ネスタの相棒たち

ネスタに関してのコメントをいくつか。

まずはお先にアメリカのリーグMLSだけどカナダのチーム「モントリオール・インパクト」と契約したディ・ヴァイオ。

ネスタについてディ・ヴァイオ「おそらく一緒にプレーする」

「僕らは一緒に育った。一緒にユース時代をずっと過ごしたんだ。一緒に始めたけれど、それから全く違うキャリアを積む事になった:彼は僕より有能で、幸運だった。今は一緒にイタリアを離れる。おそらく一緒の場所でプレーすることになる:彼はアメリカを愛してるし、マイアミに家がある。カナダに行ってアメリカのリーグでプレーする可能性があるんだ」。このようにマルコ・ディ・ヴァイオは、友人であるアレッサンドロ・ネスタとすぐに再び結ばれるだろう将来をSkySportに語った。ネスタは日曜日ロッソネロでの最後の試合に出る予定だ。

(Milan News.it 12/05/11)

身軽な独身時代はマルコ君と一緒にアメリカへバカンスへ行っていたネスタ。この年代のイタリア人選手って一緒にバカンス行くのが多くて、他に友達いないのー!プライベートでも仕事仲間かー!と微笑ましくもツッコんでいましたが、今どきの選手たちはどうなんでしょうね。わりとすぐに結婚しちゃうかな。独身貴族を続けてたのって一昔前の人たちかも。

で、またアメリカで一緒なんですね。ネスタはどうかわからないけど、なんだかディ・ヴァイオはうれしそうだなw

イタリア人って外国だと寂しくてダメな人たちみたいだから、ネスタも心強いことでしょう…(『良かった探し』のポリアンナになった気持ち)

ディ・ヴァイオはリーノについても「ガットゥーゾがMLSに? ミランに居てくれるよう祈ってる。彼はまだ若いし、とても不運なシーズンの後だから残留するのがふさわしい」と言ってくれてました(残念ながらだけど…。・゚・(ノД`)・゚・。)。

次は、一昨日ちょうどネスタの記者会見が終わって悲嘆にくれているさなか、TLに笑顔なテニス姿の写真が流れてきて、「パオロさんは気楽でいいわねー!」とヤツアタリしたくなったマルディーニのコメント。

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↑これです。別にパオロさんに罪はないけど、タイミング的にねw


↑またミランのチャリティテニス大会に出た際のインタビュー。

ミラン、マルディーニは思いを抱く「クラブでの将来?何も期待しない」

ミランの元カピターノ、パオロ・マルディーニがSkySport24のマイクに今シーズンでロッソネロのクラブを去るアレッサンドロ・ネスタの決断について語った:「誰でもフィジカルの問題で引退したり、違う経験をしたくなる時が来るのがいつかはわかっている」

—あなたの将来については?

「外から見守っていてもサッカーはとてもおもしろいよ。より客観的になり、はっきりしたことがわかるようになる。自分の将来がどんなものになるかはわからない。今のところはまったく特権的な存在として生きている」

—スクデットはプレゼントしてしまった?

「そう、ユベントスの功績を消し去るわけじゃないが、大きなアドバンテージがあったのに、それを自ら投げ捨てて、ユーベにあげてしまった」

—このサイクルが終わった後、ミラン家は誰から再出発を?

「チームの2つの中心軸はチアゴ・シウヴァとイブラヒモビッチだと信じている。彼らはこのチームのシンボルだ」

—ここ数年のミランと何が変わりましたか?

「僕はもう3年間ロッソネロの環境から離れているのだから、もう(そういう事を言うに)ふさわしい人間じゃないと思うよ。イタリアではこのチームでリーグ戦を戦える。ヨーロッパではもっと難しい」

—ミランはまったくあなたにクラブの役職をオファーしてないのですか?

