デルビー無敗男、健在
最後の15分間、うちの観戦用抱きつきクッションが引きちぎれる勢いになったハラハラを演出してくれた『カラツさん、自分で壁位置を指示しといて、ポジションの反対に蹴られるってどうよ?』と思っていた、あの場面。実はこんな理由があったとは!

↑確かに壁は6枚。
カラツはクルスのゴールの責任を取る:「俺はボールが飛んで来るのが見えなかった」
「壁は6枚だった、俺は4枚だ!って叫んだんだけどな…」クルスのFK弾の彼のミスは、インテルとのデルビーのおけるミランの勝利を危うくするところだった。試合後、オーストラリア人GKカラツはSkySportのマイクに向かってこう明かした:「ボールが見えなきゃ、セーブできねえよ」。
—壁には6人いましたね、インテル選手もさらに2人…。
「俺は4枚だって叫んだんだ。なんでそうなったのかわかんないけど、俺は何も見えなかった」
—FK前、あなたは見えないと言った?
「あれは試合の特別な瞬間だった。俺を助けようと壁に入ったんだろう。インテルも何人か選手を入れてきて、すっげえ混雑状態だったよ…」
—他のFKの場面でも壁に6人いましたね…。
「俺はブロッキに出て行くように言ったんだ。それで幸い、俺はボールの出どころがわかった」
—カラツの将来は?
「シーズン終了まであと2試合で、その質問にはあんまり興味が持てねえな。俺たちはその2試合をして、それからクラブは最善のことを決めるだろう」
—カラツはデルビーに一度も負けていない…。
「今はそうだ。今日はものすげえ興奮する、本当のデルビーだった。勝つってことは最高でっかいワクワクだな」
—フラミニが今夜到着して、4年契約を結びます。知っていましたか?
「いいや。もしクラブがフラミニが有用だと思ったんなら、うまくいくさ」
(Goal.com 08/05/04)
うんうん、みんなカラツのこと助けようと必死だったんだね〜って、信用されてないってことかいっ!w そんな風に自分で自分のこと言うカラツ、いいキャラだ。アンチェも試合後コメントで、「壁に人が多過ぎた:ミラネッロでそれについて話して、その原因をチェックしなくては」と言っているので、誰かがお仕置きされるんですね。
以下はGazzettaに載ったカラツの記事。
カラツ:「あのゴール? ボールが見えなかったんだ」
ミラノ発 土曜日の夜、彼は友だちに簡潔で非常に明快なSMSを書いて送っていた:「Siamo pronti, man(俺たちゃ準備万端だ、マ〜ン)」。『俺』ではない、『俺たち』だ。なぜならゼリコ・カラツはそういうプレイをしているからだ:何よりもまず、自分自身より先に、グループ、チームのこと。ピッチで彼はそういう風に言う理由があるパフォーマンスを見せてきた:ミランは準備万端だ。ゼリコはすでにクレスポが彼と一対一になった時、最高に準備していて、その瞬間、キャリアを通してずっと並外れたものを見せてきたアタッカンテの前で門を狭めるために、その202センチの体を投げ出した。
それからカラツはクルスのFKでは少々準備不足だった。しかしその理由がすぐわかった:「ボールが見えなきゃ、セーブできねえ」。壁の人数が多過ぎたのだ:「俺は4枚だって叫んだ。なんでそんなことが起きたのか、わかんねえよ。でも何にも見えねえってのはわかった。あれは特別な瞬間だった。チームメイトのヤツらは俺を助けるために壁に入ったんだろうな。インテルも何人か選手を壁に入れてきて、めちゃくちゃな混雑だった」。
同じシーン、しかし違う結末、キブのFKはその少し後だった:「俺はブロッキに壁から出て行くように言った。幸い、俺はボールの出所が見えて、セーブできたんだ」。こうして一度もデルビーに負けたことがない男は歓喜することができた:「勝ってすっげえ興奮した」。彼の将来については:「俺たちは2試合戦って、それからクラブは最善のことを決めるだろう」。それには、ミランが彼のことを本当にやっかい払いしようとしていた理由を知る必要があるだろう。しかしこのゼリコはそれを言うことは好まない。まずはグループ、それから個人のこと。オーストラリアではそのようにしている。
スーペル・カピターノ ミランでも概してそのように行なわれている。そしてその理想的なカピターノは、昨日も絶大だったマッシモ・アンブロジーニだ:「僕たちが常に手に入れて来たすばらしい試合になった」とアンブロは語る。「今はあと2試合を残すのみで、全てはホームにかかっている。全てをかけて日曜日にナポリへ勝ちに行く必要がある。インテル戦で僕らは輝いて、堅固だった。今季はおかしなシーズンだった。何回かの機会に、僕たちは自分らの不注意で敗北を喫した。でも来年は再出発できると思う」。ひとつのチームとして、90分間走り、戦うこと。全員がグループとなって助け合い、勝つ用意があること。そう、忘れがたいデルビーとなったその前日に、予言的にカラツがSMSに書いたように。
(Gazzetta dello Sport 08/05/05 第8面)
昨日のデルビーでもピッポやカカが惜しいシュートすると、めっちゃ悔しがってる姿が何度も映し出されるし、失点した時は周りを怒っているかと思えばあれは自分に腹立ててたらしいし、ベンチでも腐らないでいつも応援していて、ゴールした選手を温かく迎えてたし、ほんといいキャラですよカラツ。ちょっと横に動けない仕様ではありますがw、国内だけなら十分先発できる。カンピナートも大耳も狙うミランに復活するためには、彼の他に20代のGK取って、徐々に序列交代していくのが望ましいのですが、いつまでも彼がレギュラーで楽しくハラハラなバックラインってのもいいなw それもミランGKの伝統らしいので。
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