなど、時間が経つにつれて何人かのスペイン選手は思うように攻められなくてイライラし始めていたのに。もしかしてイニエスタ、チャビ、トーレスを下げるというアラゴーネスの大胆交代でエリア内に入れるようになり、イライラが全体の隙として伝播するのを防いだのか…。明らかに前半より後半の方が、ゴール前の白のユニフォームの間に赤が点在するようにはなっていましたが。

それでもPK戦前までどちらか一方が気持ちや勢いの点で有利だというような気配はなかったし、プレイ内容でも全くの互角の戦いではありました。これはもう、全てのジンクスを消し去るような、今までとはひと味違うスペインの心と体の強さがあったってことで、賞讃するしかないかなあ…。

アンブロさんは特に前半、エリア内に侵入するトーレス&ビジャをハードに止め、俺たち破るのは簡単じゃねえっ!てガツンと行ってた。彼のユーロでのプレイはずっと良かったと思うな。ザンブロさんはちょっと振り回され気味の前半だったけど、後半は挽回。カッサーノはせっかくの他人を活かすおしゃれなプレイが、あと一息回りと合わなかったなあ。それだけに、パスではなく強引にひとりで行くところがもっとあっても良かったかもしれない。次はもっと予選から出て、タイミングが合うといいね。

キエッリーニはパヌッチさんのカバーで目覚めたのか(笑)、いやいや彼もカンナバーロの件で期するものもあったんでしょう。乱暴なプレイがなくなって、ものすごく強くて良いCBに変身してしまった!来季のユーベが恐い〜。カモラネージはよく動き、PKでもふてぶてしくからかうようなキック。今は味方だからあれには惚れそうになったけど(笑)、やっぱりユーベの時は恐い。そしてトーニ! 彼にはPK蹴ってゴールを決めて、ノーゴールの呪いを解かれて欲しかったんだけど、おあずけですか。ヒゲはどうするんだ、ヒゲは!

みんなになぐさめられてたディ・ナターレ、たぶんデ・ロッシも、そして泣いていたピルロのやりきれない気持ちを思うと、くーって来たけど、いろんな負の要素がありながら、よくここまでやったよアッズーリって思います。お疲れさんでした!


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4 Responses to “EURO:スペイン×イタリア”

  1. liliko Says:

    こんにちわ。
    アズーリ、残念でした。ピルロがあんなにあられもなく涙を見せるなんて・・・。大会中はイタリアの調子に合わせて、こちらの体の具合もなんとなく悪い感じでしたが、ひとまず私のユーロは終った感じです。
    ドナドーニも残念。やっぱりダメだったか・・・それから、オランダのファンバステン監督も。
    とはいえ、期間中も楽しい更新ありがとうございました。
    おいしいスペイン×イタリア対決なんて、読んでいてちょっとワクワクしました。応援も楽しんでいていい雰囲気。
    代表の監督はやっぱり交代でしょうかね。
    とにかく、選手たちは、ゆっくり休んでリフレッシュしてほしい。
    来期のミランを楽しみにします!

  2. TERZINO Says:

    >lilikoさん

    いつもはクールなピルロのあんな手放しの泣きっぷりを見ちゃうと、なんだかどぎまぎしちゃいますよね…。おお、体調は大丈夫ですか? 予選で築き上げたアッズーリがリセットかいっ!な最悪のオランダ戦から、徐々に戦い方が良くなってきていただけに惜しい敗北でした〜。

    バステンさんはアヤックス監督が決まってますが、ドナさんはどうなりますかね。イタリアメディアはもうリッピ就任が確実なような報道をしていますが…。

    思えば、連覇は奇跡でしかあり得ないW杯優勝後の監督なんていう、誰も拾おうとしなかった火中の栗をあえて拾ったドナドーニ。リボルノ監督から代表監督という飛び級ゆえ、いろいろ未熟なところはあったかもしれないけど、その逆境に飛び込んだ気概と厳しいグループリーグ突破という結果は讃えて温かく送り出していいんじゃないかって思いました。イタリアメディアが恒例のチーム内不協和音を起こすようなウソ記事を書いたりしてたけど、選手との関係はとても良かったようだし。またクラブ監督で活躍して欲しいです。

    >おいしいスペイン×イタリア対決

    さすが美食の国ですよね。地方料理もすっごく豊富だし。スポーツ紙とは思えない記事でした。アッズーリ全員の郷土料理が食べたいな(笑)

    ミラネッロ集合まであと1ヶ月もない…って思うと、代表の選手たちは大変ですね。私もlilikoさんと同じく、みんなにはリフレッシュしてもらって、イキイキしたミランが見たい!

  3. Cremonese Says:

    初めまして。いつも楽しませていただております。

    EURO。PK戦残念でした。デ・ロッシもドイツW杯のときは見事に上に蹴ってたのに・・・そしてディ・ナターレのところは連鎖反応があるのでデルピエロ来い!と思ってたけど、ああいうのは最初から順番決まってるでしょうからしょうがないですね。結果が出た時はすぐに仕事に行かなきゃいけないのにしばし呆然としてしまいました。アズーリはこれから世代交代で大変になるんでしょうけど、北京でいい結果出して南アフリカにつなげてほしいですね。

    それでは失礼します。

  4. TERZINO Says:

    >Cremoneseさん

    はじめまして!
    PK戦は見ている方も辛いですが、蹴る選手たちの重圧は想像を絶しますよね。救いなのはイタリア選手がワクをはずしたんじゃなくて、やはり『聖カシージャス様』だった!ってことでしょうか。

    北京、カシラギ監督はなんと!ボネーラをOA枠で呼びたいけど、ミランが許さないだろう…っていう記事読みました。今頃ミランのダニエレ君はバカンスにも行くに行けなくてドキドキしてるかな(笑)

    今回のユーロも準決勝進出が最低ノルマだったなんて、イタリアってさすがにハードル高いなって思いました。監督人事含め、うまく新チームが動きだすといいですよね。

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