「してない。もしそんな役に立てる日がくるのならうれしい。そうでなければ他の将来となるだろう。僕は物事は自身で勝ち取ることを常として来た。何も待ち望んだりはしない」

(Milan News.it 12/05/10)

マルディーニ:「イブラは明快だ:勝利したいんだ」

ミランチャンネルのマイクにパオロ・マルディーニはイブラヒモビッチの最新の吐露についてこのように語った:「僕は毎日の実際のミランを知っているわけではない。でもイブラは試合中でははっきりしている:勝ちたいんだ。だから彼がサッカーを始めて以来ずっと伴って来た勝利のリストを続けるためにその保証(となる投資)を願い出ているんだ」

もしイタリア国内ならこのチームで充分だろう。もしミランがケガ人なく戦えばユーベとも対等だろう。マルディーニの考えによれば、ヨーロッパではロッソネリはさらなる補強が必要となる:「イタリアではどこともギャップはない。ミランはどのポジションでもユーベと同じレベルにある。ヨーロッパではこの最新の変化と退団によって、個人レベルでも量という意味でもなにがしかの投資がなされるべきだろう」

ネスタについて:「ネスタ? 彼はミランとイタリアの歴史の偉大な一部であり、そこから離れて行く。彼のようなイタリア人選手を見つけるのは簡単なことではない。まだ代表でもプレーできると思うが、彼のフィジカルコンディションが多くプレーさせる助けにならなかった。ネスタは戦術においてもテクニックにおいても人間的にも忘れがたい選手のひとりだ。ネスタが僕のすばらしい友達だという事をおいても、ミランとイタリアサッカー両者にとって彼が去って行くのは寂しいことだ。

もしプレーしたいのなら、戦術とテクニックレベルから見て、より負担の軽いリーグに参加するのが妥当だと思う。人生では違う経験をするのもいい考えだ。僕はビリー(コスタクルタ)、フランコ(バレージ)、タッソッティ、ガッリ、それから忘れてはならないスタム、デサイーと一緒にプレーする幸運を得た。僕がミラネッロでプレーを始めた時にあった、ミランにおける偉大なセンターバックのすばらしい伝統をネスタは継承したんだよ」

ミラン基金について「違うスポーツを練習する機会と、集められる最も重要な基金を使う幸運をくれたミラン基金に感謝したい。ミラン基金は僕がミランをもっとも誇らしく思うもののひとつだ」

(Milan News.it 12/05/11)

こちらのリンク先では上記と同じ映像の英訳コメントを和訳していただいてます。ピッチ上での阿吽の呼吸はともかくとして、二人のプライベートの趣味は全く合わなそうなんだけど、パオロさんの意識としては「今では私たちは休日に同じ場所に行くようにお互いのことをわかるようになった」くらいの親友なんですねw

ああ、なんだか退団していく本人のコメントはつら過ぎるけれど、身近な人が語る選手像を訳して読むと少し心が落ちつくような。まだまだ平静に戻るのは遠いけど、一日一日こうして過ぎていくんだな…。相棒といえばピルロはなにか言ってくれないかな…。

ネスタのプロフェッショナル

ネスタ記者会見、実際は記者との質疑応答だったりするので、実際に近いGazzettaの記事をあらためて。


↑「自由のネスタ神」どんなコスプレでも美しいな!
ほんとにアメリカ行くのかな…

別れを言うネスタ「ユベントスへピルロを渡したのはミス」

「これがミランでの僕の最後のシーズンだ。イタリアのリズムが継続的にプレーすることを僕に許してくれないし、ベンチで機会を待つのもなしだ。もし自分が重要だと感じなければ家に居る方がいい。僕に多くを与えてくれたクラブを尊重し、まだ楽しむことができるリーグ戦で違う経験をしようと思う。ここではファンタスティックな10年間を過ごしたし、すばらしい人たちと出会えた。でも常にプレイすることだけで自分が重要だと感じることができる」

—いつ決断したのですか?

「2月に。A volte cambiare ti dà l’ultima botta di vita. ミランはもう一年の延長を願っていた。僕はガッリアーニに感謝したが、もう出て行くことを決めていた。でもまだできると感じているから辞めたりはしない」

—ニューヨーク・レッドブルズでプレイしたら、アメリカのリーグでディ・ヴァイオと会えますね?

「彼はもう契約した。僕はまだで、オファーについては何も言えない。動き出しているものはあるよ。アメリカでプレーするのは魅力的な経験だね」

—イタリアに残ろうとは全く考えなかった?

「僕には2つの可能性しかなかった:ラツィオか外国のクラブかだ。ローマに戻るのは適切ではなかった。あそこではすばらしい経験を味わったけれど、僕は彼らの望む選手のタイプではない(訳者注:ロティート会長はネスタのようなベテランを求めないと以前発言した)。それで外国という可能性だけが残った。5月16日にはマイアミへ行き、待つ…」

—ミランの将来はどう見ますか?

「手中に入れていたスクデットを取ることが望みだったからがっかりしてチームを去る。将来はわからない。誰が残り、誰が去るか、それもベースにして検討することになるだろうから。でもトップレベルを維持するには経済的な問題がとても重要なのは明らかだ。勝利のサイクルを再開するには適切な人間、多くの貢献ができ勝利を望むにふさわしいピルロやセードルフのような選手たちを見つけなければならない」

—ピルロについてですが、出で行かせたのは間違いだった?

「Voi che dite?(君たちが言うことかな?) 結果を見れば彼をここに留めておくのが重要だったけど、特にユーベに渡さないことが重要だったと信じている。アンドレアはとびぬけてすばらしい選手だし、誰の目にも大勝利の年だった」

—あなたのロッソネリとしての10年間で最もすばらしい瞬間は?

「最初のチャンピオンズ・リーグでユベントスにPKで勝った時」

—アンチェロッティは最もフィーリングが合った監督ですか?

「もちろん。彼は僕のキャリアにとって最も重要な監督だ。彼は偉大な勝利たちに結びついているし、それをなしとげる方法を持ち合わせているから。彼は完璧な監督だよ。よく連絡を取り合うんだけど、でもPSGに行くよう誘ってるんじゃないよ。あそこは僕が行くには強すぎる…(笑)」

—アッレグリとはちょっとした仲たがいがあったというのは本当ですか?

「僕らの間にはなにも特別なことは起きていない。彼ともスタッフともとてもうまくいっていた」

—対戦して最もてごわかったのは?

「ロナウド」

—では一緒にプレーして最強だったのは?

「マルディーニ、カカ、シェフチェンコ、ピルロ」

—新しいネスタは誰でしょう?

「わからないよ。でもミランにはネスタ以上の事もできるチアゴ・シウヴァが居る」

—あなたのレベルに到達するにはどうしたら?

「自分はまじめでプロフェショナルな選手だと思っている。毎日自身を高めたいと思っているんだ」

(Gazzetta dello Sport 12/05/11 第8面)

昨日はリーノが辞めることに大ショック。ピッポのお別れの手紙も読めばせつなくて。こんな時、つたなくてもできるだけ自分で訳してみるのも悲しさがまぎれるものなので、自分語りは少なめでどんどん訳文だけアップしていくかもしれません。

お読みになっている方はわかってらっしゃることと思いますし、Twitterでもご指摘いただきましたが、私のイタリア語翻訳は独学で、今でも辞書をひきひきの直訳です。日本語もつたないです。それは申し訳ないですが、これ以上上達するのも難しいですし、時間をそそぐことはできません。特に今は読み直して日本語的に整えている時間も惜しいです。お読みになる方は『こんなニュアンスのことを言ってるんだなあ…』と、おおまかに文意をつかんでいただければと存じます。あくまで趣味でやっているのでミスも笑って楽しんでくださいね!

さよならネスタ、美しいミランをありがとう。

以下、ネスタの記者会見。各メディアから集めたものです。

今はうわごとのようにネスタありがとうと言うけれど、まだ本当には実感はできてない。最終戦でこれがほんとにミランで最後のユニ姿だと見て確認し、それからプレシーズンのミラネッロにいないのが寂しくて、アメリカ巡業に行ったミランさんとこにネスタが訪ねて来たりしてまたうわーんとなって、シーズンインしてピッチに並んだ時に本当にわかるんだ…。そういう長いスパンの悲しさを経てやっとネスタの不在を納得する。で、また節目節目で思い出すんだ、きっと。そういう選手だものネスタは。




↑記者会見の様子。冗談言ったりして、とってもすっきりした顔。
心の整理がついているようでよかった…


↑よりリラックスした感じのミランチャンネルインタビュー。
ベストプレー集を見たネスタの笑顔に涙がダーっと(´Д⊂ヽ

これがミランでの最後のシーズンだ。僕は去る。

シーズンが終わると次のシーズンの始まりじゃなくて、終わり頃の状態を考えるんだが、今はこの(多くの試合が続く)シーズンのリズムが僕に継続的にプレイすることを許さない。かといって、ベンチで自分の出番を待つこともうれしくないからこの決断をした。もし自分が重要だと感じられないなら、僕は家に居ることを選ぶ。

ミランで10年過ごし、この決断を下した。とても心地よかったこの場所で僕は偉大な人たちと知り合ったし、多くを勝ち取った。でもクラブを尊重し、僕自身のためにも、何かまだ良い事ができるところで違う経験をするために出て行きたいんだ。

僕は重要なプレイヤーでありたいと思っている。もしプレイをいつも出来なければいい気持ちではいられないし、その時は出て行く時だ。2月にこれが最後のシーズンだと決断し、それをミランと話し、こうしてうまくそうなった。まだどことも契約はしていない。どこに行くかはわからないんだ。海を越えて行くのも悪くないと言える。魅力的な経験だろう。

この10年のすばらしい思い出がある。だからクラブ、選手たち、それにファンたちに感謝したい。いまがミランを去る適切な時だと信じている。それをガッリアーニに説明してOKをもらった。「メッシは僕には早過ぎる」って言ったのは本当かって?(訳者注:Gazzetta記事に書かれた) いいや、そんなことは言ってない。ガッリアーニに自分の決断を説明するため電話した時、かかったのは5分だけだ。

毎日僕らはミラネッロへ来る。この10年間に感謝し、シェフ、ウエイター、クリーニング係、そういうみんなに感謝したいし、とても恋しく思うだろう。何年もここでプレイした選手はここにとても愛着を感じる。離れるのは辛いが、ずっと友達でいると思う。

もちろんアンブロジーニ、ガットゥーゾ、セードルフ、ピルロ(映像だとアンドレア)、マルディーニ、コスタクルタ、アッビアーティなどの歴史的な僕のチームメイトたちのことを恋しく思っている。

アンチェロッティは僕のキャリアの中で一番重要な監督だ。勝利のためにも勝利の方法のためにも。まるで自身が選手たちとチームメイトであるかのように勝利をめざす。そしてそれは我々が勝利した結果だけでなく、彼の人間性のおかげでもある。とても彼と近しいと感じている。完璧な監督だ。よく彼と話すんだけど、最近電話をかけてきた。でも僕をPSGに移籍させようってわけじゃないよ(笑)。

引退はしない。まだ調子がいいと感じている。でもセリエAとCLとコッパイタリアを戦わなくてはならない、このリズムが僕にとっては高過ぎるんだ。ガッリアーニはもう一年続けたいか聞いて来た。でも僕は感謝したが、もう決めていた。もっと低いリズムのところに行くことを望んだ。

誰が将来のネスタかって? 彼はもうここに居るよ、チアゴ・シウヴァだ。彼には僕より上を行って欲しいし、僕が成し遂げたよりもミランでもっと獲得して欲しいと願っている。

僕は自分をまじめな選手だと思っている。プロフェッショナルな選手になろうとし、毎日献身的に練習したから、僕はネスタになれたと思う。

ミランの新たな勝利のサイクルを再オープンするために、ミランは正しい人物を捜さなくてはならない。ミランにとても貢献してきたピルロやセードルフのような人物を。ミランはまじめでプロフェッショナルな選手たちのグループを作らなければならない。こういうタイプの選手が居てサイクルを再開できる。

みんなスクデットを取りたいと思っていた。それが僕らの領分だからだ。だから失望感がある。ミランの将来は残る者と出て行く者をベースにして検討されるだろう。

ミランの将来がどんなものか僕にはわからない。今はたくさんの選手がミランを離れるだろうから。もし新たな選手にお金を使って、契約更新もオファーしたならハイレベルを保てるだろうが、ミランがどうするかはわからない。

一番すばらしくて特別な勝利? 2003年のCL決勝でのユベントス戦だ。

僕がプレイした一番ベストのミランは2003-2004シーズン。カカが移籍してきてスクデットを取った。僕のミラン時代の最強ディフェンスは2004-2005シーズンのスタム、マルディーニ、カラーゼとのものだ。

この10年、僕が経験したミランでのこれら美しい時はずっと心の中に残る。ラツィオとミランはずっと心に残るだろう。これらは僕がプレイした唯一のクラブだ。僕はラツィオとミランとずっとつながっているだろう。

ネスタのミラン時代の良かった思い出、まさにそうそう!ってうなずくのは、自分がネスタのミラン移籍からサッカー見始めたってのもあるんですよね…きっと。

02〜05あたりの強く美しかった(顔面的にもw)ミランに夢中になり、その主要メンバーが素晴らし過ぎたのと資金投入が渋くなったこともあり、人の入れ替えがとどこおって高齢化硬直化していったアンチェ末期ドンヨリ期を経て、レオ様のアクロバティックな(ヤケクソとも言う)端境期。そしてベテランたちとのしがらみがないアッレグリがいよいよアンチェミランの戦術的中心だったピルロを放出して改革し始めた…。一流選手たちが若く強かった思い出だけでは現実の試合はこなせないのだから、誰かがやらなくてはならなかった憎まれ役を外様のアッレグリがやっていると私は思ってます(彼のことはソフト&資金貧乏版カペッロと見てるのだ。だからそこそこ勝てるかもしれないがベル爺には地味)。

他にもピッポ、セーさん、ザンブロさんが来季居ないことが濃厚。ローマさんは引退してミランコーチに。ボメっさんもリーノも怪しい…。こんなにいっぺんに変えるなんてー!とも言いたいが、でもその分、異例ともいうべき長年同じメンバーを見れたのと引き換えだものね…。まったくもってミランさん世代交代がヘタ。

またしばらくは新たなミランに慣れないだろうけれど、それでも私はミランに新しい魅力を見つけて応援していくと思う。新たな美しい最終ラインが見られることを夢見てるから、そのためにも長生きする! 時々はネスタを始めとしたあのキラキラした『美ョカトーレたちのミラン』を懐かしがる、そんな年寄りになるだろうけれども。


↑ネスタがミランへお輿入れして来た時の映像。まるで王子様w
クレスポのインテル入りもクラ会長のバブル破綻だものね…(唯一のスクデットも彼のおかげだけど)

ネスタの決断を待ちながら

あともう少しでミラネッロにてネスタの記者会見。大方の予想はアメリカ・レッドブルズ行き。かすかな望みだとしてもミランであと1年続行も祈りつつ、発表を待ちたいです…。

120510
↑(TдT)…永遠に見ていたいのに…

ニューヨークへ2年契約「メッシは走り過ぎる」
老化による不具合を感じる:ディフェンダーは今日発表する
アンリのレッドブルズに移籍するためにミランを去る

ミラノ発 

トロフィーたちはミラノの新たな家に残されるだろう。それはアメリカに滞在した後に戻って生活するのはここミラノだからだ。そしてとても熱心にこの10年間の生活を語り続けるだろう。しかし今日はお別れの日になる。アレッサンドロ・ネスタはすでにちょっと前からすでに噂になっていたがまだ好評されていなかった事のすべてを言うために、ミラネッロで記者会見を約束した:それはミランと我々のサッカーから去るが、アメリカはニューヨーク・レッドブルズでさらに2年間プレイするだろうということ。こうして日曜日は我々のリーグが歴史に残る偉大なディフェンダーのひとりに別れを言い、ロッソネロのクラブの最近の歴史の良き一部分を失うことになるだろう。

歩みに耐えられない サンドロはすでに一ヶ月前に決断を下していた:ミランは契約延長をもう一年伸ばそうとしていた。しかし彼は確答を返していなかった。ネスタは今年も年を感じさせない才能を見せていた。しかしキャリアにおける多過ぎるケガは彼のフィジカルに明らかな後遺症を残し、彼はずっとピッチのために這いずりながら終わりたくないと言っていた。こうして彼はチアゴ・シウヴァのケガ後には痛み止めを打ちながら、必要とされる時に歯をくいしばった。しかしこういう風に続けることの意味を彼は感じていない。彼は「メッシは僕には早過ぎるようになった」と、アドリアーノ・ガッリアーニに自分の選択を告げた時にそう打ち明けた。

アンリが待つ そうはいってもメッシに対するネスタは今シーズンで最も良いパフォーマンスを見せた。バルサとの4試合のうち3試合でいつもピッチで最優秀なひとりだった。しかしイタリアサッカーは彼にとって厳しい過ぎるものとなった。毎試合のプレイで回復するのに苦労し、個別な治療をするのに苦労した。契約延長してパートタイムな働きを受け入れることもできただろう。しかしもう最高の力を与えることができず、他の選手たちと同様の練習ができないと知り、ミランのようなトップクラブで続けて行くにはあまりにも難しい。このため、彼はアメリカメジャーリーグを選んだ。そこでのサッカーはストレスが少ない。レッドブルズには既にティエリー・アンリとラファエル・マルケスが居て、偉大なレベルのディフェンダーの居るチームで完成させたいと思っていた。彼らは長い間ネスタを口説き、最後には彼からイエスをもらった。ネスタはサラリーキャップが適応されない選手のひとりとなるだろう:アメリカのクラブは全選手の給料総額を230万ユーロと決められているが、ベッカムルールのおかげでどれだけ稼ぐか規制されない3選手を獲得できるようになった。

合宿と試合の連続だった10年間の後、今度は二人の子供たち、妻と、そして可能なときはいつも飛んで行ったマイアミの家をもっと楽しめるようになることだろう。ミラノの家にはミランと共に勝ち取った2回のチャンピオンズ・リーグ、2回のスクデット、クラブワールドカップ、2回のスーパーカップ、コッパイタリア、2回のスーペルコッパの写真と思い出が残されるだろう。ミランと我々のカルチョは彼なしでもっと貧しくなるだろう。

(Gazzetta dello Sport 12/05/10 第12面)

めんどり役のサンドロさんで

地元テレビ局Telelombardiaのルイウ記者はミランについて詳しいニュースを流す人。もちろんメルカート関係の話は全て的中とはいかないけれど。その彼がMilanNews独占インタにて(真偽のほどは別にして)いろいろ興味深いことを。

「グアルディオラは不可能。アッレグリはおそらく離縁。ネスタ?パオロ・マルディーニの最後のように」

—クリスティアン・ルイウ、アレッサンドロ・ネスタの将来については? 本当にアメリカに行くのでしょうか?

「ネスタはもう一年ミランでまだプレイすると信じている。とは言っても最近は屈することがあり、最高クラスの選手でいることが困難なところも見せている。水曜日のパラシオへの奇跡的な守備を考えれば充分だ。全部の試合に出るのではなく、ディフェンス陣のメンドリ(保護者)役となっていたパオロ・マルディーニの最後のようにできると思う」

—30才過ぎて更新できるのは彼だけだと思いますか?

「30才過ぎても更新する理由があるのはネスタ、ガットゥーゾ、アンブロジーニだ」(つまりジェペス、ザンブロッタ、ローマ、インザーギ、ファン・ボメルはお別れ予想…)

—改造する部分に関して:特にアチェルビは確実で、おそらくモントリーボも。来シーズンは移籍と獲得で差し引きゼロとなるか、それとも大きな投資も期待していますか?

「差し引きゼロのメルカート方針は続くだろう。まずはセードルフの場所にモントリーボ、それからディフェンスにアチェルビ、それにここにはもう一人の獲得を期待している。例えばドッセーナ。もし大型補強をしなくてはならないとしたら、ただ一人で、それは攻撃陣だろう。獲得にはお金がかかるし、テベスを取るためにパトを売却すようとした1月に、ガッリアーニによって草案が作られたその指令を踏襲するはずだ」

—大型補強が本当にテベスであるといいですね。

「我々はそう願っている。もし獲得できていたら今日のストーリーが違ったものになっていたに違いないだろうからという理由も」

—グラルディオラは1年安息の年とするためにバルセロナを去りました。彼が将来イタリアへ来る事があると思いますか?できれば本当にミランへ。

「グアルディオラ就任には経済的パラメーターは存在しない。もし彼がバルサをやめても、チームの形は一年はそのままだろう。イタリアではそれは許されないし、それはミランでも同様だ。今のチームはグアルディオラのとは全くかけ離れた哲学で作られていて、少なくともカペッロの哲学により近いので、これを作り直さなくてはならないとしても」

—カペッロに関してですが。彼の帰還を期待しますか?

「まず認めなければならないのは、アッレグリは出した結果だけでなく、プレイ哲学を含めて尊敬に値するということだ。彼は今までに欠けていた勝利への飢えをこのチームに復活させた。もし物事がこうすべきように行かなかったら(スクデットを取れなかったら)、アッレグリは最終的にその責任を取る人間だが、アッレグリはベルルスコーニの側からの強い苦痛を味わっているという人たちがいる。したがって、アッレグリ自身の過ちがなくても、ミランとの別れの可能性はとてもあるし、この点において、彼の後継者の私のイチオシはファビオ・カペッロだ」

(Milan News.it 12/04/28)

そうそう。パオロさんの最後みたいに、自分はヨレヨレしてたとしても、まだまだ守備陣の支えになって欲しいのー!ネスタにもー。

28才のフラミニも契約更新があやしいし、オーバー30才の契約切れの人たちこんなにいなくなったとして、同等以上の人って獲得できるのかしら…。あああ心配。そして寂しい。とても寂しい。仕方ないとはいーえー。

あと、カペッロは近頃サン・シーロにてガリなどの幹部席に近いところに居るのを目撃されていて、もしかしたら幹部として帰ってくるのではないかとも噂されております。もし戻って来たら、アッレグリ以上に鬼特訓されそうだけどね…。そしてしばらくすると『勝つけれど退屈だ!』とまたベル爺が文句言ってやめさせることになるわよ〜きっとw

ベル爺の「バルサのように」とか「スペクタクルに」とか「ピッチを支配して」とかの理想って矛盾をはらんでいて、セリエAの中(そしてCLでも上に進めば進むほど)では結局は堅守速攻が一番勝ちやすく、パス連携のおもしろさ美しさを大切にして攻撃的に行くのと勝利と両立するのは難しいから、いつまでも見果てぬ夢。傲慢ロマンチストなベル爺…。近年のバルサがそれを成し遂げたのはやっぱり奇跡と思う。

なお、Gazzettaの最新メルカート『妄想』としては、いわゆるパラメーターゼロ(選手入れ替わりで資金できるだけゼロでメルカートと給料をあがなう近頃ガリお得意の倹約)メルカートだけでなく、大型補強のための資金捻出のための放出候補筆頭がボアテングだというもの。えええええ?って感じですが、かの紙によると「第1にフィジカルに大きな不安があること。第2にピッチ外の素行の悪さが治らないこと」だとか。

第2についてクラブがほんとにそれを気にして放出の理由にするか真偽のほどわからないけど、そんなこと新聞にマジメに書かれちゃうミランって…って、そこがおかしかったですw クラブトップはイタリア一お行儀が悪いのに、こんなに選手とクラブのイメージを守らせるクラブってそうないんじゃないだろうか。矛盾だらけのそこが愛しいw

なお、ブリンスはモウリーニョがシャビ・アロンソの隣にご所望だという噂。彼の価格が1800万ユーロ。それからシウヴァが4000万ユーロ(でもミランが離さないだろうと)。イブラはペップが来たら出て行くだろうと予想されててw 移籍金3000万ユーロくらいだろうけれど、それより30才で給料が900万ユーロはどんなにリッチなクラブでも厳しいだろうとの予想。これでしめてだいたい1億ユーロなんだって…。

選手に値札をつけて、この金額で売れればこの選手が買える…みたいなことはゲームでやるならいいけど、こんな風に実際の選手にあてはめて、他人(クラブ)のふところ具合をあれこれするのは私は苦手だなあ (;´д`)

(というか、現実を動かせないから、自由にやりたい気持ちを満足させるためにゲームをやると思うのだけど、それが逆転して、ゲームのような気持ちで現実を見て、自分の思い通りにならないからって憤慨するのは違うんじゃないかな〜と思うの。もちろん「アイツが欲しい、あの監督の戦術はダメで自分ならこうする!」っていう居酒屋談義(イタリアならバール談義)は大いにアリな楽しみだけど、動かせない現実にマジに怒っても… 遊び心があることが肝心ってことかしらね)